SEOでみるサイトリニューアルの注意点10選!外注の選定基準も解説|Webサイト制作 / CMS・MAツール|LeadGrid(リードグリッド)

SEOでみるサイトリニューアルの注意点10選!外注の選定基準も解説

目次

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サイトリニューアルは企業にとって大きな転換点ですが、適切な準備なしに進めると検索順位の大幅な下落やアクセス数の激減など、取り返しのつかない失敗を招く可能性があります。

本記事では、多くの企業が陥りがちな失敗を防ぐため、サイトリニューアル時に押さえるべきSEO上の注意点を詳しく解説します。

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サイトリニューアルのSEOで注意すべき10項目

サイトリニューアルを実施するうえで最も深刻な問題は、SEO順位の下落です。これまで積み上げてきた検索エンジンからの評価を失うと、回復には数か月から1年以上かかることもあります。ここでは、SEO順位を維持・向上させるための注意点を解説します。

1. URLは極力変更しない

URLの変更は、サイトリニューアルにおいて最大のリスク要因です。検索エンジンは各URLを独立したページとして評価しているため、URLを変更すると、これまでの評価がリセットされてしまいます。

どうしてもURL変更が必要な場合は、必ず301リダイレクトを設定しましょう。また、内部リンクの更新も忘れずに行い、サイト内のすべてのリンクが新しいURLを指すようにします。外部サイトからのリンクについても、可能な限り更新を依頼することが大切です。

2. 301リダイレクトの設定漏れに注意

URL変更時の301リダイレクト設定は、単にトップページだけでなく、すべてのページで必要です。よくある失敗として、主要ページのみリダイレクトを設定し、下層ページを忘れるケースがあります。

リダイレクトマップを作成し、旧URLと新URLの対応表を管理することで、設定漏れを防げます。設定後は必ず実際にアクセスして動作確認を行い、404エラーが発生していないかチェックしましょう。大規模サイトの場合は、クローラーツールを使用して全URLの確認を行うことをおすすめします。

3. コンテンツを大幅に削減しない

ページ数やコンテンツ量の大幅な削減は、検索順位の下落に直結します。特に、検索流入の多いページや、被リンクを獲得しているページの削除は致命的です。

コンテンツ整理が必要な場合は、類似ページの統合という形で対応しましょう。複数ページの内容を1ページにまとめることで、コンテンツの質を高めながらSEO効果を維持できます。削除せざるを得ないページがある場合は、そのページが獲得していたキーワードを他のページでカバーできるよう計画することをおすすめします。

4. titleタグとmeta descriptionを適切に設定する

リニューアル時にtitleタグやmeta descriptionの設定を忘れるケースも見られます。これらは検索結果に表示される重要な要素であり、設定ミスは直接的にクリック率の低下につながるため注意が必要です。

各ページに固有のtitleタグを設定し、ページ内容を的確に表現しながら主要キーワードを含めることがポイントとなります。文字数は30文字前後が目安です。

meta descriptionは120文字程度で、ユーザーがクリックしたくなる魅力的な説明文を作成しましょう。CMSのデフォルト設定に頼らず、1ページずつ確認することが大切です。

5. 内部リンク構造を崩さない

内部リンクは、サイト内のページ同士をつなぐ要素です。リニューアル時に内部リンクを大幅に削減したり、リンク切れを放置したりすると、検索エンジンがサイト構造を理解できなくなります

重要なページへの内部リンクは必ず維持し、新しいサイト構造でも適切な導線を確保しましょう。パンくずリストの設置、関連ページへのリンク、サイトマップの配置など、ユーザーと検索エンジンの両方にとって分かりやすい構造を心がけることが大切です。

6. robots.txtでクローラーを拒否しない

開発環境で使用していたrobots.txtの設定をそのまま本番環境に適用してしまい、検索エンジンのクローラーを拒否してしまうケースがあります。これではサイト全体がインデックスから削除される可能性があります。

公開前に必ずrobots.txtの内容を確認し、「Disallow: /」などの全体拒否設定が残っていないかチェックしましょう。Google Search Consoleのrobots.txtテスターを使用して、正しく設定されているか検証することも大切です。

7. XMLサイトマップを更新・送信する

リニューアル後は、新しいサイト構造に基づいたXMLサイトマップを作成し、検索エンジンに送信する必要があります。古いサイトマップのままでは、存在しないページがクロールされたり、新しいページが認識されなかったりするためです。

サイトマップには全ページのURLと最終更新日を含め、Google Search ConsoleとBing Webmaster Toolsの両方に送信しましょう。送信後はエラーがないか確認し、問題があれば速やかに修正します。

8. 404エラーページを適切に処理する

削除したページへのアクセスに対して404エラーページを表示する対策は必要です。ただし、価値のあったページを安易に404にすることは避けるべきです。

削除するページに被リンクがある場合や、検索流入がある場合は、関連する別のページへ301リダイレクトすることを検討しましょう。どうしても404にする場合は、ユーザーを適切に誘導できるよう、サイト内検索やサイトマップへのリンクを含む404ページを用意することをおすすめします。

9. モバイル対応を必須とする

Googleのモバイルファーストインデックス導入により、モバイル対応は必須要件です。PC版は完璧でも、モバイル版に問題があれば、検索順位に悪影響を与えます。

レスポンシブデザインを採用し、すべてのコンテンツがモバイルでも適切に表示されることを確認しましょう。特に、タップできない小さなリンク、読めない小さな文字、横スクロールが必要なレイアウトなどは避ける必要があります。

