多言語サイトの制作事例10選|多言語サイトならではの制作のポイントも|Webサイト制作・CMS開発|LeadGrid

多言語サイトの制作事例10選|多言語サイトならではの制作のポイントも

目次

「多言語サイトを制作したいのだけど、機能やデザインをどうしよう」とお悩みではありませんか?

この記事ではLeadGridで制作した多言語サイトの事例を5つと、多言語サイトが特集されているデザインまとめサイトを紹介します。

多言語サイトならではの制作のポイントについても紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。

関連記事:多言語サイトの制作方法は?フローやポイント、おすすめツールも紹介

多言語サイトの制作事例10選

LeadGridを用いて作成した多言語サイトの制作事例を10サイト、紹介します。

三菱商事ロジスティクスコーポレートサイト

▲出典:三菱商事ロジスティクス

日本、アジア、欧米諸国とグローバルに事業を展開する総合物流企業の三菱商事ロジスティクス株式会社。リブランディングやデザイン刷新を目的に、コーポレートサイトのリニューアルプロジェクトをGIGで担当しました。

ページ改修や更新の際のスピード感に課題がありCMSにLeadGridを採用、サステナビリティの取り組みや会社情報、事業内容など各ページで掲載する情報も、リブランディングのゴールと整合性のある情報を掲載する必要があったため、担当者と丁寧にすり合わせながら情報の取捨選択を行い、再構築しました。

多言語対応は多くのページで行われており、URLの分け方としてはメインのドメインとして「.com」を利用した上でサブドメインで英語サイトを展開しています。

URL
制作期間5ヶ月以上
制作費用800万円以上(日本語サイトのリニューアル含む)

三菱商事ロジスティクスの制作事例ページはこちらから

株式会社sustainacraftコーポレートサイト

▲出典:sustainacraft

森林や泥炭地の保全プロジェクトに関連する温室効果ガスの削減効果を可視化し、CO2クレジットに関心のあるユーザーやプロジェクト開発者との情報共有を促進するプラットフォームを提供する株式会社sustainacraftは、サイト情報の編集難易度が高いという課題からサイトのリニューアルを決定しました。

LeadGridは更新性を高め、パーツの追加・削除が容易なページ構成による新サイトを制作し、古い情報も更新しました。専門的な事業情報を訪問者向けに分かりやすく表現し、サービス利用のメリットを明確に提示することに成功しました。リニューアル後、サイトを見て応募する採用希望者が増え、スカウトへの返信率も大幅に上昇しました。

なおほぼ全てのページを多言語対応しており、URLとしても日本語サイトの方がjp.のサブドメインになっており、英語サイトがメインの構成です。

URL

https://jp.sustainacraft.com/

制作期間

2〜4ヶ月

制作費用

300〜800万円(日本語サイトのリニューアル含む)

sustaincraftの制作事例ページはこちらから

Bright(サービスサイト)

▲出典:Bright

産業用特殊ポンプや航空宇宙機部品、血液浄化分野を中心とした医療部門機器など、専門的かつ高度な技術力が必要とされる製品を開発し続ける日機装株式会社。

経験と実績に対し、社名と事業内容の認知度の低さが課題となっていたことから、サービスサイト制作プロジェクトがスタート。LeadGridではオウンドメディア制作を全面的に支援。過去に発行していた広報誌「BRIGHT」をサイト名にも引き継ぎ、ロゴデザインにも反映させました。また、SEOの戦略設計も担当いたしました。

多言語対応としてはサブディレクトリに英語の配置し、ほとんどのページを対応させることで日機装に興味を持った英語圏の方でも情報が取得しやすくなっています。

URL
制作期間2 ~ 4ヶ月
制作費用100 ~ 300万円(日本語サイト含む)

Brightの制作事例ページはこちらから

タナベウィルテック株式会社コーポレートサイト

▲出典:タナベウィルテック

創業125年にわたって培った技術力で遠心分離機を製造・販売し、国内外シェアNo.1の実績を持つタナベウィルテック株式会社。サイトデザインのリニューアルと、Web集客を強化したいというご要望を受け、コーポレートサイトのリニューアルをご依頼いただきました。

