HubSpotとは?できることや無料プランについて解説
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HubSpot(ハブスポット)はアメリカ発祥の、世界中の企業が利用しているBtoB向けのオールインワンマーケティングツールです。 数々の機能を持つHubSpotは、企業の成長をさまざまな側面から支援しています。しかし その機能の多さゆえに、何ができるのか、どのような企業におすすめなのかについて気になる方も多いでしょう。
本記事ではHubSpotの特徴をはじめ、SalesForceとの違いについても解説。さらにMarketing Hub、Sales Hub、Service Hub、CMS Hub、Operations Hubの5つのツール別に紹介しながらHubSpotでできることについてご説明します。それぞれのツールのプランの費用や、無料版であるHubSpot CRMでできることについてもご紹介するので、ぜひあなたのビジネスに役立ててください。
HubSpotとは?
HubSpotは、マーケティング、セールス、顧客サポート、Webサイト管理、運用管理など、企業の成長を支援するためのプラットフォームです。
オールインワンのインバウンドマーケティングソフトウェアとして、アメリカ・マサチューセッツ州に本社を構えるHubSpot社が提供しています。
HubSpotでは、企業側から積極的に営業を行うアウトバンド型ではなく、顧客の自発的な行動を促すインバウンド型の手法を推奨しています。
そのため、顧客との関係性構築につながるさまざまな機能が搭載されています。
HubSpotが選ばれる理由
数あるMAツールの中でもHubSpotが選ばれる理由は
- マーケ・営業・カスタマーサクセスの3つが同時にできる
- 無料から始められる
- 日本語でサポートが受けられる
の3つがあります。次の章で、HubSpotができることについて深掘りして紹介します。
HubSpotでできること
次に、Hubspotでできることは何かを解説します。
ここで紹介する内容以外にもさまざまな機能はありますが、一例として参考にしてください。
Webサイト・ブログ・LPの作成
HubSpotの有料サービス「CMS Hub」を導入することで、CMS機能を利用できます。 CMS Hubでは、Webサイト・ブログ・LPの3種類が用意されており、直感的な操作でWebページを作成可能です。
また、SSL証明の標準整備やモバイル最適化の自動適用、A/Bテストなどにも対応しています。
SEOの分析・改善
HubSpotは、SEO対策の機能も搭載されています。SEO機能は、CMS HubやMarketing HubのProfessionalプラン以上に付随するものです。
HubSpotでは、検索順位の改善に役立つポイントを提案してくれるので、SEO対策の知識が不十分でも取り組みやすいのがポイントです。
メール配信
HubSpotのマーケティング機能には「Eメール作成機能」があります。
ドラッグ&ドロップで簡単にメール作成を行えるうえに、開封率やクリック率の分析・改善も手軽に行えます。
また顧客に対するコミュニケーション促進機能として
- GmailやOutlookとの連携
- Eメールのトラッキング
- Eメールテンプレートとドキュメント
- コミュニケーションの受信トレイ
- カスタマーサポートチケット作成
も利用できます。例えばGmailやOutlookとの連係機能やEメールのトラッキング・テンプレート・ドキュメントの機能は、メールによる営業活動の効率化が期待できます。
そして後述する「顧客情報・管理」の機能と併せて活用すると、アプローチしたいセグメントへ一気にメールできます。さらには文面を考える必要もありません。
SNSの管理
Marketing HubのProfessionalプラン以上の場合は、SNS投稿を一元管理できる機能が備わっています。
Twitter、Instagram、Facebook、Linkedlnに対応しており、Professionalプランは最大50アカウント、Enterpriseプランは最大300アカウントまで接続可能です。
いずれもプランも1ヶ月あたり1万件、最大3年後までスケジュール設定できます。
さらにSNSへ広告出稿もできるため、新規顧客の獲得が期待できます。また広告への反応率も記録できるため、獲得した顧客はそのままHubSpot CRMへ移行され、営業へスムーズにバトンパスできます。
広告の管理・分析
HubSpotのデータを活用することで、広告配信するユーザーを細かくセグメント分けでき、ターゲティング精度が向上します。
リード管理機能もあるため、広告からのリードも手軽に管理可能です。
Web広告やSNS広告の各指標を可視化し、広告の成果を把握することもできます。
施策の分析・効果検証
HubSpotは、施策の分析や効果検証に関する機能も充実 しています。
ダッシュボードでは日々のPV数やEメール開封率などを把握・抽出でき、どのタイミングでコンテンツを発信したり、アプローチを行うべきかが把握できます。
