【2023年】Webデザイントレンド25選|Web制作の流行りを先取りしよう|Webサイト制作 / CMS・MAツール|LeadGrid(リードグリッド)

【2023年】Webデザイントレンド25選|Web制作の流行りを先取りしよう

目次

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「Webデザインのトレンドを知りたい」とお考えの方はいませんか?

Webサイトを新規で作成したい、リニューアルしたいと考えている方の中には、トレンドを押さえたおしゃれなものを作って「他社と差をつけたい」と考えている人もいるでしょう。

そこでこの記事では、2023年のWebデザインのトレンドについてお伝えします。トレンドの傾向や具体的な技術を紹介していきますので、Webサイトを作成するときの参考にしてください。

2023年のWebデザイン、トレンドの傾向は?

 Webデザインのトレンドは、刻々と変化しています。とはいっても、まったく新しいデザインが急に流行るというのではなく、既存のデザインが少しずつ変わっていくイメージです。異なる技術の良い部分を融合させたり、デザインの一部に手を加えたりしながら、新しいデザインが生み出されています。

また過去流行り、廃れたデザインが若干形を変えて再度流行することもあります。

2023年流行中の具体的なWebデザインを紹介する前に、Webデザインにおけるトレンドの傾向は次の3つです。

  • 誰でもストレスなく閲覧できるデザイン
  • 記憶に残る没入感のあるデザイン
  • トレンドカラーである「ビバマゼンタ」と「ルミナスイエロー」
  • AI(人工知能)を活用したデザイン
  • SDGsを活用したデザイン

ユーザーがストレスなく閲覧できるデザイン

2023年のWebデザイントレンドとして、ユーザーが閲覧しやすいと感じるデザインが挙げられます。具体的には以下のようなデザインです。

  • 視覚的に理解しやすいデザイン

  • 誰にでも読みやすいテキストデザイン

  • ユーザーが知りたい情報にたどりつきやすいデザイン

ユーザーは毎日多くのWebサイトから情報を得ています。今やスマートフォンだけで多くの情報を手に入れられるため、ひとつの情報を得るために使う時間はそう多くないでしょう。

また、ユーザーはさまざまなWebサイトに興味をもつことから、ひとつのWebサイトに滞在する時間も長くはないと考えられます。

そういった傾向を受け 「ユーザーに少しでもWebサイトをみてもらうためには、ユーザーがストレスなく閲覧できるWebサイトが大切」と考える企業が増えているようです。

また、デジタル庁の配布する「ウェブアクセシビリティ導入ガイドブック」には、多様なユーザーに対しアクセシビリティを均一的にするためのガイドラインが記載されています。近い将来では、ユーザビリティでさえも定義づけされ、それらに準じたデザイン制作が主流となるかもしれません。

ユーザーに余計なストレスをかけないデザインは、2023年に必須といえるでしょう。

ユーザーの記憶に残る没入感のあるデザイン

ユーザーの記憶に残りやすいデザインも、2023年のWebデザイントレンドです。

ユーザーは毎日多くのWebサイトを閲覧しているため、 無難すぎるデザインだと記憶に残りません。ユーザーの記憶に残り、再度訪問してもらえるようなWebサイトを作るには、没入感を高めるようなデザインを意識することが大切です。

没入感とは、ユーザーがWebサイトに熱中し、その世界に入り込んでいく感覚を意味します。Webサイトが提供する世界観にユーザーを引き込めれば、成果にもつながりやすくなるでしょう。

2023年の流行色/トレンドカラーは「ビバマゼンタ」と「ルミナスイエロー」

毎年PANTONEとJAFCAの2つの組織から決められるトレンドカラー。 2023年のトレンドカラーは「ビバマゼンダ」と「ルミナスイエロー」です。

ビバマゼンダを選定したPANTONEは、ビバマゼンダを「赤系の自然に根ざし、新たな力強さを表現する色合い」「パワフルで力を与えてくれる」としています。

またJAFCAは「無理に気持ちを奮い立たせるのではなく、心がふと軽くなるような、ほっと息をつけるような色」としてルミナスイエローを選定したとのこと。

2023年のトレンドカラーであるビバマゼンダとルミナスイエロー、キャンペーンサイトなどにぜひ使ってみてはいかがでしょうか。

参考:
・PANTONE:Welcome to the Magentaverse
・JAFCA:2023年の色は、「やさしさに包まれるイエロー」

AI(人工知能)を活用したデザイン

ChatGPTやプラグインなどをはじめとするAI(人工知能)を活用したデザインが、今後のトレンドを左右するであろうと言われています。ただし、デザイナーの作成するデザインを補完するような活用方法にとどまるでしょう。

