WebサイトにCMSを導入する10のメリット!デメリットについても
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現在、多くの企業がCMSを使用して自社のWebサイトを構築しています。
しかし「CMSはそんなに便利なのだろうか」「CMSを使わない場合と比べて何が違うのだろう」と疑問に感じている方もいらっしゃるでしょう。
そこで本記事では、CMSの導入を検討しているWeb担当者に向けて、CMSを利用するメリットを10個紹介します。導入前に知っておきたいCMSのデメリットも紹介しますのでぜひご覧ください。
また、人気CMS「WordPress」の得意不得意を下記資料にまとめています。WordPressの特徴をわかりやすく解説していますので、こちらもぜひご覧ください。
CMSとは
CMS(Contents Management System、コンテンツ管理システム)は、テキスト、画像、動画などのWebコンテンツをサーバー上で一元的に管理できるシステムです。CMSを利用すれば、専門知識がない人でも簡単にWebページの制作や編集ができるようになります。
現在、世界のWebサイトのうち約70%がCMSを使って構築されており(2024年11月時点)、企業サイトにおいてもCMSを利用したものが主流となっています。
CMSの仕組みについては以下の記事をご覧ください。
関連記事:CMSの仕組みとは?CMS提供会社がわかりやすく解説
参考:Usage statistics and market shares of content management systems
CMSとWordPressの違い
「CMS」はシステムの総称、「WordPress」はCMSの種類のひとつです。
WordPressは世界で圧倒的なシェアを誇る代表的なCMSであり、CMSを使用したWebサイトのうち約62%がWordPressで構築されていると言われます(2024年11月時点)。
なお、CMSは以下の3種類に大別され、WordPressはオープンソース型に分類されます。
- オープンソース型CMS:無償でソースコードが公開されているCMS
- パッケージ型CMS:ベンダーが独自開発した商用CMS
- クラウド型CMS:クラウド環境で使用できる商用CMS
CMSの種類ごとの特徴やメリット・デメリットなどについては以下の記事をご覧ください。
関連記事:CMSとは?機能や導入するメリット、選び方のポイントと事例を解説
参考:Usage statistics and market shares of content management systems
CMSを使わずにWebサイトを制作できる?
CMSを使わずともWebサイトを制作・更新することは可能です。
しかし、CMSを導入していないWebサイトを更新する場合、HTMLファイルをローカル環境で作成したり、FTPソフトを使ってサーバーにアクセスしたりといった作業が必要になります。作業には専門知識が求められるため、CMSを導入していない企業サイトでは、更新のたびに制作会社へ依頼する体制になっていることが多いでしょう。
更新のしやすさを重視するならば、CMSを利用しない手はないと言えます。
とはいえ、CMSを使わないことで独自のシステムやデザインを実装しやすくなる面もあります。
- 独自のセキュリティ対策が必要(ベンダー提供のセキュリティ水準では足りない)
- CMSの制約を受けずに自由度高くページをデザインしたい
- ページ数が少なく更新頻度も低い
上記に当てはまるようなWebサイトでは、CMSの導入は不要かもしれません。
CMSを利用する10のメリット
Webサイト制作にCMSを利用する10のメリットを紹介します。
- 専門知識がない担当者でもWebページの作成・更新ができる
- 複数人での分業や権限管理がしやすい
- スマホやタブレットなどマルチデバイスに対応しやすい
- デザインテンプレートで統一感が出せる
- Webサイトを多言語化しやすい
- 複数サイトを一元管理できる
- SNSとの連携がしやすい
- SEO対策がしやすい
- MAツールなどの外部サービスと連携しやすい
- セキュリティリスクを下げられる
1. 専門知識がない担当者でもWebページの作成・更新ができる
CMSではインライン編集(見たまま編集)が可能です。
インライン編集とは、Wordなどのドキュメントソフトを使用するような感覚でWebページを作成・編集できる機能のことです。これにより、HTMLやCSSなどの専門知識がない担当者でも簡単に新規Webページが作れます。
