WebサイトのCMSと外部ツールとデータ連携させるメリット3選|CMSの選び方も|Webサイト制作 / CMS・MAツール|LeadGrid(リードグリッド)

WebサイトのCMSと外部ツールとデータ連携させるメリット3選|CMSの選び方も

目次

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もっと、効率的にしたい担当者の方へ

LeadGridは、1,500社以上のサイト制作・マーケティング支援の経験から生まれた、専門知識がなくても簡単に使える国産CMS・マーケティングツールです。上場企業から中小・ベンチャーまで様々な企業にご利用いただいております。

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近年、デジタルマーケティングの進化に伴い、WebサイトのCMS(コンテンツ管理システム)と外部ツールのデータ連携が不可欠になっています。

顧客データを一元管理するCRMやマーケティングオートメーションツール、商品情報を管理するPIMシステムなどをCMSと連携させることで、より効果的なマーケティング活動やWebサイト運営が可能なります。

本記事では、CMSと外部ツールの連携によって得られる3つのメリットを解説します。また連携を見据えたCMSの選び方のポイントも紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

CMSを連携ツールと連携させる3つのメリット

CMSと外部ツールを連携させることで、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、大きく3つのメリットに着目します。

データ活用による顧客体験が向上する

CMSとCRMやMAツールを連携させることで、顧客一人ひとりの属性や行動履歴に基づいたパーソナライズされたコンテンツ配信が可能になります。個々の顧客のニーズに合わせたリコメンデーションやキャンペーン情報の表示によって、顧客体験の向上とエンゲージメントの強化が期待できます。

関連記事:MAツールとSFA/CRMの違いとは?連携するメリットも解説

またCRM上の顧客セグメントとWebサイトのコンテンツを連動させる機能を活用すれば、新規顧客や既存顧客、休眠顧客など対象に合わせた最適なコンテンツ配信が自動化できます。より一人ひとりにフィットした提案を通じ、顧客ロイヤリティの向上にもつながるでしょう。

マーケティング・営業活動とのシームレスな連動が可能に

CMSとMAツールを連携することで、見込み客の行動分析やスコアリングに基づいたナーチャリング施策の自動化が可能になります。Webサイト上での資料請求や問い合わせ、セミナー申込などのアクションを起点に、MAツールでセグメントやスコアリングを行うことで、効果的なメールマーケティングやインサイドセールスにつなげることができます。

関連記事:CMSとMAツールの違いは?連携できるCMSのメリットについても

さらにCRM上の商談情報とWebサイトでの顧客アクションを連携し、統合的に可視化することで、マーケティングから営業への引き継ぎもスムーズに。マーケティングROIの向上と、リード獲得から育成、成約までのファネルの最適化にも役立ちます。

業務プロセスの効率化が可能に

PIMシステムやERP等の基幹システムとCMSを連携させることで、商品情報や在庫情報、受発注ステータスなどをWebサイトに自動反映させることが可能です。社内の様々なツールで管理している情報を、CMSを介して一元的にサイトに公開することで、情報更新にかかる手間やコストを大幅に削減できます。

BtoB企業の場合、受発注業務のデジタル化や顧客ポータルの構築などにも、CMSと基幹システムの連携が欠かせません。APIでデータをやりとりし、Webサイトと社内システムをシームレスに連動させることで業務フローの自動化と効率アップにつながるでしょう。

CMSと連携させるべき代表的なシステムと実現できること

前述のメリットを実現する上で、CMSと連携すべき代表的なシステムにはどのようなものがあるでしょうか。ここではCRM/SFA、MA、PIM、基幹システムに着目し、それぞれの連携で実現できることを具体的に解説します。

CRM/SFA

CRM(顧客関係管理)やSFA(営業支援)の領域では、以下のような連携が有効です。

顧客情報に基づくパーソナライズ化

CRM上の顧客情報(属性や行動履歴など)とWebサイトの表示を連動させることで、一人ひとりに合わせたパーソナライズ化を実現できます。具体的には、業種や役職、課題などに応じて最適化したコンテンツやオファーを自動的に表示する、といった施策が考えられます。

効果的なリードナーチャリング

Webサイト上の行動履歴(ページ閲覧、資料DL、フォーム入力など)をCRMにも蓄積することで、リードの関心度合いや課題を可視化できます。それをもとに、オンラインとオフラインを組み合わせた最適なナーチャリングを設計・運用しましょう。

MAツールと連携させれば、実行部分の自動化も可能になります。

MA(マーケティングオートメーション)

続いて、MA領域での連携活用シーンを見ていきます。

見込み客の行動分析とスコアリング

Webサイト上の見込み客の行動履歴を、MAツールで分析・可視化することで、よりホットなリードを自動的に抽出できます。行動スコアリングモデルを構築し、閲覧ページ数や回数、直帰率などから関心度を数値化。優良リードをいち早く特定し、効率的なアプローチに役立てましょう。