また、施策の分析を行うことで、確度の高いリードを把握することにもつながります。
顧客管理
HubSpot CRMは、顧客とのコミュニケーションを一元化し、情報を集約して管理できます。データベースに登録された顧客情報は、HubSpotに登録された企業データから自動的に情報が付与されるのも便利なポイントです。
HubSpotでは下記9つの機能で顧客情報の収集と管理を支援します。
- フォーム
- リードフロー
- ウェブチャット
- チャットボット
- パイプライン管理
- ダッシュボード管理
- リード管理
- 企業インサイト
- アクティビティフィード
自社サイトを効率化させるのがフォーム、リードフロー、ウェブチャット、チャットボットです。さらにパイプライン管理とダッシュ機能管理を活用すれば、各案件の進捗状況、営業担当の実績、取引額が素早く確認できるため、成約化のタイミングを逃しません。
そして顧客情報の基本管理を行うのがリード管理、企業インサイト、アクティビティフィードです。HubSpotを通じてアプローチした顧客情報が自動で記録されるため、営業活動を把握するのにも便利です。
営業支援
Sales Hubでは、営業支援に役立つ機能が備わっています。
営業プロセスの自動化や見積もり作成機能、分析・レポート機能、モバイルCRMアプリなどの各種機能で、顧客との関係性構築につながります。
また、Eメールのテンプレート化やEメールのトラッキング、営業プロセスの分析などによって、営業活動の効果が高まります。
そして日頃の営業活動支援の機能として、ミーティング調整、見積もり作成で営業活動の効率化に貢献します。さらにドキュメント機能は営業活動に使用されたドキュメント(提案書、プレゼンテーション、製品資料など)をHubSpot内にアップロードし、管理できます。また名刺読み込みを利用すれば、名刺の情報を数秒でスキャンし、直接CRMにコンタクトとして登録できます。
HubSpotで提供される5つのカテゴリー
この章では、HubSpotでできることについて、 Marketing Hub、Sales Hub、Service Hub、CMS Hub、Operations Hubの5つのカテゴリーに分けて解説します。
1. Marketing Hub
Marketing HubはいわゆるMAツールで、Web上での集客から、訪問者にサービスの魅力を伝えてリード獲得を行う部分までがカバーされます。具体的には、以下のような機能が提供されています。
機能 |
概要 |
コンテンツマーケティング |
ブログやランディングページの作成・管理が可能で、SEOや広告でユーザーを集めることで、リード獲得をサポートします。 |
SNSマーケティング |
SNSアカウントと連携でき、投稿のスケジューリングやキャンペーンの作成、分析が可能になります。 |
メールマーケティング |
メールテンプレートの作成だけでなく、配信スケジューリング、A/Bテストなどの各種テストや効果測定が可能です。 |
リード管理 |
Webサイト訪問者の行動や属性情報を収集し、リードスコアリングやセグメンテーションを行います。 ABM(Account Based Management:具体的な企業や団体のアカウントをターゲットに設定して、売り上げを最大化するためにアプローチすること)にも対応しています。 さらにマーケティング部門と営業部門をスムーズに連携できます。 |
マーケティングオートメーション |
ワークフローを設定することでスコアリングやセグメンテーションなどリードの状況に応じたアクションを自動化できます。 視覚的にワークフローの構築が可能なので、MAツールに慣れていない方にもおすすめです。 |
その他にも以下のような機能があります。
- フォーム
- Eメールマーケティング
- 広告 追跡・管理
- ブログ記事
- ランディングページ(LP)作成
- 共有受信トレイ
- SNS管理
- マーケティングアナリティクス
- リード(見込み顧客)管理
関連記事:MAツールとは?できることやメリット、選び方から最新シェアランキングまで紹介
2. Sales Hub
Sales HubとはいわゆるSFA(営業支援ツール)で、以下のような機能が提供されています。
機能 |
概要 |
ディール(取引)管理 |
セールスパイプライン(見込み客が営業プロセスのどのフェーズにいるかを視覚化したもの)の管理やディール(取引や売買)の進捗状況の追跡ができます。 |
プレイブック管理 |
トークスクリプトや製品資料、価格設定用ガイドラインなどの営業活動に使用する資料を管理します。 顧客ごとに一元管理できるため、効率的な営業活動ができます。 |
顧客情報管理 |
顧客情報や履歴を一元管理することで、セールスチームでデータを効率的に活用できます。 |
営業レポート |
売上や営業活動の効果を分析することで、営業戦略を最適化できます。 |
その他にも下記のような機能があります。
- チケット管理
- 電話拡張SDK
- Eメールスケジュール設定
- ウェブチャット
