Wixの解約方法を解説!手順や注意点、代替サービスなど
Wixは世界中で、2億人以上ものユーザーに利用されるホームページ制作ツールです。しかしWixには解約フォームなどがないため、解約方法が少し複雑です。
本記事では「Wixを解約したいが、解約方法がわからない」という方向けに、Wixの解約方法の4ステップを解説します。また、解約時の注意点や、Wix解約後のおすすめ代替サービスについても紹介します。
関連記事:Wixとは?使い方や利用料金・Wixで作ったホームページ事例などを解説
Wixを解約する手順4ステップ
Wixを解約するには、以下の4ステップの手順で手続きを進める必要があります。ここでは、4ステップの流れを大まかに説明します。各ステップの詳しいやり方については後述します。
- Wixサービスとドメインをキャンセルまたは移管する
- サイトを削除する
- アカウント内のドメインを削除または移管する
- アカウントを閉鎖する
1. Wixサービスとドメインをキャンセルまたは移管する
まずは、「プレミアムプラン」「ドメイン」「メールアカウント」「アプリのサブスクリプション」など、アカウントに紐付いている既存の Wix サービスを全てキャンセル、または移管します。
キャンセルまたは移管の手続きは、アカウントを閉鎖する前にやっておく必要があります。
2. サイトを削除する
アカウントに存在するサイトを全て削除します。Wixのダッシュボードから、サイトをゴミ箱に移動させることで削除できます。
3. アカウント内のドメインを削除または移管する
アカウントのドメインを削除します。ドメインの削除方法は、ドメインをWixで取得した場合と、外部で購入した場合で異なります。
4. アカウントを閉鎖する
アカウントのドメインを削除します。ドメインの削除方法は、ドメインをWixで取得した場合と、外部で購入した場合で異なります。
Wix解約のステップ1:Wixサービスとドメインをキャンセルまたは移管する方法
Wixの解約手順のステップ1「Wixサービスとドメインをキャンセルまたは移管する方法」について、解説します。
- Wixサービスをキャンセルする方法
- Wixサービスを移管する方法
Wixサービスをキャンセルする方法
Wixサービスをキャンセルするには、Wixアカウントにログインし、右上のダッシュボードから「定期購入サービス」をクリックします。「定期購入サービス」のページで、契約している「プレミアムプラン」「ドメイン」「メールアカウント」「アプリのサブスクリプション」などをキャンセルしましょう。
プレミアムプランのキャンセルは「プランをキャンセル」をクリックしてください。確認画面が表示されるので、再び「プランをキャンセル」をクリックするとキャンセルが完了します。
ドメインのキャンセルは「ドメインをキャンセル」から、メールアカウントのキャンセルは「メールアカウントのキャンセル」から、アプリは「アプリをキャンセル」から管理画面の案内に沿ってキャンセル手続きを行います。
このように、契約しているWixサービスはそれぞれ、個別にキャンセル手続きをしていく必要があります。
Wixサービスを移管する方法
Wixサービスを移管するには、Wixアカウントにログインし、サイトダッシュボードから「管理メニュー」<「サイトの移行」をクリックします。
管理画面の案内に沿って、新しい所有者のメールアドレスを入力してください。続けて「所有者を移管フォーム」を記入して「次へ」をクリック、移行の詳細を確認し「所有権を移行」をクリックすれば移管作業が完了です。
Wix解約のステップ2:サイトを削除する方法
Wixの解約手順のステップ2「サイトを削除する方法」について、解説します。Wixを解約する前に、アカウントに紐付いているサイトを全て削除します。
サイトを削除するには、Wixアカウントにログインし、サイトダッシュボードから「管理メニュー」<「ゴミ箱に移動」をクリックします。確認画面が表示されるので、再度「ゴミ箱に移動」を選べば削除が完了します。
アカウント内にサイトが複数ある場合には、全てゴミ箱に移動させて削除してください。
Wix解約のステップ3:アカウント内のドメインを削除または移管する方法
ステップ1で、ドメインをキャンセルまたは移管していない場合には、この段階でアカウント内のドメインを削除、または移管する必要があります。
やり方は、Wixでドメインを取得した場合と、外部でドメインを購入している場合で異なります。それぞれ方法を解説します。
- Wixでドメインを取得した場合
- 外部でドメインを購入した場合
Wixでドメインを取得した場合
