Webサイト制作を依頼する流れとは?事前準備や費用・注意点についても解説|Webサイト制作 / CMS・MAツール|LeadGrid(リードグリッド)

Webサイト制作を依頼する流れとは?事前準備や費用・注意点についても解説

目次

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Webサイト制作を依頼したいと考えても、どのような準備が必要なのか、費用はどれくらいかかるのか、そして依頼先の選び方や注意点など、分からないことが多いと感じていませんか。

本記事では、Webサイト制作を検討している方に向けて、依頼前の準備から流れ、費用相場、注意点までを分かりやすく解説します。Webサイト制作依頼のポイントを押さえたい方はぜひご覧ください。

Webサイト制作を依頼する前の事前準備

Webサイト制作を成功させるためには、依頼先の選定や発注前にしっかりとした準備が欠かせません。事前準備が不十分なまま制作を進めてしまうと、完成後に「思っていたものと違う」「成果が出ない」といったトラブルにつながることもあります。

ここでは、依頼前に必ず押さえておきたい4つの準備項目について解説します。

Webサイト制作の目的を明確にする

Webサイト制作を依頼する前に、まず「なぜWebサイトが必要なのか」「何を達成したいのか」を明確にすることが重要です。単に「他社も持っているから」という理由では、効果的なWebサイトは作れません。

例えば「商品の認知度を向上させたい」「問い合わせ数を月10件から30件に増やしたい」「採用応募者を年間50名獲得したい」など、具体的な目標を設定しましょう。数値目標があれば、制作会社も適切な提案がしやすくなります。

予算を事前に決めておく

Webサイト制作の依頼時に予算が定まっていないと、制作会社からの提案内容や見積もりも幅広くなり、比較検討が難しくなります。

予算を決める際は、単に「出せる金額」を基準にするのではなく、Webサイトがもたらす利益や期待する効果から逆算して設定することが望ましいです。例えば、毎月の問い合わせ数や売上目標から必要な機能や規模を考え、それに見合った費用を算出します。また、制作費用だけでなく、公開後の運用・保守・更新費用も考慮に入れることも大切です。

ターゲットユーザーを明確にしておく

Webサイトを訪れるターゲットユーザーを具体的に想定することで、効果的なサイト設計が可能になります。 年齢、性別、職業、興味関心、インターネットリテラシーなど、できるだけ詳細にペルソナを設定しましょう

例えば、BtoB企業であれば「製造業の購買担当者、40代男性、新しい調達先を探している」といった具体的な人物像を描きます。ターゲットが明確になれば、必要な情報や機能、デザインの方向性も自ずと決まってきます。


ペルソナ設計入門ガイド|Webサイト制作 / CMS・MAツール|LeadGrid(リードグリッド)

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RFP(提案依頼書)を作成しておく

RFPとは“Request For Proposal”の略で、システム開発やサイト制作を導入・発注する際に依頼内容をまとめた提案依頼書のことです。RFPを作成することで、依頼内容が明確になり、制作会社との認識のズレやトラブルを防ぐことができます。

理想的なRFPの項目としては以下の12項目です。

  • 背景
  • 目的
  • 方針(開発言語、開発環境、開発体制等)
  • 予算
  • スケジュール
  • 提案依頼範囲
  • ターゲット
  • サイトの内容
  • 発注範囲
  • 制作期間における希望
  • 体制
  • 競合

また、複数社に提案を依頼する場合も、RFPがあれば条件を統一して比較検討がしやすくなります。RFPの作成は手間がかかりますが、プロジェクト全体の成功率を高めるために非常に有効な手段です。

それぞれの項目の具体例や書き方については、「BtoB企業向け RFPの書き方とは」をぜひご活用ください。


BtoB企業向け RFPの書き方とは|Webサイト制作・CMS開発|LeadGrid

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Webサイト制作会社の選定から発注までの流れ

ここでは、Webサイト制作会社の選定から発注までの流れについて詳しくみていきましょう。

1. 制作会社をリサーチし、候補を選定する

はじめに取り組むべきは、信頼できる制作会社のリサーチです。

制作会社を探す方法は、インターネット検索、制作会社の紹介サイト、知人からの紹介、セミナーや展示会での出会いなど様々です。まずは幅広くリサーチを行い、自社のニーズに合いそうな会社をピックアップしましょう。

