デザインリソース不足を解決するには|原因の見極めと体制構築の進め方|Webサイト制作 / CMS・MAツール|LeadGrid(リードグリッド)

デザインリソース不足を解決するには|原因の見極めと体制構築の進め方

目次

WEBサイトの構築・運用を
もっと、効率的にしたい担当者の方へ

WEBサイトの構築・運用を<br>もっと、効率的にしたい担当者の方へ

LeadGridは、1,500社以上のサイト制作・マーケティング支援の経験から生まれた、専門知識がなくても簡単に使える国産CMS・マーケティングツールです。上場企業から中小・ベンチャーまで様々な企業にご利用いただいております。

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「バナーの修正を頼みたいのに、デザイナーが別案件で手一杯」
「Webサイトの更新を依頼したら、2週間待ちと言われた」

BtoB企業のマーケティング担当者やWeb担当者であれば、こうした場面に心当たりがあるのではないでしょうか。デザインリソースの不足は単にクリエイティブの制作が遅れるだけではなく、施策の実行スピードが落ちることによりPDCAが停滞し、最終的にはリード獲得や売上への影響にまで波及するかもしれません。

本記事ではデザインリソース不足が起きる構造的な原因を掘り下げたうえで、社内体制の見直しや外部リソースの活用、ツールによる効率化といった具体的な解決策を紹介します。自社の状況に合った打ち手を見つける際の参考にしてください。

なおLeadGridでは、Webサイト制作やCMS導入を通じてデザインリソースの課題を解消した事例を多数ご支援しています。「制作事例集」を無料で公開していますので、ぜひご覧ください。

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デザインリソース不足はなぜ起きるのか

デザインリソースの不足を解消するためには、まず「なぜ足りないのか」を正確に把握する必要があります。多くの企業が「人が足りない」と感じていますが、実際にはその背景にいくつかの構造的な要因が絡み合っていることがほとんどです。

デザイン人材の採用市場が逼迫している

デザインリソースが不足する最も根本的な原因は、デザイナーの採用難度が年々上がっていることにあります。

▲出典:経済産業省

経済産業省の「IT人材需給に関する調査」によると、2030年までに最大78.7万人のIT人材が不足すると予測されています。デザイナーもIT人材の一角であり、この需給ギャップの影響を直接受けています。

参考:IT人材需給に関する調査|経済産業省

さらにレバテックの調査(2024年6月実績)では、Webデザインの求人倍率が7.5倍に達しているとの報告もあります。つまり、1人のデザイナーを約7社が奪い合っている状態です。BtoB企業のマーケティング部門にとって、専任デザイナーの採用はもはや「時間をかければ見つかる」というレベルの話ではなくなっています。

業務範囲の拡大にリソースが追いつかない

デジタルマーケティングの高度化に伴い、デザイナーに求められる業務の幅が急速に広がっていることも見逃せません。

かつてのWebデザイナーの業務は、サイトのビジュアル設計が中心でした。しかし現在は、LP(ランディングページ)制作、バナー広告の量産、ホワイトペーパーのレイアウト、SNS用のクリエイティブ、さらにはUI/UXの改善提案まで、1人のデザイナーがカバーすべき領域は格段に増えています。

特にBtoB企業では、マーケティング施策の多チャネル化が進む一方で、デザインチームの人員は据え置きというケースが珍しくありません。結果として、デザイナー1人あたりの業務量が膨れ上がり、慢性的なリソース不足に陥るのです。

Webサイトの更新にデザイナー工数が割かれている

見落とされがちな原因のひとつが、Webサイトの日常的な更新作業にデザイナーの工数が取られているという問題です。

WordPressなどの従来型CMSでは、ブログ記事の投稿は非技術者でも行えます。しかしトップページやサービスページ、LP(ランディングページ)といった静的ページの修正には、HTMLやCSSの知識が必要となるケースが多く、結局デザイナーやエンジニアに作業が集中してしまいます。

「バナー画像を差し替えたい」「キャッチコピーを変更したい」といった軽微な修正であっても、デザイナーの手を借りなければ進められない。この積み重ねが、本来取り組むべき戦略的なクリエイティブ業務の時間を圧迫している企業は少なくないでしょう。

関連記事:WebサイトにCMSを導入する10のメリット!デメリットについても

デザインリソース不足を放置するとどうなるか

デザインリソースの不足は、目に見えるトラブルとして表面化するまでに時間がかかることがあります。だからこそ、「なんとか回っているから大丈夫」と放置されやすい問題でもあります。しかし、そのまま手を打たないでいると、ビジネスへの影響は着実に広がっていきます。

