サイト改善におすすめのツール15選!無料ツールや選び方も紹介|Webサイト制作 / CMS・MAツール|LeadGrid(リードグリッド)

サイト改善におすすめのツール15選!無料ツールや選び方も紹介

目次

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Webサイトの成果を向上させるには、適切な分析ツールの活用が欠かせません。

本記事では、アクセス解析・ヒートマップ・競合分析など、目的別に厳選した15のツールを紹介します。無料で使えるツールについてもまとめているので、これからサイト改善を始めていきたい方もぜひ最後までご覧ください。

サイト改善ツールの選び方4つのポイント

サイト改善ツールを選ぶ際は、導入後の失敗を避けるため、事前に以下のポイントを知っておきましょう。

1. 導入目的を明確にする

ツール選定で最も重要なのは、何を改善したいのかを明確にすることです。アクセス数の増加、コンバージョン率の向上、ユーザビリティの改善など、目的によって必要なツールは異なります。

例えば、検索流入を増やしたい場合はSEO分析機能が充実したツールが必要です。一方、サイト内での行動を改善したい場合は、ヒートマップやABテストツールが適しています。目的が曖昧なまま導入すると、機能を持て余したり、必要な分析ができなかったりする結果になります。

2. 使いやすさで選ぶ

高機能なツールでも、使いこなせなければ投資が無駄になります。インターフェースの直感性、日本語対応の充実度、サポート体制などを事前に確認することが重要です。

特にチームで利用する場合、メンバー全員が使えるかどうかが成功の鍵となります。技術的な知識がなくても基本的な分析ができるか、レポート作成は簡単か、といった点を確認しましょう。無料トライアルを活用し、実際の業務フローで試してみることをおすすめします。

3. 費用対効果を見極める

サイト改善ツールの価格は、無料から月額数十万円まで幅広く設定されています。重要なのは、価格の安さではなく費用対効果です。

月額3万円のツールでも、それによって月30万円の売上増加が見込めるなら、十分な投資価値があります。逆に、無料ツールでも必要な機能が揃っているなら、あえて有料ツールを選ぶ必要はありません。導入前に期待される効果を数値化し、投資判断を行うことが大切です。

4. 他ツールとの連携性を確認する

サイト改善は複数のツールを組み合わせて行うことが一般的です。既存システムとの連携性を確認することで、データの一元管理や業務効率化が実現できます。

最低限、GoogleアナリティクスやGoogleサーチコンソールとの連携は確認すべきです。また、CRMやMAツール、広告管理ツールなどと連携すれば、より深い分析が可能になります。API連携の可否も確認し、将来的なシステム拡張に対応できるかを検討しましょう。

無料で使えるサイト分析ツール5選

まずは費用をかけずに始められる無料ツールを紹介します。これらのツールだけでも、本格的なサイト分析が可能です。

1. Googleアナリティクス

▲出典:Googleアナリティクス

Googleアナリティクスとは、Googleが無料で提供するWebサイトおよびアプリ向けのアクセス解析ツールです。訪問者数やページビュー、滞在時間、流入経路などを細かく確認でき、ユーザーの行動を可視化することで改善すべきポイントを的確に把握できます。

カスタムレポートや目標設定機能を使えば、コンバージョンに直結するデータを抽出可能です。設定にはある程度の知識が必要ですが、解説記事や動画も多く公開されているため、まずは基本的な設定から始めてステップアップしていくことをおすすめします。

Googleアナリティクスはこちらから

関連記事:Googleアナリティクス(GA4)の見方を徹底解説|設定やデータの活用方法も

2. Googleサーチコンソール

▲出典:Googleサーチコンソール

Googleサーチコンソールは、検索エンジンでの表示状況を分析する無料ツールです。検索キーワード、表示回数、クリック率、平均掲載順位など、SEOに必要な情報を取得できます。