たとえば、アイデア出しに活用したり、AIモデルなどイメージ素材の生成をしてデザイン制作に活用できたりするなど、デザイン制作を効率化させる一つの手段となりえます。

このような、AIがクリエイティブ活動の効率化を図るツールとして活用される中で、自然とトレンドを作り出すようになるでしょう。

SDGsを活用したデザイン

SDGsを掲げる企業が増える中で、多様性を意識したデザインが流行しています。世界的に普及しつつあるSDGsは、共通言語としての活用ができるのがメリットです。特有の色や形を活用することで、地域や言語に関わらず、正しい意味合いで情報を発信・アピールできるでしょう。

とくにグローバル規模での事業展開を見据える企業にとっては、有用なデザインであると言えます。

トレンドを押さえたおしゃれなWebデザイン15選

ここからは、2023年流行中の具体的なWebデザインを紹介します。トレンドの傾向としてお伝えした「ストレスなく閲覧できるデザイン」や「記憶に残りやすいデザイン」も豊富です。

自社の良さをアピールするためにも、ぜひ参考にしてください。

3Dイラスト

▲出典:株式会社日本経済社 おしゃれさとインパクトが魅力の「3Dイラスト」。今までにも注目されてきたデザインですが、2023年は、2Dと3Dを組み合わせたり人物やキャラクターをデザインしたりしたものが注目されています。

3Dには、ユーザーの感覚に近く、情報がスムーズに伝わりやすい特徴があります。また、ポップで親しみやすい印象を与えやすいため、若い世代へ訴求したいWebサイトにも向いているでしょう。

グラスモーフィズム

▲出典:PYURU

「グラスモーフィズム」は、すりガラスのような質感が特徴のデザインです。Appleが2020年に「Mac OS Big Sur」をリニューアルした際、グラスモーフィズムを採用したことが注目されるきっかけになったといわれています。

奥行きや軽快さを兼ね備えたデザインで、洗練された印象を受ける人も多いでしょう。さまざまな色味との相性も良いため、アイデア次第で活用の幅も広がります。

ぼかした背景にテキストなどをのせることで、テキストが見やすくなる効果も期待できます。

パララックス

▲出典:株式会社GIG

「パララックス」は、スクロールに合わせてテキストや画像を変化させる演出方法です。

スクロールするたびに画面が変化するので、視覚的にユーザーの興味をひきたてる効果があります。一旦Webサイトに目をとめてもらえれば、情報も見てもらいやすくなるでしょう。

演出次第では、企業がユーザーに印象付けたいメッセージを際立たせることもできます。ストーリー性をもたせ、ユーザーに伝わりやすくすることも可能です。

パララックスは先進的でおしゃれな印象をもたらします。スタイリッシュなWebサイトを作りたい場合にもおすすめです。

タイポグラフィ

▲出典:Cactus if you can! 「タイポグラフィ」は文字デザインのこと。デザイン要素が強いものと読ませるためのものの2種類あります。

デザイン要素が強いタイポグラフィは、グラフィックと同様、視覚的なインパクトを与える効果が期待できます。デザイン的なタイポグラフィには明確なトレンドがあり、2023年のトレンドは「太め」かつ「大きめ」です。

シンプルなWebサイトにしたいけれど、ユーザーにインパクトを与えたいと考えている場合に適したデザインでしょう。

インタラクティブ・コンテンツ

「インタラクティブ・コンテンツ」は、Webサイトから一方的に情報を提供するのではなく、ユーザーが参加できるように設計されたコンテンツのことです。

Webサイトからの情報を閲覧するだけのものと異なり、ユーザーのニーズに細かく応えられるのが大きな特徴です。

その手法には、クイズ形式や診断テスト、見積もり計算などさまざまなものがあります。

今までにも同様の手法はみられましたが、AI技術の進歩などにより、今後インタラクティブ・コンテンツの精度もアップすると見込まれます

インタラクティブ・コンテンツの具体例として、「生涯学習のユーキャン」の「ぴったり講座診断」をご覧ください。

アイソメトリック

▲出典:天藤製薬株式会社「アイソメトリック」とは、ななめ上から見下ろしたイメージで描かれたデザインのことです。シンプルでわかりやすいデザインであるにもかかわらず、立体感やユニークさを感じさせることができます。

アイソメトリックを取り入れるとテイストに統一感が出るので、自社の世界観を伝えやすくなります。特にサービスとユーザーのかかわりのような、複数の異なる要素のつながりをイメージさせたい場面に効果的です。