施策のスピードが落ち、機会損失が発生する

マーケティング施策のスピードは、デザインの制作スピードに依存していると言っても過言ではありません。

新しいキャンペーンのLPが間に合わない、展示会に合わせたホワイトペーパーの制作が遅れる、競合が先に類似サービスの訴求を始めてしまう。デザインが間に合わないという理由だけで、本来獲得できたはずのリードを逃してしまうリスクは、BtoBの長い検討期間を考えると特に大きな痛手になり得ます。

デザイン品質のバラつきがブランドを毀損する

リソースが足りない状況でも、業務は待ってくれません。やむを得ず、デザイン経験のない担当者が見よう見まねで資料を作成したり、過去のテンプレートを無理にアレンジしたりする場面も出てくるでしょう。

こうした応急処置が重なると、企業のクリエイティブ全体に統一感がなくなり、ブランドイメージの一貫性が損なわれていきます。BtoBの購買プロセスでは、信頼感が意思決定に大きく影響するため、「なんとなく素人っぽい」という印象は商談の成否にまで響くことがあるのです。

デザイナーの離職リスクが高まる

既存のデザイナーに過度な負荷がかかり続けると、燃え尽きや離職につながるリスクも無視できません。前述のとおり、デザイナーの採用市場は売り手市場が続いています。「より良い環境で働きたい」と考えるデザイナーにとって、転職先の選択肢は豊富にあります。

デザイナーが1名抜けた場合の補充には、採用活動から実務のキャッチアップまで含めると3か月から半年はかかるのが一般的です。その間のリソースギャップは、残されたメンバーや外注費用でカバーせざるを得ず、コスト面でも大きな負担となります。

デザインリソース不足を解決する5つのアプローチ

では、デザインリソース不足に対してどのような手を打てばよいのか。ここでは、実務で効果が出やすい5つのアプローチを紹介します。重要なのは、いずれか1つに頼るのではなく、自社の状況に応じて複数の施策を組み合わせることです。

デザイン業務の棚卸しと優先順位の整理

解決策を検討する前に、まずはデザイナーが現在抱えている業務を可視化することが不可欠です。

多くの場合、デザインリソース不足の原因は「人が足りない」のではなく「やるべきでない作業に時間を取られている」ことにあります。たとえば、社内向けの簡易な資料作成にデザイナーが駆り出されていたり、すでにテンプレートがあるのに毎回ゼロから作り直していたりするケースは、実は頻繁に見られます。

業務を棚卸しし、「デザイナーでなければできない仕事」と「仕組み化やツールで代替できる仕事」を切り分けること。地味に見えるこのステップが、リソース不足解消の出発点となります。

CMS導入によるWebサイト更新の脱デザイナー依存

Webサイトの更新作業がデザイナーのボトルネックになっている場合、非技術者でも直感的にページを編集できるCMS(コンテンツ管理システム)の導入が有効です。

たとえばLeadGridのようなSaaS型CMSでは、「見たまま編集」機能により、PowerPointを操作するような感覚でテキストの変更や画像の差し替えが行えます。静的ページの修正にもデザイナーやエンジニアの手を借りる必要がなくなるため、デザイナーの工数を戦略的なクリエイティブ業務に振り向けられるようになります。

CMSの選定にあたっては、「ブログだけでなく、トップページやLPなどの静的ページも非技術者が更新できるか」を必ず確認しましょう。ブログ更新が簡単でも、肝心のサービスページの更新に技術者が必要では、リソース問題の根本的な解決にはなりません。

関連記事:CMSとは?機能や導入するメリット、選び方のポイントと事例を解説

テンプレートとデザインシステムの整備

バナー、提案資料、ホワイトペーパーなど、繰り返し制作するクリエイティブについては、デザインテンプレートやデザインシステム(カラー、フォント、レイアウトの統一ルール)を整備することで大幅な効率化が見込めます。

デザインシステムが機能していれば、マーケティング担当者が自らバナーやSNSクリエイティブを作成しても、ブランドの統一感が保たれます。FigmaやCanvaなどのツールと組み合わせることで、デザイナー以外のメンバーでも一定品質のアウトプットを量産できる体制が構築できるでしょう。

