ホームページリニューアルの効果とは?逆効果とならないための対策も解説
ホームページリニューアルの効果とは?逆効果とならないための対策も解説
古くなったデザインや使いにくい機能、思うように成果が出ないWebサイトにお悩みではありませんか。
本記事では、ホームページリニューアルで得られる効果について詳しく解説します。リニューアルがもたらす効果を理解し、投資判断の参考にしていただければ幸いです。
またLeadGridでは「失敗しない!コーポレートサイトリニューアル-費用、工期、制作の流れまで丸わかりマニュアル-」を無料資料として配布しています。こちらも合わせてご活用ください。
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ホームページリニューアルの効果①集客力の向上
ホームページリニューアルが最も大きな効果を発揮するのが集客面です。現代のビジネスにおいて、Webサイトは24時間365日働く営業担当者として機能します。
ここでは、集客面で期待できる3つの効果についてみていきましょう。
検索エンジンからの流入が増加する
SEOは、リニューアルによって大幅に改善できる領域です。Googleをはじめとする検索エンジンは、ユーザーにとって価値のあるWebサイトを上位に表示するアルゴリズムを採用しています。
リニューアル時に特に有効なのが、サイト構造の最適化です。XMLサイトマップの設置、robots.txtの最適化、構造化データマークアップの実装により、検索エンジンがWebサイトの内容を正確に理解できるようになり、サイト全体の評価が上がる効果が期待できます。
また、ページ速度の向上や内部リンク構造の見直し、コンテンツの質向上も、サイト全体の評価を高める要素です。
SNS連携で新たな集客チャネルを確立できる
SNSとの連携強化も、リニューアルで実現できる効果です。
例えばシェアボタンを戦略的に配置することにより、訪問者が自発的にコンテンツを拡散しやすくなります。InstagramやX(旧Twitter)のフィードを埋め込めば、WebサイトとSNSの相乗効果を生み出すこともできるでしょう。
特にBtoCビジネスにおいては、SNSは売上に直結する重要な集客チャネルとなります。
ホームページリニューアルの効果②コンバージョン率の改善
集客に成功しても、訪問者が目的の行動を取らなければビジネス成果にはつながりません。
ここでは、コンバージョン改善に関する3つの効果を解説します。
ユーザビリティ改善で直帰率を改善できる
使いにくいWebサイトは、訪問者をすぐに離脱させてしまいます。リニューアルによってユーザビリティを改善することで、直帰率を大幅に低下させ、サイト内での回遊を促進できるでしょう。
具体的には、訪問者が求める情報に素早くアクセスできる構造を意識するとよいです。直感的なナビゲーション、メガメニューやパンくずリストなどを実装することで、現在地を把握しやすいサイトを構築できます。
また、ページの読み込み速度改善も欠かせないポイントです。画像を軽くしたり、不要な機能を削除したりすることで、ストレスなく閲覧できるWebサイトになります。
関連記事:Webサイトの直帰率とは?離脱率との違いや目安・改善方法まで解説
入力しやすいフォームで問い合わせが増える
問い合わせフォームは、お客様との最初の接点となる部分です。ホームページリニューアルで入力のしやすさを改善することで、フォームの完了率を大幅に向上させることができます。
まず、入力項目は本当に必要なものだけに絞り込みましょう。「念のため」で増やした項目は、かえって問い合わせの障壁になってしまいます。また、エラーが出たときはその場ですぐに分かるようにし、郵便番号を入れたら住所が自動で表示されるなど、入力の手間を減らす工夫も効果的です。
半角・全角を自動で変換したり、入力例を薄く表示したりすることで、迷わずスムーズに入力できるフォームを実現できます。
関連記事:EFOとは?入力フォーム最適化の改善施策14選や重要性について解説
CTAの最適化でユーザーの行動を促せる
「お問い合わせはこちら」「資料請求」などのボタン(CTA)は、訪問者に行動を促す要素です。リニューアルを機に、これらのボタンを見直すことで、クリック率を大幅に向上させることができます。
ボタンは目立つ色で適切な大きさにし、「今すぐ相談する」「無料で資料をダウンロード」など、具体的で行動を促す文言を使いましょう。配置場所も重要で、ページの最初に見える部分、記事を読み終わった後、画面の端に常に表示されるボタンなど、訪問者の行動に合わせて配置することで、自然な流れで次のアクションへ導けます。
