SalesForceで何ができる?特徴や導入のポイントについても|Webサイト制作 / CMS・MAツール|LeadGrid(リードグリッド)

SalesForceで何ができる?特徴や導入のポイントについても

目次

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もっと、効率的にしたい担当者の方へ

LeadGridは、1,500社以上のサイト制作・マーケティング支援の経験から生まれた、専門知識がなくても簡単に使える国産CMS・マーケティングツールです。上場企業から中小・ベンチャーまで様々な企業にご利用いただいております。

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Salesforce(セールスフォース)は、世界中の企業が活用するクラウド型CRMソフトウェアで、顧客関係管理を効率的に行うことができます。

この記事ではSalesforceの特徴や、どのような企業におすすめなのかをご紹介します。さらに、Salesforceを使ってできる機能、料金プランや費用、導入時に注意すべきポイントもまとめています。Salesforceを使って営業を加速させ、競合他社に差をつけましょう。

SalesForce(セールスフォース)とは?

SalesForceは、世界的なクラウド型CRM(Customer Relationship Management:顧客関連性マネジメント)ソリューションです。企業が顧客や案件、見込み客の一元管理を行うことを助け、売上を向上させることができます。

SalesForceは営業、カスタマーサービス、マーケティング、アプリケーション開発など、多岐にわたる機能を提供しており、組み合わせにより事業のあらゆるシーンをサポートします。

SalesForceの特徴

SalesForceは数多くの企業に利用されています。例えばマーケティング市場・CRM市場・営業支援市場・カスタマーサービス市場など数多くの領域でトップシェアを誇ります。そんなSalesForceの特徴は、以下の5つです。

クラウド型サービス

インストールやアップデートが不要で、インターネット環境があればどこからでもアクセス可能。またAPIを介して他社ツールとの連携も自由にできる。

統合型CRM
SalesForceはさまざまな専門ツール群によって構成されており、必要に応じてツールを組み合わせて使用できる。
機能の豊富さ
顧客情報管理から営業管理、マーケティングオートメーションまで、幅広い機能を提供しており、カスタマイズ性が高い。
柔軟な拡張性
サードバーティ製アプリケーションのインストールでシステムのカスタマイズが可能。また独自のアプリケーションを開発し、SalesForceプラットフォームに追加することもできる。
セキュリティ
Salesforce Shieldによりデータの使用状況の監視や機密データの暗号化など高いセキュリティ対策が施されており、データの安全性を確保している。

これらの機能があることで、BtoC・BtoBの営業活動に効果を発揮できます。新規顧客の獲得から育成まで幅広く支援します。さらに年3回のバージョンアップの際には、多くの顧客の要望を取り入れるため、年々使いやすくて効果を発揮しやすい商品に進化しています。

SalesForce の代表的なサービス

SalesForceでは数多くのサービスを提供しています。

一つずつ見てみましょう。

Sales Cloud

Sales Cloudの主な機能は以下の通りです。

  • 商談管理
  • 顧客管理
  • 見込み客管理
  • 営業プロセス管理
  • 売上予測
  • レポート出力
  • モバイル連携

つまりSales Cloudは、 これらの機能を通じてCRM(顧客管理ツール)あるいはSFA(営業支援ツール)の機能を果たしますCRMでは取引先企業の基本情報をはじめ担当者情報、営業担当が収集した独自の情報を管理する機能があります。また顧客と案件情報を一元化することで、会社全体に情報や知見の共有が可能になります。

一方のSFAでは営業効率を高めることで商談時間の短縮化、受注率の上昇、案件の増加に貢献します。

Service Cloud

Service Cloudは 顧客満足度や顧客ロイヤリティの向上を叶えるカスタマーサービス支援ツールです。コンタクトセンターの顧客情報を一元化できることはもちろん、電話、Webチャット、SMS、Facebookなどを統合して管理できるため、お客様に適切なコミュニケーションを取ることができます。

例えばお客様からの簡単な質問はヘルプサイトサイトやチャットの自動応対に誘導し、有事の際は担当者に対応を振り分けることで、対応を受ける側も対応する側も負荷のないコミュニケーションが可能になります。