Googleサーチコンソールでは、どのキーワードで流入があるか、どのページが検索結果に表示されているかを正確に把握できます。競合ツールでは推測値しか得られない情報も、ここでは実数値として確認可能です。

技術的な問題の検出機能も優れています。インデックスエラー、モバイルユーザビリティの問題、構造化データのエラーなど、SEOに影響する問題を早期発見できることから、定期的なチェックにより、検索順位の安定的な向上が期待できます。

Googleサーチコンソールはこちらから

関連記事:Googleサーチコンソールの設定方法|使い方や見方についても

3. Microsoft Clarity

▲出典:Microsoft Clarity

Microsoft Clarityは、完全無料で利用できるヒートマップツールです。PV数の制限もなく、大規模サイトでも追加費用なしで分析できます。

最大の特徴はセッションレコーディング機能です。実際のユーザーがどのようにサイトを操作したかを動画で確認できます。クリック、スクロール、マウスの動きなど、すべての行動が記録されるため、ユーザビリティの問題を具体的に把握できます。

AIによる異常行動の検出も便利です。激怒クリック(同じ場所を連続クリック)、過度なスクロール、JavaScriptエラーなど、ユーザーがストレスを感じている可能性のある行動を自動検出します。

Microsoft Clarityはこちらから

4. User Heat

▲出典:User Heat

User Heatは、月間30万PVまで無料で使える国産ヒートマップツールです。「熟読エリア分析」「クリックエリア分析」「終了エリア分析」など、5種類のヒートマップを利用できます。

設置も簡単で、専用タグを埋め込むだけで計測開始できます。技術的な知識は不要で、HTMLの基本がわかれば誰でも導入可能です。日本語対応も完璧で、サポートページも充実しています。

無料版の制限はありますが、中小規模のサイトなら十分な分析が可能です。有料ツールを導入する前に、ヒートマップ分析の価値を確認するのに最適なツールといえます。

User Heatはこちらから

5. PageSpeed Insights

▲出典:PageSpeed Insights

PageSpeed Insightsは、Webページの表示速度を分析するGoogleの無料ツールです。URLを入力するだけで、モバイルとデスクトップ両方の表示速度を測定できます。

表示速度はユーザー体験とSEOの両方に影響する要素です。PageSpeed Insightsでは、実際のユーザー環境を想定した測定が行われ、画像の最適化、JavaScriptの削減、キャッシュの活用など、具体的な改善提案も提示されます。定期的に測定し、継続的な改善を心がけることが重要です。

PageSpeed Insightsはこちらから

おすすめの有料アクセス解析ツール3選

より高度な分析や効率化を求める場合は、有料ツールの導入を検討します。投資に見合った価値を提供するツールを厳選しました。

AIアナリスト

▲出典:AIアナリスト

AIアナリストは、人工知能がWebサイトの改善提案を自動生成するツールです。4万以上のサイトを分析してきた経験を活かし、「ここを直せば売上が上がる」という具体的なアドバイスをしてくれます。

例えば、「お問い合わせページの離脱率が高い」という問題を見つけたら、「ボタンの色を青から緑に変える」「入力項目を減らす」など、すぐに実行できる改善案を提案します。Googleアナリティクスのデータを自動で分析するため、難しい操作は必要ありません。

AIアナリストはこちらから

アナトミー

▲出典:アナトミー

アナトミーは、ChatGPTのような対話形式でWebサイトの分析ができるツールです。「先月のアクセス数を教えて」「どのページが人気?」など、普通の言葉で質問すると、AIが分かりやすく答えてくれます。

30種類の質問テンプレートが用意されているため、何を聞けばいいか分からない人でも安心です。例えば「人気ページランキング」をクリックするだけで、アクセスの多いページがグラフで表示されます。結果は表やグラフで見やすく表示され、そのままレポートとして使えます。