ホームページリニューアルの効果③企業ブランディングの強化
Webサイトは企業の顔として、会社のイメージを形成する役割を担っています。ここでは、ブランディング強化に関する3つの効果について解説します。
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最新デザインで企業の印象が良くなる
古いデザインのWebサイトは、会社全体が時代遅れという印象を与えかねません。最新のデザインを取り入れたリニューアルにより、革新的で先進的な企業イメージを演出できます。
会社のロゴ、色使い、文字の種類などを統一することで、覚えてもらいやすいブランドイメージを作れるでしょう。洗練されたデザインは、競合他社との違いを明確にし、選ばれる理由を視覚的に伝える力があります。
見た目の美しさだけでなく、使いやすさも考慮したデザインにすることで、訪問者に良い印象を残すことができます。
求職者に魅力的な会社だと伝えられる
求職者は、応募前に必ず企業のWebサイトをチェックします。魅力的なWebサイトは、優秀な人材を引き付ける重要なツールとなり、採用活動の成功に大きく貢献するでしょう。
リニューアル時のポイントは、会社の雰囲気や働いている人の様子を写真や動画で紹介することです。社員インタビューや一日の仕事の流れなどのコンテンツも充実させることで、入社後のミスマッチを防ぐこともできます。
また、募集要項や選考の流れ、福利厚生などの情報も分かりやすく整理し、応募へのハードルを下げることも重要です。
関連記事:採用ブランディングとは? 目的、メリット、進め方、成功事例も解説
取引先からの信頼を獲得しやすくなる
洗練されたWebサイトは、会社の信頼性を高め、商談の成功率を向上させる効果もあります。
これまでの実績や成功事例を分かりやすく紹介することで、自社の強みや専門性をアピールできるでしょう。具体的な数字や取引先の声を掲載することで、説得力のある提案が可能になります。
また、SSL証明書(安全な通信を保証する仕組み)の導入や、個人情報の取り扱い方針の明記など、セキュリティ面での配慮も重要です。情報管理をしっかり行っている会社だという印象を与え、安心して取引できるパートナーとして認識してもらえます。
ホームページリニューアルの効果④運用効率の改善
リニューアルは、見た目や機能面だけでなく、運用面でも大きな効果をもたらします。
ここでは、運用効率改善に関する3つの効果について解説します。
専門知識なしで更新できるようになる
CMSを導入することで、専門知識がなくても簡単にWebサイトを更新できるようになります。これまで外部の制作会社に依頼していた更新作業を自社で行えるようになり、大幅なコスト削減が可能です。
WordPressなどのCMSは、ワープロソフトのような感覚で文章を編集したり、画像を差し替えたりできます。新しいページを作ることも簡単で、HTMLなどの専門知識は必要ありません。
また、部署ごとに編集できる範囲を設定することで、それぞれの担当者が責任を持って情報を更新できます。
関連記事:CMS導入でWebサイト更新作業が効率化された事例5選|事例ページで見るべきポイントも
情報をタイムリーに発信できる
Webサイトの更新が簡単になることで、常に新しい情報を発信できるようになります。お客様は最新の情報を求めているため、タイムリーな更新は満足度の向上につながり、リピート訪問も期待できるでしょう。
ニュースやお知らせを定期的に更新することで、Webサイトが「生きている」ことを示せますし、更新頻度の高いWebサイトは、Googleなどの検索エンジンからも高く評価される傾向があります。
またブログ機能を使えば、業界の最新情報や自社の取り組みを継続的に発信できます。専門的な情報を分かりやすく解説することで、その分野のリーダー的存在として認識される効果も期待できます。
データ分析で改善点が明確になる
ホームページリニューアルを機に、最初から分析ツールを組み込んだ設計にすることで、より精度の高いデータ収集が可能です。既存サイトでは技術的な制約で測定できなかった項目も、リニューアル時に適切に設計することで計測できるようになります。
例えば、新しいサイト構造に合わせてコンバージョン設定を最適化したり、各ページの役割を明確にして目標を設定したりといったことが可能です。どのページから問い合わせが多いか、どのような経路でお客様が商品購入に至っているかなど、リニューアル後の新しい導線での効果を正確に把握できます。
また、リニューアル前後のデータを比較することで、改善効果を数値で証明できます。次回のリニューアルや追加改善の際の貴重な判断材料となり、より効果的な投資判断を下せるようになるでしょう。