ブルータリズム

▲出典:Badesaison 「ブルータリズム」は、大胆な色使いや斬新さが際立つ、刺激的な印象のデザインです。

もともとはむき出しのコンクリートやレンガなど、荒々しさが特徴の建築様式を意味していましたが、現在はWebデザインの世界でも注目されています。

ブルータリズムに決められた形式はありません。とにかく自由で大胆なデザインなので、インパクトの強さはバツグンでしょう。

非対称レイアウト

▲出典:積奏「非対称レイアウト」は、要素をあえて非対称にレイアウトすること。自由さやオリジナリティを演出できるデザインです。

非対称レイアウトを使い過ぎると、デザインが不安定になりやすく、ユーザーに違和感を与えてしまいかねません。

非対称レイアウトをおしゃれに見せるためには、安定感のある対称レイアウトと組み合わせることがポイントです。対称レイアウトの対称性をあえて崩すことで、メリハリが生まれ、デザインの幅が広がります。

モノクロ配色

▲出典:HODGE x PODGE「モノクロ配色」とは、白や黒といった無彩色のみをつかった色使いのことです。

 「無彩色だけだとインパクトに欠けるのでは?」と思う人もいるかもしれません。

しかし色があふれるWebサイトの中で、あえて色味をおさえたWebサイトは、ユーザーの目をひきやすいと考えられます。マウスオーバーで色を出現させたり、商品の色だけをみせたりといった演出方法も効果的です。

色味をおさえることで統一感が出るため、シンプルでスタイリッシュな印象を与えるでしょう。

ニューモーフィズム

▲出典:dribbble  「ニューモーフィズム」は、凹凸によって奥行きを表現するデザイン手法です。

ニューモーフィズムは、以前に流行った「スキューモーフィズム」という実物のようにみえる凝ったデザインに、立体感や装飾を最小限にした「フラットデザイン」、印刷物のような「マテリアルデザイン」の要素を取り入れたデザインです。

ムダのないスタイリッシュな印象を与えてくれるため、シンプルで洗練された世界観を演出したいWebサイトに向いています

データビジュアライゼーション

▲出典:Printful 「データビジュアライゼーション」は、図などを使ってデータをわかりやすく表現することです。

数字や文字の羅列は、ユーザーにストレスを与えます。同じ内容でもグラフや図などで視覚に訴えかけることで、ユーザーはスムーズに情報を理解できます。

データビジュアライゼーションは、Webサイト内で具体的なデータを提示したい場合などに有効です。効果的に活用できれば、より説得力のある訴求ができるでしょう。

水平スクロール

▲出典:TOKITOKI 「水平スクロール」は、一般的な縦方向へのスクロールではなく、横方向へスクロールさせることでコンテンツを表示させる手法です。

縦方向のスクロールばかりだと、ユーザーが無意識に操作してしまうため、情報が流されやすい傾向があります。

一方、水平スクロールを取り入れると、ユーザーが意識的に操作することになるため、印象に残りやすいといえます。

Webサイトの一部に導入することで情報の提供方法にメリハリがつき、ユーザーの記憶に残りやすくなるでしょう。

ミニマル

▲出典:株式会社星野リゾート 「ミニマル」は、Webサイト上の要素を最小限にしたデザインです。ユーザーの目的に応えるために必要な要素だけに絞ることで、すっきりとしたデザインのWebサイトになります。

中には、簡素なイメージをもつ人もいるかもしれません。しかしミニマルの考えでは、できるだけ要素を絞ることで逆にメッセージ性を強く示せるとされています。

要素を最小限にするため、ミニマルを採用したWebサイトには余白が目立ちます。実は、この余白こそが美しい芸術性を演出できるポイントです。余白をいかに効果的に使えるかがミニマルを魅力的に見せる秘訣なのです。

インクルーシブデザイン

▲出典:U-Site

「インクルーシブデザイン」は、高齢者や障がい者、外国人など、マイノリティの人たちの目線を大切にしたデザインです。

たとえば老眼の高齢者ユーザーに向けてサイト内に「文字サイズを変更できるボタン」を実装する、白内障などでライトモード(背景が白の画面)では操作しづらいユーザーに対して「ダークモード」への切り替えボタンを実装するなどがインクルーシブデザインに当たります。

マイノリティの人たちは、今までデザインのプロセスにおいて排除されてきました。多様性を認める時代背景もあり、今後ますますインクルーシブデザインが注目されるでしょう。