ただし、テンプレートの作成自体にはデザイナーの専門知識が必要です。テンプレートの初期設計にはしっかりと時間を投資し、運用ルールを明文化しておくことがポイントになります。

フリーランスデザイナーや制作会社の戦略的活用

正社員の採用が難しい状況では、フリーランスデザイナーや制作会社への外注が即効性のある解決策となります。

外注を検討する際に意識すべきは、「何を外に出し、何を社内に残すか」という線引きです。ブランドの根幹に関わるクリエイティブ(コーポレートサイトのデザインリニューアルなど)は社内でディレクションし、制作ボリュームが大きく定型的な業務(バナーの量産、LPの横展開など)を外注に回す。こうした使い分けが、品質とコストのバランスを取るうえで効果的です。

近年は月額制のサブスクリプション型デザインサービスも増えており、「毎月一定量のデザイン業務を定額で依頼できる」という選択肢も広がっています。採用にかかる時間と費用を考えると、まずは外部リソースで体制を安定させたうえで、中長期的に内製化を検討するのも現実的な戦略でしょう。

なお、フリーランスデザイナーの業務委託を検討する場合は、デザイナー専門のマッチングサービスを活用すると効率的です。クロスデザイナーは、7,000人以上のフリーランスデザイナーが登録する国内最大級のデザイナー専門エージェントで、UI/UXデザイン、グラフィックデザイン、動画制作など幅広い領域に対応しています。ヒアリングをもとに最短即日で候補者を提案してもらえるため、「今すぐデザインリソースを確保したい」という場面でも迅速に対応可能です。案件単位で週2〜3日稼働といった柔軟なアサインもできるため、フルタイム採用ほどのコストをかけずに、プロジェクトメンバーとしてデザイナーを迎え入れる「半内製化」の体制を実現できます。


関連記事:Web制作を外注する方法|内製との比較やメリット・費用相場も解説

AIツールによるデザイン業務の効率化

生成AIの登場により、デザイン業務の一部を自動化・効率化する選択肢も現実味を帯びてきました。画像生成AIによるラフ案の作成、AIを活用したバナーの自動生成、写真のレタッチやリサイズの自動処理など、「人の手で行う必然性が低い作業」をAIに任せることで、デザイナーの時間を創出できる可能性があります。

ただし、AIが得意とするのは定型的な作業や大量のバリエーション生成であり、ブランドのトーン&マナーを理解した上での戦略的なデザインや、ユーザー体験を踏まえたUI設計には、依然として人間のデザイナーの判断が欠かせません。AIはあくまで「デザイナーの生産性を引き上げるツール」として位置づけ、過度な期待は避けたほうがよいでしょう。

採用と外注、どちらを選ぶべきか

デザインリソースを補う手段として、「正社員を採用する」か「外注を活用する」かは多くの企業が悩むポイントです。どちらが正解かは一概には言えませんが、判断の軸となる観点を整理しておくことで、自社に合った選択がしやすくなります。

コスト面の比較

正社員デザイナーを1名採用する場合、年収に加え社会保険料や福利厚生費、採用にかかるエージェント手数料(年収の30〜40%が相場)を含めると、年間600万〜900万円程度のコストが発生するのが一般的です。

一方、フリーランスや制作会社への外注であれば、案件単位・時間単位で費用をコントロールできます。月額制のデザインサービスでは月額10万〜50万円程度の価格帯が多く、業務量に応じた柔軟なコスト設計が可能です。

ただし外注の場合、社内にデザインのディレクション能力がなければ、修正の往復が増えてかえってコストが膨らむリスクもあります。外注を活用する場合は、依頼の仕方や品質管理のフローも含めて体制を整えることが大切です。

関連記事:Web制作の料金相場を紹介!サイト別・依頼先別でわかりやすく解説

スピードと柔軟性の比較

採用は中長期的な戦力確保には有効ですが、入社までに3か月以上かかることが一般的であり、即効性には欠けます。特にデザイナーの採用市場が逼迫している現状では、半年以上かけても採用に至らないケースも珍しくありません。

外注やフリーランスの活用であれば、早ければ数日〜1週間で稼働開始が可能です。たとえばクロスデザイナーでは最短3日でのアサインに対応しており、急なキャンペーンや季節的な繁忙期に合わせて柔軟にリソースを増減できる点は、外注の大きな強みと言えるでしょう。