- 共有受信トレイ
- セールスアナリティクス・レポート
- コール・Eメールトラッキング
3. Service Hub
Service Hubはカスタマーサービスをサポートするツールで、以下のような機能が提供されています。
機能 |
概要 |
顧客サポート |
Webチャットやメール、電話を使った顧客サポートがあります。また顧客とのやり取りの一元管理ができるので、チームで一貫した顧客対応ができます。 |
ナレッジベース |
FAQや解決方法などのナレッジベースを作成・管理することで顧客へカスタマーポータルサイトを提供できます。 |
顧客満足度調査 |
NPS(Net Promoter Score:顧客のロイヤリティを計るスコア)などの顧客満足度調査を実施できます。 |
サポートチケット管理 |
顧客からの問い合わせをチケットとして管理することで効果的に対応できます。 |
コミュニケーションインテリジェンス |
AIによる通話内容をの文字起こしすることで、効果的なコーチングや市場動向の把握に活用できます。 |
その他にも、下記の機能があります。
- カスタマーポータル
- チケット管理
- ウェブチャット
- カスタマーサービスの自動化
- 顧客フィードバックアンケート
- カスタムアンケート
- コミュニケーションインテリジェンス
CSAT(顧客満足度)、NPS(ネット プロモーター スコア)、CES(顧客努力指標)の観点からフィードバックを収集したり、製品やサービスについてフィードバックを募ったりすることができます。
4. CMS Hub
CMS HubはいわゆるCMSで、以下のような機能が提供されています。
機能 |
概要 |
Webサイト作成・管理 |
管理:ドラッグ&ドロップの操作で、簡単にWebサイトを作成・管理できます。 |
SEOツール |
SEOの最適化をダッシュボードにて提案します。 |
レスポンシブデザイン |
デバイスごとのレスポンシブデザインが自動的に適用されます。 |
Web接客 |
WebチャットやFaceBookMessengerとの連携が可能です。 |
ページパフォーマンス分析 |
Webページのパフォーマンスを分析することで改善策を見つけられます。 |
一般的にCMSでできることが何かを知りたいという場合は、下記関連記事を参考にしてください。
関連記事:CMSとは?機能や導入するメリット、選び方のポイントと事例を解説
5. Operations Hub
Operations Hubはセールスオペレーションやマーケティングオペレーションに関わる部門におすすめのツールです。以下のような機能で、効率的な営業やマーケティングをサポートします。
機能 |
概要 |
データ同期 |
他のツールやシステムとの双方向のデータ同期が可能です。 自動化:ワークフローのオートメーション機能を使って、データの更新やタスクの割り当てなどを自動化できます。 |
自動化 |
ワークフローのオートメーション機能を使って、データの更新やタスクの割り当てなどを自動化できます。 |
データクレンジング |
データの重複や不整合を検出・解消し、データの品質を向上させます。 |
カスタムレポート |
顧客や取引内容、行動履歴などニーズに合わせたレポートの作成が可能です。 |
HubSpotの無料版(HubSpot CRM)でできること
HubSpotの無料版(HubSpot CRM)は上記で紹介した5つのサービスの一部が抽出されパッケージされた無料ツールです。HubSpot CRMでは以下のような機能が利用できます。
機能 |
概要 |
フォーム作成ツール |
さまざまな入力フィールドを自由にカスタマイズできます。操作もドラッグ&ドロップで簡単です。 |
ランディングページ作成 |
リード獲得のための簡単なランディングページを、豊富なテンプレートを利用しながら作成できます。 また訪問者の属性によって表示するコンテンツを動的に調整できます。 |
顧客(リード)情報管理 |
獲得したリードや顧客の情報を一元管理し、マーケティングチーム・セールスチームが共有して活用できます。 |
タスク管理 |
個別のタスクやチーム全体のタスクを管理できます。 |
ディール管理 |
セールスパイプラインの管理やディールの進捗状況の追跡ができます。 |
メールトラッキング |
送信したメールが開封されたかどうかを確認できます。 |
Webチャットツール |
Webサイトに訪れた顧客とリアルタイムでチャットができます。 |
機能制限やHubSpotロゴの透かしが入るなどのデメリットはあるものの、HubSpot CRMでは無料で多くの機能が利用可能です。まずはHubSpot CRMを利用して操作性や便利さを体感した上で、必要に応じて有料サービスのプランを契約するのが良いでしょう。
HubSpotの特徴
HubSpotには次の5つの特徴があります。
1. オールインワンソリューション
HubSpotにはマーケティング、セールス、顧客サポート、Webサイト管理、運用管理の各機能が統合されています。
