サービスサイトとは|他サイトとの使い分けや構成要素、制作ポイントを紹介
サービスサイトとは|他サイトとの使い分けや構成要素、制作ポイントを紹介
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サービスサイトとは、特定の商品・サービスのPRを目的としたサイトのことです。自社の商品・サービスの見込み顧客をターゲットとし、集客やリード獲得に活用できます。
しかし、なかには「サービスサイトとコーポレートサイトとの違いがわからない」「コーポレートサイトと併用ではいけないの?」と疑問を持つ方もいらっしゃるでしょう。
そこでこの記事では、 サービスサイトの概要や他サイトとの使い分けについて解説します。制作のポイントも紹介しているため、サービスサイト運用を検討している方はぜひ最後までご覧ください。
なお、リード獲得に特化した国産CMSの「LeadGrid」はサービスサイトの制作実績が豊富です。実際にLeadGridを導入した事例を無料配布資料「予算別サービスサイト制作事例集」にまとめました。貴社のサイト制作の予算感でどのようなサービスサイトを制作できるかチェックできるため、ぜひ下記より無料でダウンロードして比較検討にお役立てください。

サービスサイトとは?
サービスサイトとは、自社の特定の商品・サービスに関して情報提供を行うサイトのことです。見込み顧客をターゲットに、商品・サービスの販売を目的として運用されます。
サービスサイトでは顧客に購入を促すために、商品・サービスのメリットや、購入することで得られるベネフィットなどを訴求する必要があります。また、商品やサービスの背景にある商品開発ストーリーやブランドに込めた想いを情緒的に伝えるのにも最適です。
特にBtoBビジネスでは、買い手の84%は営業担当と接触する前に購入決定に関わる情報を入手していると言われています※1。さらに、仕事で使用する製品やサービスの情報源として「企業のWebサイト」を閲覧しているのは65.1%にのぼるという調査データも発表されています※2。
つまり サービスサイトは、見込み顧客にとって重要な情報源です。そこでサイト訪問者はどのような情報を求めているのか、またどのような情報があれば購入に踏み切れるのかを分析しながら運用を行うことが重要です。
※1:【独自調査レポート】BtoBの購買プロセスにおいて、84%の決裁者が営業担当との接触前に購買を決定づける情報にリーチ | 株式会社wibのプレスリリース
※2:BtoBサイト調査 2023 | BtoBサイト調査 | トライベック・ブランド戦略研究所
サービスサイトとコーポレートサイトの違い4つ
コーポレートサイトとコーポレートサイトには下記表のように4つの違いがあります。ここではそれぞれの違いについて解説していきます。
なおサービスサイトとコーポレートサイトの違い、またサービスサイトとランディングページの違いについては以下の記事でも詳しく解説しておりますので、こちらも合わせてご覧ください。
関連記事:コーポレートサイトとサービスサイトは分けるべき?それぞれの違いも解説
関連記事:サービスサイトとランディングページ(LP)の違い|使い分け方についても
サービスサイト | コーポレートサイト | |
目的 | ある商品やサービスの集客やCV | 企業の信頼獲得やブランディング |
対象 | ある商品・サービスに興味を持つ見込み顧客 | 顧客・取引先・求職者などのステークホルダー |
内容 |
|
|
担当部署 | マーケティング部門(マーケター、営業担当など) | 管理部門(広報、経営企画、人事など) |
1. 目的
コーポレートサイトの目的は企業の信頼獲得やブランディングです。企業の紹介ページとして機能することで、信頼できる会社であることを証明しています。投資家や求職者、地域社会など、幅広いステークホルダーに向けて企業価値を伝えることが主な役割です。
一方 サービスサイトは商品・サービスの販売やお問い合わせを目的としています。企業情報を掲載することではなく、商品の魅力を伝えることを第一に考えています。見込み顧客の獲得から育成、そして最終的な成約まで、一連の購買プロセスを支援することに特化したサイトといえるでしょう。
関連記事:コーポレートサイトとは|目的や構成要素、事例と制作ポイントも解説
関連記事:コーポレートサイトはWeb戦略の要。企業成長につなげるための4つのポイント
2. 対象(ターゲット)