またマネージャーはチームの対応状況をモニタリングで随時把握できるため、訪問対応が発生した際にタスクが空いているメンバーを確認してスムーズにアサインできるのも便利な機能の一つです。

Marketing Cloud

Marketing Cloudは SalesForceが提供するマーケティングプラットフォームで、

  • MAツール
  • カスタマーデータプラットフォーム(CDP)
  • 顧客ロイヤリティツール
  • 広告最適化ツール
  • マーケティング分析ツール顧客体験最適化ツール

などのツールが含まれます。

これらの機能と先述したSales CloudのCRMに蓄積したデータを掛け合わせれば、顧客に対してOne to Oneマーケティングが可能になります。具体的にはメールやSNS、Webなど様々なチャネルでの顧客行動が把握できるため、適切なタイミングで適切なメッセージで顧客とより深いコミュニケーションが取れるようになります。

Marketing Cloud Account Engagement(旧 Pardot)

Marketing Cloud Account Engagementは BtoB向けのMAツールで、データを根拠にしたマーケティング施策が可能です。さらにホットリードの見極めやリードナーチャリングもできるため、リードや成約の増加に貢献できます。

Salesforce Platform

Salesforce Platformではアプリケーションの構築から実行、管理、最適化を可能にするため、 営業活動を自動化することができます。たとえパッケージ化されていない製品やSaaSで提供されていない場合でも、ローコードツールで簡単にアプリケーションを作成できるため、優れた顧客体験を提供することが可能になります。

Loyalty Management

Loyalty Managementは、SalesForceが提供する 顧客ロイヤリティ向上ツールで、会員向け割引やキャンペーン情報の提供など、適切なエンゲージメントを実施でき、顧客満足度の向上に貢献します。

Data Cloud For Marketing

Data Cloud For Marketingは、 社内に散財する様々なシステムからデータを収集し、統合して顧客プロファイルを作成するカスタマープラットフォーム(CDP)です。プロファイルを活用すれば、顧客へ正確なコミュニケーションが取れるため、優れた顧客体験を提供できます。

Salesforce Data Cloud

Salesforce Data Cloudも 同じくカスタマープラットフォーム(CDP)です。データベースから情報を一元化して、顧客をリアルタイムで整理してくれるのが魅力です。顧客理解が深まることで、セールス、マーケティング、カスタマーサポート、さらには顧客分析に貢献します。

Marketing Cloud Advertising

Marketing Cloud AdvertisingとはAIを活用したクラウドベースのデジタルマーケティングプラットフォームである Marketing Cloudが提供する広告エンジンです。

具体的には、自社の顧客データを活用して「広告キャンペーンと関連性の高そうなセグメント」を生成します。そしてこのセグメントに対しFacebook、Google、Instagram、Twitter、そしてYoutubeで広告配信が可能です。このような効率的な広告投下によって新規顧客の獲得、ROI向上、顧客エンゲージメント向上が期待できます。

Marketing Cloud Intelligence

Marketing Cloud Intelligenceを使用することで、 マーケティングデータの接続、調和、可視化することができ、より効果的なマーケティング活動が可能になります。

具体的にはキャンペーンの効果を最適化し、リアルタイムでインサイトを検出することで、より顧客目線に近いマーケティング施策が実施できます。

Marketing Cloud Personalization

Marketing Cloud Personalizationを利用することによって ユーザーの行動履歴を元に顧客一人ひとりに適切な対応ができるようになります。具体的には、ページの閲覧履歴やECサイトの商品閲覧履歴によって、ページの出し分けや商品の取り替えができるようになり、Webサイトの効果向上に貢献します。

Commerce Cloud

Commerce Cloudは コマースビジネス強化のための成長エンジンです。ECサイトの構築からオンラインショッピングを作るための機能が網羅的に備わっており、BtoB、BtoCそれぞれのプランがあります。

