ヘッドレスCMSとは?仕組み・メリット・デメリット・おすすめツール15選
ヘッドレスCMSとは?仕組み・メリット・デメリット・おすすめツール15選
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ヘッドレスCMSとは、近年注目されている次世代型CMSのことです。
関連記事:CMSとは? 機能や導入するメリット、選び方のポイントと事例を解説
表示速度が速い、マルチデバイスに対応できるなどのメリットを持つヘッドレスCMSですが、自社との相性を確認しないまま導入してしまうとコストオーバーや更新頻度の低下につながる可能性もあるでしょう。
そこで本記事ではヘッドレスCMSの特徴や導入のメリット・デメリットを解説し、ヘッドレスCMS導入の必要性について紐解いていきます。
最後にヘッドレスCMSの主要ツールも紹介しているため、導入をお考えの方はぜひ参考にしてください。
▼60以上のサービスから厳選したCMSについて、比較表を用意しました。コーポレートサイトやサービスサイト、オウンドメディアなどWebサイトの種類ごとに比較をしているため、それぞれのサイトに対して最適なCMSがすぐにわかります。ぜひCMS選びの参考にしてください。

ヘッドレスCMSとは(Headless CMS)
ヘッドレスCMS(Headless CMS)とはヘッド(=ビュー/フロントエンド)を持たず、バックエンドの機能だけを持つCMSのことです。
従来型CMSでは、コンテンツを管理するバックエンドと、コンテンツを表示するフロントエンドが一体化しています。一方、ヘッドレスCMSではフロントエンドとバックエンドが分離しており、APIを通じてWebサイト・アプリ・デジタルサイネージなど複数の表示先へコンテンツを配信できます。
ここではヘッドレスCMSの特徴や種類について、WordPressと比較しながら一体型CMSとの違いを解説していきます。
比較項目 | 従来型CMS | ヘッドレスCMS | WordPress |
基本構造 | フロントエンドとバックエンドが一体化 | フロントエンドとバックエンドが分離 | 基本は一体型CMS |
表示画面 | CMS内のテンプレートで表示 | 別途フロントエンドを用意 | テーマで表示 |
コンテンツ配信 | 主にWebサイト向け | API経由で複数チャネルに配信 | 主にWebサイト向け。API活用も可能 |
デザイン自由度 | CMSやテンプレートに依存しやすい | フロントエンドを自由に設計しやすい | テーマやカスタマイズ内容による |
開発難易度 | 比較的低い | フロントエンド開発が必要で高め | 比較的低いが、独自開発では知識が必要 |
運用しやすさ | 管理画面から更新しやすい | 管理画面はシンプルだが、表示側の設計が必要 | 管理画面・プラグインが豊富で運用しやすい |
向いている用途 | 一般的な企業サイト・ブログ・メディア | Webサイト・アプリ・複数サービスへ同じコンテンツを配信したい場合 | ブログ・オウンドメディア・小〜中規模サイト |
ヘッドレスCMSの特徴
ヘッドレスCMSの最大の特徴は、フロントエンドとバックエンドが完全に分離している点です。ヘッドレスCMSはフロントエンドを持たないため、APIを活用してコンテンツを表示するビュワーを自作する必要があります。
- フロントエンド:Webサイトの見た目を管理する部分
- バックエンド:Webサイトの中身を管理する部分
- API(Application Programming Interface):ソフトウェアやプログラム、Webサービスをつなぐインターフェース
フロントエンドとバックエンドが独立することで、表示形式の自由度向上や表示速度の向上などさまざまなメリットが生まれます。
また、ヘッドレスCMSではコンテンツをAPI経由で取得できるため、同じコンテンツをWebサイト・スマホアプリ・ECサイト・デジタルサイネージなど複数チャネルへ配信しやすくなります。表示側をチャネルごとに最適化できるため、WebサイトではWeb向けのUI、アプリではネイティブアプリ向けのUIというように、デバイスに合わせた見せ方を実現しやすい点が特徴です。
ヘッドレスCMSとWordPressの違い
ヘッドレスCMSと一体型CMSの代表であるWordPressの違いを下記表にまとめました。
ヘッドレスCMS | WordPress | |
仕組み | バックエンドの機能のみを持つ | フロントエンドとバックエンドの機能を持つ |
メリット |