LeadGridでは企業ロゴの色である青と緑をベースにしたデザインを実装し、信頼感とクリーンな印象を与えられるようなデザインにしました。

多言語対応としてはトップページやアバウトページ、機種紹介、問い合わせページなどを中心に英語・中国語に対応するよう多言語化。タナベウィルテックの遠心分離機に興味をもった外国人の方が情報にアクセスしやすいようなっています。

URL
制作期間2 ~ 4ヶ月
制作費用300 ~ 800万円(日本語サイトのリニューアル含む)

タナベウィルテックの制作事例ページはこちらから

株式会社WellGoコーポレートサイト

▲出典:WellGo

株式会社WellGoは、法人向けに「クラウド健康経営プラットフォーム」を提供し、企業の生産性向上を支援しています。しかし創業時に作成したサイトのデザイン性が低く、顧客から比較検討から外されるフィードバックを受け、サイトのリニューアルを決定しました。

LeadGridは企業のビジョンと理念に基づいて「シンプル」「丁寧」「寄り添い」の雰囲気をデザインに落とし込むため、グリーンをメインカラーに採用しました。

さらに、サービス紹介コンテンツも新たに制作し、各ソリューションの情報をターゲット別に整理しました。これにより、リリースから1ヶ月で前年比の倍以上の問い合わせが寄せられる結果となりました。

こちらのケースでは事例やブログ記事、ウェビナー以外のコンテンツを英語化しています。

URL

https://go.wellgo.jp/

制作期間

2〜4ヶ月

制作費用

300〜800万円(日本語サイトのリニューアル含む)

WellGoの制作事例ページはこちらから

Capital Asset Planningコーポレートサイト

▲出典:Capital Asset Planning

1990年の創業以降、金融業界に特化したDXソリューションを提供する株式会社キャピタル・アセット・プランニング。長らくサイトの更新が止まっており、サイトデザインも古かったためコーポレートサイトのリニューアルをご依頼いただきました。

LeadGridではサイトデザインの方針をヒアリングしながらファーストビューに人物写真を採用したり、ロゴの色をサイト全体の配色に使用したりすることで信頼感を醸成。

事業規模も大きいため、ドメインを3つに整理することでクライアントへの課題解決のアプローチをわかりやすく提示できるようにしました。

海外からも取材を受け雑誌に載るような知名度を誇ることもあり、サブディレクトリに英語サイトも作成。トップページやアバウトページ、IR情報などを英語化しています。

URL
制作期間5ヶ月以上
制作費用300 ~ 800万円(日本語サイトのリニューアル含む)

キャピタル・アセット・プランニングの制作事例ページはこちらから

株式会社AIメディカルサービスコーポレートサイト

▲出典:AIメディカルサービス

消化器がんの早期発見を目指す医療AIソフトウェアの開発を手掛ける株式会社AIメディカルサービスは、コーポレートサイトの更新領域が限定的であるという問題から、サイトのリニューアルを決定しました。

LeadGridは、同社が提供する医療ソリューションの世界展開をデザインに反映させ、更新作業を容易にするためのデザインとコンテンツの実装を進めました。

特に、採用情報の資料については、以前は外部フォーマットを埋め込む形式でしたが、iframeを利用し、資料URLを更新するだけで新版への差し替えが可能となりました。

今回のケースではAIメディカルサービス側がメディアサイトを別にもっていることもあり、採用情報を除くほぼ全ページが多言語対応となっています。

URL

https://jp.sustainacraft.com/

制作期間

2〜4ヶ月

制作費用

300〜800万円(日本語サイトのリニューアル含む)

株式会社AIメディカルサービスの制作事例ページはこちらから

JIN国際刑事法律事務所コーポレートサイト

▲出典:JIN国際刑事法律事務所

国内では珍しい、刑事弁護に特化した法律事務所であるJIN国際刑事法律事務所様。事務所を設立に伴い、相談窓口となるコーポレートサイト制作をご依頼いただきました。

LeadGridではSEOの観点から、競合他社と差別化を図れるような事務所名の検討から着手。さらに、刑事弁護に対する「泥臭さ」といった業界イメージを覆すべく「プロフェッショナルさ」「風格」を表す紺色を基調としたデザインを設計しました。

多言語対応としてはトップページとサービス概要ページなどを中心に、英語化しています。

URL
制作期間2 ~ 4ヶ月
制作費用100 ~ 300万円(日本語サイト含む)