Net Zero Cloud

Net Zero Cloudは 企業のサステナビリティ活動を支援するためのESG(環境・社会・ガバナンス)管理ソリューションです。温室効果ガス排出量の予測分析や適切な目標設定、リアルタイムでの進捗を追える機能が備わっています。

Salesforce Platform

Salesforce Platformはアプリケーション開発の実行基盤となるクラウド型サービスで、 ビジネスアプリケーションの開発に必要な機能を網羅しています。これによりSaleforceで動作するアプリケーションの設計・構築、実行や管理、最適化が可能になります。

AI Cloud

AI CloudはSalesforce上で動く エンタープライズ向けの生成AIです。Saleforce内の顧客データから適切なメール文章を作成したり顧客応対内容を自動で作成したり、顧客に適したコンテンツや商品の出しわけを可能にします。

Sales Cloud、Marketing Cloud、Service Cloud、Commerce Cloudなどのあらゆる製品に対応していることも特徴の一つです。

AppExchange

AppExchangeは Salesforce専用のアプリケーションストアです。Salesforceの利便性や業務効率をあげるためのアプリをダウンロードでき、様々な昨日の拡張やカスタマイズが可能になります。

SalesForce(セールスフォース)でできること

SalesForceでは、主に次の13個の機能を目的に導入を検討する企業が多いといえます。

  1. 顧客情報管理
  2. 営業管理
  3. 部門間連携
  4. カスタマーサービス
  5. マーケティングオートメーション
  6. 分析・レポート
  7. アプリケーション開発
  8. 高度なセキュリティ
  9. カスタマイズと拡張
  10. 導入後の手厚いサポート
  11. データドリブンな経営の実現
  12. One to Oneの顧客対応の実現
  13. 社員の適正評価

1. 顧客情報管理

SalesForceでは、 顧客情報を一元管理し、関連情報や履歴を簡単に閲覧・管理できます。これにより、担当者レベルを超えて部門レベルで情報共有が可能になります。

さらに一人の顧客に対して誰もが同じ情報を確認できることで、心地よい顧客体験をレベニュー組織(マーケティング、インサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセスや各オペレーション部門、パートナーサクセスなど)全体で実現できます。

このように顧客とのコミュニケーションが円滑になることで、営業活動やマーケティング戦略の効率化が図れます。

2. 営業管理

営業プロセスの進捗状況や営業成績を一覧で確認できるため、営業チームの効率を向上させることができます。具体的には予算や案件の進捗状況や、営業チームが注力している業務など、営業活動に重要な情報を誰でも一目で分かるようになります。さらに営業部内でナレッジの共有が可能になるため、トップセールスのノウハウをチーム全体で共有できるようになり、社員育成だけでなく全体売り上げ向上に貢献することが期待できます。

また他社競合の情報も分かるため、自社の強化すべきポイントが分かり、より生産性の高い営業が可能になります。

3. 部門間連携

Salesforce導入の最も大きなメリットの一つは、 部門間の連携がスムーズになることです。Salesforceという一つのプラットフォームでリアルタイムで情報共有できるため、マーケティング部や営業部、カスタマーサービス部と連携しやすくなります。

4. カスタマーサービス

カスタマーサービス機能を活用することで、 顧客からの問い合わせやクレーム対応を効率化できます。

顧客対応履歴を一元管理し、適切なサポート対応や問い合わせの解決を迅速に行うことができます。

5. マーケティングオートメーション

SalesForceのマーケティングオートメーション機能を活用することで、 効果的なマーケティングキャンペーンを実施できます。

顧客情報をセグメント化し、ターゲットに合わせたコンテンツを配信することが可能です。

6. 分析・レポート

SalesForceでは、 事業戦略や改善策をデータに基づいて策定できます。

営業成績やマーケティング効果、顧客対応の状況などを可視化し、意思決定の根拠として活用できます。

7. アプリケーション開発

SalesForceプラットフォームでは、 独自のアプリケーションを開発し、組織に合わせた機能を追加することができます。

これにより、企業独自のニーズに対応したシステムを構築することが可能です。

8. 高度なセキュリティ

Sales Forceには 複数の高度なセキュリティ機能が搭載されています。例えばログインできるIPアドレスはプロファイルごとに設定できるため、社内のログインを制御することも可能です。