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デメリット |
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向いている企業 |
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|
主要CMSであるWordPressはフロントエンドとバックエンドの機能を合わせ持ち、コンテンツ管理からビュワーの管理までを完結できます。そのため一つのCMSツールを使いWebサイトを管理したい企業には向いています。
ただしWordPressは脆弱性がありセキュリティ面に弱いデメリットも。ヘッドレスCMSならフロントエンドとバックエンドが分離しているため、攻撃者から内部構造がわかりにくくサイバー攻撃を受けにくいでしょう。
関連記事:CMSとWordPressの違い|他CMS6つとの比較や選び方を解説
下記資料では、WordPressの得意面と不得意面を詳しく解説しています。Webサイトの運用目的によっては、WordPressが最適ではない場合もあるため、ぜひ一度ご確認ください。

そのほか 多様なデバイスに対応したいならヘッドレスCMS、独自開発ではなくプラグインやテーマを活用したいならWordPressなど、自社のWebサイトに合うCMSを選ぶことが重要です。
国内でも60以上あるCMSのなかで、どれが最適か簡単に見極めたい場合は、CMS比較表をご活用ください。CMSのなかでも特に人気なものを厳選し、それぞれのCMSの特徴を表でまとめています。

ヘッドレスCMSの種類
ヘッドレスCMSには「CaaS型」「Self-Hosted型」の2種類が存在します。
- CaaS型:ベンダーがクラウド上に用意したサーバー・データベースを利用する
- Self-Hosted型:自社でサーバー・データベースを用意する
CaaS型
CaaS型(CMS as a Service)のヘッドレスCMSでは、ベンダーがクラウド上に用意しているサーバーとデータベースを利用してWebサイトを管理します。
セキュリティやサポートをベンダーに任せられるため、管理の手間を省ける点がメリットです。ただしサービスが有料でコストがかかる点や、ベンダーがサービスを停止すればサポートを受けられなくなる点がデメリットとして挙げられます。
Self-Hosted型
Self-Hosted型のヘッドレスCMSでは、サーバーやデータベースは自社で用意する必要があります。
CaaS型よりもコストを抑えられる点や、構築の自由度が高い点がメリットですが、一方でセキュリティ対策やシステムの整備など対応範囲が広い点がデメリットです。
ヘッドレスCMSの必要性とは
ヘッドレスCMSが注目され始めたのは、どのような理由があるのでしょうか。主に、以下のような理由が挙げられます。
- WordPressに限界がある
- 既存システムを変更できない
- 迅速なWeb強化が求められる
なお、ヘッドレスCMSに乗り換えるべきかは、Webサイトの目的や運用体制によって異なります。複数チャネル展開・高速表示・独自フロントエンド開発が必要な場合はヘッドレスCMSが向いていますが、Webサイトだけを簡単に更新したい場合は、従来型CMSも候補になります。
比較項目 | ヘッドレスCMSに乗り換えるべき企業 | 従来型CMSのままでよい企業 |
配信先 | Webサイト・アプリ・デジタルサイネージなど複数チャネルへ配信したい | Webサイトのみで情報発信できればよい |
表示速度 | 高速表示やUX改善を重視したい | 一般的な表示速度で問題ない |
開発体制 | フロントエンド開発やAPI連携に対応できる社内外の体制がある | 非エンジニア中心で簡単に更新したい |
デザイン・UI | 独自のフロントエンドを自由に開発したい | テンプレートやテーマを活用して運用したい |
既存システム | 既存サイトの一部だけCMS化したい、または既存システムを大きく変えずに拡張したい | CMS全体を一体で管理したい |
運用目的 | 複数媒体への展開や継続的なUI改善を前提にしている | ブログ・お知らせ・固定ページを手軽に更新したい |
WordPressに限界がある
WordPressは世界的にシェアされており、CMSの代表格と言える存在です。
しかし、WordPressで長期にわたって運用していたWebサイトのコンテンツを引き継いで、新しくWebサイトをリニューアルするにはハードルが高いことが懸念点でした。