また既存ページの修正についても、たとえば以下のような作業は担当者ベースで可能になります。
- 画像の追加・差し替え
- 文章やデータの追加・編集
- 既存ページの複製
- 既存ページの非公開化
もし軽微なページ修正もすべて制作会社へ依頼している状態ならば、CMSの導入によって大幅なコスト削減を実現できるでしょう。
2. 複数人での分業や権限管理がしやすい
CMSでは管理画面における閲覧・編集・操作権限をアカウントごとに設定できます。部署や役職でWebサイトの責任範囲を切り分けたり、外部に一部の業務を任せたりするときに便利です。
また、Webページ公開前の承認作業をサポートする機能も付けられます。編集履歴も残せるため、ヒューマンエラーが発生しにくい運営体制の構築に役立ちます。
3. スマホやタブレットなどマルチデバイスに対応しやすい
スマホやタブレットといったPC以外でのサイト閲覧が増えたいま、Webサイトのレスポンシブ対応は必須です。
レスポンシブ対応とは、デバイスの画面サイズにあわせてWebサイトのレイアウトを最適化させるデザインを行うことです。本来、Webサイトをレスポンシブ対応にするにはプログラミングの知識が必要ですが、CMSならば多くがレスポンシブに標準で対応しています。
社内に専門家がいなくても、CMSでサイト構築するだけで簡単に自社サイトをレスポンシブ対応できるのです。
関連記事:レスポンシブ対応とは? 5つの対応方法や注意点をWeb制作会社が解説
4. デザインテンプレートで統一感が出せる
CMSではデザインテンプレートが使用できます。
デザインテンプレートはWebページの雛形のようなものです。テンプレートをベースにテキストや画像などを組み込んでいけるため、誰がページを更新してもデザインの統一感を保てます。
またサイトデザインを変えたい場合も、適用するデザインテンプレートを変更するだけで全ページを一括変更できます。
5. Webサイトを多言語化しやすい
多言語化に対応したCMSを使用すれば、1つのCMSで複数言語のWebサイトを管理できます。
日本語と英語のWebサイトを1つの管理画面から更新したり、管理画面の表示言語を担当者ごとに切り替えたりできるため、グローバルなチームでWebサイトを運営するときに役立ちます。
ただし、すべてのCMSが多言語化に対応しているわけではありません。以下の記事で多言語サイト向けCMSについて解説していますので、詳しくはこちらをご覧ください。
関連記事:多言語サイトの制作におすすめのCMSは?9の選び方とともに解説
6. 複数サイトを一元管理できる
企業サイトでは、コーポレートサイトのほかにサービスサイトやIRサイトなど複数サイトを並行して運用することが珍しくありません。CMSなら、そのようなドメインが異なる複数サイトも同じ管理画面から一元管理できます。
Webサイトごとにログインし直す手間がないため、担当者が各サイトを横断的に管理したいときにとくに便利です。
7. SNSとの連携がしやすい
CMSのなかには各種SNSとの連携機能が実装されているものもあります。
CMS側の設定画面で各SNSアカウントを連携しておけば、各ページにSNSシェアボタンを自動表示させたり、記事公開のタイミングでお知らせ投稿を自動作成したりが可能です。
各SNSでゼロから投稿を作成する手間が省けて担当者の負担軽減につながります。
関連記事:ホームページとSNSの連携メリットは?目的や埋め込みの方法を解説
8. SEO対策がしやすい
CMSの導入によりSEOの内部施策が効率化できます。
たとえば、パンくずリストを設置したり、構造化データをマークアップしたりといった作業は管理画面から設定可能です。これにより、SEOに詳しくない担当者でも直感的な操作でSEOの内部施策が進められます。
SEO内部施策については以下の関連記事で詳しく解説しています。
関連記事:SEOの内部施策ですべき16のこと|目的とやり方を合わせて解説
ただし、SEO関連の機能については有料プラグインでの拡張が必要なCMSもありますので、CMS選定の際はよく確認するようにしてください。
「LeadGrid」ではSEO機能を標準実装しています。詳しくはこちらのサービス資料をご覧ください。
9. MAツールなどの外部サービスと連携しやすい
MAツールなどの外部サービスと連携可能なCMSも少なくありません。