Wixでドメインを取得した場合には、ドメインをサイトと一緒に削除するという方法の他に、2つの選択があります。1つは、ドメインを他のWixアカウントに移管することです。
「ドメインページ」にアクセス後、該当ドメイン横の「もっと見る」<「別の Wix アカウントへ移行する 」をクリックすると、ドメインの移行手続きが行えます。
2つ目は、ドメインを他のドメインホストに移管する方法です。「ドメインページ」にアクセス後、該当ドメイン横の「もっと見る」<「Wixから移管」をクリックすると、「移管コード」を含むメールが登録済みのメールアドレス宛に届きます。
外部でドメインを購入した場合
他社で購入したドメインの場合は、Wixアカウントからドメインを削除します。
「ドメインページ」にアクセス後、該当ドメイン横の「もっと見る」<「Wixから削除」を選択肢、「ドメインを削除する」をクリックして確定します。
同様の手順で、アカウント内にある接続中の外部ドメインを全て削除してください。
Wix解約のステップ4:アカウントを閉鎖する方法
アカウントに紐づくサイトを全てゴミ箱に移動し、既存のプレミアムサービスとドメインをすべてキャンセルしたら、アカウントを閉鎖することができます。
ステップ1~ステップ3までの全ての手順が完了したら、Wix公式サイトの「Wixアカウントの閉鎖」ページから、アカウントを閉鎖してください。
Wix解約後の返金の流れ
Wix解約後に返金の対象となるのは、プレミアムプランの14日間のトライアル期間内に解約した場合のみです。14日間のトライアル期間内にWixを解約した場合には、自動で返金処理がされます。
返金処理がされるまでには、最大20日程度かかります。
返金の対象となるのは、Wixの契約料金のみです。有料アプリやドメインなどの料金は、対象外なので注意しておきましょう。
Wix解約時の注意事項
Wix解約時には以下の2つの条件があるため、注意が必要です。
- 有料プレミアムサービスの有効期限が切れるまでは解約できない
- 購入したドメインが無効化されるまで待たなければいけない
有料プレミアムサービスの有効期限が切れるまでは解約できない
Wixを解約する前に、「プレミアムプラン」「アプリ」「ドメイン」「メールアカウント」などの有料プレミアムサービスを全てキャンセルしておく必要があります。
有料プレミアムサービスは、先述のキャンセル方法にしたがって別々にキャンセル手続きを行います。
キャンセル手続きを行い、全てのサービスの有効期限が切れるまで待つ必要があるので注意しておきましょう。
購入したドメインが無効化されるまで待たなければいけない
Wixで取得したドメインをキャンセルすると、有効期限が切れた後に、請戻猶予期間があります。
Wixを解約するには、請戻猶予期間が過ぎ、ドメインが完全に無効化するまで待つ必要があるのです。ドメインをキャンセルしてから、請戻猶予期間が過ぎるまでには、最大で 80日ほどかかることがあります。
ドメインが請戻猶予期間かどうかを確認する方法は、Wix公式サイトの、「ドメインが請戻猶予期間かどうかを確認する」ページを参考にしてください。
Wix解約後におすすめの代替サービス:コンテンツマーケティング
Wixはページ数が多いWebサイト制作には不向きなため、コンテンツマーケティングには適していないと言われています。コンテンツマーケティングで成果を出すためには、適したWeb制作ツールを利用することが大切です。
コンテンツマーケティングを目的にWebサイト制作をしたい場合に、おすすめのサービスを紹介します。
- LeadGrid
- WordPress
- CREAM
LeadGrid
LeadGridは、リードの収集・蓄積・分析をワンストップで行える、リード獲得・リードナーチャリングに優れたクラウド型CMSです。オウンドメディアの運営もできるため、コンテンツマーケティングの展開にも適しています。
また、コンテンツ別のフォーム設置や資料のダウンロード機能など、複数のリード獲得施策に対応できます。
WordPress
WordPressは、国内外で最も利用者の多いCMSです。多くの企業や個人が、WordPressを利用してコンテンツマーケティングを行っています。
WordPressでは、数多くのプラグインやテンプレートが存在し、目的や用途に応じて細かくカスタマイズできます。
CREAM
CREAMは、記事に特化したオウンドメディアを簡単に構築できるCMSです。SEOに強く、モバイル対応した記事を簡単に作成できます。
また、記事管理やキーワード管理など、記事制作を効率化するための多数の便利機能が備えられているのも特徴です。
