ワークショップを通し上流設計をロジカルに整理。各事業の情報を統合し、更新性も改善した事例｜Webサイト制作 / CMS・MAツール｜LeadGrid（リードグリッド）

概要

LMIグループ株式会社は、店舗空間の企画・実装やデータを活用した空間・運営改善の提案、リテールメディアサービスを提供し、空間価値の最大化に取り組む企業です。

もともと同社では事業ごとに会社が分かれており、Webサイトの管理・運営もそれぞれが行なっていました。そうしたなか、LMIグループとして1社に統合するに伴い、各事業のサイトを1つにまとめたコーポレートサイトの必要性を感じ、LeadGridを導入いただきました。

課題・目的

これまで事業ごとに会社が分かれており、Webサイトもそれぞれの事業会社で管理・運営を行っていました。しかし会社再編に伴い、LMIグループとして1社に統合。さらに今後上場などを見据えると、各事業のサイトを1つにまとめたコーポレートサイトが必要だと判断したことがきっかけでした。

さらに、サイトが複数に分かれていたことで「LMIグループが何をやっている会社なのかがわからない」といったお声をいただくなど、情報発信に課題感がありました。

そこで、展開している事業をしっかりと伝えることはもちろん、新サービスの情報含めて情報発信をより強化していけるコーポレートサイトをつくりたいと考え、LeadGridを導入いただきました。

解決したこと

最終的なサイトのイメージを固め、共通理解を得るためにワークショップを複数回実施。キーワードとなる言葉を抽出していきながら、サイトイメージに落とし込みつつ、デザイン案を決めていく際にもワークショップを実施することで、コピーやデザインなどの抽象度が高いものもロジカルに整理しました。

1つのコーポレートサイトに統合されたことで、メンバー自身もLMIグループがどういった会社なのかというのを理解できるようになり、「明るくて良いサイトだ」といったポジティブな意見も多く挙がりました。社外の方々からも多岐に渡る事業を正しく理解してもらえるようになりました。

お客様からのメッセージ

以前のサイト制作を担当してくれていた企業含め、3社ほど比較検討をしていました。そしてコスト感はもちろん、最終的な完成イメージがないなかでのスタートであったため、サイトイメージやコンセプト含め、上流設計から一緒に進めてくれる、またそのノウハウがある企業であるかどうかを比較ポイントとして見ていました。

そうしたなか、GIGは他社に比べて、ワークショップを実施するなど上流設計をどう組み立てていくかの道筋がしっかりしていて、ノウハウが蓄積されていると感じました。

抽象度の高いご提案をされる制作会社もあるなか、GIGからはロジカルに組み立てていくことが伝わる明確なご提案をいただけたことが大きな決め手となりました。

ワークショップは全部で9回ほど実施してもらいましたが、古典的なポストイットを貼ったりする形式ではなく、Figma（デザインツール）を使ったオンラインでの進行であったため、とてもやりやすかったです。

サイト統合前はもともと別会社だったこともあり、これまでは同じオフィスにいても、他事業が何をやっているのかについて知らないメンバーもいる状態でした。

しかし、いまは1つのコーポレートサイトに統合されたことで、メンバー自身もLMIグループがどういった会社なのかというのを理解できるようになりましたし、「明るくて良いサイトだ」といったポジティブな意見も多くありました。

さらに、以前まではCMSを使わずに、制作会社に情報の修正・追加を依頼する必要があり、非常に手間と時間がかかる運用となっていました。

いまでは自分たちでサイト更新ができるようになり、とても運用がラクになりましたし、LeadGridは直感的なUIで非常に操作しやすく、満足しています。とくに事例紹介などは営業メンバーが更新を担当していますが、特段使い方を説明せずとも営業メンバーだけで更新できており、非常に使い勝手の良いCMSだと感じています。

今後はより効率的に、かつさらなる情報発信の強化に努めたいですね。

マーケティングに活用することはもちろん、インナーブランディング強化のためこのコーポレートサイトを使っていければと思っています。