JIN国際刑事法律事務所の制作事例はこちらから

株式会社jig.jpコーポレートサイト

▲出典:jig.jp

ライブ配信サービス『ふわっち』などのBtoCサービスを展開する株式会社jig.jpは、サービス情報の増大によりページ遷移が複雑化し、採用候補者への信頼感の醸成が課題となり、サイトリニューアルを決定しました。

LeadGridは情報設計とデザインに注力、『ふわっち』とその他のサービスを明確に区別することで情報の整理を図りました。さらに、誠実でありつつも創造的な環境を表現するために、シンプルで洗練されたデザインを採用しました。

なお多言語化としては、Aboutページのみとなっています。

URL

https://www.jig.jp/

制作期間

2〜4ヶ月

制作費用

300〜800万円(日本語サイトのリニューアル含む)

jig.jpの制作事例ページはこちらから

株式会社Mynet.incコーポレートサイト

▲出典:Mynet.inc

ゲームとスポーツを柱に事業を展開する株式会社マイネットは、第三創業期を迎えるにあたり、ブランド再定義を行い、その一部としてサイトのリニューアルを決定しました。

LeadGridはマイネットの新たな事業の提示方法に焦点を当て、既存のゲーム事業をより理解しやすく表示し、スポーツ事業については市場背景や事業立ち上げの経緯を強調しました。

情報の整理や導線設計を綿密に行った後、企業理念、IR、採用ページなどのコンテンツを更新し、会社の事業に対する思いが外部に適切に伝わるように取り組みました。

なお多言語化しているのはAboutページやサービス紹介ページ、IRページなどですが、デザインを廃した更新性の高いサイトにしています。

URL

https://www.mynet.co.jp/

制作期間

5ヶ月以上

制作費用

800万円以上(日本語サイトのリニューアル含む)

マイネットの制作事例ページはこちらから

多言語サイトのデザイン参考になるデザインまとめサイト5選

多言語サイト制作の際にデザインの参考になりそうなデザインまとめサイトは以下の5サイトです。

「多言語対応サイトの中でさらに条件を絞りたい」という検索はどのサイトもできませんが、それぞれ数十サイト以上登録されているので、言語切り替えボタンのデザインや多言語化しているページなどの参考にしましょう

多言語サイトならではの制作のポイント

多言語サイトの制作には、日本語のみのサイトとは異なる様々な課題や注意点があります。多言語サイト制作の際には、以下の5つのポイントを押さえておきましょう。

海外からのアクセスが可能なサーバーを利用する

多言語サイトを制作する際には、海外からのアクセスが可能なサーバーを利用することが重要です。特にレンタルサーバーでデフォルトでは海外からのアクセスを弾くように設定されているケースが多く、トラブルになることも。

制作会社側の用意したサーバーが使える、もしくはクラウド型のCMS(コンテンツ管理システム)を使って制作するのであれば余計なことを考えなくても良いのでおすすめです。

関連記事:Webサイト作成におすすめのCMSは?CMSの種類や選び方も解説

柔軟性のあるデザインとする

多言語サイトの制作には、柔軟性のあるデザインが求められます。

言語によっては、文字数や文字幅が異なるため、レイアウトが崩れたり、文字が切れたりする可能性があります。また言語によっては、読み方や書き方が異なるため、左右反転や上下反転などの対応が必要な場合もあります。

依頼する制作会社には事前に、 デザインの柔軟性や言語ごとにデザインを変えられるのかどうかについても確認しておきましょう。

翻訳にはローカライズが必要

多言語サイトの制作には、単に言語を変換するだけではなく、ローカライズが必要です。ローカライズとは文化や習慣、法律などの違いに合わせて、コンテンツやデザインを最適化することです。

例えば通貨や日付の表記、色の指す意味、ユーモアや敬語の使い方などは、言語によって異なります。 ローカライズを行うことで、ユーザーにとって分かりやすく魅力的なサイトになります。

言語はユーザーが切り替えられるようにする

多言語サイトの制作には、言語をユーザーが切り替えられるようにすることが重要です。国ごとに勝手に切り替わってユーザーに変えられない仕様にしてしまうと、その国の別の言語のユーザーが不便な思いをしてしまいます。