コーポレートサイトは、取引先から株主、求職者、見込み顧客まで幅広い層が対象(ターゲット)です。企業に関わるすべての人々に向けて、包括的な情報を提供する必要があります。そのため、誰にとっても分かりやすく、かつ信頼感のある情報設計が求められます。
サービスサイトは商品・サービスの販売やリード獲得が目的のため、見込み顧客のみがターゲットです。より具体的には、その商品・サービスに興味を持つ可能性のある企業の担当者や決裁者が主な対象となります。ターゲットを絞り込むことで、より深く、専門的な情報を提供することが可能になるのです。
3. 掲載内容
コーポレートサイトは会社概要や事業紹介、企業理念・ビジョンなどを掲載し、企業紹介を行います。また採用情報・IR情報などを掲載するのも特徴です。企業活動全般に関わる幅広いコンテンツが必要となり、各部門からの情報を集約して掲載することになります。
サービスサイトは商品・サービスの詳細、導入事例、ダウンロード資料など、あくまでも商品・サービスに関する情報を掲載します。機能説明、価格情報、導入メリット、サポート体制など、購買判断に必要な情報を網羅的に提供することが重要です。
関連記事:【テイスト別】コーポレートサイトの制作事例25選|制作時のポイントも解説
4. 担当部署
コーポレートサイトの管理は広報や経営企画、人事部などが担当する一方、サービスサイトはマーケターや営業担当など、マーケティング部が管理を担当します。
サービスサイトは集客や成約を目的としているため、マーケティング部が運用を行うことで効率的に施策を集客実行できます。
サービスサイトをコーポレートサイトと分けて制作するメリット
コーポレートサイトと分けてサービスサイトを制作するメリットは次の通りです。
ユーザビリティが向上する
サービスサイトは、コーポレートサイトのように会社概要や他サービスの紹介を掲載する必要がありません。そのため、 見込み顧客が必要な商品・サービスに関する情報に素早くアクセスできるようになり、ユーザビリティが向上します。
また、ターゲットユーザーに合わせたナビゲーション設計が可能になるため、技術者向けには詳細な仕様書へのアクセスを、経営者向けには導入効果やROIの情報を優先的に表示するといったように、ユーザー属性に応じた最適化も実現可能です。
サービス名での検索順位が向上しやすい
サービスサイトを独立させることで、サービス名や関連キーワードでの検索順位向上が期待できます。 ドメイン全体をサービスに特化した内容で構成できるため、検索エンジンからの評価が高まりやすくなるためです。
さらに、サービス特化型のコンテンツを継続的に追加することで、ロングテールキーワードでの流入も増加します。「○○サービス 使い方」「○○ 料金比較」など、購買意欲の高いキーワードでの上位表示も実現しやすくなり、コンバージョン率の向上も期待できます。
マーケティング施策の自由度が高まる
サービスサイトを独立させることで、ターゲットに合わせたデザインやコンテンツ戦略を自由に展開できる点もメリットです。例えば、トップページのファーストビューを複数パターンでテストしたり、CTAボタンの色や文言を変更したりといったコンバージョン率向上に向けた施策を積極的に実行できるようになります。
また、 サービスサイト訪問者に特化したリマーケティングリストを作成すれば、より精度の高い広告配信が可能になるため、マーケティングROIの向上が期待できるでしょう。
商品イメージに最適化したブランディングができる
サービスサイトでは、コーポレートサイトのデザインに縛られることなく、商品・サービスのイメージに最適化したデザインを採用できます。 ターゲットユーザーの嗜好や業界特性に合わせた、より訴求力の高いビジュアル表現が可能になる点がメリットです。
このようなブランディングの自由度により、競合他社との差別化も図りやすくなります。独自の世界観を構築することで、ユーザーの記憶に残りやすく、ブランド想起率の向上にもつながります。
関連記事:サービスサイトで参考になるデザイン事例10選|国内外のギャラリーサイトも
サイトを運営しやすくなる
前述の通り、コーポレートサイトは多くの場合広報や人事部が管理しています。そのためコーポレートサイトに商品やサービス情報を掲載しようとしても、社内稟議を通したり、上層部から承認を通したりと確認作業が煩雑になりがちです。
サービスサイトであれば社内でもマーケティング部や営業部の管轄で運営しやすいため、市場の変化や状況を確認しながら柔軟に運営できます。
サービスサイトとコーポレートサイトを分けるべき?統合すべき?