WordPressには手厚いサポート体制が整っておらず、プラグインの追加やアップデートを自力で行う必要があります。カスタマイズしている場合は、セキュリティやバージョンアップによってどのような影響が生じるかを検証するコストや時間もかかります。
以上のことから、WordPressによるWebサイト運用には限界があると言われているのです。
既存システムを変更できない
WordPressのような従来のCMSでは、フロントエンドとバックエンドが同じCMS上で管理されています。そのため、どちらか一方を改修したい場合、もう一方のシステムに影響が生じないよう配慮する必要がありました。
こうした理由から、既存システムを変更できないというケースも珍しくありません。
しかし、フロントエンドとバックエンドそれぞれが独立しているヘッドレスCMSなら、必要なタイミングで必要な箇所のみ変更できるようになります。
迅速なWeb強化が求められる
従来のCMSは、閲覧用ファイルを生成するために、動的ファイルとコンテンツデータファイルをやり取りする工程が必要でした。
一方ヘッドレスCMSでは、静的ファイルをそのまま表示するだけで良いため、スピーディーに表示させることができます。
また、誰もが閲覧できるHTMLやCSS、Javaのファイルのみなので、セキュリティ対策しやすい点も特徴です。
ヘッドレスCMSのメリット
ヘッドレスCMSのメリットは下記5点です。
メリット | 具体的な内容 | 向いているケース |
表示速度が速い | 静的ファイル生成やフロントエンド最適化により、ページ表示を高速化しやすい | 表示速度やSEO、ユーザー体験を重視するサイト |
セキュリティリスクを抑えやすい | 管理画面やデータベースが表示画面と分離されるため、攻撃対象を限定しやすい | セキュリティを重視する企業サイト・サービスサイト |
フロントエンド改修がしやすい | 表示側と管理側が分かれているため、バックエンドに影響を与えず改修しやすい | UI改善やデザイン変更を継続的に行うサイト |
複数媒体へ配信しやすい | API経由でWebサイト・アプリ・デジタルサイネージなどへ同じコンテンツを配信できる | 複数チャネルで情報発信したい企業 |
サイトの一部だけをCMS化できる | お知らせ・ニュースなど一部の更新領域だけをCMS管理にできる | 既存サイトに更新機能だけを追加したい企業 |
表示速度が速い
ヘッドレスCMSのメリットとして表示速度の速さが挙げられます。
従来のCMSでWebページを表示する際は、バックエンドで管理されているコンテンツをもとにファイルを生成して出力する工程が必要です。 ヘッドレスCMSなら、静的ファイルをそのまま表示すれば良いため表示速度が速くなるのです。
表示速度の遅いWebページではユーザーは離脱してしまいます。表示速度を改善させることはユーザーのストレス軽減はもちろん、SEOにも良い影響をもたらすでしょう。
セキュリティリスクを抑えやすい
ヘッドレスCMSは、フロントエンドとバックエンドが分離しているため、セキュリティリスクを抑えやすい点もメリットです。
従来型CMSでは、表示画面・管理画面・データベースが同じシステム上にあるケースが多く、脆弱性があると攻撃対象になりやすい場合があります。一方、ヘッドレスCMSではコンテンツをAPI経由で表示するため、実際の管理画面やデータベースを外部から直接触れにくい構成にできます。
フロントエンド改修がしやすい
ヘッドレスCMSでは、フロントエンドとバックエンドが完全に分離しているため、フロントエンドの改修を行ってもバックエンドには影響が出にくくなります。そのため、バックエンドに影響が出ないかを気にしすぎることなく、表示側の改善を進めやすい点がメリットです。
たとえば、WebサイトのUI改善、アプリ画面の改修、キャンペーンページのデザイン変更なども、コンテンツ管理側と切り分けて対応しやすくなります。
複数媒体へ配信しやすい
ヘッドレスCMSはAPIベースでコンテンツを管理しているため、Webサイトだけでなく、iOSアプリ・Androidアプリ・ECサイト・デジタルサイネージなど複数媒体へ配信しやすい点もメリットです。
従来型CMSでもレスポンシブ対応は可能ですが、基本的にはWebサイト上で画面サイズを調整する仕組みです。ヘッドレスCMSなら、同じコンテンツを媒体ごとに最適なUIで表示できるため、ユーザーの閲覧環境に合わせた柔軟な情報発信を行いやすくなります。
Webサイトの一部だけをCMS化できる