リサーチの際は、実績、得意分野、料金体系、対応可能な技術、アフターサポートの有無などを確認します。特に、自社と同じ業界や似たような規模の案件を手がけた経験があるかどうかは重要なポイントです。

最終的には複数社にアプローチし、比較検討できる体制を整えることが望ましいでしょう。

2. 見積もりと提案を依頼する

候補となる制作会社が決まったら、次に進めるべきは見積もりと提案の依頼です。この段階では、 事前に作成したRFP(提案依頼書)を各社に提示し、同じ条件での見積もりと提案を求めることがポイントとなります。

提案を受ける際は、対面またはオンラインでのプレゼンテーションを依頼することをおすすめします。資料だけでは伝わらない制作会社の姿勢や、担当者の人柄、コミュニケーション能力なども確認できるからです。

見積もりについては、項目ごとの内訳を詳しく確認しましょう。初期費用だけでなく、追加作業が発生した場合の費用や、運用・保守費用についても明確にしておくことが重要です。

関連記事:Webサイト制作の見積もり完全ガイド|項目の意味から費用相場・注意点まで解説

3. 制作会社を選定し詳細な打ち合わせを行う

複数の提案を比較検討し、最も適切な制作会社を選定します。価格だけでなく、提案内容の充実度、スケジュールの妥当性、担当者の対応力、会社の信頼性などを総合的に評価しましょう。

選定後は、詳細な打ち合わせを行います。制作スケジュール、各工程での確認ポイント、コミュニケーション方法、緊急時の対応などを具体的に決めていきます。

この段階で、自社側の体制も明確にしておくことが大切です。窓口となる担当者、承認権限を持つ責任者、各部署の協力体制などを整理し、制作会社に伝えておきましょう。

4. 契約締結と正式発注を行う

すべての条件に合意できたら、契約書を取り交わし、正式に発注します。契約書には、制作範囲、納期、費用、支払い条件、著作権の帰属、機密保持、瑕疵担保責任などが明記されているか確認しましょう。

特に重要なのは、制作範囲の明確化です。 基本料金に含まれる作業と、追加料金が発生する作業を明確に区別しておかないと、後々トラブルの原因となります

また、納品後の修正対応についても、回数や期間を明確にしておくことが大切です。契約内容に不明な点があれば、遠慮なく質問し、双方が納得した上で契約を締結しましょう。

Webサイト制作のフロー5ステップ

ここからは、契約締結後にどのような流れでWebサイトが制作されるか、その流れを解説します。

1. 要件定義

要件定義は、Webサイトの仕様を決定する重要な工程です。「誰に、どんな情報を伝えて、どのような行動を促すか」を中心に、サイトの構造や機能を具体化していきます。

この段階では、サイトマップの作成、必要な機能の洗い出し、ワイヤーフレームの作成などを行います。制作会社からのヒアリングに対して、事業内容や強み、競合状況などを詳しく伝えることが重要です。

ここでしっかりと要件を固めておくことで、後工程でのトラブルや手戻りを防ぎ、プロジェクト全体を円滑に進行させることができます。

関連記事:Webサイト制作に必要な要件定義とは?必要項目や進め方についても

2. デザイン作成

デザイン作成は、要件定義で決定した内容をもとに、Webサイトのビジュアルやレイアウトを具体化していく工程です。トップページから順に、各ページのデザインカンプが制作され、確認・修正を繰り返しながら完成度を高めていきます。

デザイン確認では、見た目の美しさだけでなく、ユーザビリティも重視することが大切です。 情報の配置は適切か、ボタンは押しやすいか、文字は読みやすいかなど、実際の使用シーンを想定して確認しましょう

修正依頼は具体的に行うことが重要です。「もっとおしゃれに」といった曖昧な表現ではなく、「メインカラーを青から緑に変更」「フォントサイズを16pxに拡大」など、明確な指示を出しましょう。

3. 実装

実装フェーズでは、デザインが確定した後、実際にWebサイトのコーディングやシステム開発を行います。HTMLやCSS、JavaScriptなどを用いてページを構築し、必要に応じてCMSや各種システムの組み込みも進められます。