マーケティングでは多くの顧客情報を扱うため、情報漏洩は絶対あってはなりません。その点、Sales Forceは高度なセキュリティ対策があるため、安心して利用できます。

9. カスタマイズと拡張

SalesForceは 高いカスタマイズ性を持っており、企業の業務プロセスや要件に合わせてシステムを構築できます。

また、サードパーティ製のアプリケーションやプラグインを組み込むことで、機能を追加・拡張することができます。

10. 導入後の手厚いサポート

SalesForceでは、 オンライン学習やエキスパート、販売パートナーによる使い方のサポートを受けられるため、システム導入が初めてという企業でも安心して利用を開始できます。またSalesForce を活用したビジネス成功のためのサポートも受けられるため「導入したら終わり」ではなく、SalesForceの活用領域を継続的に広げられるでしょう。

さらにプランによっては24時間365日で対応しているサービスもあります。

11. データドリブンな経営の実現

Salesforceを導入することで、 売上データやマーケティングデータ、WEB解析データなど、データに基づいて判断・アクションする「データドリブン」な企業文化や体制構築に貢献できます。これにより、今までは「なんとなく」でやっていた営業活動をデータという根拠に基づき活動できるので、競合他社に差をつけられるでしょう。

データドリブンな意思決定はPDCAを回すことでより精度の高い成果が得られます。

12. One to Oneの顧客対応の実現

SalesForceなら先述したAI Cloudの機能で、 生成AIデータをもとに顧客一人ひとりに合ったコミュニケーションを取ることが可能になります。これにより商品開発・市場投入・フィードバックのプロセスをスムーズに回せるため、結果として顧客満足度の向上に繋がります。

13. 社員の適正評価

Salesforceには、社員一人ひとりの目標の進捗状況やフィードバックなど進捗を把握する「目標管理・進捗管理機能」が搭載されています。これにより 人材を適正に評価できるようになります。

また、Salesforce上には全ての社内や顧客とのやりとりが蓄積されているため、社員一人ひとりがどの程度アクションを起こしたかが把握できます。つまり数字だけでなく、行動面でも社員を評価できるようになります。

Salesforseのメリット

Salesforseを利用するメリットは、以下が挙げられます。

ここでは、それぞれのメリットについて順に解説します。

気軽に導入しやすい

Salesforceは自社サーバーが不要なクラウド型の顧客管理システムです。そのため、 サーバー構築や管理、導入の手間やコストがかかりません。

自社に合わせて機能を選んでカスタマイズや拡張もできるので、導入時の初期費用を抑えられる点もメリットのひとつです。

社内に専門知識のある担当者がいない場合でも、サポートを受けながら低価格で運用・管理しやすいでしょう。

カスタマイズの自由度が高い

Salesforceは、 カスタマイズの自由度が高く、事業用途や規模に合わせて必要な機能を追加・拡張することができます。

また、Microsoft Officeなどの基幹システムとの連携や、社内の既存システムとつなげることも可能なので、さまざまな用途で活用できることも特徴です。

機能をカスタマイズして変更しながら運用できるので、現場や利用環境に応じて柔軟に活用できるのは大きなメリットと言えるでしょう。

サポート体制が充実している

Salesforceには、 ベーシックとプレミアムプランの2種類のサポートサービスが用意されています。ベーシックでは、利用者同士のコミュニティに参加でき、解決方法を質問・回答することが可能です。