ヘッドレスCMSを利用すれば、Webサイトの一部だけをCMS化することも可能です。
たとえばHTML・CSSで作成されたコーポレートサイトにお知らせ機能を追加し、その部分のみをCMSで管理したい場合でも、Webサイト全体をWordPressで作り直す必要はありません。
ヘッドレスCMSなら、お知らせ部分だけをAPIから取得してWebサイトに表示できるため、最小限のコストで入稿機能を追加できます。
ヘッドレスCMSのデメリット
ヘッドレスCMSのデメリットは下記3点です。
- フロントエンドの開発者が必要
- スキルを持つ人材の確保が難しい
- 動的な機能には外部ツール導入が必要
フロントエンドの開発者が必要
ヘッドレスCMSはバックエンドの機能しか持たないため、フロントエンドの開発者が必要です。 開発にはプログラミングスキルを必要とするため、非エンジニアの方だと対応は難しいでしょう。
導入の際はヘッドレスCMSにかかるコストだけでなくフロントエンド構築にかかるコストも算出し、全体でかかる費用を把握しておくべきです。
スキルを持つ人材の確保が難しい
ヘッドレスCMSにはフロントエンド、バックエンドにかかわる幅広い知見が必要です。 人材確保が難しい点は大きなデメリットといえます。
フロントエンドの構築では、ブラウザ向け・スマートフォン向け・アプリ向けなど、それぞれの開発が必要になる場合があります。さらにヘッドレスCMSとフロントエンドをつなげるAPI設計の知識も求められるため、導入前に社内外の開発体制を確認しておきましょう。
動的な機能には外部ツール導入が必要
ヘッドレスCMSを使って動的な機能を実装したい場合、外部ツールの導入が必要です。 たとえばフォーム・検索・会員機能・予約機能・EC機能などは、ヘッドレスCMSだけでは完結しないケースがあります。
ヘッドレスCMSの構築では必要な機能を事前に漏れなく洗い出し、外部ツールが必要かどうか判断するようにしましょう。
ちなみに入力フォームの導入が簡単なCMSとして、LeadGridもおすすめです。LeadGridはリード獲得に特化したCMSとなっており、Webサイトを通じて得たリード情報を一括管理することができます。さらに外部MAツールとの連携も可能です。
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プレビュー機能が弱い場合がある
ヘッドレスCMSはフロントエンドとバックエンドが分離しているため、管理画面上だけでは実際の表示を確認しにくい場合があります。従来型CMSのように、編集画面で見たまま確認できるとは限りません。
記事やページを公開する前に確認できるよう、プレビュー環境や確認フローを用意しておくことが大切です。
非エンジニアだけでは運用設計が難しい
ヘッドレスCMSは自由度が高い一方で、運用設計も複雑になりやすいCMSです。更新担当者の権限、公開前の確認フロー、外部ツールとの連携、障害時の対応範囲などを決めておかないと、公開後の運用で混乱する可能性があります。
非エンジニアだけで判断するのが難しい場合は、導入前に制作会社や開発パートナーへ相談し、運用体制まで含めて設計しておくと安心です。
主要なヘッドレスCMSツール15選
ヘッドレスCMSを比較する際は、機能の多さだけでなく、自社の開発体制や運用体制に合うかを確認することが重要です。主要ツールを比較する前に、以下の項目を整理しておきましょう。
選定基準 | 確認すべきこと |
APIの使いやすさ | REST API・GraphQL・SDK・ドキュメントが整っているか |
日本語サポート | 日本語の管理画面・ドキュメント・問い合わせ対応があるか |
権限管理 | メンバーごとの閲覧・編集・公開権限を細かく設定できるか |
プレビュー機能 | 公開前に実際の表示イメージを確認しやすいか |
料金体系 | 無料プランの有無、APIリクエスト数、メンバー数、転送量、商用利用時の費用を確認する |
セキュリティ | SSO・監査ログ・権限管理・データ保護・エンタープライズ向け機能があるか |
既存システム連携 | 既存DB・CRM・MA・EC・アプリ・外部APIと連携しやすいか |
導入実績 | 自社と近い業界・規模・用途での導入事例があるか |
ここからは、カテゴリー別に主要CMSを紹介します。
ツール名 | 国産/海外 | 無料プラン有無 | API形式 | 日本語サポート | 向いている用途 |
microCMS | 国産 | あり | REST API | あり | 国産CMSを使いたい企業・オウンドメディア・コーポレートサイト |