アナトミーはこちらから

Adobe Analytics

▲出典:Adobe Analytics

Adobe Analyticsは、大企業向けの高機能アクセス解析ツールです。リアルタイムでの詳細な分析が可能で、顧客の行動を深く理解できます。Googleアナリティクスよりも細かなセグメント分析や、複雑な条件での分析が得意です。

特に優れているのは、オフラインデータとの統合機能です。実店舗の購買データやコールセンターのデータと組み合わせることで、顧客の全体像を把握できます。また、予測分析機能により、将来の顧客行動を予測し、先回りした施策を打つことも可能です。

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ヒートマップツール4選

ユーザーの行動を視覚的に把握できるヒートマップツールは、UI/UX改善に欠かせません。目的と予算に応じて選べる4つのツールを紹介します。

Ptengine

▲出典:Ptengine

Ptengineは、リアルタイムでヒートマップを確認できる高機能ツールです。設置後すぐに分析を開始でき、待ち時間なしで改善に着手できます。

ヒートマップ以外にも、ファネル分析、イベントトラッキング、A/Bテストなど、サイト改善に必要な機能を統合的に提供しています。一つのツールで完結するため、複数ツールを管理する必要もありません。無料プランでも月間3,000PVまで利用可能です。

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ミエルカヒートマップ

▲出典:ミエルカヒートマップ

ミエルカヒートマップは、ページ改善に必要な機能をワンストップで提供する国産ツールです。熟読・離脱・クリックの3種類のヒートマップで、ユーザー行動を詳細に可視化できます。

特徴は、AI自動解析機能(β版)です。ヒートマップデータをAIが分析し、課題点の洗い出しから改善案の提案まで自動で行います。さらに、ABテスト機能で改善案を検証でき、簡易CMS機能により開発部門に依頼せずページ編集も可能です。

ミエルカヒートマップはこちらから

SiTest

▲出典:SiTest

SiTestは、導入数100万サイトを突破したオールインワン型のサイト改善ツールです。ヒートマップ、A/Bテスト、EFO、パーソナライズなど、サイト改善に必要な機能をすべて搭載し、分析から検証、改善まで一つのツールで完結できます。

最大の特徴は、ノーコードで誰でも簡単に使える点です。サイト制作の知識がなくても、直感的な操作でコンテンツの追加や検証が可能です。Googleの資格を持ったコンサルタントがサポートするため、LPOの進め方に迷うこともありません。

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Mouseflow

▲出典:Mouseflow

Mouseflowは、世界20万社以上、国内100社以上の上場企業が導入するユーザー行動分析ツールです。レコーディング、ヒートマップ、フォーム分析、ファネル、アンケートの5つの機能を搭載し、Googleアナリティクスでは見えないユーザーの感情や行動を可視化できます。

最大の特徴は、実際のユーザー行動を動画で再生できるレコーディング機能です。なぜユーザーが離脱したのか、どこで迷っているのかを具体的に把握できます。

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競合分析ツール3選

市場での立ち位置を把握し、差別化戦略を立てるために欠かせない競合分析ツールを紹介します。

Similarweb

▲出典:Similarweb

Similarwebは、世界中の主要なWebサイトについて推定トラフィックを分析できるツールです。URLを入力するだけで、競合サイトのおおよその訪問者数、滞在時間、流入チャネルの割合などを把握できます。

通常は入手が難しい競合のトラフィック動向を推定できるのが大きな強みで、自社のマーケティング戦略を考えるうえで、競合がどの流入経路に力を入れているかといった大まかな傾向を理解するのに役立ちます。無料版でも基本的な指標は確認できますが、データ範囲や期間は制限されており、詳細な分析には有料プランが必要です。

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Ahrefs

▲出典:Ahrefs

Ahrefsは、SEOに特化した総合ツールで、特に被リンク分析に強みを持つことで知られています。世界最大級のリンクデータベースを保有しており、自社サイトだけでなく競合サイトがどのような外部リンクを獲得しているか、またリンク元サイトの質やアンカーテキストの傾向を把握できます。

