刑事弁護へのイメージを覆すデザインを制作し、解決事例も整理することで依頼や相談が増えた事例｜Webサイト制作 / CMS・MAツール｜LeadGrid（リードグリッド）

概要

刑事事件の被疑者や被告人の弁護に特化している法律事務所JIN国際刑事法律事務所様。刑事弁護のみを取り扱っている法律事務所は、日本では数少ない形態です。代表の上野様は、刑事弁護の現状を変えたいと思い、この分野での独立を決断されました。

そして、事務所設立にあたり、新規でコーポレートサイトの作成が必要となりそのパートナーとしてGIGにご依頼いただき、デザインの自由度とセキュリティの水準が高いCMSである『LeadGrid』を導入しました。

課題・目的

刑事弁護は他の弁護と比較すると優先度が低く、ボランティアに近い形で引き受けることがよしとされていました。そのため、担当する弁護士のモチベーションも高いとは言えず、刑事弁護業界全体に、泥臭く、誰にでもできるというイメージがついているそうです。

代表の上野さんは、このイメージを変えることを1つの目標として独立。その一歩目として、洗練されたデザインの事務所のコーポレートサイトの作成を希望されていました。

解決したこと

刑事弁護についている地味なイメージを払拭するため、まずサイトを見た人にどういったイメージを持ってもらいたいのかについて、詳しくヒアリングを行いました。

そこで「プロフェッショナル」「革新的」「スマート」といったキーワードが出てきました。そして、これらのキーワードに沿ったデザインを目指すことになり、サイトのキーカラーを青に設定しました。

最初は弁護士＝平和といったイメージから緑をキーカラーにする案も出ましたが、今回目指すサイトの方針として、落ち着いた青がより適していると判断しました。また、キーワードを表現するため、青の中でも明度が低いものを使用していたため、サイト全体が暗くならないように写真素材を多用しました。

結果として、従来の印象が一切ない、スマートなデザインのサイトに仕上がりました。

お客様からのメッセージ

独立をする以前から、刑事事件弁護に対するイメージや扱いには疑問がありました。弁護士業界の中でも、刑事事件弁護に対して、ボランティア精神で臨むことがよしとされている風潮があり、それに伴って担当する弁護士の仕事の質も下がっていました。

そういった背景もあり、刑事事件専門の弁護士事務所は、古い雑居ビルの中に事務所を構え、くたびれたスーツで仕事をしている、というイメージまでついてしまっていました。

そこで、今回独立をするにあたり、こういったイメージを覆す刑事事件弁護専門の法律事務所にすることを誓いました。そのためにはまず、Web上での事務所の顔になる、コーポレートサイトが重要になると判断しました。

以前から、とある知人の弁護士事務所のサイトがおしゃれだなと思っていました。そこで話を聞いてみると、GIGさんを紹介されました。

プロジェクトを通して、とにかくきめ細やかにスケジュールを立ててくださったので、いつまでに自分が何をするべきなのかを常に把握しながら進められました。また、私自身パソコンに疎い部分があったのですが、何か疑問があればすぐにSlackで返答いただけました。手取り足取りのサポートが嬉しかったですね。

サイトのデザインについても、私の希望を丁寧にヒアリングしていただいた上で作成いただきました。そのおかげもあり、「地味」「クオリティが低い仕事」といったイメージが払拭された「洗練された」「プロフェッショナル」なイメージを持ってもらえるようなサイトデザインになったと思います。サイトを見てくれた友人や同業者からも「おしゃれなサイト」と好評です。

また、デザインだけでなく、サイトの構成も非常にわかりやすいと思います。私が過去に担当した案件の事例を、細かく分類したうえで掲載してもらったため、サイトを訪問した人が抱える悩みに対して、適切な情報が掲載されているページまで迷うことなく辿り着けるようになっていると思います。

『LeadGrid』の使い勝手の良さもありがたいですね。パソコンの操作に慣れていない私であっても、迷うことなくとなくサイトの編集ができています。

今回、コーポレートサイトを一緒に作っていただいたおかげで、改めて自分の事務所の方針も振り返ることができて、事務所そのもののコンセプトも洗練させることができました。そして、このサイトが玄関口となり、依頼や相談もいただけるようになりました。GIGさんに依頼してよかったと、実感しています。