Kuroco | 国産 | あり | REST API・GraphQL | あり | エンタープライズサイト・会員サイト・高度な外部連携 |
Newt | 国産 | あり | REST API | あり | 小規模サイト・チーム運用・スピーディーなサイト立ち上げ |
HeartCore | 国産 | 要問い合わせ | API連携 | あり | 大規模サイト・複数サイト運用・セキュリティ重視の企業 |
Contentful | 海外 | あり | REST API・GraphQL | 一部あり | グローバル展開・複数チャネル配信・大規模コンテンツ管理 |
Prismic.io | 海外 | あり | REST API・GraphQL | 一部あり | 小〜中規模サイト・マーケター主導のページ運用 |
GraphCMS(Hygraph) | 海外 | あり | GraphQL | 英語中心 | GraphQL前提の開発・複数データソース連携 |
Contentstack | 海外 | 要問い合わせ | REST API・GraphQL | 英語中心 | エンタープライズ向けWebサイト・多部門の承認ワークフロー |
Sitecore XM Cloud | 海外 | 要問い合わせ | API連携 | 一部あり | 大規模サイト・DXP・パーソナライズを重視する企業 |
CosmicJS | 海外 | あり | REST API・GraphQL | 英語中心 | 開発者主導のWebサイト・アプリ・スタートアップ |
baserCMS | 国産 | あり | REST API | あり | 日本語情報が多いオープンソースCMS・小〜中規模サイト |
Strapi | 海外 | あり | REST API・GraphQL | 英語中心 | 自社ホスティング・柔軟なカスタマイズ・開発者主導のCMS |
Decap CMS | 海外 | あり | Gitベース | 英語中心 | Jamstack・静的サイト・GitHub連携でのコンテンツ管理 |
Ghost | 海外 | あり | Content API・Admin API | 英語中心 | ブログ・メディア・ニュースレター運営 |
Directus | 海外 | あり | REST API・GraphQL | 英語中心 | 既存SQLデータベースのAPI化・業務システム連携 |
国産ヘッドレスCMS
国産ヘッドレスCMSで評価が高いツールは以下の4つです。
- microCMS
- Kuroco
- Newt
- HeartCore
microCMS
▲出典:microCMS
microCMSは国産ヘッドレスCMSのなかでも代表的なツールです。4,000社以上に利用されており、名だたる大手企業の利用実績もあります。
編集者にもわかりやすい直感的な操作や快適な管理画面が魅力で、ヘッドレスCMSのデメリットである開発・運用コストを削減できます。
Kuroco
▲出典:Kuroco
Kurocoはエンタープライズ向けのヘッドレスCMSです。2021年リリースとまだ新しいツールですが、シンプルな使い心地と強力なカスタマイズ機能で上場企業から中小企業に至るまで、幅広い法人・団体で採用されています。
CMSツール「RCMS」をもとに開発されており、RCMSの機能に加えて高い柔軟性を実現しています。
Newt
▲出典:Newt(ニュート)
Newtはチームだけでなく個人でも利用できるヘッドレスCMSです。
Appテンプレートとスターターが用意されており、わずか数分でサイトを立ち上げられる点が魅力的。チームやプロジェクトの変化に合わせてメンバー招待、参加、退出を行えるため、チームでの管理を円滑に実施したい企業におすすめです。
HeartCore
▲出典:HeartCore
HeartCoreは、国内トップクラスのシェアを誇るエンタープライズ向けCMSであり、ヘッドレスCMSとしても利用可能です。
最大の特徴は、堅牢なセキュリティと大規模サイト運用に耐えうる拡張性です。公式によれば、販売開始から10年以上ハッキング被害ゼロを誇り、金融機関や大手交通インフラ企業など、厳しいセキュリティ要件を持つ企業での導入実績も豊富です。
海外製ヘッドレスCMS
国産ヘッドレスCMSで評価が高い6ツールは下記の通りです。
Contentful
Prismic.io
GraphCMS
Contentstack
Sitecore
CosmicJS
Contentful
▲出典:Contentful