Wix解約後におすすめの代替サービス:ECサイト
簡易なECサイトであればWixでも問題ありません。一方本格的なECサイトを運営する場合には、ECサイトに特化したWeb制作ツールを利用することでより高い成果を見込めます。
ECを目的にWebサイト制作をしたい場合に、おすすめのサービスを紹介します。
- Shopify
- EC-CUBE
- Makeshop
- MATCHBOX
Shopify
Shopifyは、ECサイトの構築や運用において、世界中で圧倒的なシェアを獲得しているCMSです。
ECサイト運営に役立つ機能が充実しているため、国内外で多くの店舗がShopifyを導入して、ECサイトの構築・運用を行っています。
EC-CUBE
EC-CUBE は、国産のネットショップ構築システムです。国内の多くのEC店舗が導入しています。
ECサイト運営に必要な基本機能が充実しており、コストパフォーマンスにも優れています。国産であることから、日本語でカスタマーサポートが受けられることも人気の理由です。
Makeshop
MakeShopは、GMOが運営するネットショップ・ECサイト構築サービスです。ECサイト運営の基本機能はもちろんのこと、集客に役立つ機能も豊富に備えています。
また、デザイン編集の自由度が高いことも特徴です。
Wix解約後におすすめの代替サービス:ポートフォリオサイト
Wixはポートフォリオサイトとして利用されるケースも多いです。一方で、ポートフォリオサイトとしてよく利用されるWeb制作ツールは他にも多数あります。ここでは、ポートフォリオサイトを立ち上げたい場合におすすめのサービスを紹介します。
Wixを使ってみて物足りなさを感じているという方や、他のポートフォリオサイト制作ツールを知りたいという方はぜひ参考にしてみてください。
- Squarespace
- Portfoliobox
- MATCHBOX
Squarespace
Squarespaceは、 写真やデザインのポートフォリオサイトとしてよく利用されるWebサイト制作ツールです。Wixと同様に、ドラッグ・アンド・ドロップの簡単な操作のみでWebサイト制作ができます。
Squarespace では、シンプルでデザイン性が高いテンプレートが揃っていることが特徴です。海外では、多数の有名企業やブランドなどもSquarespaceを導入してサイト制作を行っています。
一方日本国内でのシェアは低く、日本語対応していない点がデメリットです。
Portfoliobox
Portfolioboxは、ポートフォリオサイトの作成に特化したWebサービスです。カメラマンやデザイナー、アーティストなどに向けてサービスが提供されているため、本格的なポートフォリオサイトの作成ができます。
サイト内におしゃれで洗練されたポートフォリオサイトの事例が多数掲載されているため、参考にできます。
MATCHBOX
MATCHBOXは、マイナビが提供しているポートフォリオ作成サービスです。画像や動画がアップロードでき、作品と合わせて作品の詳細や自己PRなどが記載できるようになっています。
就職活動や転職活動のために、ポートフォリオサイトを立ち上げたい方におすすめです。
まとめ
Wixの解約はすぐにできるわけではありません。「有料プレミアムサービスの有効期限が切れるまで解約できない」「購入したドメインが無効化されるまで解約できない」という2つの注意点があることを押さえておきましょう。
解約手続きは、今回紹介した手順通りに進めるとスムーズに行えるため、ぜひ参考にしてください。
サイト制作の目的によっては、Wixよりも他のサービスのほうが適している場合もあります。コンテンツマーケティングなど、リード獲得のための施策を展開したい場合には、LeadGridがおすすめです。
LeadGridはランディングページやWebページ制作など、運用に必要な機能を備えたCMS(コンテンツ管理システム)です。LeadGridではランディングページの要素をブロック化しており、ブロックをドラッグ&ドロップすることで簡単に要素の入れ替えを試せます。
またページを見たまま編集できる「ページ編集機能」やドラッグ&ドロップで簡単にフォームを作成できる「フォーム管理機能」など、Webの知識がなくても担当者ベースで施策が可能です。

LeadGrid BLOG(リードグリッド ブログ)は、リード獲得に役立つ情報を発信するWebマーケティングメディアです。
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