サービスサイトに導入したいCMS15選!選び方もあわせて解説
「自社のサービスサイトに合うCMSを探している」「CMSの種類が多すぎてどれを選んだら良いかわからない」
このようなお悩みはありませんか?
CMSは大きく分けて、無料のオープンソース型・クラウド型・買い切りのパッケージ型の3種類となります。サイトの規模や予算など、自社の課題に合わせて選ぶことで効果的なサイト運営が可能です。
今回はサービスサイト作成におすすめのCMSを紹介します。選び方のポイントも解説しているので、CMSの導入を検討しているWeb担当者の人は、ぜひ最後までご覧ください。
なお、「予算が限られているけど、それでもサービスサイトは制作できる?」「実際のサービスサイトと制作にかかった費用を知って自社の予算も決定したい」といった担当者向けに、無料配布資料「予算別サービスサイト制作事例集」を用意しました。貴社のサイト制作の予算感でどのようなサービスサイトを制作できるかチェックできるため、ぜひ下記より無料でダウンロードして比較検討にお役立てください。

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CMSとはWebサイトの構築・管理・更新ができるツール
CMSとは「コンテンツ・マネジメント・システム」の略で、 Webサイト構築や管理、記事の更新を自社でできる便利なツールです。
これまでのWebサイト作成では、HTMLやCSSなどの専門的な知識が必要でした。しかしCMSなら、Webに詳しくない 初心者でも簡単に操作が可能です。そのほかにもCMSには運用業務を分業できる、更新作業を効率化できるなど、さまざまなメリットがあります。
CMSの導入は、時間とコストの節約につながります。効果的なサイト運用に欠かせないツールといえるでしょう。
関連記事:CMSとは?導入によるメリットやデメリット、選び方を解説
CMSの選び方
CMSはシステムごとに特徴が異なります。ここではCMSの選び方を3つの項目にそって紹介します。
- セキュリティ対策の充実度
- 運用目的に合った機能
- サポート体制
セキュリティ対策の充実度
不正アクセスやサイト改ざん、情報漏えいなど、Webサイトを狙った悪意ある攻撃は常に存在しています。セキュリティ対策はサービスサイトを運営していくうえで欠かせません。
無料CMSと有料CMSのセキュリティ対策では、サポート範囲が大きく異なります。
無料CMSではセキュリティサポートが少ないため、自社で対応しなければなりません。具体的な作業としては、更新時のアップデートやプラグイン導入などです。これらの作業を自社で行う必要があります。
一方 有料CMSの場合はベンダー(CMSを提供している会社)が、セキュリティ対策を引き受けています。システムやプランによっては、ほぼお任せできるので、万全なセキュリティ対策をしておきたい会社は有料CMSを検討すると良いでしょう。
運用目的に合った機能
CMSに自社サイトの運用目的に合う機能があるかをチェックしましょう。
サービスサイト運用の目的の一つに、 リードの獲得があげられます。メルマガ配信機能やホワイトペーパーDL機能など、 自社製品やサービスへの問い合わせを増やすための機 能があると、効果的なサイト運用ができます。
またMAツールと連携可能なCMSなら、マーケティングに強いサイト構築が可能です。
初期設定では機能が少なくても、プラグインを導入してカスタマイズできるCMS もあります。サイトの運営目的を達成するための機能を搭載したCMS を選ぶことが大切です。
サポート体制
必要なCMSのサポートは企業によってさまざま。サポート体制の確認も重要です。
無料CMSを使用する場合、トラブルが発生しても基本的に自分で問題解決しなければなりません。マニュアルを読む、同じCMSを使っている人のサイトから情報を得て対応する必要があり手間がかかります。
一方、 有料CMSの多くはサポートが充実しています。電話やメールなどでサポートを受けられることが多く、解決方法を自分でリサーチするのが苦手な人でも安心です。場合によってはトラブル対応だけでなく、運用方法の相談ができるCMSのサービスもあります。
サポート内容はそれぞれ異なるため、複数のCMSで比較すると良いでしょう。
これらの詳細な機能や特徴でCMSを比較したい方はBtoB企業向けCMS比較一覧表もあわせてご利用ください。

【徹底比較】サービスサイトにおすすめのCMS一覧
サービスサイトを運用するためのCMSを種類別で紹介します。
- クラウド型のCMS
- パッケージ型のCMS
- オープンソース型のCMS
クラウド型のCMS
クラウド型とは サイト運用に必要な機能が全てブラウザ上で利用できるCMSのことです。サーバーの用意やソフトウェアの必要がなく、インターネット環境があれば利用できます。
- LeadGrid
- ペライチ
- Jimdo
- Wix
- ShareWith
1. LeadGrid