言語切り替えボタンは、サイトの見やすい場所に配置し、明確に表示しましょう。

多言語サイトならではのSEOに配慮する

多言語サイトの制作には、多言語サイトならではのSEOに配慮することが必要です。多言語サイトのSEOには、いくつかの注意すべき要素があります。

  • 言語ごとに個別のURLを使用する
  • ページの言語を検索エンジンに明示する
  • ページをユーザーが切り替えられるようにする
  • 自動翻訳コンテンツは認識させない
  • 国内での一般的なSEOも並行すること

多言語サイトのSEOについての詳細は、こちらの関連記事をご確認ください。

関連記事:多言語サイトでのSEOのポイント5選|Google公式情報を元に解説

多言語サイトを失敗しないための5つのコツ

多言語サイトの制作には、上記のポイントを押さえるだけではなく、失敗しないためのコツも知っておく必要があります。以下に、多言語サイトを失敗しないための5つのコツを紹介します。

全てのページを多言語化しなくてはならないわけではない

多言語サイトの制作には、全てのページを多言語化する必要はありません

全てのページを多言語化するとコストや時間がかかりますし、品質や管理も難しくなります。多言語サイトの制作には、優先度の高いページやコンバージョンにつながるページを選んで、多言語化することが効果的です。

多くの場合に多言語化が必要になるページは以下のとおりです。

  • トップページ
  • Aboutページ
  • 海外に展開するサービスに関連するページ
  • お問い合わせ・サポートページ

言語切り替えボタンの実装には気をつける

多言語サイトの制作には、言語切り替えボタンの実装には気をつけることが必要です。言語切り替えボタンの実装にはいくつかの注意点があります。

  • その国の言語で表示し、記号やマークを利用しない
  • 見つけやすい場所に設置する
  • デフォルトのプルダウンは日本語で表記しない
  • Webサイトの言語切り替えを自動で行わない

言語切り替えの詳細については、こちらの関連記事をご覧ください。

関連記事:多言語サイトの「表示言語切り替え」の実装方法は?実装のポイントも

機械翻訳を使うならポストエディットは必須

多言語サイトの制作には機械翻訳を使うこともありますが、 機械翻訳を使うならポストエディットは必須です。ポストエディットとは、機械翻訳の結果を人間がチェックして、誤りや不自然さを修正することです。

機械翻訳は、文法や単語の選択などにミスをすることがありますし、ローカライズにも対応できません。ポストエディットを行うことで、品質や信頼性を高めることができます。

機械翻訳をそのまま載せる時はnoindexする

多言語サイトの制作を制作する際に機械翻訳をそのまま載せることもありますが、機械翻訳をそのまま載せる時はnoindexが必要です。noindexとは検索エンジンにページをインデックスしないように指示することです。

機械翻訳をそのまま載せると、重複コンテンツや低品質コンテンツとみなされて、SEOに悪影響を及ぼす可能性があります。noindexを設定することで、このようなリスクを回避することができます。

更新しやすいCMSを利用する

多言語サイトの制作には、更新しやすいCMSを利用することが重要です。CMSを利用することで多言語サイトのコンテンツの追加や編集、削除などを効率的に行うことができます。

多言語サイトは公開して終わり、ではありません。 多言語サイトに多くのトラフィックやコンバージョンをもたらせられるかどうかは、公開後にどれだけ積極的に情報を発信できるかにかかっています

そのため、CMSを選定する際には直感的で使いやすいものを選びましょう。

多言語サイト制作はLeadGridまで相談を

この記事では多言語サイトの制作事例や、多言語サイトならではの注意事項などを解説しました。この記事を参考に、自社に多言語サイト制作を進めていきましょう。

また多言語サイト制作にあたっては、先述の通り更新のしやすさが重要になります。

そこで おすすめのCMSは株式会社GIGが独自開発したLeadGridです。

LeadGridは「ブログサービスのようで使いやすい」と好評です。

またLeadGridはWebマーケティングを支援する多数の機能が搭載されています。

  • 顧客管理機能
  • 資料ダウンロード機能
  • フォーム最適化機能
  • ランディングページ管理機能
  • MAツール連携機能

制作はGIGが行うのでブランディング効果の高いデザイン性も健在です。


サービス紹介資料|Webサイト制作・CMS開発|LeadGrid

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記事を書いた人

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