専門的な技術力を発信できるメディア立ち上げを行い、採用や従業員エンゲージメントに寄与した事例｜Webサイト制作 / CMS・MAツール｜LeadGrid（リードグリッド）

概要

ポンプシステムから産業用機器、また医療領域から航空宇宙領域まで、幅広い分野での製品・サービスを提供している日機装株式会社様。

事業領域が専門的で、一般層への認知度の低さが課題となっていたため積極的に情報発信を行えるオウンドメディアの立ち上げを決定しました。

そのパートナーとしてGIGにご依頼いただき、担当者が直感的にコンテンツの更新を行えるCMS『LeadGrid』を導入いたしました。

課題・目的

社名と事業内容の認知度の低さが課題となっていました。また、手がけている事業領域が広いためそれぞれの部署が独立した一つの会社のようになっており、広報担当者が各事業部から最新情報を収集し、それを社内に発信する難しさも感じていました。

対社外では認知度を高めて会社のファンを増やしていくこと、そして対社内では情報を集約する仕組みの構築を目的にオウンドメディアの立ち上げを決め、『LeadGrid』を採用いただきました。

解決したこと

日機装様の「技術」と「働く人」にスポットを当てたメディアにするために、堅い印象になる技術寄りのデザインではなくサイト全体の明るさを意識し、親しみやすいデザインにしました。

また、コンテンツ領域の設計・制作も担当させていただきました。各事業部の担当者の方に採用強化や認知拡大など、現場で抱える課題を伺い、それらの課題に対してコンテンツのベストな方向性は何か、また最終的にどういったキーワード選定に落とし込むのかなど、綿密な初期設計に注力しました。実際のコンテンツでは、日機装様の技術力をいかに一般の方にも理解できるよう伝えるかが重要であったため、わかりやすい表現を意識して制作しました。

メディアをリリースしてからは、今までとは違う求職者層からの応募があったりと、採用活動にも良い影響が出ています。エージェントからは会社説明をするときに役立っているとの声もあり、候補者の採用意欲の向上にも繋がり、実際の紹介数や採用決定数も増えました。

お客様からのメッセージ

▲写真左下：日機装 山本さま　写真右下：泉澤　写真左上：向田　写真上中央：牧之瀬　写真右上：神藤

『LeadGrid』の導入の決め手はスピード感と真摯な対応、ニーズに合致したCMSであると感じたことでした。

GIGは最初にお問い合わせをしてから、その翌々日にはご提案をいただけたりと、とにかくご対応が一つひとつ早かったんですね。また、ご提案の内容自体も、もっと費用をかけた提案もできたかもしれないのに、当社が求める要件に適したご提案をしていただいたことで誠実な姿勢を感じました。

さらに、オウンドメディアはブログ形式のものを制作したいと依頼当初から想定していたため、機能が充実したLeadGridを導入すればゼロから構築するよりも時間と費用がかからないと感じました。これまでの制作実績からデザインも満足のいく水準で実装できると感じましたし、何よりもLeadGridは直感的に操作できるCMSのため、非エンジニアでも扱いやすいCMSだということはとても魅力的でした。

制作進行中はデザイン制作の進行がスムーズなことにまず驚きました。広報という仕事柄、これまでも様々な制作物を担当してきましたが、デザイン制作はなかなか思っていたものが出てこなかったりと、本当に難しいなと感じていました。

しかし、今回のプロジェクトではこちらがどういったものをイメージしているのかを引き出すために、いろいろとご質問していただき、ご提案も多くのデザインを提案するのではなく、こちらが選択しやすいよう厳選した提案をしていただけました。また、デザイン一つひとつの理由づけもされていて、納得感のあるご提案だったからこそ、満足のいくデザインに仕上がったと思っています。

実は、今回オウンドメディアの制作を依頼した中で一番心配だった部分はコンテンツ制作でした。過去に外部パートナーに記事制作を依頼したこともありましたが、仕上がった原稿を見て「伝えたいことと違う」と思ったことは少なくありません。弊社は展開している事業領域も広く、それぞれが専門性の高い分野であるため、外部の方に正しく理解いただいて、記事をつくってもらうことは今回も難しいのではないかと思っていたんですね。

しかし実際にGIGに制作していただいた記事は、直しも少なく、想定していたものと全く違うものになっているといったことは一切ありませんでした。事業理解を深めるためにいろいろと大変だったかと思うのですが、うまく記事にまとめてくださり、とても感謝しています。

仕上がったオウンドメディアは社内からの反響も良く、社内メンバーに取材を進めていく上でも、みんな喜んで協力してくれる雰囲気になっていて、とても取材進行がやりやすくなりました。

またメディアをリリースしてからは、今までとは違う求職者層からの応募があったりと、採用活動にも良い影響が出ています。そうした成果が出ているのを見ると、やはり日機装がどういう会社なのかを知ってもらう上で、メディアの意味は非常に大きいのだなと実感しています。

今後の展望としては、いままで日機装を知らなかった方に対して「世の中に役立つことをしている会社があるんだ」と知ってもらいたいですし、すでに日機装を知っている方にも日機装のいろいろな面を知ってもらえるメディアにしていきたいと考えています。日機装の想いに共感いただき、そこから新たな仲間が見つかるキッカケが生まれる場にしたいですね。