オウンドメディアでブランディングは可能?メリットを徹底解説
オウンドメディアでブランディングは可能?メリットを徹底解説
予算別でわかる!
オウンドメディア制作事例集、無料配布中!
各企業の予算に応じた制作事例を一挙公開。オウンドメディア依頼前に費用相場を把握し、自社に最適なサイトを構築するためのアイデアやヒントが満載の資料を無料でダウンロードできます。ぜひご活用ください!
オウンドメディアの運用においてコンテンツや戦術対策ばかりに気を取られて、ブランディングを疎かにしていませんか?
関連記事:オウンドメディアとは|作り方や運用のコツを解説【事例についても】
ブランディングは企業価値を高め、集客と収益の向上につながります。オウンドメディアはブランディングをおこなうツールとして適した媒体です。
この記事ではオウンドメディアによるブランディングがもたらすメリットや、オウンドメディアによるブランディングの成功例について解説していきます。
オウンドメディア運用を検討している方、ブランディングに力を入れたい方は、ぜひ参考にしてください。
なお、LeadGridで制作したオウンドメディアを予算別にまとめた無料配布資料「予算別オウンドメディア制作事例集」もご用意しております。
ぜひ下記より無料でダウンロードし、貴社の予算感で具体的にどのようなオウンドメディアを構築できるかイメージするのにお役立てください。
そもそもブランディングとは?
ブランディングについて、そもそもの定義と混同しやすいマーケティングとの違いから解説して行きます。
ブランディングの定義
ブランディングとは、市場のニーズに対して自社の商品やサービスがどんな価値を持つのかを明確にすることです。そして、明確となったブランディングイメージはキャッチコピーや企業ロゴとして視覚化されることで、消費者の購買動機へとつながります。
ブランディングをおこなうことで顧客の定着化と集客を加速させることができ、昨今では多くの企業が自社のブランディングに取り組んでいます。
マーケティングとの違い
ブランディングと混同されやすい用語に「マーケティング」があります。
ブランディングは、企業や商品の価値を高めていいイメージを広めるための活動である一方で、マーケティングは育ったブランドイメージを市場に売り出していくこと。
関連記事:Webマーケティングとは? 簡単に誰でもわかるように方法や始め方を解説
つまり、ブランディングができていない段階でマーケティングをおこなったとしても、空回りになってしまうおそれがあります。
では、企業のブランディングはどのような方法で行えば良いのでしょうか?以下では、ブランディングを行う方法について解説します。
ブランディングとオウンドメディアの関係性
ブランディングの方法は広告やSNSなど多岐に渡り、これまではCMや広告、SNSでの宣伝によっておこなうブランディングが主流でした。しかし、広告費用をかけずともオウンドメディアでブランディングをすることが可能です。
オウンドメディアとは、主に記事コンテンツなどが掲載されるWebメディアのことを指し、ホームページの中でオウンドメディアを運営している企業も多くあります。
このオウンドメディアはコンテンツ制作を内製化する事で、サービスや商品の良さを漏れなく伝えることができます。
つまり、オウンドメディアでブランディングをすることで、これまで莫大な広告費用をかけていたブランディング効果を、低コストかつ長期間にわたり持続できるのです。
なお、オウンドメディア運用において重視すべきものは、PV数だけではありません。オウンドメディアで、効率的にブランディングしていくために重視すべき指標を解説しています。下記より無料でダウンロードできます。
オウンドメディアでブランディングをおこなう4つのメリット
オウンドメディアでブランディングをおこなうと、どのようなメリットがあるのでしょうか。オウンドメディアはブランディングに効果的なツールであるため、複数のメリットが存在します。
ここからは、オウンドメディアでブランディングをおこなうことのメリットをご紹介します。
- 顧客の定着化
- 競合との差別化
- 信頼を得られる
- 中長期的な広告費用コスト削減につながる
顧客の定着化
オウンドメディアを通じてブランディングをすることで、集客と顧客の定着ができます。自社のブランド価値を高め、一定層のファンができあがることで、潜在顧客への集客効果・既存顧客の定着が期待されます。ファンの定着によって収益の安定・拡大が期待されるのです。
また、オウンドメディアによるブランディングは、拡散力にも期待ができます。獲得した一定層のファンや顧客が、オウンドメディアをSNSで拡散することで、さらなる潜在顧客の定着が期待できます。
顧客の定着を成功させるためには、オウンドメディアのコンテンツ内容に力を入れる必要があります。なぜなら、コンテンツ内容が弱ければ、世間にイメージを浸透させることができないためです。
競合との差別化