サービスサイトを別途制作すべきか、それともコーポレートサイトと統合すべきか……なかなか難しいですよね。そこで「サービスサイトとコーポレートサイトを分けた方が良いケース」と「統合した方が良いケース」の2つを紹介します。
分けた方が良いケース
サービスサイトでは自社の特定の商品・サービスに関する情報提供を行います。そこで 商品やサービスを目立たせるために、以下の場合はコーポレートサイトと分けた方が良いでしょう。
- 企業名とサービス名が異なる
- 商品やサービスと自社全体のデザインが合わない
- 提供サービスが複数ある
- BtoBサービスである
特にBtoBサービスの場合、サービスサイトは見込み顧客にとって商品やサービスを購入・利用するかを検討する段階の重要な情報源です。サービスサイトで豊富な商品・サービスについて豊富な情報を掲載することで、売り上げの向上に貢献しましょう。
統合したほうが良いケース
一方で、すべての企業がサービスサイトを独立させるべきというわけではありません。次の2つのケースでは、コーポレートサイトと統合したほうがよいでしょう。
- 制作・運用リソースに不安がある場合
- 指名検索を行ったときにコーポレートサイトが上位表示される場合
サービスサイトとコーポレートサイトをわけると、制作コストや運用・管理コストも2倍必要になります。予算や人材のリソースがないのに無理にサービスサイトを立ち上げ、結果として更新が滞ってしまえばサービスサイトの価値も半減してしまうでしょう。
また指名検索を行ったときにコーポレートサイトが上位表示される場合も、サービスサイトを分離しない方がよいかもしれません。コーポレートサイト内で商品・サービスを紹介していれば、企業の知名度が上がるのに合わせて製品やサービスの知名度も上げられます。
さらにコーポレートサイトから商品・サービス紹介へ導線を作ったほうが見込み顧客に親切な場合もあります。例えば次のようなタイプの企業です。
- すでに企業の知名度が高い
- 企業名=商品名となっている
とはいえ、これはケースバイケースです。
とくにBtoBでは、閲覧者と決裁者が別だったり、複数の担当者が検討に参加します。ただの商品・サービス紹介だけでは足りず、社内の検討段階に応じた情報提供が求められます。
機能や導入メリット、ウェビナーなどで細かな情報提供を行っていくならば、サービスサイトでまとめて管理したほうがマーケティングしやすくなります。
関連記事:Webサイト運用とは? 運用の目的やポイントについて解説!
サービスサイトを構成する12の要素・項目
では、サービスサイトにはどのような要素(コンテンツ)が必要なのでしょうか?
よくある要素は次の12項目です。
- 商品・サービスの紹介
- 機能/スペック
- 導入実績/制作実績
- 料金プラン
- お役立ち資料
- 相談・問い合わせフォーム
- ニュースリリース/最新情報
- ブログ/オウンドメディア
- セミナー/ウェビナー情報
- よくある質問/FAQ
- 個人情報保護方針/プライバシーポリシー
- 利用規約
LeadGridのサービスサイト(本サイト)を例にして各要素を紹介します。
商品・サービスの紹介
商品・サービスの詳しい紹介をするコンテンツです。コーポレートサイトでの製品紹介よりもより詳細に掲載します。
ポイントは 「そのサービス・商品を導入すると、どんなことが実現できるのか」を活用シーン別に紹介すること。見込み顧客の課題解決に寄与できるとアピールできれば、問い合わせやお役立ち資料のダウンロード(リード獲得)につながります。
また実績のある商品・サービスであることをアピールするために、導入企業のロゴを配置したりアワード受賞歴を掲載したりするのも効果的です。
最後にトップページのファーストビューに申し込みや商品購入ができるバナーを設置することで、コンバージョン率向上に繋がるでしょう。
機能/スペック
商品・サービスの詳しい機能を紹介するコンテンツです。コーポレートサイトに記載しているケースもありますが、サービスサイトでは より詳細に、一覧や表でわかりやすく掲載します。
このページでは自社の商品・サービスの強みを訴求することが効果的です。特に
- その商品・サービスを導入して解決できること
- なぜその商品・サービスではならないのかという理由
- 他社の製品との比較
などのコンテンツがあると、訪問者から納得を得られるでしょう
