サイトマップのデザイン8選|見やすい参考事例とHTML・CSS実装のコツ|Webサイト制作 / CMS・MAツール|LeadGrid(リードグリッド)

サイトマップのデザイン8選|見やすい参考事例とHTML・CSS実装のコツ

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「サイトマップをリニューアルしたいが、どのデザインパターンが自社に合うかわからない」 「見やすいサイトマップの参考事例を探しているが、業種や規模が近い事例が見つからない」

HTMLサイトマップはSEOへの直接的な影響こそないものの、ユーザーが目的のページへたどり着けるかどうかに関わる重要なナビゲーション要素です。デザインの質がサイト全体の信頼感や問い合わせ率にも影響します。

本記事では、HTMLサイトマップのデザインパターン8選を実例つきで解説します。各パターンの選び方やHTML・CSSの実装ポイントも紹介しているので、設計から制作までの一参考情報として役立ててください。

【3つの種類】サイトマップとは

「サイトマップ」という言葉は、文脈によって異なる意味で使われるため、混同が起きやすい用語のひとつです。本記事で解説するデザインの話に入る前に、3種類の意味を先に押さえておきましょう。

種類

目的

対象

形式

HTMLサイトマップ

サイト内のページ構造をユーザーに案内する

訪問ユーザー

HTMLページ

XMLサイトマップ

クローラーにURL一覧を伝え、インデックスを促進する

検索エンジン

XMLファイル

構成図(サイトマップ)

サイト全体のページ構成をチームで可視化・共有する

制作チーム・関係者

ツリー図(資料)

HTMLサイトマップ

HTMLサイトマップは、Webサイトを訪問したユーザーに向けて、サイト内にどのようなページが存在するかを一覧で案内するためのHTMLページです。

フッターや専用のサイトマップページに設置されることが多く、ユーザーが目的のページを見つけやすくなる効果があります。サイト全体の構造をわかりやすく示せるため、ユーザビリティや回遊率の向上に直結する施策として位置づけられるでしょう。

ページ数が多いサイトでは特に効果的で、ユーザーが迷わず目的の情報へたどり着けるよう導く「案内板」のような役割を果たします。

XMLサイトマップ

XMLサイトマップは、GoogleなどのサーチエンジンにWebサイト内のURL一覧を伝えるためのXML形式のファイルです。訪問ユーザーが直接目にするものではなく、クローラーに向けた技術的な情報提供が目的となります。

ファイルにはページのURLや最終更新日などの情報を記載し、サーバーにアップロードしたうえでGoogle Search Consoleから送信するのが標準的な運用方法です。

クローラーがサイト内のページを発見しやすくなるため、新規ページの早期インデックスや、リンクが少ないページの検出漏れ防止といったSEO上のメリットがあります。

なお、Googleのガイドラインでは、サイトのページ数が少なく内部リンクが適切に設定されている場合は、XMLサイトマップがなくても問題ないとされています。

構成図としてのサイトマップ

構成図としてのサイトマップは、Webサイト制作の初期段階でサイト全体のページ構成をツリー図として可視化した資料のことです。トップページを最上位の階層に置き、カテゴリページや詳細ページをその下に接続していく形で描かれます。

チームメンバー間での認識合わせや、制作会社への発注時の要件共有にも活用されます。PowerPoint・Excel・Figmaといったツールで作成されることが多く、後続の制作工程の土台となる重要な資料です。

なお、似た概念に「ディレクトリマップ」があります。ディレクトリマップはページのURLやファイル名・メタ情報をリスト形式で網羅した一覧表であり、ツリー図で構造を表すサイトマップとは役割が異なります。

コーディング・実装フェーズで必要になる資料がディレクトリマップ、全体の方向性を把握するための資料がサイトマップと覚えておくと整理しやすいでしょう。

【参考事例つき】サイトマップのデザイン8選

サイトマップのデザインに正解はなく、自社サイトの目的・業種・ページ数によって最適なパターンは異なります。ここでは代表的な8種類のデザインパターンを、参考事例とともに紹介します。