Contentfulはもっとも有名なドイツ発のヘッドレスCMS。世界で活躍する有名企業の導入実績も多数あり、世界各国で利用されています。
画像リサイズ機能やmarkdown記法を採用しているなど機能も充実。利用者数や導入実績が豊富なヘッドレスCMSを導入したい企業に向いています。
Prismic.io
▲出典:Prismic.io
Prismic.ioとはパリとサンフランシスコに拠点を持つPrismic社が運営するヘッドレスCMSです。1ユーザーで利用するならほとんどの機能を使えるため、個人での開発や小規模サイトの構築に向いています。
またCaaS型でサーバーメンテナンスが不要な点もうれしいポイントです。
GraphCMS
▲出典:GraphCMS
GraphCMSはGraphQL特化型のヘッドレスCMSです。RESTful APIの利用はできないものの、GraphQL向けのフィルターオプションなどは充実しています。
シンプルで扱いやすいシステムでどの企業にもおすすめできますが、GraphQLの特性上、複雑な設計には不向きといえるでしょう。
Contentstack
▲出典:Contentstack
Contentstackは、柔軟なコンテンツ管理機能を持つヘッドレスCMSです。
最大の魅力は、コンテンツの構造を自由に定義できる点にあり、記事や商品情報、FAQなど、さまざまなタイプのコンテンツを効率的に一元管理できます。また、ワークフロー機能が充実しており、コンテンツの作成から公開までの承認プロセスを細かく設定できるため、複数部門や多人数での運用にも適しています。
Sitecore XM Cloud
▲出典:Sitecore XM Cloud
Sitecore XM Cloudは、エンタープライズ向けCMS市場で長年の実績を持つSitecoreが提供する、SaaS型のヘッドレスCMSです。
最大の特徴は、APIファースト設計による高い拡張性と、直感的な「見たまま編集」機能の両立です。ヘッドレスCMSでありながら、従来のSitecore Experience Managerの編集機能をそのまま利用できるため、HTMLやプログラミングの知識がなくても、マーケターやコンテンツ担当者が自らページ編集や更新をスムーズに行えます。
CosmicJS
▲出典:CosmicJS
CosmicJSは、アメリカ発のクラウドホスト型ヘッドレスCMSで、「開発者による開発者のためのCMS」をコンセプトに掲げています。APIファースト設計により、Webサイトやランディングページ、ネイティブアプリなど、あらゆるデバイスやプラットフォームへのコンテンツ配信が容易です。
スケーラビリティやパフォーマンスにも優れており、スタートアップからエンタープライズまで幅広い用途に対応しています。
オープンソースの無料ヘッドレスCMS
オープンソースの無料ヘッドレスCMSで評価が高い5ツールは下記の通りです。
- baserCMS
- Strapi
- Decap CMS
- Ghost
- Directus
baserCMS
▲出典:baserCMSbaserCMSは、日本発のオープンソースCMSで、CakePHPをベースとした高い拡張性と柔軟なカスタマイズ性を備えています。固定ページやブログ、メールフォームなどをツリー構造で一元管理でき、直感的な操作とドラッグ&ドロップによる編集が可能な使い勝手の良いシステムです。
さらに、日本語の資料が充実しており、メールフォームやブログなどの基本機能があらかじめパッケージ化されているため、Web制作者から初心者まで幅広く活用できるCMSとなっています。
Strapi
▲出典:StrapiStrapiはSelf-Hosted型のヘッドレスCMSです。サーバーは自社で用意する必要があるものの、拡張性が高いため柔軟にカスタマイズを行いたい企業におすすめです。
ベースはRESTful APIですが、公式プラグインを使えばGraphQLにも対応可能。プラグインの自作も行え、拡張性に優れたヘッドレスCMSです。
Decap CMS
▲出典:Decap CMSDecap CMSは、GitHubなどのコード管理サービスと連携できる無料で利用可能なCMSです。コンテンツの更新履歴を自動で記録し、以前の状態に戻すことも簡単にできるため、更新ミスを防ぐことができます。
また、プログラミングに関する知識がなくても、直感的な操作画面で記事の作成や編集が可能です。無料でソースコードが公開されているため、誰でも自由に使うことができ、困ったときは利用者コミュニティのサポートを受けることもできます。
Ghost