オウンドメディアでブランディングをおこなうことによって、競合他社との差別化を図ることができます。
競合の中で「○○といえばこの会社!」と世間にイメージを持ってもらうことが、潜在顧客獲得のためには重要です。
自社のコンセプトや強みを世間に浸透させるには、莫大な広告費用がかかってしまいます。しかし、オウンドメディアを利用することで、地道ながら企業のイメージを構築できます。
自社メディアのため、自由に記事やコンテンツを決定できるので、統一感と一貫性を持たせることで、自社のブランドイメージを浸透させやすいと言えるでしょう。
信頼を得られる
オウンドメディアでブランディングをすることによって、顧客の信頼を獲得できます。
なぜなら、オウンドメディアは長期的かつ継続的に運営するため、リアルタイムにユーザーへ情報を発信できるからです。これにより、潜在顧客層に対し、イメージの刷り込みや信頼の醸成が可能となります。
同じ内容、価格であっても、イメージの印象に残っているサービスを受けたいと人は思うものです。収益を増やしたいなら、顧客層の信頼を得ることは重要と言えます。
ただし、戦略もなしにオウンドメディアを運用していても、企業信頼を高めることはできません。業界内での自社のイメージを浸透させるための戦略設計をおこない、企業信頼を高めるためのコンテンツ制作が重要になってきます。
中長期的な広告費用の削減につながる
オウンドメディアによるブランディングは、比較的低コストでおこなうことができます。
一般的な広告メディアに自社サービスを掲載する場合、高額な広告費用が発生します。集客のためには、広告戦略が必要不可欠ですが、高額な広告費用を支払って集客に失敗した場合は、大きな損失となってしまうのです。
しかし、オウンドメディアであれば広告費は一切かかりません。自社メディアのため、集客が悪ければ内容を改善することができ、費用をかけずに試行錯誤ができるのです。
オウンドメディアでブランディングをおこなうことができれば、自社メディア自体が広告媒体の役割を担ってくれます。
なお、無料配布資料「Webサイト集客入門ガイド」ではWebサイトで集客する方法をより詳しく解説しています。これから集客を行う人に向けて、わかりやすく集客の考え方をまとめているため、ぜひ一度ご覧ください。下記より無料でダウンロードできます。
オウンドメディアのブランディングにおける戦略のポイント
オウンドメディアのブランディングでは緻密な戦略設計が必要です。成功できる戦略設計を行うにあたり押さえておくべきポイントをご紹介します。
戦略設計の前に狙いや目標を定義する
オウンドメディアは一般的に自社のサービスや事業、採用における課題解決を目的として運用されます。課題解決には一貫性のある戦略を立てる必要があるため、ブランディングをする狙いや目標を明確に定義することが重要です。
また、ゴールを定義することで、どのような状態が達成したと言える段階なのかが明確になります。ブランディングをする上で、ビジョンを思い描きながら目標に沿った戦略を立てていきましょう。
段階を分けて考える
段階を分けての戦略設計は目的を着実に達成させるためにとても重要です。
たとえば、知名度向上や資料請求、サービスの収益化に対する窓口など、企業によってオウンドメディアに課する役割はさまざま。場合によっては複数の目的を達成したいと考える場合もあるでしょう。
並行した戦略設計をするのではなく複数の目標を達成したい場合は優先順位を決めた上で、一つひとつ段階を分けて考えて戦略を立てましょう。
また、無料配布資料「オウンドメディア運用インハウス化マニュアル」も用意しました。オウンドメディアを長い目で運用するときは、費用対効果を考えると内製化がおすすめです。どのようなステップで内製化していくべきか詳しく解説しているため、ぜひ下記より無料でダウンロードして参考にしてください。
オウンドメディアでブランディングを成功させる3つの注意点
オウンドメディアでブランディングを成功させるためには、ただ闇雲に記事を掲載しているだけではいけません。一貫性を持ったブランドイメージを世間に定着させるためには、適切な期間と適切な努力が必要となります。
ここでは、オウンドメディアでブランディングを成功させるための注意点を紹介していきます。
- ブランドイメージを明確にする
- コンテンツに一貫性を持たせる
- 顧客目線でのブランドストーリーでアピールする
ブランディングを行う際には上記の3つに注意して運営していきましょう。
ブランドイメージを明確にする
オウンドメディアでブランディングを成功させるためには、自社商品・サービスのブランドイメージや強みを、明確にすることが重要です。
自社の良い点や強みは他社と比較することではじめてわかるもの。まずは、自社がユーザーに伝えたいサービスや商品の魅力や強みを把握しましょう。
自社分析と他社製品との比較を十分に行い、どのようなイメージをアピールしていきたいか、検討しましょう。
コンテンツに一貫性を持たせる