つまりHubSpotは複数のツールを使い分ける手間を省けることができ、データの連携が容易になることで、効率的に業務を進めることができます。
2. インバウンドマーケティングの強化
HubSpotは、インバウンドマーケティングに特化した機能を多数搭載しています。
SEO、SNSマーケティング、広告のトラッキングや管理、リード管理、メールマーケティングなど、企業がインバウンドマーケティングを展開するために必要な機能が一通り揃っています。
3. 利用者にやさしいインターフェース
HubSpotは、直感的な操作が可能なインターフェースが特徴です。ユーザーフレンドリーなデザインにより、専門知識がない人でも簡単に活用することができます。
またHubSpotを構成する5つのサービス全てで操作性が統一されており、同じプラットフォームを使う恩恵を存分に受けることができます。
4. 豊富な教育コンテンツ
HubSpotはユーザー向けに、無料の教育コンテンツを提供しています。初心者でもインバウンドマーケティングやHubSpotの活用方法を学ぶことができます。プランにかかわらず質問が可能なHubSpotコミュニティも魅力です。
5. 他ツールと連携可能
HubSpotのメリットは、 他ツールと連携できるため、様々な作業をより効率化することができます。
- Salesforce:顧客管理(CRM)ツール
- Slack:グループチャット
- Zoom:Web会議システム
- Canva:デザイン作成ツール
- G Suite:グループウェア
HubSpotとSalesForceの違い
HubSpotとSalesForceは次の3つにおいて大きな違いがあります。
- 対象分野
- 使いやすさ
- 価格
対象分野の違い
HubSpotはインバウンドマーケティングに特化したソフトウェアであり、無料で使えるマーケティング機能を中心に、Web集客から顧客管理まで機能が充実しています。
一方、SalesForceはCRMを中心とした営業・顧客管理を強化したソフトウェアです。近年の SalesForceではそれまでのサービスを整理・統合し、オールインワンソリューションとしてパッケージングを目指していますが、操作性の統一感や価格面ではHubSpotに劣ります。
インバウンドマーケティング周りを統合的に効率化したい場合はHubSpot、リピート施策を中心に効率化したい場合はSalesForceといった切り分け方が良いでしょう。
使いやすさの違い
HubSpotは導入が簡単で使いやすいインターフェースが特徴で、初心者でも簡単に活用できます。一方、SalesForceは詳細なカスタマイズが可能である一方、自社への最適化には専門知識が必要になることがあります。またSalesforeは高いカスタマイズ性があるゆえに運用までの工数も比較的多くなります。
小規模〜中規模企業であればHubSpotが適していることが多いですが、大規模企業やフローを作り込んだ上での運用を想定している場合はSalesForceを検討しましょう。
価格の違い
HubSpotは無料プランがあり、機能を制限された形で利用できます。有料プランも比較的リーズナブルで、ランニングコストを抑えられます。一方、SalesForceはカスタマイズを踏まえると高額になりやすく各種プランも高額です。そのため大規模企業向けと言えます。なおSalesForceはトライアルのみ無料プランはありません。
HubSpotがおすすめの企業
HubSpotの利用がおすすめの企業は、次の通りです。
- 小規模~中規模企業:HubSpotは、機能と使いやすさのバランスが良く、ツールに不慣れなWebマーケティング初心者にも扱いやすいため、小規模~中規模企業におすすめです。
- インバウンドマーケティングを強化したい企業:HubSpotは、インバウンドマーケティングに特化した機能が充実しているため、インバウンドマーケティングを強化したい企業に最適です。
- 複数のツールを一元管理したい企業:HubSpotはオールインワンソリューションであり、マーケティング、セールス、顧客サポート、Webサイト管理、運用管理の各機能を統合しているため、複数のツールを一元管理したい企業に適しています。
- 低コストで始めたい:無料から始められるので、まずはお試し感覚で始めるのもおすすめ。徐々に有料プランに移行することも可能です。
- SEO対策に注力したい:SEO対策、ブログのモバイル最適化機能があるため、初心者のWeb担当者でも操作可能です。サイトのパフォーマンスを測定・分析できるので、PDCAを回しながら施策を実施できます
営業部がHubSpotで得られるメリット
HubSpotを導入することで、営業部も下記のような恩恵を得ることができます。
メリット |
概要 |
案件進捗の効率化 |
|
顧客情報管理の効率化 |
|
新規顧客の獲得と、既存顧客のフォロー |
|
コロナ禍以降、インサイドセールスの重要性はさらに高まっています。改めてインサイドセールスの概要や成功させるコツを知りたい方は、下記関連記事を参考にしてください。
関連記事:インサイドセールスとは? 意味やメリット、やり方を解説