  • シンプル型
  • 階層構造視覚化型
  • 色分け型
  • 縦2分割型
  • グラフィカル型
  • 説明付き型
  • カテゴリ別型
  • 目的・悩み別型

シンプル型

シンプル型は、装飾を極力省いてカテゴリ別にページを上から下へ縦に並べるスタンダードなデザインパターンです。

テキストのみで構成されるため、ページ数が増えた際もリンクを追加しやすく、長期的なサイト運用にも対応しやすい点が特徴です。

項目

内容

向いているサイト

  • コーポレートサイト全般

  • ページ数が少ない中小規模サイト

  • 定期的にページが増えるサービスサイト

注意点

  • カテゴリ分けや余白が不十分だと視認性が低下する

  • 長い階層はインデントや区切り線で補う

参考事例

階層構造視覚化型

階層構造視覚化型は、大カテゴリ・中カテゴリ・小カテゴリの関係性をツリー状に視覚化したデザインパターンです。ページ同士のつながりや、どのカテゴリにどのページが属しているかが一目でわかるため、情報量が多いサイトでの活用に向いています。

項目

内容

向いているサイト

  • 大学・研究機関・官公庁など情報量が多い組織

  • 複数部門やサービスラインを持つ企業サイト

注意点

  • スマートフォン幅でツリー構造が崩れやすいため、レスポンシブ設計が必須

参考事例

色分け型

色分け型は、カテゴリごとに背景色やボーダーカラーを変えてページを視覚的に区別するデザインパターンです。ひと目でどのカテゴリに属するページかが判別できるため、情報量が多いサイトでも視認性を保ちやすい点が魅力です。

項目

内容

向いているサイト

  • テーマパーク・エンタメ施設のサイト

  • カテゴリが明確なポータルサイト・情報サイト

注意点

  • 色数は4〜5色に抑えると統一感が保てる

  • 色覚特性への配慮も必要

参考事例

縦2分割型

縦2分割型は、ページのレイアウトを左右2列に分割してリンクを配置するデザインパターンです。縦スクロールの量を抑えながら多くのページを一覧表示できるため、ンテンツ数やページ数が多いサイトに適しています。

項目

内容

向いているサイト

  • 製品ラインが豊富な自動車・家電メーカー

  • カテゴリが多数の百貨店・ECサイト

注意点

  • スマートフォン表示で1列に崩れやすいため、CSSで事前に設計しておく必要がある

参考事例

グラフィカル型

グラフィカル型は、カテゴリやページの内容を写真・イラストなどのビジュアルで表現するデザインパターンです。テキストだけでは伝わりにくいコンテンツの雰囲気や内容を視覚的に伝えられるため、ブランドイメージを重視するサイトで高い効果を発揮します。

項目

内容

向いているサイト

  • ホテル・旅館・観光施設のサイト

  • ウェディング・飲食・アパレルなどビジュアル訴求が重要な業種

注意点

  • 画像点数が増えると読み込み速度が低下するため、WebP形式への変換と圧縮が必須

参考事例

説明付き型

説明付き型は、リンクテキストの下や周辺に各ページの概要説明を短い文章で添えるデザインパターンです。ユーザーはリンクをクリックする前にページの内容を把握できるため、目的と異なるページへの誤遷移を防げます。

項目

内容

向いているサイト

  • 郵便・物流・金融などサービスが複雑な企業サイト

  • 行政・公共機関のサイト

注意点

  • 全カテゴリに説明を付けると情報が多くなりすぎる

  • 必要な箇所に絞って使う

参考事例

カテゴリ別型

カテゴリ別型は、タブやアコーディオンでカテゴリを切り替え、選択したカテゴリに紐づくページのみを表示するデザインパターンです。掲載するページ数が膨大なサイトでも、一度に表示する情報量をコントロールできるため、視覚的なすっきり感を保てます。