オウンドメディアを掲載していく中で、コンテンツ内容が毎回変わってしまえば、ブランディングは難しくなります。
コンテンツ内容、記事の雰囲気に一貫性を持たせて、「何を伝えたいのか」「何を売りにしているのか」を、読者に印象付けましょう。
また、一貫性を持ったオウンドメディアにすることで、SEOコンテンツとしての価値を高めることにもなります。SEO対策が優れたオウンドメディアが制作できれば、多くの人々に見てもらう可能性が増え、広告戦略としても効果を発揮してくれるのです。
なお、コンテンツに一貫性を持たせるためには、内容だけではなく表記の仕方にも気を使うべきです。かな/漢字表記や出典表記の仕方など、一貫性を持たせることで、オウンドメディアの信頼度は向上します。
無料配布資料「オウンドメディア表記ガイドライン」では、月間100万PVを獲得しているメディアを運営している当社のメディア執筆ガイドラインになります。まだ社内にガイドラインがなく、どのようなチェック項目を設けるべきかわからなくて困っている担当者の方はぜひ下記より無料でダウンロードして参考にしてください。
顧客目線でのブランドストーリーでアピールする
自社で思い描くブランドイメージと、顧客が思っているブランドイメージに相違があれば、ブランディングは成功しません。ブランディング成功の秘訣は、世間にどのようなイメージを持たせたいか、どう思われているかを客観的に判断して、企業と顧客のイメージのギャップをなくしていくことです。
たとえば、アパレルのハイブランド企業が、いままで高級感溢れるファッションアイテムでファンを獲得してきたにも関わらず、いきなり安価なアイテムを売り出してしまえば、どうなるでしょうか?一定層の新規顧客の需要は増えますが、高級であることに惹かれていたファンは離れてしまいます。
つまり、顧客が思い描いているブランドイメージを把握した上で、ブランディングをおこなう必要があります。顧客目線でのブランドイメージを把握するためには、SNSの口コミ、アンケートを実施してマーケティングをおこなっておきましょう。
オウンドメディアでのブランディング成功例
では、実際にブランディングに成功した企業はどのような取り組みをおこなっているのでしょうか?以下では、オウンドメディアでのブランディングに成功した事例を3社紹介します。
成功例を学べば、自社が目指すべきオウンドメディアブランディングのロールモデルが見つかるはずです。
- THE BAKE MAGAZINE
- Red Bull
- くらしの良品研究所
THE BAKE MAGAZINE
▲出典:THE BAKE MAGAZINE
「THE BAKE MAGAZINE」は、株式会社BAKEが運営するメディアです。「製菓業界を変えるオウンドメディア」をコンセプトに、スイーツブランドについてのコラムや、食に関するインタビュー記事を掲載しています。
BAKEは、デザインやテクノロジーの力をお菓子に取り入れた、「BAKE CHEESE TART」のチーズタルトが反響を呼んだ企業です。その背景には、革新的なデザインや商品の質だけでなく、オウンドメディアによるブランディングの成功があります。
THE BAKE MAGAZINEでは、BAKEの事業や社員にフォーカスした記事だけでなく、同じ業界で活躍する企業や職人の取り組みや努力を伝えるコンテンツも発信しています。自社商品を交えて消費者向けに競合商品を紹介したり、業界関係者向けにメディア運用方法を紹介したりしていることも、特徴の一つです。
Webでの発信を強化したことにより、メディア経由で取材やイベント依頼が増加したり、店舗に長い行列ができたりと、ブランディングを通じた集客獲得に成功しています。
Red Bull
レッドブル株式会社が手がけるオウンドメディアは、アスリートへのインタビューや、スポーツイベントに関するコンテンツをメインに発信しています。
Red Bullが成功した鍵は、コンテンツ内容をスポーツのみに重点をおき、おなじみとなった「翼を授ける」のキャッチフレーズだけで商品説明を一切しない、一貫性を持ったイメージ戦略です。世間に、「スポーツといえばRed Bull」と、エナジードリンクとしてのブランドイメージを確立していきました。
直接、商品を紹介せずに、スポーツを通して、レッドブルが持つエネルギッシュなイメージや爽快感を訴求することで、ブランドイメージの向上に貢献している事例と言えます。
北欧、暮らしの道具店
「北欧、暮らしの道具店」は、株式会社クラシコムが2011年から運営しているECショップが融合したオウンドメディアです。
メディア内には、「お買いもの」と「読みもの」というカテゴリが用意されています。「お買いもの」は商品情報だけではなく、着こなし方や紹介した商品にあった小物なども提案している点が特徴的です。一方で「読みもの」はスタッフ愛用品などのコーナーがあり、実際にスタッフが愛用して使っている商品を、自社商品に限らず紹介しています。