プレミアムでは、24時間オンラインでサポートを受け付けており、必要に応じて専門家による個別サポートや電話対応を受けられます。

また、導入や社内教育に使える学習体験プログラムも用意されているため、研修や社内教育が必要な場合にも安心して導入が可能です。

マルチデバイスに対応している

Salesforceは、 パソコンに限らずスマホやタブレットなど様々なデバイスに対応可能です。

社内外問わず、スマホやタブレットからアクセスできるので、生産性の高い営業活動が可能になります。

リアルタイムで顧客情報が可視化できるため、スピーディーな対応ができるでしょう。

セキュリティが徹底されている

Salesforceには、 高度なセキュリティシステムが搭載されています。そのため、複数のセキュリティ機能を使って情報漏洩に万全の対策を取ることが可能です。

暗号化とサーバー認証の両方を使用したデータ保護によって、常にシステム状態をチェックしています。また、ログインできるIPアドレスはプロファイルごとに設定できるため、IPアドレスの許可がなければログインはできません。

Salesforceであれば、セキュリティ面で安心して導入できるでしょう。

SalesForceがおすすめの企業

SalesForceは、以下のような企業におすすめです。

顧客情報を一元管理したい企業

Salesforce Data Cloud(SalesForceのCRM機能)を活用することで、 顧客情報を一元管理できます。

顧客の履歴や取引情報、連絡先などをまとめて管理し、営業活動やマーケティング戦略に活用することが可能です。

営業活動の効率化を図りたい企業

SalesForceを用いて 営業チームの管理や進捗確認が行えます。これにより、 営業活動の効率化や営業成果の向上が期待できます。

また『Salesforce Einstein』の利用によるAI技術を活用した営業支援機能も導入されており、営業活動をさらに効果的に行うことができます。

顧客対応の質を向上させたい企業

Service Cloud(カスタマーサービス向けツール)を活用することで、 顧客からの問い合わせやクレーム対応を効率化できます。

顧客対応履歴の一元管理により、迅速かつ適切なサポート対応が可能になり、顧客満足度の向上が期待できます。

マーケティング活動の効果を最大化したい企業

Marketing Cloud(マーケティングオートメーションツール)を活用して、 ターゲットに合わせたコンテンツ配信やリード管理を行うことができます。

これにより、マーケティング活動の効果を最大化し、売上向上につなげることができます。

ビジネスプロセスをデータに基づいて最適化したい企業

SalesForceの 各ツールに備わった分析・レポート機能を活用し、営業成績やマーケティング効果、顧客対応の状況などを可視化することができます。

これにより、データに基づいた意思決定や改善策の策定が可能になり、ビジネスプロセスの最適化が実現できます。

Salesforce(セールスフォース)の料金プラン

SalesForceにはたくさんのツールがあり、それらを組み合わせることでビジネスをサポートします。

ここでは主要な5つの機能とそれぞれの料金プランについて解説します。

Sales Cloud

Sales Cloudは、 営業管理を効率化するための機能が集まったプランです。

営業チームの活動管理やリード管理、商談管理などが可能です。Sales Cloudには5つの料金プランが用意されています。

Starter

月額3,000円(税抜)/ユーザー

Professional

月額9,600円(税抜)/ユーザー

Enterprise

月額19,800円(税抜)/ユーザー

Unlimited

月額39,600円(税抜)/ユーザー

Einstein 1 Sale

月額60,000円(税抜)/ユーザー

Sales Cloudの詳細はこちらから

Service Cloud

Service Cloudは、 カスタマーサービスを効率化・最適化するための機能が揃ったプランです。

顧客対応の管理や知識ベースの構築、顧客満足度の分析などができます。Service Cloudの料金プランは以下の通りです。

Starter
月額3,000円(税抜)/ユーザー
Professional
月額9,600円(税抜)/ユーザー
Enterprise
月額19,800円(税抜)/ユーザー
Unlimited
月額39,600円(税抜)/ユーザー
Einstein 1 Service
月額60,000円(税抜)/ユーザー

Service Cloudの詳細はこちらから

Marketing Cloud

Marketing Cloudは、 マーケティング活動を一元管理・最適化するためのプランです。メールやソーシャルメディア、広告などのマーケティング活動を効果的に管理できます。