ホームページリニューアル時の注意点
ホームページリニューアルには多くのメリットがある一方で、適切に実施しないと逆効果になるリスクもあります。ここでは、リニューアル時の主な注意点と対策についてみていきましょう。
検索順位が下落してしまうケースがある
リニューアル後にSEO順位が大幅に下落してしまうケースは、残念ながら少なくありません。これを防ぐためには、事前の準備と慎重な移行作業が不可欠です。
URLの変更は最小限に留め、やむを得ず変更する場合は301リダイレクトを確実に設定しましょう。リダイレクトマップを作成し、すべての旧URLから新URLへの転送を漏れなく実施することがポイントです。
また、メタ情報(タイトルタグ、メタディスクリプション)の継承も忘れてはいけません。既存ページで成果を上げているメタ情報は可能な限り維持し、構造化データやパンくずリストなど、SEOに有効な要素も確実に移行させる必要があります。
既存の利用者が戸惑う可能性がある
長年親しまれてきたWebサイトを大幅に変更すると、既存ユーザーから不満の声が上がることがあります。使い慣れた機能の位置が変わったり、デザインが大きく変わったりすることで、一時的に利便性が低下する可能性があるためです。
この問題を避けるには、段階的にリニューアルを進める方法が有効です。まず一部のページから変更を始め、利用者の反応を見ながら全体に広げていきます。
また、リニューアルの予告をしっかり行うことも重要です。どのような変更があるのか、新しい機能は何かを事前に伝えることで、利用者の理解と協力を得られるでしょう。
無計画なリニューアルでは成果を出せない
リニューアルには相応の費用がかかりますが、計画なしに実施しても期待する効果は得られません。投資に見合った成果を得るためには、戦略的な進め方が必要です。
まず、何を改善したいのか優先順位を明確にしましょう。すべてを一度に変えるのではなく、最も効果が期待できる部分から始めることで、早い段階で成果を実感できます。
また、今あるコンテンツの中で、質の高いものは大切な資産です。デザインは新しくしても、良いコンテンツは引き継ぐべきです。どのコンテンツを残し、どれを更新するかを適切に判断することで、制作コストを抑えながら効果的なリニューアルが実現できます。
関連記事:Webサイトのリニューアル手順10ステップ|検討のタイミングや成功事例も解説
ホームページリニューアルの効果を最大限引き出そう
ホームページリニューアルは、企業の成長を加速させる戦略的投資です。集客力の向上、コンバージョン率の改善、ブランディングの強化、運用効率の向上など、多面的な効果が期待できます。
リニューアルには一定のリスクも伴いますが、本記事で紹介した注意点と対策を踏まえることで、リスクを最小限に抑えながら最大の効果を得ることができるでしょう。
しかし、リニューアル後も継続的な改善を行うためには、「運用のしやすさ」が極めて重要です。せっかくリニューアルしても、更新や修正のたびに制作会社に依頼していては、タイムリーな情報発信ができず、改善サイクルも回せません。
そこで検討いただきたいのが、専門知識ゼロで使えるCMSツール「LeadGrid」です。LeadGridは、1,500社のサイト制作・マーケティング支援のノウハウを活かし、「運用のしやすさ」を第一に設計されたオールインワンCMSツールです。リニューアルと同時にLeadGridを導入することで、本記事で紹介した効果を最大化できます。
見たまま編集機能:HTMLなどの専門知識がなくても、文字の修正や画像の差し替えをご自身で行えます。タイムリーな情報発信が可能になり、訪問者の満足度向上につながります。
SEO内部対策機能:リニューアル時に懸念されるSEO順位の下落リスクを最小限に抑えることが可能です。パンくずリストや構造化マークアップなど、検索エンジンに評価される要素も標準装備されています。
顧客管理・リード分析機能:リニューアル後の効果測定も簡単に行えます。どのページからの問い合わせが多いか、どの導線でコンバージョンに至っているかを把握し、継続的な改善につなげることができます。
ホームページリニューアルを検討中の方、リニューアル後も自社で柔軟に運用したい方は、ぜひLeadGridの導入をご検討ください。
LeadGrid BLOG編集部は、Web制作とデジタルマーケティングの最前線で活躍するプロフェッショナル集団です。Webの専門知識がない企業の担当者にも分かりやすく、実践的な情報を発信いたします。
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