多くの企業はWebマーケティング施策の一環としてWebサイトを運用しているはずです。自社が使用しているMAツールと連携できるCMSを選択すれば、コンテンツの閲覧履歴や資料ダウンロード履歴をリード情報に紐づけられ、より精度の高いマーケティングを実現できます。
関連記事:CMSとMAツールの違いは?連携できるCMSのメリットについても
10. セキュリティリスクを下げられる
有償CMSは企業サイトでの商用利用を前提に作られたものが多く、高いセキュリティ水準が期待できます。とくにクラウド型CMSは最新のセキュリティ状態に自動対応してもらえるため、自社でのセキュリティ対応に自信がない場合に安心感があります。
なお、WordPressのような無償のオープンソース型CMSの場合、セキュリティ面は自社で対応する必要があります。セキュリティプランを提供している制作会社もあるため、利用を検討してみると良いでしょう。
CMSを利用する3つのデメリット
CMS導入は多くのメリットがありますが、もちろんデメリットもあります。とくに事前に知っておきたいデメリットは以下の3つです。
- 操作には最低限の知識が必要
- デザインテンプレート対応外のページの作成は難しい
- ローカルデータが残らない
1. 操作には最低限の知識が必要
「CMSは専門知識がなくても扱える」とは言っても、初心者の方がまったくトレーニングなしで操作できるほど簡単ではありません。管理画面の操作方法、見出しや画像の挿入方法といった基本的なページ編集方法についてはマニュアルを準備する必要があるでしょう。
ただ、HTMLやCSSなどのマークアップ言語の知識は基本的に不要です。また、ブログサービスなどの使用経験がある方ならば、それほど学習時間をかけずに操作方法をマスターできるはずです。
2. デザインテンプレート対応外のページの作成は難しい
CMSでは基本的にデザインテンプレートを使用してページを作成していきます。したがって既存テンプレートから外れたデザインのWebページの作成は難しくなります。
たとえばブログサイトやオウンドメディア向けに最適化されたデザインテンプレートを使ってコーポレートサイトを作る、となるとデザイン面での制約が多くなるでしょう。
カスタマイズ機能があるCMSを選択するのも一案ですが、カスタマイズにはHTMLやCSSの知識が必要になります。
3. ローカルデータが残らない
CMSを使用せずにWebサイトを制作する場合、ローカル環境でHTMLファイルを作成し、サーバーへアップロードします。ローカル環境にWebサイトのデータが残るため、万が一サーバー上でデータが消えてしまっても、ローカルに残っているデータを再度アップロードすれば復旧できます。
一方、CMSの場合はサーバー上にしかデータが存在しません。よって、そのデータが破損した場合、バックアップがないと復旧が難しくなります。しっかりとしたバックアップ作業のルールが必要です。
企業サイト向けCMSならLeadGrid
CMSの概要や、CMSを利用してWebサイトを構築するメリット・デメリットについて解説しました。
- Webサイトの運用メンバーにWebの知識がない
- 更新頻度の高いサイトを想定している
- 管理するページ数が多い
上記のような条件に当てはまる場合は、とくにCMSのメリットが活かしやすいでしょう。
ただし、CMSであればどれでも良いというわけではありません。CMSは豊富な種類がリリースされており、それぞれに得意不得意があります。Webサイトの目的を明確にし、要件を満たすCMSを選定するようにしましょう。
Webサイトを通じてリード獲得を目指すなら、クラウド型CMS「LeadGrid」をご検討ください。LeadGridはWebサイトを通じて得たリードを一括管理できるほか、ページの見たまま編集など初心者でも直感的に使用できるUI設計となっています。
すでに100社以上の企業で導入されており、コーポレートサイトやオウンドメディア、サービスサイト、採用サイト、ランディングページなどで幅広く活用されています。
下記資料でLeadGridの制作事例を詳しく紹介しています。LeadGridの活用方法を、具体的にイメージしたい方はぜひご覧ください。
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LeadGrid BLOG編集部は、Web制作とデジタルマーケティングの最前線で活躍するプロフェッショナル集団です。Webの専門知識がない企業の担当者にも分かりやすく、実践的な情報を発信いたします。
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