Marketing Cloudの料金プランは提供される機能や範囲によって異なります。

Marketing Cloud Personalization
年間1,080,000円から(税抜)/組織

Marketing Cloud Engagement

月額150,000円から(税抜)/組織
Marketing Cloud Account Engagement
月額150,000円から(税抜)/組織
Data Cloud for Marketing
年間12,960,000円(税抜)/組織
Marketing Cloud Intelligence
月額360,000円から(税抜)/組織
Loyalty Management
月額2,400,000円から(税抜)/組織

Marketing Cloudの詳細はこちらから

Marketing Cloud Account Engagement (旧Pardot)

Marketing Cloud Account Engagement (旧Pardot)は Marketing Cloudにオプションとして含まれる、BtoBマーケティングオートメーションに特化したプランです。

リード管理やメールマーケティング、リードスコアリングなどの機能が含まれています。

以下の6つの料金プランが用意されています。他プランと違い、ユーザーごとではなく企業ごとになる点に注意しましょう。

Marketing Cloud Personalization
年間1,080,000円から(税抜)/組織
Marketing Cloud Engagement

月額150,000円から(税抜)/組織

Marketing Cloud Account Engagement
月額150,000円から(税抜)
Data Cloud for Marketing
年間12,960,000円(税抜)/組織
Marketing Cloud Intelligence
年間360,000円から(税抜)/組織
Loyalty Management
月額2,400,000円から(税抜)/組織

Marketing Cloud Account Engagement (旧Pardot)の詳細はこちらから

関連記事:Pardotでできることは?特徴や導入の注意点について解説

Commerce Cloud

Commerce Cloudは、 オンラインショッピングやオムニチャネル対応のためのプランです。ECサイトの構築や運営、在庫管理、支払い・配送などの業務を効率化する機能が含まれています。

料金プランはお問い合わせが必要で、企業のニーズに応じてカスタマイズされるため、詳細な金額は異なります。

【料金プラン】要問い合わせ

 Commerce Cloudの詳細はこちらから

SalesForce(セールスフォース)導入のポイント

SalesForce導入の際には、以下のポイントに注意することが重要です。

ニーズの明確化

ニーズが明確になっていないと苦労して導入したSalasForceが現場に全く使われない、ということも。

導入前にどのような課題を解決したいのか、目的は何なのか、どの機能が必要なのかを具体的に明確にしておくことが大切です。

社内体制の整備

SalesForce導入にあたっては、 ワークフローを組み直す必要があることもあります。今までのワークフローで業務が回っているところに、ただ新しいツールを足すのは現場の負担につながります。

SalesForceを組み込んだワークフローを組めるよう担当者を決め、社内での役割分担や情報共有の仕組みを整備することが重要です。

カスタマイズ・拡張ありきで費用を考える

SalesForceの利用には ライセンス費用だけでなく、自社の業務プロセスや要件に合わせたカスタマイズ・拡張し、効果的なシステムを構築するための初期費用も必要です。

パートナー企業や開発会社に対し、全体でいくらかかるかの全体像をあらかじめ聞いておきましょう。

Salesforceを導入する上での注意点

Salesforceを導入する際は、以下の点に注意しましょう。

ここでは、それぞれの注意点について解説します。

仕事の進め方が変わることへの不満が募りやすい

自社システムから切り替えをする際は、移行に馴染めず不満の声が上がることも少なくありません。これは以前のシステムの使用期間が長ければ長いほど不満度は高いものです。 この 不満を解消するために、導入前に「SalesForceを導入することでできること」や「今後のビジネスに及ぼす重要性」について社員に理解してもらうよう、周知を徹底しましょう。

また社内のデータを利用するにしても、入力内容が不正確だったり入力の方法がバラバラだったりする場合もあります。このようにデータがきちんとしていないと期待している成果を出すことができません。そこで導入前に、社内にはどんな形のデータがあるかを把握し、様式を合わせたり情報を最新化するなどデータスクリーニングを行いましょう。