サービスの場合は、利用障壁を下げるために機能・スペックを紹介したあとでに無料体験や無料デモへ誘導するのがおすすめです。
商品の場合は、実際に購入して利用することを具体的に想像できるように、利用環境の条件や製品寸法などの詳細情報を掲載した資料を用意すると、ダウンロードをしてもらいやすくなります。
導入実績/制作実績
実際に商品・サービスを利用したお客様について、実績として紹介します。
BtoBサービスや耐用年数の長い商品(装置など)では、とくに実績は重要なコンテンツ。インタビューのような形でお客様のコメントを載せられるとより効果的です。
「まだ実績が少ない」「インタビューできそうなお客様がいない」という場合は、導入した企業名の掲載ができないか検討しましょう。
料金プラン
商品・サービスの価格が提示できる場合は掲載します。
とはいえ、サービスサイト内で価格の明示が難しいケースもあります。その場合は、 次のように詳しい価格を知るための窓口へつなげましょう。
- プランのみ紹介し、見積もり依頼ページへのリンクを貼る
- オンラインショップへのリンクを貼る
- 価格表はダウンロード資料にする(公開しない)
お役立ち資料
「お役立ち資料」とは、企業が発信する独自情報、いわゆるホワイトペーパーです。
資料のダウンロードとメールアドレスなどの情報取得を組み合わせ、リード獲得に役立てるケースが多いでしょう。
関連記事:リード獲得とは? 12のリード獲得方法や効率的に増やすポイントを解説
BtoCサービスサイトではあまり見かけないコンテンツですが、BtoBサービスサイトの多くはお役立ち資料を配布しています。
関連記事:ホワイトペーパーとは?作り方や利用事例、外注するときの注意点など
相談・問い合わせフォーム
商品・サービスに興味を持った見込み顧客から資料請求やお問い合わせを受けるフォームです。
お問い合わせフォームは見込み客との接点を作る重要なポイントであるため、気軽に問い合わせができる設計を心がけましょう。
資料請求フォームに必要な情報を入力すると、PDF形式でダウンロードできる方法と、営業担当から直接メールを送る方法の2つがあります。なるべくリソースを抑えたい場合はPDFをダウンロードさせる方法がおすすめです。一方で見込み客と早い段階で直接コミュニケーションを取りたい場合は、直接メールを送る方法が効果的でしょう。
ニュースリリース/最新情報
商品・サービスに関する最新情報を掲載する部分です。
- 新機能・新商品の追加
- システム変更
- メディア掲載など
上記のように 商品・サービスの価値を高める情報を中心に掲載します。
またニュースリリースは見込み客に告知したい情報を発信する重要なページです。文字デザインを大きくしたり、背景の色を変えて可読性を高めるなど、誰でも見やすいページになるよう工夫しましょう。
ブログ/オウンドメディア
サービスサイトへの集客施策の1つとして、ブログやメディアを運営するケースもよくあります。
検索エンジンからの流入を増やす施策として、ブログやオウンドメディアは効果的です。
また、コラムやインタビューなどの運営者の顔が見えるコンテンツは、サービスや商品の信頼にもつながります。
とはいえ、オウンドメディアの運営にはコツがあります。無料配布資料「オウンドメディア運用インハウス化マニュアル」では社内でオウンドメディアを運用する際に陥りがちな失敗を踏まえ、どのようなフローで運用すべきか解説しています。コンテンツSEOに注力したいとお考えの担当者は下記より無料でダウンロードし、社内体制の検討から実行フローまで具体化する指針としてご活用ください。

セミナー/ウェビナー情報
商品・サービスに関するセミナーやウェビナーの開催情報を掲載します。
とくに低コストで開催できて多くの見込み顧客にリーチできるウェビナーは、BtoBマーケティングでよく使われる手法です。
よくある質問/FAQ
見込み顧客の疑問・質問に答えるコンテンツです。
LeadGridのサービスサイトでは『Webサイト制作の課題』として掲載していますので、ぜひご覧ください。
FAQでは実際によくある問い合わせ内容を載せるのはもちろん、 サイト訪問者がまだ言化できていない悩みにまで先回りして回答できると、見込み顧客の信頼を獲得し、購入・利用に繋がりやすくなります。