ナレッジの蓄積という観点

一方で、正社員デザイナーは社内にナレッジが蓄積されるという点で優位です。自社のブランドや顧客理解が深まるにつれて、外部パートナーでは実現しにくい「自社ならではのクリエイティブ」を生み出せるようになります。

理想的には、コアとなるクリエイティブの方向性を決められる人材を社内に置きつつ、制作ボリュームの増減は外注で調整する「ハイブリッド型」の体制が、多くのBtoB企業にとってバランスの取れた選択肢となるでしょう。

「仕組み」でデザインリソース不足を構造的に解消する

ここまで紹介した解決策は、いずれも有効な手段です。しかし、場当たり的に対応するだけでは、リソース不足の問題は繰り返し発生します。重要なのは、デザインリソースに依存しにくい「仕組み」そのものを社内に構築するという発想です。

デザイン依頼のフローを標準化する

「誰が」「何を」「いつまでに」依頼するのかが曖昧なまま運用されていると、デザイナーの工数は際限なく増えていきます。依頼フォーマットの統一、優先順位の判断基準の明文化、修正回数の上限設定といった「ルール」を整備するだけでも、デザイナーの生産性は大きく改善するはずです。

Webサイトの運用体制をCMSで再構築する

デザインリソース不足の解消において、CMSの果たす役割は想像以上に大きいものです。とりわけBtoB企業のWebサイトでは、マーケティング施策に合わせた頻繁なページ更新が求められますが、その都度デザイナーやエンジニアに依頼していては、施策のスピードもリソースも確保できません。

LeadGridのようにマーケティング担当者自身がWebページを直接編集できるCMSを導入すれば、デザイナーへの依頼そのものを減らすことが可能になります。LeadGridの場合、静的ページ含めた「見たまま編集」機能に加え、フォーム作成やリード管理といったマーケティング機能も標準搭載されているため、Webサイト運用にまつわる複数のボトルネックを同時に解消できる点が特徴です。

関連記事:Webサイトでのリード獲得戦略を成功させる5つのポイントと成功事例

制作プロセス全体を「属人化しない形」に設計する

デザインシステムの整備、テンプレートの充実、依頼フローの標準化、CMSによるサイト更新の自動化。これらを組み合わせることで、特定のデザイナー個人に依存しない制作体制が実現します。

属人化を解消した組織は、デザイナーの入退社やプロジェクトの繁閑に左右されにくく、安定した品質とスピードでクリエイティブを供給し続けることが可能です。デザインリソース不足という問題を「人」ではなく「仕組み」で解決するという視点が、長期的な競争力の差を生むと考えてよいでしょう。

関連記事:Webマーケティングを外注するときの依頼方法|費用相場についても

デザインリソースの課題解決はLeadGridにご相談ください

デザインリソースの不足は、採用や外注だけでは根本的に解消しにくい構造的な課題です。特にWebサイトの運用において「ちょっとした更新のたびにデザイナーの手が必要」という状況が続いているなら、CMS(コンテンツ管理システム)の見直しが有効な打ち手となります。

LeadGridは、BtoB企業のリード獲得に特化した国産SaaS型CMSです。以下の特徴により、デザインリソースの最適化を支援します。

  • 「見たまま編集」機能により、デザイナーやエンジニアなしでWebページの更新が可能
  • ブロックベースの設計で、非技術者が操作してもデザインが崩れない安心設計
  • フォーム作成、リード管理、資料管理などマーケティング機能が標準搭載
  • 1,500社以上のサイト制作実績に裏打ちされたプロフェッショナルなデザイン品質

「Webサイトの更新にデザイナーの手を借りなくてもよくなった」「マーケティング担当者だけでPDCAを回せるようになった」。実際にLeadGridを導入された企業様から、こうした声を多数いただいています。

デザインリソースの課題を「仕組み」で解決したいとお考えの方は、まずはお気軽にご相談ください。また、すぐにデザイナーのリソースを確保したい場合は、フリーランスデザイナー専門のマッチングサービス「クロスデザイナー」もあわせてご活用ください。

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LeadGridは、1,500社以上のサイト制作・マーケティング支援の経験から生まれた、専門知識がなくても簡単に使える国産CMS・マーケティングツールです。上場企業から中小・ベンチャーまで様々な企業にご利用いただいております。

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LeadGrid BLOG編集部
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LeadGrid BLOG編集部は、Web制作とデジタルマーケティングの最前線で活躍するプロフェッショナル集団です。Webの専門知識がない企業の担当者にも分かりやすく、実践的な情報を発信いたします。

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