LeadGridは リード獲得が強みのCMSです。サービスサイトに必要な機能を多く取りそろえており、デザイン性にも優れています。シンプルかつ使いやすい操作性で、ページの見たまま編集も可能です。
またコンテンツごとにフォーマットが用意されているため、サイト運用の効率化が図れます。
セキュリティ対策も充実しており、常に最新の状態へアップデートできます。さまざまな課題に合わせた支援を受けられるので、 サイト運用がうまくいかないとお悩みの企業にもおすすめです。
実際にLeadGridを導入した事例を無料配布資料「予算別サービスサイト制作事例集」にまとめました。貴社のサイト制作の予算感でどのようなサービスサイトを制作できるかチェックできるため、ぜひ下記より無料でダウンロードして比較検討にお役立てください。

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2. ペライチ
▲出典:ペライチ
ペライチとは一枚のWebサイトを作れる国産CMSです。 テンプレートを選び、内容を作るだけでWebサイトを公開できるため、初心者でも簡単に操作できます。編集画面では、ブロックを組み立てるように、ドラッグ&ドロップで必要な要素を配置していきます。
ペライチでは無料のスタートプランでも、容量は無制限。多くの画像を掲載したいサービスサイトに、しっかり対応できます。
価格(月額) |
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3. Jimdo
▲出典:Jimdo
Jimdoは業種を問わず、初心者でも使いやすいCMSです。 スマホでも作業ができるので、移動中や空いた時間を使ってサイト編集や更新ができます。
無料プランでは180日以上ログインしないと、サイトが削除されるため注意が必要です。
全国にあるJimdo CafeではJimdoの使い方や、サイト作成でわからないことを相談できます。
関連記事:Jimdoとは?2023年最新の使い方や料金、ホームページ作成の評判など
価格(月額) |
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4. Wix
▲出典:Wix
Wixは世界190ヵ国で2億人以上の人に利用されているCMSです。 AIを使った自動作成ツールが、サイトを作成してくれる機能もあります。
テンプレートが豊富にあり、ドラッグ&ドロップの操作で、簡単にデザインと機能をアレンジできます。
メルマガ配信やSNS広告など、効果的にリードを獲得できるツールが備わっており、マーケティングにも強いCMSです。
関連記事:Wixとは?使い方や利用料金・Wixで作ったホームページ事例などを解説
価格(月額) |
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5. ShareWith
▲出典:ShareWith
ShareWithは、野村インベスター・リレーションズ株式会社が提供する国産CMSです。シンプルな操作画面で、使いやすさを重視しており、上場企業に多く選ばれています。
ShareWithには サイト運用に必要な初期導入・サーバーやセキュリティ対策・各サポート・ライセンスが含まれています。メタ情報のメンテナンスやXMLサイトマップの生成も自動化できるため、更新時の手間が省けるCMSです。
価格 |
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パッケージ型のCMS
パッケージ型とはベンダーが開発した ライセンスを買い取り、自社のサーバーにインストールして利用するCMSのことです。費用はかかりますが、手厚いサポートを受けられるのが特徴です。
- HeartCoreCMS
- SITEMANAGE
- Movable Type
- NOREN
- CMS ALAY
6. HeartCoreCMS
▲出典:HeartCoreCMS
HeartCoreCMSはオールインワンパッケージ型CMSです。顧客属性やニーズに合わせたコンテンツ配信ができるため、どのような業種にも対応できます。
AIによる リードのスコアリングやヒートマップ機能など、マーケティングに強い機能が備わっています。
また編集画面にはWordのようなエディターを搭載しており、Microsoft Officeの使い方がわかれば、誰でも編集・更新が可能です。
価格 | 要問い合わせ |
7. SITEMANAGE
▲出典:SITEMANAGE
SITEMANAGEは 必要なプラグインを選んで、サイト構築ができるCMSです。編集画面は直感的に使えるデザインとなっており、ドラッグ&ドロップで簡単に操作できます。そのほかにもSNS連携やSEOなど、サービスサイトに必要な機能が多く実装されています。
プラグイン等は全て自社開発しており、不具合が出た場合でも原因を突き止められる、カスタマイズが簡単にできるなどのメリットがあります。
価格 |
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8. Movable Type
▲出典:Movable Type
Movable Typeは柔軟なコンテンツ運用ができる国産CMSです。パッケージ型の他にもクラウド型、AMI型から選べます。
Movable Typeは静的サイトの生成ができるため、 表示速度が早く、ユーザーにとってストレスがない閲覧環境を提供可能です。ほかにも1つのアカウントで複数のサイトが運用できる、サポートが充実している、プラグインが豊富などの特長があります。
個人利用は無償ですが、商用利用では有償となります。
価格(ソフトウェア版) |
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9. NOREN
▲出典:NOREN