▲出典:Ghost
Ghostは、ブログやオウンドメディアなど記事コンテンツの配信に特化したオープンソースのヘッドレスCMSです。
最大の特徴は、シンプルで使いやすい管理画面と、記事作成に最適化されたエディタの存在です。WordPressの投稿エディタに似た操作感を持ち、ブログ運営経験者であればすぐに使いこなせます。
Directus
▲出典:Directus
Directusは、既存のSQLデータベースをそのままAPI化し、柔軟なデータ管理を実現するオープンソースのヘッドレスCMSです。Node.jsベースで開発されており、REST APIやGraphQLに標準対応しています。
最大の特徴は、データベースのテーブル構造を変更せずに管理画面からAPIを自動生成できる点にあり、既存システムとの連携や複雑なデータ構造の管理にも柔軟に対応できます。
ヘッドレスCMSを導入する際のチェックポイント
ヘッドレスCMSを導入する際は、下記のポイントを意識しましょう。
- 機能の充実性
- フレームワーク・対応言語
- 料金体系
ここからは、それぞれのポイントについて解説します。
1. 機能の充実性
Webサイトを運営するにあたって、機能の充実性は大切なポイントです。
コンテンツを作成した際の自動下書き保存や、日時設定による予約投稿機能、編集履歴管理機能などがあれば、Webサイト運営をスムーズに行えるでしょう。
自社が運営したいサイトの運用体制を明確にし、適切な機能が備わっているかを確認するのがおすすめです。
2. フレームワーク・対応言語
ヘッドレスCMSごとにフレームワークや対応言語が異なります。特に、APIを利用する際にフレームワークや言語が関わってくることが多いです。
幅広いフレームワークや言語に対応しているほど、エンジニアにとって作業がスムーズになり、使いやすくなるでしょう。
CMSを選定する際は、どのフレームワークや言語に対応しているかを事前に確認しておくことをおすすめします。
3. 料金体系
ヘッドレスCMSサービスによって料金体系は異なります。
たとえば、月に定められた料金を支払う「月額制」や使用量によって料金が変わる「従量課金制」など、料金体系を確認しておきましょう。
導入費用を抑えたい方は、無料で利用できるオープンソース型のヘッドレスCMSを使用するのがおすすめです。
なお、オープンソース型の場合は、言語や複雑な設定を自ら行う必要があるため、有料のヘッドレスCMSに比べて手間がかかるため注意しましょう。
ヘッドレスCMSは自由度の高さが魅力的な一方で、手軽さに欠ける一面も
ヘッドレスCMSはバックエンドの機能のみを持つCMSです。 フロントエンドを自社で構築するため自由度が高い一方、手軽さに欠けるデメリットがあります。自社がどちらに向いているか、下記の表で確認しましょう。
ヘッドレスCMSが向いている企業 |
|
従来型CMSが向いている企業 |
|
ヘッドレスCMSは開発自由度が高い反面、フロントエンド開発やAPI連携の知識が必要です。そのため、Web専任者がいない企業や、公開後の更新・改善を社内でスムーズに進めたい企業では、運用負荷が高くなる場合があります。
「ヘッドレスCMSは必要ないが、WordPressはセキュリティが心配……」という方は、一体型の商用CMS「LeadGrid」がおすすめです。

LeadGridは、リード獲得に特化したクラウド型CMSです。CMS・CRM・メール配信など、サイト運用に必要な機能をひとつにまとめたオールインワン設計で、Webサイトから得たリードの一括管理や、ダウンロードフォームの編集、リード獲得経路の分析まで対応できます。
また、固定ページを含めてノーコードで更新でき、HTMLやCSSの知識がなくてもページを見たまま編集できます。基本的な操作は直感的に行えるため、Web制作・運用初心者でも社内で更新しやすい点が特徴です。
実際に、LeadGridのようなノーコード型CMSを導入した株式会社伊東商会では、サイト更新にかかる時間を2週間から即時に短縮した事例があります。
さらに、1,500社以上の支援実績をもとにプロが公開後の運用まで伴走します。年間継続率は98.2%(2025年度実績)で、コーポレートサイト・オウンドメディア・サービスサイトなど、幅広いWebサイトで活用されています。
▼下記資料では、LeadGridの制作事例を詳しく解説しています。Webサイトイメージをより膨らませたい方は、ぜひご覧ください。

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