またFAQを充実させることで、カスタマーサポートの負担を減らすことができます。
個人情報保護方針/プライバシーポリシー
ほとんどのサービスサイトは、お問い合わせフォームや資料ダウンロードなどでユーザーの個人情報を取得します。
よって、個人情報保護方針はほぼ必須といえます。
コーポレートサイトと方針が同じ場合は、コーポレートサイトの個人情報保護方針へつなげてもよいでしょう。
利用規約
商品やサービスに利用規約がある場合は、サービスサイトであらかじめ掲載します。
とくにBtoBでは導入検討の段階で規約もチェックするため、あらかじめ把握できる形にしておくと親切です。
見込み顧客の安心とサービスへの信頼にもつながります。
サービスサイト制作で押さえるべき5つのポイント
サービスサイトの制作において、単に必要なコンテンツを揃えるだけでは十分ではありません。ビジネス成果につなげるためには、戦略的な設計が不可欠です。ここでは、成功するサービスサイト制作の5つのポイントを解説します。
目的とKPIを明確にする
サービスサイト制作の第一歩は、明確な目的設定とそれを測定するKPIの定義です。「なぜサービスサイトを作るのか」「どのような成果を期待するのか」を具体的に定めることで、制作の方向性が明確になります。
一般的なKPIとして挙げられるのは、月間リード獲得数、資料ダウンロード数、問い合わせからの商談化率、サイト経由の受注金額などです。これらの指標を事前に設定し、現状値と目標値を明確にすることで、施策の効果測定が可能になります。
ターゲットユーザーの行動を分析する
効果的なサービスサイトを制作するためには、ターゲットユーザーの行動パターンを深く理解する必要があります。 どのような課題を抱え、どのような情報を求め、どのようなプロセスで購買決定に至るのかを詳細に分析しましょう。
ペルソナ設定では、年齢や職種だけでなく、日常的に抱える業務課題、情報収集の方法、社内での立場、決裁権限の有無まで具体的に定義します。複数のペルソナを設定し、それぞれの行動パターンに応じた情報設計を行うことが重要です。
継続的な情報発信を行う
どのタイプのサイトにも共通して言えることですが、サービスサイトも定期的な更新が必要です。
サービスサイトを公開しても、すぐに見込み顧客からの流入は増えません。ユーザーの参考になる良質なコンテンツを追加・更新し続けることで、徐々に効果があがっていきます。
逆に半年〜1年以上なにも更新がなければ「人気のない製品なのだろうか」と見込み顧客の不安をあおってしまう恐れもあります。
次のような作業負担が小さいコンテンツを中心に、こまめな更新を続けましょう。
最新情報
導入事例
セミナー/ウェビナー情報
ブログなど
しかし、ブログをはじめ記事を書くことは簡単ではありません。文章の書き方から構成案の作り方まで紹介している関連記事も用意しておりますのでぜひ参考にしてください。
関連記事:記事の書き方マニュアル|読みやすい文章のコツから記事構成の作り方まで解説
複数の流入経路を確保する
サービスサイトを開設しただけでは、ユーザーは流入しません。意識すべきなのは 「流入経路(流入元)の数」×「流入数」がサイトに呼び込める見込み顧客の数です。
- 検索エンジン
- SNS
- プレスリリース
- セミナー/ウェビナー
- ネット広告
- キャンペーン開催
これらの流入経路を組み合わせ、商品・サービスの認知拡大とサービスサイトへの集客を図ります。
存在を知らない商品・サービスは誰も調べられません。知名度が低い商品・サービスほど、何らかの方法で認知してもらう施策が必要です。
とくにブログやWebマガジンといったオウンドメディアは、検索エンジンからの長期的な流入が期待できるためおすすめです。
関連記事:オウンドメディアを使った集客とは?成功のポイントや手法
ユーザーの使いやすさを最優先にする
サービスサイトはユーザーの使いやすさが最優先。 忙しい見込み顧客が短時間で目的の情報に到達できることが大切です。
一般的に、ページが増えるほどサイト内の導線は複雑になります。次のような場合は、サービスサイトが現状に合っていない可能性があります。
サービスサイトの公開時と比べて大幅に情報量が増えた
マーケティング戦略を変更した
競合サイトと比べて古く感じる
1つでも当てはまるようなら、サービスサイトのリニューアルを検討したほうがよいかもしれません。