さらに、オーガニック検索順位の追跡、キーワード調査、コンテンツギャップ分析など幅広い機能を備えており、自社がまだ獲得できていないキーワードを発見し、戦略的にコンテンツを強化することが可能です。

Ahrefsはこちらから

SEMrush

▲出典:SEMrush

SEMrushは、SEOやPPC広告を中心にデジタルマーケティングを幅広く支援できる統合型ツールです。

検索エンジン対策に必要なキーワード調査や順位トラッキングはもちろん、競合の広告出稿状況やSNSアカウントのベンチマークまでカバーしており、一つのプラットフォームで包括的にマーケティングデータを把握できる点が特徴です。

SEOにおいては、競合のオーガニック検索順位や獲得キーワードの分析、被リンクの調査、さらには「コンテンツギャップ分析」によって、自社がまだ獲得できていない潜在的なキーワードを明らかにすることができます。

SEMrushはこちらから

自社に必要なサイト改善ツールを見極めよう

サイト改善ツールは、データに基づいた意思決定を可能にする強力な武器です。本記事で紹介した15のツールから、目的と予算に応じて最適なものを選択してください。

小さな改善の積み重ねが、やがて大きな成果につながります。データドリブンなサイト改善により、ユーザーにとって価値のあるWebサイトを作り上げていきましょう。

ただし、どれだけ優れた分析ツールで課題を発見しても、それを実際のサイトに反映できなければ改善は実現しません。そこで重要になるのが、分析結果をスピーディに実装できるCMSです。

LeadGridは、1,500社のサイト制作・マーケティング支援のノウハウを活かし、データドリブンな改善サイクルを実現するよう設計されています。

  • ヒートマップ分析で発見した「問題のあるUI」を見たまま編集機能ですぐに修正

  • CTAボタンの色や文言を専門知識なしで変更・検証

  • 検索順位分析の結果をもとに、titleタグやmeta descriptionを管理画面から更新

  • モバイル対応やCore Web Vitalsに配慮した設計

さらに、顧客管理・リード分析機能により、改善施策の効果測定まで一つのツールで完結。分析→改善→効果測定のサイクルを高速で回すことができます。

データドリブンなサイト運用を実現したい方は、ぜひ導入をご検討ください。

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よくある質問

サイト改善ツールは無料版と有料版どちらから始めるべきですか?

まずは無料ツールから始めることをおすすめします。GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールは必須で、これらだけでも本格的な分析が可能です。無料ツールで分析の価値を確認してから、必要に応じて有料ツールを追加しましょう。

複数のツールを導入する場合、どのような組み合わせが効果的ですか?

基本構成として「Googleアナリティクス+Googleサーチコンソール+ヒートマップツール」の3つがおすすめです。アクセス解析で全体像を把握し、検索流入を分析し、ユーザー行動を可視化するという流れです。さらに改善を加速させたい場合は、競合分析ツールを追加しましょう。

ツールを導入したけれど使いこなせない場合はどうすればいいですか?

使いやすさで選び直すか、サポート体制が充実したツールに切り替えることを検討しましょう。高機能なツールでも使いこなせなければ投資が無駄になります。無料トライアルを活用して実際の業務フローで試し、チーム全員が使えるかを確認することが大切です。

サイト改善ツールの効果はどのくらいで現れますか?

ツール導入後すぐに分析は開始できますが、実際の改善効果が現れるまでには時間がかかります。分析データが蓄積されるまで1〜2週間、改善施策の実施に1〜2週間、効果測定に2〜4週間が目安です。PDCAサイクルを回しながら最適化を進めることで、3〜6ヶ月後には明確な成果が期待できます。

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記事を書いた人

LeadGrid BLOG編集部
LeadGrid BLOG編集部

LeadGrid BLOG編集部は、Web制作とデジタルマーケティングの最前線で活躍するプロフェッショナル集団です。Webの専門知識がない企業の担当者にも分かりやすく、実践的な情報を発信いたします。

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