HubSpotのプラン別費用
HubSpotは、各ツールごとに無料プランと有料プランが用意されています。有料プランには、Starter、プロフェッショナル、エンタープライズの3種類があり、それぞれのプランで提供される機能が異なります。
Sales Cloud【Marketing Hub】
- Starter:2,400円/月
- Professional:106,800円/月
- Enterprise:432,000円/月
Marketing Hubの費用や各プランの機能についてはこちらから
Sales Cloud【Sales Hub】
- Starter:2,400円 1シート/月
- Professional:12,000円 1シート/月
- Enterprise:18,000円 1シート/月
Sales Hubの費用や各プランの機能についてはこちらから
Sales Cloud【Service Hub】
- Starter:2,400円 1シート/月
- Professional:12,000円 1シート/月
- Enterprise:18,000円 1シート/月
Service Hubの費用や各プランの機能についてはこちらから
Sales Cloud【CMS Hub】
- 要問い合わせ
Sales Cloud【Operations Hub】
- Professional:86,400円/月
- Enterprise:240,000円/月
Operations Hubの費用や各プランの機能についてはこちらから
HubSpotの使い方
HubSpotの導入を検討する上で、あらかじめ「どのように使い始めるのか」を把握しておきましょう。
目標を設定し戦略を立案する
HubSpotに多数搭載されている機能を効率的に活用するためにも、目標設定が重要です。目標を明確にするために、まずは自社の課題を洗い出し、何を達成したいかを明らかにしましょう。例えば「新規顧客の獲得を〇〇倍にする」「既存の顧客を育成して成約率を〇〇倍にする」など、具体的な数字を示すのが効果的です。
HubSpotを設定する
上記で設定した目標と戦略を元にHubSpotを設定しましょう。 正直、初めから有料プランに加入する必要性はあまりありません。それよりも用途に応じて有料プランの機能を追加するのが理想的です。
検証と改善
HubSpotは設定したら終わりではなく、効果検証も大事です。蓄積されたデータで現状を把握しながら、設定した目標に近づけるよう改善を進めましょう。
目標を達成できたら、成功要因が何かを分析して精度をより高めるのが効果的です。
HubSpotの注意点
メリットが多いHubSpotですが、導入前に知っておくべき注意点があります。ここで事前にHubSpotの注意点を把握しておきましょう。
運用が本格化するまで時間を要する
HubSpotは簡単に操作できるとはいえ、即日で運用できるものではありません。これはMAツール全般で言えることですが、導入時は準備時間や担当者の教育に注力すべき時期です。準備期間には導入目的や課題、効率化すべき点を再度共有しましょう。
無料プランには限界がある
マーケティングやヘルプデスクの自動化、SEO対策やA/Bテストツールなど、各施策の運用効率を最大化できる機能は、Professionalプラン以上でないと使えません。 さらなるマーケティング施策を推し進めたい場合は、有料プランへの加入を検討しましょう。
すべての機能を使うとコスト面が高くなる
そして 当然ながら有料プランは費用がかさみます。そこで必要な機能は何かを見極めて厳選し、導入を検討しましょう。
HubSpotでBtoBマーケを加速しよう
この記事ではHubSpotの特徴やHubSpotとSalesForceの違い、HubSpotを構成する各サービスや無料版CRMでできることなどを解説しました。
HubSpotは、オールインワンのインバウンドマーケティングソフトウェアとして、BtoBマーケを加速させることができます。無料版でも十分な機能が揃っており、手軽に試すことができます。まずは無料版から始めて、徐々に必要な機能を拡張していくことで、効果的なマーケティング活動を展開していくことが可能です。
最後に、HubSpotはどんな企業にもフィットするわけではありません。自社のニーズや予算、戦略に応じて、最適なマーケティングツールを選ぶことが重要です。しかし、 HubSpotはその使いやすさと機能の豊富さから、特に中小企業やインバウンドマーケティングを強化したい企業には非常に魅力的な選択肢となっています。
LeadGridとは株式会社GIGが Webサイト制作の際に使用する自社開発のCMSです。 ブログ機能の使いやすさやデザイン性の高さに定評があります。
フォーム作成・編集機能やホワイトペーパーなどのお役立ち資料の自動ダウンロード機能など、リード獲得に特化した機能があり、 HubSpotなどのMAツールと連携することで自社のマーケティングをサポートします。
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