無料配布資料「サービスサイトのつくりかた」では、サービスサイトの作り方や制作事例を解説しています。サービスサイトで意識すべき点や改善事例を紹介しているため、これからサービスサイトを制作・リニューアルしたい方は下記から無料でダウンロードし、リニューアル時に注力すべき箇所を洗い出したり要件を整理する際にお役立てください。

サービスサイトの事例
LeadGridで制作したサービスサイト事例を3サイト紹介します。
なおサービスサイトのデザインについては、こちらの「サービスサイトのWebサイトデザイン」もご覧ください。
株式会社SHARE様
<課題・目的>
手ぶらで効率的なエクササイズができるパワープレート専門の20分フィットネス『スマートスタジオ』の集客が目的
サイトリリース前は店舗ごとの情報発信とSEO強化が両立できていなかった
<工夫した点>
店舗ごとの情報発信とSEO強化を両立すべく、店舗ページをコラム更新が可能なLPの形で実装
ターゲットである40代〜50代の女性を想定し、若々しく健康的なデザインを意識
「気軽に通えて楽しい」というメッセージも写真を配置することで効果的に演出
<サイトリリース後の成果>
店舗のコンセプトとターゲットに合致したサービスサイトが完成
リリース後は店舗でコラムを更新したことで自然検索流入数が10倍に成長した
株式会社伊東商会様
<課題・目的>
株式会社伊東商会は、産業機械の専門商社として1953年の創業時から、「コンポーネントビジネス」から「ソリューションビジネス」を手がける。
特に「ソリューションビジネス」の認知拡大のために情報発信しやすいサービスサイトの制作を目指した。
<工夫した点>
サービスサイトの制作においては、「安心」「信頼」をキーワードに制作。
情報発信しやすい環境構築のために、「動的ページ」と「タグ」を設定し、継続的にコンテンツを作成、発信しやすい体制を実現。
<サイトリリース後の成果>
- ソリューションビジネスの認知拡大のための基盤が整備された
- サービスサイトをきっかけにして、商談が創出された
株式会社アルバイトタイムス様
<課題・目的>
長期的な運用に適していない→インハウスで簡単に運用できる体制作りが目的
サイトデザインが古い
<工夫した点>
余白の使い方をはじめとする細かい部分でもデザインを工夫
インハウスでの更新対応を念頭に置いてサイトを制作
<サイトリリース後の成果>
デザインの刷新に成功
リリース後からスムーズな運用の自走を実現
リリースから3ヶ月でUU数が約5倍に増加
サービスサイトはマーケティング手段の1つ
サービスサイトは、特定の商品・サービスをPRするために制作・運営されるWebサイトです。
- 商品・サービスの訴求に最適なデザインでブランディングできる
- コンテンツを商品・サービスに特化させられる
- コーポレートサイトとは別に管理できる
上記のようなメリットを持ち、 マーケティング手段の1つとして活用されます。
マーケティングツールとしてサービスサイトを効果的に運用するのなら、リード獲得を得意とするCMSツールの導入がおすすめです。
『LeadGrid』はリード獲得に特化したクラウド型CMSです。下記のようなマーケティング機能を有しており、効率的にマーケティング施策を実行できます。
- お役立ち資料のダウンロード設定
- 問い合わせ・相談フォームの設定
- イベントやセミナー・ウェビナー告知・管理
- MAツールとの連携など
またLeadGridは見たまま編集にも対応。ドラッグ&ドロップとキーボード入力だけで簡単にコンテンツを編集できます。担当者ベースでの対応が可能なため、施策をスピーディに実行できるでしょう。
すでに100社以上の企業で導入されており、サービスサイトだけではなく、コーポレートサイトやオウンドメディア、採用サイトなどでも実装・運用されています。
▼ LeadGridのサービスサイト制作事例をまとめた無料配布資料をご用意しています。予算帯別にどのようなサイトを制作できるのかイメージを具体的に膨らませたい方はぜひご覧ください。

さらに今なら 無料デモを提供中です。「まずは使ってみてから、今後の使用を検討したい……」という方は、まずは 14日間の無料デモをお試しください。

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