項目

内容

向いているサイト

  • 旅行会社・総合情報サイト

  • 航空会社・大手流通など多様な利用シーンがあるサイト

注意点

  • JavaScriptで表示切替を実装する場合、非表示コンテンツのクローラー認識とSEO設計を事前に確認する

参考事例

目的・悩み別型

目的・悩み別型は、ユーザーの訪問目的や抱えている悩み・利用シーンを起点にカテゴリを設計するデザインパターンです。ページの種別ではなく「誰が・何のために使うか」という視点でナビゲーションを構成するため、訪問者の多様性が高いサイトで特に効果を発揮します。

項目

内容

向いているサイト

  • 行政・官公庁のサイト

  • 病院・クリニック

  • 保険会社など利用者属性が多様なサイト

注意点

  • カテゴリの重複が起きやすいため、分類軸を丁寧に設計する

  • ユーザーが実際に使う言葉と乖離しないよう注意

参考事例

【4ステップ】サイトマップを作成する流れ

サイトマップのデザインを決める前に、掲載するページと階層構造を整理しておく必要があります。以下の4ステップで進めると、抜け漏れを防ぎながら効率よく作成できます。

1.サイトの目的を明確にする

サイトマップの構成は、サイトが何のために存在するかによって大きく変わります。まずは、サイトの種類と主要なゴールを言語化しましょう。

サイトの種類

主な目的・ゴール

コーポレートサイト

企業理解・採用・問い合わせ獲得

サービスサイト

サービス説明・資料請求・申し込み

ECサイト

商品販売・リピート購入

採用サイト

求職者への訴求・エントリー獲得

医療・行政サイト

情報提供・予約・手続き案内

目的が明確になると、優先すべきページと不要なページの判断基準が生まれます。

2.必要なページを洗い出す

目的をもとに、サイトに必要なページを洗い出します。抜け漏れを防ぐため、まずは一覧として書き出すことが重要です。コーポレートサイトの場合、以下のページが候補になります。

  • トップページ
  • 会社概要(企業理念・代表挨拶・沿革・アクセス)
  • サービス・製品紹介(各サービス詳細ページ)
  • 採用情報(募集要項・社員インタビュー)
  • ニュース・お知らせ
  • ブログ・コラム
  • よくある質問(FAQ)
  • お問い合わせ
  • プライバシーポリシー・利用規約

業種や規模によって追加・削除しながら、自社サイトに必要なページを確定させます。

3.ページをカテゴリ別に分類する

書き出したページを論理的なグループにまとめ、階層構造を組み立てます。

<一般的な階層>

階層

名称

第1階層

トップページ

/ (ルート)

第2階層

カテゴリページ

/service/

第3階層

詳細ページ

/service/consulting/

階層が深くなるほどユーザーが目的ページへたどり着くまでのクリック数が増えます。基本的には3階層以内に収めると、ナビゲーションの負荷を抑えられます。

4.階層構造を整えて図に落とし込む

階層化が終わったら、以下の観点で全体を確認しましょう。

チェック項目

確認内容

重複・漏れ

同一内容のページが複数存在しないか、必要ページが欠けていないか

階層の深さ

3階層以内に収まっているか

カテゴリの命名

ユーザーが直感的に理解できる言葉になっているか

ゴールへの導線

問い合わせ・購入などのCVページへ自然につながっているか

競合サイトとの比較

自社に不足しているページカテゴリはないか

見直しが完了したら、PowerPoint・Excel・Figmaなどのツールでツリー図として清書し、制作チームや発注先と共有します。

サイトマップをHTMLとCSSでデザインする際のコツ5つ

サイトマップのデザインは、見た目の美しさだけでなく、ユーザーが迷わず目的のページへたどり着けるかどうかが重要です。以下5つのコツを押さえることで、視認性と実装品質を同時に高められます。

ワイヤーフレームで全体設計を先に固める

HTMLとCSSの実装に入る前に、ワイヤーフレームでレイアウトとカテゴリ構成を確認しましょう。ワイヤーフレームとはデザインの色や装飾を省いた骨格図のことで、ページ全体の構造を可視化するために使います。