メディア全体を通して、北欧テイストの生活用品に囲まれた暮らしを提案しており、顕在顧客だけではなく潜在顧客までターゲットにして、コンテンツ制作がされています。
オウンドメディアはブランディングに最適なツール
オウンドメディアは、ブランディングをおこなうために多くの広告費をかけられない企業に有効な媒体のひとつです。
しかし、効果的なブランディングができるオウンドメディアを育てるには、長期的なリソースやノウハウが必要です。オウンドメディア運用代行会社に委託することもできますが、多額のコストや、自社のことをよく知らない他人に任せるという不安もあります。
そんなときは、自社でオウンドメディアを制作・運用が効率的にできる、優れたCMSであるLeadGridの導入がおすすめです。
LeadGridはリード獲得に特化したCMSで、Webサイトを通じて得た顧客情報であるリードを一括管理できます。また、リードの獲得経路も分析可能なため、それぞれのリードに対して適切な営業施策を走らせることもできます。
また、Web制作、運用の初心者でも安心の設計です。ページを見たまま編集できる機能のほかに、ダウンロードフォームの管理や写真の追加なども、ドラッグ&ドロップで完結します。
すでに100社以上の企業で導入されているCMSで、オウンドメディアだけではなく、コーポレートサイトやサービスサイトなどでも活用されています。
なお、LeadGridで制作したオウンドメディアを予算別にまとめた無料配布資料「予算別オウンドメディア制作事例集」もご用意しております。
ぜひ下記よりダウンロードし、貴社の予算感で具体的にどのようなオウンドメディアを構築できるかイメージするのにお役立てください。
一般的に質を担保したサイト制作には最低30万円程度の予算が必要だと言われています。一方、費用を抑えてサイトの質を維持しようとすると、完成までのスピード感が大幅に落ちてしまう場合も。
クオリティ・コスト・スピードの全てを実現するサイト制作をお探しの方へご紹介したいのが「最短1週間15万円〜でメディアを立ち上げられるプラン」。戦略的な運用でリードの創出も可能です。気になる方は、ぜひお気軽に無料でご相談ください。
さらに今なら、無料デモを提供中です。「まずは使ってみてから、今後の利用を検討したい……」という方は、ぜひ14日間の無料デモをお試しください。
予算別でわかる!
オウンドメディア制作事例集、無料配布中!
各企業の予算に応じた制作事例を一挙公開。オウンドメディア依頼前に費用相場を把握し、自社に最適なサイトを構築するためのアイデアやヒントが満載の資料を無料でダウンロードできます。ぜひご活用ください!
LeadGrid BLOG編集部は、Web制作とデジタルマーケティングの最前線で活躍するプロフェッショナル集団です。Webの専門知識がない企業の担当者にも分かりやすく、実践的な情報を発信いたします。
関連記事
-
WebサイトのCMSと外部ツールとデータ連携させるメリット3選|CMSの選び方も
- # CMS
- # MAツール
- # Webサイト
-
エネルギー業界がWeb集客で失敗する要因は?有効な施策も紹介
- # Webサイト
- # Webマーケティング
- # コンテンツマーケティング
- # リード獲得
-
教育業界におすすめのWeb集客施策7選|メリットや成功のポイントも
- # Webサイト
- # Webマーケティング
- # コンテンツマーケティング
- # リード獲得
-
介護・福祉事業のWeb集客方法とは?具体的な施策や成功のポイントを解説
- # Webサイト
- # Webマーケティング
- # コンテンツマーケティング
- # リード獲得
-
コンテンツマーケティングをトータルで伴走支援する『コンマルク』をリリースしました
- # コンテンツマーケティング
-
エネルギー業界に強いデジタルマーケティング会社5選|施策のポイントや選び方も解説
- # Webサイト
- # Webマーケティング
- # オウンドメディア
- # コンテンツマーケティング
- # ホワイトペーパー
Interview
お客様の声
-
採用力強化を目的に更新性の高いCMSを導入し、自社で自由に情報発信できる体制を実現した事例
株式会社ボルテックス 様
- # 採用サイト
- # 採用強化
- # 更新性向上
Check -
直感的な操作性・自由に構成を変更できる柔軟性により、理想のサイト運営が可能になった事例
株式会社フォーカスシステムズ 様
- # コーポレートサイト
- # 更新性向上
- # 採用強化
Check -
ロゴ・サイト・モーション、すべてのデザインに世界観を込めたリブランディング事例
circus株式会社 様
- # コーポレートサイト
- # 更新性向上
- # リブランディング
- # 採用強化
Check -
物流DX企業として信頼いただけるようなサイトデザインに刷新し、SEO流入も増加した事例
三菱商事ロジスティクス株式会社 様
- # コーポレートサイト
Check
Works