関連記事:レスポンシブ対応とは? 5つの対応方法や注意点をWeb制作会社が解説

10. ページ表示速度を低下させない

リニューアル後にページの表示速度が遅くなることは、ユーザー体験とSEOの両面で大きなマイナス要素です。特に、Core Web Vitals(LCP、FID、CLS)の数値悪化は、直接的に検索順位に影響します。

画像の最適化、不要なJavaScriptの削除、CSSの軽量化など、パフォーマンス改善に取り組みましょう。リニューアル前後でPageSpeed Insightsのスコアを比較し、低下している場合は原因を特定して改善することが重要です。

SEOを含むサイトリニューアルを外注する際の選定基準

SEOを含むサイトリニューアルを外注する際には、次の5つのポイントに特に注意する必要があります。

  • SEO対策の実績やノウハウがあるか
  • サイトリニューアル・構築の実績が豊富か
  • コミュニケーションやレスポンスが迅速か
  • 費用や期間などを明確に提示してくれるか
  • 成功事例や業界特有の知見があるか

SEO対策の実績やノウハウがあるか

SEO対策をしっかり行うには、検索エンジンのアルゴリズム変化や最新トレンドへの対応力が求められます。依頼先が過去にどのようなSEOの成果を出してきたか、具体的な成功事例を確認しましょう

SEOの基本である内部対策・外部対策・技術的SEO・コンテンツ戦略の知識や実践力があることが必須です。自社と同じ業界やビジネス規模の案件に携わった経験があるかも評価基準になります。

サイトリニューアル・構築の実績が豊富か

制作会社としてサイトリニューアルや新規構築の実績がどれくらいあるかも重要です。実績が豊富な会社ほど、多様な課題に適切に対応できるノウハウを持っています。

特に 「自社と同規模・同業種」でのリニューアル実績があれば、業界特有のSEO課題やデザイン要件なども理解している可能性が高いので安心です。ポートフォリオや公開事例を必ずチェックし、品質と信頼性を確認しましょう。

コミュニケーションやレスポンスが迅速か

外注でのトラブルの多くはコミュニケーション不足や遅延によるものです。リニューアルでは仕様変更や不明点が頻発するため、連絡がスムーズでレスポンスが速いかを確認しましょう。

見積もりや問い合わせの返信スピードで判断したり、担当者が窓口として明確かどうかもポイントです。納期遅延やトラブルリスク軽減のため、コミュニケーション体制の確認が欠かせません。

費用や期間などを明確に提示してくれるか

リニューアルは多くの費用と時間がかかるプロジェクトです。外注先が費用の内訳やスケジュール、工数などを具体的に提示してくれるか、隠れた追加費用が発生しないかも確認しましょう

曖昧な見積もりや進行管理の不明確な会社はリスクが高まるため、事前に詳細を詰めておくことが大切です。

関連記事:サイトリニューアルの費用相場は?相場や費用を抑えるポイントも解説

成功事例や業界特有の知見があるか

単なるSEO全般での知識だけではなく、自社の業種やビジネスモデル・ターゲットに合った戦略提案ができるかも外注先選びの重要なポイントです。

これまでに同じ業界で成功したプロジェクト事例や、成果指標(KPI)の改善実績をヒアリングし、納得できる場合のみ依頼しましょう。ビジネス全体にどのような価値をもたらすのか、具体的な提案力にも注視することが必要です。

関連記事:サイトリニューアルの成功事例15選!成果を最大化した施策を実例で紹介

失敗しないサイトリニューアルのために

サイトリニューアルは企業にとって大きな投資であり、その成否はビジネスに直接的な影響を与えます。本記事で解説した注意点を一つ一つ確実に押さえることで、リスクを最小限に抑え、期待する成果を得ることができます。

しかし、リニューアルの成功は完成時点で終わりではありません。むしろ、リニューアル後の継続的な改善と運用こそが、長期的な成果を左右します。多くの企業が直面する課題は、リニューアル後も外部業者に依存し続けなければならない運用体制です。

この課題を解決するのが、専門知識ゼロで使えるCMSツール「LeadGrid」です。LeadGridは、1,500社のサイト制作・マーケティング支援のノウハウを活かし、SEOに配慮した設計と運用のしやすさを両立させたオールインワンCMSツールです。本記事で紹介したSEOの注意点を、リニューアル時から確実に実装できます。

  • SEO内部対策を標準装備:パンくずリストや構造化マークアップなど、技術的なSEO要素を管理画面から簡単に設定

  • URL構造の最適化:301リダイレクトの設定やXMLサイトマップの自動生成により、SEO評価を維持

  • リニューアル後も自社で改善可能:見たまま編集機能で、titleタグやmeta descriptionの更新も専門知識不要

さらに、顧客管理やリード分析機能も搭載されているため、リニューアル後の効果測定から改善施策の実施まで、すべてを自社で完結できます。


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記事を書いた人

LeadGrid BLOG編集部
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LeadGrid BLOG編集部は、Web制作とデジタルマーケティングの最前線で活躍するプロフェッショナル集団です。Webの専門知識がない企業の担当者にも分かりやすく、実践的な情報を発信いたします。

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