先にワイヤーフレームを作成しておくと、チームメンバーや発注先との認識のズレを事前に防げます。デザイン完成後や実装後に構成変更が発生すると修正コストが大きくなるため、省略せずに進めましょう。

ツール

特徴

PowerPoint / Google スライド

手軽に作成でき、社内共有がしやすい

Excel / Google スプレッドシート

ページ数が多い場合でもスクロールで対応できる

Figma

チームでのリアルタイム編集・コメント機能が充実

Cacoo

オンラインでのツリー図・フローチャート作成に特化

カテゴリは色で直感的に区別する

カテゴリごとにCSSで背景色やボーダーカラーを変えることで、ユーザーはひと目でグループを識別できます。グローバルナビゲーションと配色を統一すると、サイト全体で一貫したUXを提供できます。

使用する色数は4〜5色程度に抑えることで、デザインの統一感を維持できるでしょう。また、色だけで情報を伝えると色覚特性のあるユーザーに伝わりにくくなるため、アイコンやラベルテキストと組み合わせる配慮も必要です。

階層構造はインデントやアイコンで視覚化する

親カテゴリと子カテゴリの関係は、CSSの padding-left や border-left を使ったインデントで表現できます。視覚的な段差をつけることで、ユーザーがページ構造を直感的に把握しやすくなるでしょう。

矢印アイコンや縦線を使って親子の繋がりを示すと、階層の深さがさらに伝わりやすくなります。アイコンにはCSSの疑似要素(::before)やSVGを活用すると、画像ファイルを増やさずに実装できます。

写真・イラストを活用してテキストの羅列を防ぐ

テキストリンクだけのサイトマップは、ページ数が多くなるほど単調に見えます。カテゴリごとに写真やイラストを配置することで、ページにメリハリが生まれ、ユーザーの視線を自然に誘導できます。

画像を追加する際は表示速度への影響を抑えることが前提です。WebP形式への変換と圧縮を行い「loading="lazy" 属性」を設定することで、ページ全体の読み込み負荷を軽減できます。

また、イメージ写真ではなく実際のコンテンツに即した写真を使うことで、ユーザーがリンク先の内容を正確に想像でき、誤クリックや直帰を防げます。

カテゴリに補足説明を入れてわかりやすさを高める

専門用語を含むカテゴリ名や、リンク名だけでは内容が伝わりにくいページには、短い説明文を添えましょう。クリック前に内容を把握できるため、ユーザーの迷いを減らせます。

説明文はCSSで小さめのフォントサイズとグレー系カラーで表示すると、リンクテキストとの視覚的な差別化ができ、可読性と情報の優先度を両立できます。ただし、すべてのカテゴリに説明文を付けると情報量が多くなりすぎるため、本当に補足が必要な箇所に絞って使うことが重要です。

サイトマップのデザインはサイトの目的と規模に合わせて選ぶ

本記事では、HTMLサイトマップの8つのデザインパターンと実装時のコツを解説しました。どのパターンを選ぶかに迷ったときは、以下を参考に自社サイトの種別から絞り込んでください。

サイト種別

おすすめデザインパターン

コーポレートサイト(中小規模)

シンプル型/説明付き型

コーポレートサイト(大規模・多部門)

階層構造視覚化型/縦2分割型

大学・官公庁・医療機関

目的・悩み別型/説明付き型

テーマパーク・観光・ホテル

グラフィカル型/色分け型

旅行・EC・大手流通

カテゴリ別型/縦2分割型

サイトマップは、ページ追加やリニューアルのたびに更新が必要です。

LeadGridは、リード獲得に特化した国産CMSで、専門知識不要の「見たまま編集」機能を備えています。HTMLサイトマップのページ更新やXMLサイトマップの管理もCMS側で対応しており、運用負荷を抑えながらサイト品質を維持できます。



サイトマップの設計から運用まで含めて改善を検討している企業様は、まずは下記からご確認ください。

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