NORENは国内導入実績トップクラスの国産CMSです。
テキスト・エディター・ブロック形式でコンテンツ入力が可能。NORENは静的CMSですが、NOREN6からリアルタイムパブリッシュ機能を実装し、 表示速度を犠牲にすることなくユーザーに合わせた表示ができるようになりました。
セキュリティ性も高く、外部からの攻撃や障害にも強いCMSです。
価格 | 要相談(目安:1,000ページ以下で1,000万円~) |
10. CMS ALAYA
▲出典:CMS ALAYA
CMS ALAYAは2002年に発売され、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)や国土交通省などでも導入されている、国産CMSです。
サーバインストール型(オンプレミス・ホスティング)とクラウド型(SaaS方式)があり、サイトの規模や利用環境などによって、運用方法を選べます。CMS ALAYAは 完全自社開発製品のため、運用方法の転換や機能追加の際にも、柔軟に対応できます。
価格 | 要相談 |
オープンソース型のCMS
オープンソース型とは プログラムのソースコードが一般向けに公開されているCMSのことです。サーバー代とドメイン料金はかかりますが、無料で利用できます。
- WordPress
- Concrete CMS
- Joomla!
- SOY CMS
- baserCMS
11. WordPress
▲出典:WordPress
WordPressは世界シェア64.3%を占めており、 もっとも利用者数が多いCMSです。テーマ(デザイン)やプラグインが豊富で、サービスサイトやコーポレートサイト、LPなどさまざまなWebサイト作成が可能です。
個別のサポートに対応していないため、トラブルが起きた際には自分で解決しなければなりません。ただし利用者が多いので、ワードプレスに関する情報はWeb上に多く出回っており、情報をリサーチしやすいCMSです。
12. Concrete CMS
▲出典:Concrete CMS
Concrete CMS はコンテンツ作成が直感的にできる、使い勝手に優れたCMSです。公共機関や大学、企業サイトなどの導入実績があります。複数の機能が標準搭載されており、 新たにプラグインを導入しなくてもサイト作成が可能です。
多言語サイトにも対応しており、さまざまな言語のサイトを作りたい企業にピッタリです。
また編集権限の付与もできます。複数の担当者でサイト編集・更新をおこなえるため、Web担当者の負担の軽減につながります。
13. Joomla!
▲出典:Joomla!
Joomla!は世界160万のWebサイトで利用されているCMSです。無料または有料のテンプレートが多数あり、好みのデザインや必要な機能に合わせてカスタマイズできます。
レスポンシブデザインやメールフォーム作成、ユーザー管理機能などに対応しており、 サービスサイトに必要な機能が備わっています。
政府や非営利団体、多くの企業などで導入されているJoomla!は、セキュリティ対策も万全です。
14. SOY CMS
▲出典:SOY CMS
SOY CMSは簡単操作が可能な国産CMSです。無料にもかかわらずセミナーやフォーラム、パートナー制度などによる サポート体制が充実しているのが特徴。有償になりますが、開発元による支援も受けられます。
SOY CMSの機能はコンパクトですが、カスタマイズの柔軟性が高く、 拡張しやすいCMSです。必要なプラグインやSOY Appのみを追加して利用できるCMSなので、不要な機能を有効にする必要はありません。
15. baserCMS
▲出典:baserCMS
baserCMSはオープンソース・フレームワークのCakePHPをベースとした、国産CMSです。VAddyによるぜい弱性検査をクリアするなど、 セキュリティの高さを強みとしています。
サイト運用に必要な機能は最初から備わっているため、面倒な設定やプラグインの追加をしなくても、すぐに使い始められます。
baserCMSにはコミュニティがあり、ユーザー同士での交流も可能です。コミュニティでは不明点の質問や、改善要望の提出ができるため、使いやすく便利だと評判です。
サービスサイトのCMSは目的に応じて決めよう
CMSはサイトの目的に応じて選びましょう。 サービスサイトにとって重要なのが「リードの獲得」です。
「LeadGrid」では資料DL機能・メルマガ配信機能・フォーム最適化など、リード獲得に欠かせないさまざまな機能が用意されています。
機能が豊富だと、CMSを使いこなせるか心配になる人もいるかもしれませんが、ご安心を。LeadGridに難しいコーディングの知識は必要ありません。ページをみたまま編集できるため、 だれでも簡単にサイト運用・更新が可能です。
LeadGridは100社以上の導入実績があり、サポートも充実。実際にLeadGridを導入した事例を無料配布資料「予算別サービスサイト制作事例集」にまとめました。貴社のサイト制作の予算感でどのようなサービスサイトを制作できるかチェックできるため、ぜひ下記より無料でダウンロードして比較検討にお役立てください。

詳しい内容はサービス資料からご覧ください。
リード獲得に強いCMS・Webサイト運用ツール LeadGrid
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得意領域
- Webマーケティングに強いWebサイト制作
- サービスサイト、オウンドメディアサイトの立ち上げ
- Webマーケティングの戦略設計、運用支援
記事を書いた人

LeadGrid BLOG編集部
LeadGrid BLOG(リードグリッド ブログ)は、リード獲得に役立つ情報を発信するWebマーケティングメディアです。
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