現在日本は、人口の約30%が65歳以上であり、今後さらに高齢者が増えると推測されています。また、外国人労働者の受け入れも増加傾向にあるなど、今までデザインプロセスから排除されていた人たちが増えていくと予想されます。

製品やサービスなども、より幅広い人に向けたものが展開されるでしょう。その情報を発信するWebサイトも、デザインを通してそのメッセージを伝える必要があるため、注目度が高まっています。

スプリットスクリーン

▲出典:Ricanza

  「スプリットスクリーン」は、Webサイトの画面を分割して要素をレイアウトする手法です。画面を分割することでそれぞれに独立性をもたせ、要素を比較しながら表示させることもできます。

インパクトが強くユーザーの記憶に残りやすいことや、レスポンシブデザインにも対応させやすいなど利便性に優れていることも大きな特徴です。

Y2K

▲出典:Freak mag

  「Y2K(Year 2000)」は2000年代を示す略語で、その時代に流行ったデザインのこと。カラフルでポップな色彩・フォントと、近未来的なインパクトを与える造形、が特徴です。

敢えて懐かしさを与えるノスタルジックなデザイン性が、斬新で目新しい印象を作り出します。

SDGs

▲出典:SDGsデザインユニット


SDGsデザインはアイコンなどを用いて、持続可能なSDGsの考えのもとで開発目標を表現するデザインのことです。世界的な共通言語として利用できるため、世界規模の事業展開を検討している場合は有効なデザインだと言えます。

直感的に理解できるデザインが魅力です。

他社と差をつけたい!今後注目のWebデザイン10選

ここからは、「トレンドを押さえたデザインにしたいけれど、他社と同じようなWebサイトになってしまうのはイヤ」とお考えの人におすすめのWebデザイン10選を紹介します。

キャッチコピー+動画

▲出典:高知市

キービジュアルをキャッチコピーと動画で表現するWebデザインです。キャッチコピーで動画の世界観を表すとともに、動画がキャッチコピーの意味を深める相乗効果があります。

また目を引きやすく動画を見続けてもらいやすいキービジュアルなので、サイトを通じて伝えたい価値観(例であれば高知市の魅力)を伝えやすい傾向があります。

カラーグラデーション

▲出典:株式会社ワコール


「カラーグラデーション」とは、Webサイトの色合いをグラデーションにするデザインを指します。

カラーグラデーションのメリットは、流行りのフラットデザインに比べ高解像度のモニターで見たときに透明感や立体感を演出しやすいことです。また色の組み合わせにより他社との差別化を図りやすい側面もあります。他のWebデザインと組み合わせて、ますますよく使われるでしょう。

マイクロインタラクション

▲出典:dribbble.com

マイクロインタラクションとはマウスホバーやクリックなど、ユーザーのアクションに対するフィードバックを行うWebデザイン手法です。

現実での触感のように、ユーザーに対しアクションを起こした感覚をフィードバックすることでユーザーが感覚的に「使いやすい」と感じる効果があります。

デザイン性のあるフッター

▲出典:小田急バス株式会社


従来はシンプルなフッターが主流でした。フッターはもともと次の3つの役割があります。

  • サイト内部や関連外部サイトへの回遊性向上
  • コンバージョンへの導線
  • 情報の記載

これらの要素を残しつつ、フッターにも自社のブランドや方向性を落とし込んでページ全体のWebデザインに組み込むようなサイトが増えています。

出典元のサイトはバス会社のWebサイトで、フッターにはバスが人々を乗せて運んでいくアニメーションが組み込まれています。バスに乗らない人も描かれており、人々の生活の中に溶け込むインフラとしてのバスが表現されています。

クレイモーフィズム

▲出典:Aimchess

クレイモーフィズムは膨らんだ3D要素と影が特徴のデザインで、NFTやメタバースなどの影響で人気が高まっています。

ニューモフィズムとクレイモーフィズムの違いは、要素が背景とつながっているか、分離しているかにあります。つながっている方がニューモフィズム、浮いているのがクレイモーフィズムです。

▲出典:hype4 academy

クレイモーフィズムはトップビューなどで使用するほか、ボタンやホップアップウィンドウ、チャートやカルーセルのカードなどでユニークさを出すために利用されるケースが多いです。

レイヤーエフェクト

▲出典:State Creative

「レイヤーエフェクト」は要素を重ねてレイアウトすることで、奥行きやつながりを表現するデザインです。デザインにインパクトを加えられるなど、オリジナリティを演出できます。

