採用力強化を目的に更新性の高いCMSを導入し、自社で自由に情報発信できる体制を実現した事例｜Webサイト制作 / CMS・MAツール｜LeadGrid（リードグリッド）

概要

都心のオフィスビルを1フロア単位で販売する『区分所有オフィス※』をはじめ、さまざまな不動産事業や人材サービス事業を展開する株式会社ボルテックス。

これまではエージェント経由の採用がメインでしたが、エージェントに頼らない採用力の強化が課題になっていました。しかし、リニューアル前のサイトには更新性に課題があったため、採用サイトのリニューアルを決定。そのパートナーとしてGIGにご依頼をいただき、合わせてLeadGridを導入いただきました。

※「区分所有オフィス」は、株式会社ボルテックスの登録商標です。

課題・目的

エージェント経由の採用はコストがかかるため、自社の採用サイトから直接応募が来る状態を目指す必要がありました。しかし、リニューアル前のサイトは情報更新をするたびに修正依頼を外部の制作会社に依頼する必要があり、手間とコストがかかる状態でした。

サイトの更新性を向上し、採用力を強化するためには社内の現場メンバーでも更新できるような採用サイトにリニューアルする必要がありました。

解決したこと

LeadGridを導入したことで、社内で更新できる要素が増え、柔軟なカスタマイズ性と直感的な更新性を実現。積極的に情報発信できる土壌が整い、実際に求職者の方々からサイトに掲載している情報について関心を持たれる機会が増えました。

さらに、サイトで使用する写真もLeadGridチームで撮影を担当。トンマナをきっちり揃えることでスタイリッシュでありながら親しみやすさを感じさせるデザインを実現しました。

お客様からのメッセージ

これまではエージェント経由での採用が多く、大きなコストがかかってしまっていました。そのため、いかに自社の採用力を上げていくかが課題としてありました。

そこで将来的には自社の採用サイトから直接応募が来る状態を目指していました。ただ、前のサイトでは自社で更新することが難しく、制作会社に依頼する体制でした。そのため、組織図の変更や売上報告の更新、また退職したメンバーの写真差し替えなどにも、その都度コストがかかり、さらに作業によっては対応完了までに1ヶ月近く時間を要してしまうなどタイムラグもある状態でした。

当然ながら採用広報を進めていくうえで、採用サイトはブランディングの基軸となる重要なものであるため、自社に適したものにリニューアルしたほうがが良いだろうということで、今回のプロジェクトに至りました。

リニューアルにあたり、以前のサイトを制作した会社含めて複数社比較検討しました。費用感はもちろん、サイトの更新性の部分を重要視して探していたため、直感的な操作が可能なCMS『LeadGrid』が魅力的に見えました。操作性の良さは、とくに学習コストも必要なく現場メンバーでもサイトを更新できるものだと感じました。自社のブランドにあわせてデザインも自由にカスタマイズできるため、理想としていた採用サイトを実現できそうだと思えたことが決め手でした。

実際のプロジェクト進行においても、理想の完成形イメージがこちら側でもつかめていないなか、GIGさんはうまく意図を汲み取っていただきました。ワイヤーフレームやデザイン案を拝見したときは、当社のことをこんなにも理解してくれているのかと驚きましたね。

そして日々採用活動のなかで、事業内容をどう伝えるかを試行錯誤していたのですが、今回GIGに制作いただいた事業紹介のページがテキストや図版、構成含めて非常に明確で……正直弊社で作成した会社紹介の資料より分かりやすいと感じています（笑）

的確に情報整理いただいたことは期待以上でしたし、大変助かりました。

なかでもデザインはとくに感動しました。弊社のコーポレートサイトはターゲットの特性上、硬い印象のサイトデザインとしています。そのブランドイメージとあわせつつも、採用サイトは学生らがターゲットになるため、親しみやすさを感じるものにしたいと思っていました。

その辺りもうまく調整いただき、たとえば人物の写真で温かみを出したり、当社のブランドカラーであるブルーを基本にしつつ、アクセントカラーとしてオレンジをサイト読み込み時に表示させることでオシャレな印象になっていたりと、硬すぎず、柔らかすぎない、バランスの取れたサイトデザインになったと感じています。

実際にLeadGridを触ると、固定ページやコンテンツ、各種テキスト、ボタンなど、自分たちで更新できる部分が多く、そのカスタマイズ性は想像以上でとても助かっています。

以前までは情報更新するにもコストと時間がかかっていたため、情報発信にプレッシャーがありましたが、いまは手軽に発信できるため、気持ち的にも安心感があります。

サイトリリース後は求職者の方々に見ていただけている機会が確実に増えていると実感しています。

たとえば、これまでは求職者の方とお話をしていても、採用サイトが話題になることはほぼありませんでした。しかし、リニューアルをして情報量が増えたからか、サイトに書かれている内容について聞かれる機会が増えていますね。

また、社内からも「内容が充実した」「わかりやすくなった」と声が多く上がっており、社内で自由に更新できるページが増えたことで今後こうしたい、こういったコンテンツを出していきたいといった議論が生まれています。

理想のサイトが完成しましたが、これで終わりではなく、更新性のあるサイトを手に入れられたからこそ、スタート地点に立ったという感覚です。サイトへの流入施策を検討するなど、さまざまな施策を展開していきたいと考えています。