成果が出るまで時間がかかる

Salesforceに限らず、マーケティングツールは顧客データを蓄積したり、データにもとづいて施策を展開したりする必要があります。

そのため、 導入から成果が出るまでタイムラグが生じるケースもあり、少ないデータ量では十分な効果が得られないケースも考えられます。

使いこなすにはスキルが必要になる

Salesforceは機能性が高いため、すべての機能を使いこなすには一定のスキルが必要です。またSalesforceは機能が多い分、本来であれば自社環境にとってオーバースペックな機能も導入することでかえって使いづらくなる場合もあります。入力作業が増えてしまい、本来の業務ができなくなっては本末転倒です。

企業によっては、Salesforceに精通した社員を採用するケースも見られます。 Salesforceを効率的に運用するには、社内研修を重ねてスムーズに運用できるよう事前準備が必須と言えるでしょう。そのためにもSalesForceが提供しているアフターフォローサービスを積極的に利用することが重要です。

現場の声をヒアリングしすぎる

導入に際し、顧客と第一線で接する営業担当の意見を聞くことは重要ですが、Salesforceを活用する上で全ての要望を聞き入れると使いづらいシステムになる恐れも否定できません。 Salesforceを導入する目的は営業活動の管理・効率化であることを念頭に、ヒアリングする側がある程度先導する必要があるでしょう。

経営層・責任者が活用していない

いくらWeb担当者主導でsalesforceを導入しても、経営層・責任者が何の反応も示さなければ社内の利用への士気が下がるものです。 このような事態を回避するためには、スタッフが集めた情報を責任者がしっかり分析し、社員にフィードバックする必要があります。

SalesForceの活用を活性化させる方法

社内でSalesForceの活用を促進するために、2つの行動を取りましょう。

  • 上司や責任者が活用を指示する
  • 活用した社員にインセンティブを与える

一つずつ見てみましょう。

上司や責任者が活用を指示する

先述した通り、SalesForceの利用を社内で浸透できるか否かは経営層や責任者の行動にかかります。そこで 上司や責任者が正式に「普段からシステムに触れること」を指示し、システムに慣れる意識づけを社員に促しましょう。その際に、salesforceを導入した目的(例えば会社の利益を向上させることなど)を訴えかけることも大事です。

活用した社員にインセンティブを与える

日頃の利用を促すためには、インセンティブ制度の設立も効果的です。インセンティブと一言でいっても、金銭的な内容の他に人事評価の一つの要素にも活用するのも手段の一つです。その他にも良い活用事例を社内でプレゼンする機会を設けインセンティブを与えるのも効果的です。

SalesForce(セールスフォース)でBtoBマーケを加速しよう

SalesForceを活用することで、BtoBマーケットにおいても競争力を高めることができます。

顧客情報の一元管理や営業チームの効率化、カスタマーサービスの向上、効果的なマーケティング戦略の実施など、様々な機能を駆使してビジネスを加速させましょう。

また、導入後も継続的な研修や教育を実施し、全社員がSalesForceを効果的に活用できる環境を整えることが重要です。

LeadGrid株式会社GIGがWebサイト制作の際に利用するCMSで、コーポレートサイトやサービスサイト、オウンドメディアなど多くのWebサイトに利用可能です。

LeadGridはリード獲得に特化しており、フォーム作成やホワイトペーパーなど自動ダウンロードに対応しています。

またLeadGridはSalesForceとAPI連携が可能で、獲得したリードをファネルの中に入れて、マーケ部門と営業部門で共有をする、といったことも可能です。

SalesForce商品群中に用意がない、リードを創出しSalesForceに橋渡しをするためのWebサイトをLeadGridで作成しませんか?

WEBサイトの構築・運用を
もっと、効率的にしたい担当者の方へ

LeadGridは、1,500社以上のサイト制作・マーケティング支援の経験から生まれた、専門知識がなくても簡単に使える国産CMS・マーケティングツールです。上場企業から中小・ベンチャーまで様々な企業にご利用いただいております。

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記事を書いた人

LeadGrid BLOG編集部
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LeadGrid BLOG編集部は、Web制作とデジタルマーケティングの最前線で活躍するプロフェッショナル集団です。Webの専門知識がない企業の担当者にも分かりやすく、実践的な情報を発信いたします。

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