また、多くの情報を一度に伝えられるため、限られたスペースを有効に活用しなければならないWebサイトには有効な手法といえます。

レトロモダン

▲出典:Enid.fm「レトロモダン」は、1980年代のどこかなつかしいデザインと最新のデザインを融合させたデザイン。ノスタルジックとスタイリッシュをあわせもった、ハイレベルなデザインといえます。


レトロモダンはWebの世界だけではなく、ファッションやインテリアなどでもトレンドです。自社のターゲットが流行に敏感な人なら、レトロモダンを取り入れたデザインも検討してみてください。

色味や素材感、要素のデザインなど、さまざまなポイントでレトロモダンを取り入れることができます。取り入れ方やそのさじ加減によって印象が大きく変わるため、細かく調節しながらデザインすることをおすすめします。

インフォグラフィックス

▲出典:ウイングアーク1st株式会社
「インフォグラフィックス」とは、視覚的に情報を理解できるデザインのこと。標識や看板、路線図など街のいたるところで目にするデザインです。


インフォグラフィックスでは、グラフィックやグラフ、フローチャートなどを活用して情報を伝えます。そのため、言葉が通じなくても内容を伝えることが可能です。

またインフォグラフィックスで表現された情報は、テキストだけで伝えるよりも、記憶に残りやすいという魅力もあります。

ダークモード

▲出典:rokumaruichi.tokyo

ダークモードとは一般的な白い背景ではなく明度が低めの背景にすることで、眩しさの軽減やスマートフォンなどのバッテリ消費の改善、デザイン要素を見やすくなる効果を狙うWebデザインです。

上で紹介したインクルーシブデザインの一部としてのダークモードではなく、大勢の人がダークモードで情報を取得する前提に立った設計が必要となります。

スマートフォンやパソコンのOSレベルではダークモード対応が広まりましたが、ダークモードを実装しているWebサイトは多くありません。今後はダークモード対応のサイトも増えていくでしょう。

パーソナライゼーション

▲出典:ふるさと納税さとふる

パーソナライゼーションとはユーザーの行動履歴やデバイスの種類、使用している時間帯や地域などの情報をもとに、Webサイトを個人に合わせて表示する設計思想です。

パーソナライゼーションにより、サイトに訪れたユーザーは「パーソナライズされている」と意識こともなくよいUXを享受できるため、サイトのパフォーマンスの向上が期待できます

画像のフルサイト納税のWebサイトの例では、初回訪問者には登録方法や人気商品を表示、寄付実績のある会員には新着の返礼品を紹介するパーソナライゼーションを導入し、コンバージョン率が2倍に上がったとのこと(画像は非会員訪問者に対する表示です)。

ピクセル画


▲出典:山内家一族



ピクセル画とは、ドット絵とも呼ばれるドット(点)で描かれたデザインのことです。点描でフォントやイラスト、アイコンを表現することで、90年代のゲームやビデオ映像などのような世界観を作り出すことができます。遊び心を演出したい場面に有効です。

カスタムフォント

▲出典:Fontworks

オリジナリティを演出したい場合、フォントを作ってしまうのも一つの方法です。フォントはサイト全体の印象を左右するため、ブランディングにもつなげられます。

ただし、テキストで情報を伝える以上、フォントはユーザビリティを意識したわかりやすいものでなければいけません。デザイン性のみにとらわれずに、カスタムを施しましょう。

フォントの基本的な考え方について知りたい方は、次の記事をご覧ください。

関連記事:多言語サイトに適したフォントファミリーを紹介|主要国別ごとに解説

【まとめ】トレンド感のあるおしゃれなWebサイトを制作・運用するならLeadGridがおすすめ

2023年のWebデザイントレンドには「ユーザー目線を大切にしているデザイン」という共通点があります。

Webサイトの新規作成やリニューアルの際は、 ユーザー目線を踏まえつつ、自社の世界観をアピールできるデザインを選んでください。トレンド感のあるおしゃれなWebサイトを制作し、効果的に運用できれば、成果につなげられるでしょう。

「パララックス」の見出しでご紹介した株式会社GIGのサイトで使われているCMS「LeadGrid」は、デザイン性の高さに定評があります。

LeadGrid制作チームではサービスや製品、企業の方向性や世界観に合うデザインを提案させていただき、満足いただけるWebサイトを制作いたします。さらに、Webサイトリリース後の運用サポートもしておりますので、ぜひご相談ください。

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LeadGrid BLOG編集部
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LeadGrid BLOG編集部は、Web制作とデジタルマーケティングの最前線で活躍するプロフェッショナル集団です。Webの専門知識がない企業の担当者にも分かりやすく、実践的な情報を発信いたします。

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