コンテンツ施策の自動化と最適化

MAツールを活用し、リードのプロファイルに合わせたコンテンツ配信を自動化できます。例えば、ホワイトペーパーをDLしたリードには、セミナーの案内を自動送付するなどです。

併せてA/Bテストの仕組みを取り入れれば、より効果の高いコンテンツ・オファーの組み合わせを継続的に最適化していけるでしょう。

PIM(製品情報管理)

EC事業者やメーカーにとって、PIMシステムとの連携は特に重要です。ここでは2つのポイントを解説します。

商品情報の一元管理と自動連携

PIMシステムで管理する商品情報(名称、スペック、価格など)を、CMSやECサイトに自動連携することで、情報更新にかかる手間を大幅に削減できます。

通常、製品ラインナップの変更は複数部署が関わる一大プロジェクトですが、PIMを軸にデータを一元化しておけば、スムーズに変更を反映できるはずです。

詳細検索やレコメンドなどの高度な機能実装

大規模なECサイトでは、膨大な商品の中から欲しいものをすぐ見つけられる利便性が求められます。

PIMに登録した詳細な製品属性を活用すれば、詳細検索やファセット検索(絞り込み検索)、パーソナライズされたレコメンドなどを実装できるでしょう。CMSとPIMの強力タッグで、競争力のあるECサイトを構築できます。

基幹システム(ERP等)

社内の基幹システムとCMSの連携も、業務の効率化に直結します。特に以下2点を重視しましょう。

在庫情報やステータス連携によるサイト表示制御

ERPシステムで管理する在庫情報や、受注・発送ステータスをリアルタイムでWebサイトと連携。品切れ商品を自動的に非表示にしたり、在庫数や出荷予定日を表示したりと、フレキシブルな表示制御が可能です。

これにより、問い合わせ対応の工数削減や、在庫切れによる機会損失の防止にもつながります。

受発注プロセスのデジタル化によるBtoB取引の効率化

BtoBの受発注業務では、電話やFAX、メールでのやり取りが依然多いのが実情です。基幹システムの受発注データをCMSと連携し、Webサイト上で完結できる受発注プロセスを整備しましょう。

Web EDIシステムと呼ばれるこの仕組みは、業務フローの標準化や自動化を通じて、業務効率とサービス品質の向上が見込めます。

外部ツールとの連携を踏まえたCMSの選び方

ここまで見てきたように、CMSと外部ツールの連携には大きなメリットがあります。しかし、そのメリットを最大限引き出すには、自社の要件に合ったCMSを選ぶことが大切です。ここでは、外部連携を見据えたCMSの選定ポイントを3つ解説します。

連携したいツールのAPIの種類や認証方法に対応しているか

連携したいツールがどのようなAPIを提供しているのか、事前にしっかりと確認しましょう。提供されているAPIの種類(REST、SOAP、XML-RPCなど)や、認証方式(APIキー、OAuth、SAMLなど)は、ツールによって様々。これらに柔軟に対応できるかどうかは、CMS選定の大きな判断基準になります。

加えて、連携するサービスの各APIのドキュメントが整備されているかもチェックしましょう。

API仕様が明確にドキュメント化されていれば、開発者にとって実装もテストもしやすくなります。逆に、ドキュメントが不十分だと思わぬ手戻りを招く恐れがあるので要注意です。

連携実績や対応事例はあるか

CMSベンダーに、連携予定の外部ツールとの組み合わせ実績を問い合わせてみましょう。同様の連携パターンでの導入事例があれば、スムーズなプロジェクト進行が期待できます。

併せて、CMS導入後のサポートも視野に入れておきましょう。ベンダーが連携事例のナレッジを十分に蓄積しているのか、課題発生時に適切なサポートが受けられるのかという点も確認が必要です。

事前検証の段階で、実データを使ったデモンストレーションを依頼するのもおすすめです。

柔軟なデータモデリングが可能か(必要な場合)

自社の商材やサービス、事業モデルによっては、CMSの標準機能だけでは対応しきれないケースもあります。例えば、EC事業者の場合、商品データの構造が複雑で属性も多岐にわたるため、独自のデータモデルが必要になることも。

そのような場合、データ構造をある程度自由にカスタマイズできるCMSを選ぶことが重要です。コンテンツのフィールド設計を外部ツールのデータ構造に合わせて最適化できるのか、今後の項目追加などにも柔軟に対応できるのか。中長期的な運用まで見据えて、慎重に見極めましょう。

外部ツールと連携可能なCMSならLeadGridまで

CMSと外部ツールの連携には大きな可能性が秘められていますが、自社に最適な形で実現するには連携要件を整理し、それに適したCMSを選ぶことが何より重要です。

LeadGridはAPIやデータ連携の自由度が高く、CRM/SFA、MAなど、幅広いツールとのシームレスな連携を実現できるCMSです。すでに多くの企業様で、マーケティングオートメーションやカスタマーサポートの高度化の領域で活用いただいています。


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