SEO・更新性・訴求力の課題を同時に解決するため、リブランディングとCMS導入でサービスサイトを刷新した事例｜Webサイト制作 / CMS・MAツール｜LeadGrid（リードグリッド）

リブランディングと運用改善により成長基盤を整えたサービスサイトの刷新

様が提供する音声通信プラットフォームInfiniTalkは、コンタクトセンター・コールセンター領域を中心に活用されてきたサービスです。もともとは自社BPOセンター向けに開発されたシステムでしたが、その機能性の高さから外部向けサービスとして提供が広がってきました。

独立したサービスとしての成長を見据え、ロゴ刷新と並行してサービスサイトの全面リニューアルを決定。あわせて、更新性と運用効率を重視し、コンテンツ管理が容易なCMSとして「LeadGrid」を導入しました。継続的な情報発信とマーケティング施策を支える基盤の構築が、本プロジェクトの目的です。

更新停滞と差別化不足が課題だった旧サイト

旧サイトでは、SEOやサイトスピードに改善余地があるだけでなく、長期間にわたってコンテンツ更新が止まっていました。Webマーケティングを強化したい意向はあったものの、更新作業のハードルが高く、リード獲得につながる施策を十分に展開できない状況でした。

また、CTI業界は競合が非常に多く、サービスの特徴や強みが伝わりにくいという課題もありました。InfiniTalkならではの価値や利用シーンを整理し、訪問者が直感的に理解できる情報設計が求められていました。

加えて、サイト経由の問い合わせは受注率が高く、月間目標件数の中でも重要なチャネルでした。そのため、サービス理解を促し、問い合わせにつながる導線設計が不可欠だと考えていました。

ブランド意図を反映したデザインと運用しやすいCMS設計

リニューアルでは、ロゴ刷新の意図を踏まえ、ブランドイメージを視覚的に統一。信頼感や安心感を軸に、サービスの特性が伝わるデザインへ刷新しました。情報を羅列するのではなく、訪問者が段階的にサービスを理解できる構成とすることで、差別化ポイントが自然に伝わる設計を行っています。

CMSには LeadGrid を採用し、更新作業を前提とした運用設計を実装しました。プレビュー画面を見ながら編集できる環境を整えたことで、専門知識を持つ担当者に依存せず、複数部署でサイトを活用できる体制を構築しています。

あわせて、画像や素材の最適化を行い、表示速度の改善にも注力。ユーザーにとってストレスのない閲覧環境を実現しました。

訪問者数2〜3倍、問い合わせ増加につながる成果

サイトリニューアル後、訪問ユーザー数は以前と比較して約2倍から3倍に増加しました。あわせて、サイト経由のインバウンド問い合わせも約1.5倍に伸びています。

表示速度の改善と情報設計の見直しにより、ユーザー体験が向上し、社内からもサイトの印象や使いやすさについて好意的な評価が寄せられました。ブランドイメージの刷新とあわせ、マーケティング施策を継続的に展開できる基盤が整ったといえます。

また、リード情報を営業部門だけでなく、バックオフィスやマーケティング部門でも共有しやすくなり、組織横断で活用できる体制が構築されました。

お客様からのメッセージ

以前のサイトは、更新が止まっており、改善したいと思っても手を入れづらい状態でした。また、競合が多い業界の中で、サービスの特徴や強みを十分に伝えきれていないという課題も感じていました。今回のリニューアルでは、ロゴ刷新とあわせてサービスサイト全体を見直し、InfiniTalkを独立したサービスとしてどう伝えるかを整理できた点が大きな成果だと感じています。

CMSについては、操作性と更新のしやすさを重視して検討しましたが、LeadGridは事前に伺っていた通り直感的に使える点が魅力でした。専門的な知識がなくてもコンテンツを追加でき、分からない点があればすぐに相談できる体制が整っているため、運用面での不安はありません。

今後は、SEOを含めたWeb施策を継続的に強化し、オーガニック検索からの流入と問い合わせをさらに伸ばしていきたいと考えています。今回のサイト刷新によって、長期的に育てていけるサービスサイトの基盤が整いました。引き続き、時代に合わせた情報発信を続けていきたいと思います。