発注側は、進捗状況の報告を受けながら、要件通りに機能やデザインが反映されているかを随時確認しましょう。また、 原稿や画像などの素材提供が必要な場合は、事前に準備してスムーズに提出することがプロジェクトの遅延防止につながります

4. 表示・動作テスト

表示・動作テストの段階では、制作されたWebサイトが様々な端末やブラウザで正しく表示・動作するかを徹底的に検証します。

発注側もテスト用の環境にアクセスし、自らの目で動作や表示を確認し、気になる点や不具合があれば早めにフィードバックすると良いでしょう。制作会社任せにせず、依頼者自身も積極的にテストに参加することで、より高品質なWebサイトの実現が可能となります。

5. 検収・リリース

最終段階となる検収・リリースでは、テストで指摘した修正点が反映されているかを最終確認し、問題がなければWebサイトを正式に公開します。

リリース当日は予期せぬトラブルが発生することもあるため、関係者と密に連携し、迅速な対応ができるよう備えておくことが大切です。公開後も一定期間はエラーや不具合が発生しやすいため、引き続き制作会社と連携しながら安定稼働を確認しましょう。

依頼者別のWebサイト制作費用相場

Webサイト制作の費用は、依頼先によって大きく異なります。ここでは各依頼先ごとの費用相場について解説します。

関連記事:Web制作の料金相場を紹介!サイト別・依頼先別でわかりやすく解説

Web制作会社に依頼する場合

Web制作会社への依頼は、最も一般的な選択肢です。大手制作会社の場合、コーポレートサイトで100万円〜500万円、中小規模の制作会社では50万円〜200万円程度が相場となります。

制作会社に依頼する最大のメリットは、ディレクションやデザイン、コーディング、SEO、運用サポートまでワンストップで対応してもらえる点です。特に初めてWebサイトを制作する場合や、ブランディング・集客を重視したい場合は、経験豊富な制作会社を選ぶことで安心してプロジェクトを進行できるでしょう。

ただし、オリジナルデザインや高度な機能開発を求めるほど費用は高額になりやすいため、要件の優先順位を明確にし、複数社から見積もりを取り比較検討することが重要です。

フリーランスに依頼する場合

フリーランスにWebサイト制作を依頼する場合、小規模なホームページであれば10万円から30万円程度、中規模サイトでは20万円から50万円程度が相場となります。デザインや機能がシンプルな場合はさらに低価格で依頼できるケースもあるでしょう。

フリーランスは個人で対応するため、コミュニケーションが取りやすく、柔軟な対応やスピーディな修正が期待できます。一方で、 対応できる業務範囲やスキルセットには個人差があり、大規模案件や多機能なサイト制作には不向きな場合も。また、納品後の運用サポートやトラブル対応についても事前に確認しておくことが大切です。

自社制作(内製)の場合

自社でWebサイトを制作する場合、外部への発注費用が不要なため、コストを大幅に抑えることが可能です。

実際の制作費用は、ドメイン取得やサーバー契約、必要なデザイン・制作ツールの導入費用などを合わせて、5万円前後から始められるケースが多いです。また、社内にWeb制作の知識やスキルを持つ人材がいる場合は、追加コストを最小限に抑えて運用・更新まで一貫して対応できます。

ただし、 専門的な知識や経験が不足していると、デザインや機能面でのクオリティが低下したり、公開後のトラブル対応に時間がかかるリスクもあります。自社制作を選ぶ際は、社内リソースの状況や目的とするサイトの規模・機能を十分に検討し、必要に応じて部分的に外部の専門家へ依頼することも視野に入れると良いでしょう。

Webサイト制作料金の種類別費用相場

続いて、Webサイトの種類別に費用相場を紹介します。

なお、こちらの章で紹介する費用相場は 駆け出しフリーランスや中小制作会社を中心とした相場となっています。予算を抑えて制作したい場合の依頼先としては最適ですが、オリジナリティあるデザインや要望に沿った機能を実装した大規模なサイト構築がしたい場合は別の依頼先を検討する必要があります。

実績豊富な制作会社への依頼相場を確認したい場合は サイトの種類・規模別の制作費用相場をご覧ください。


制作費用相場と事例まとめ|Webサイト制作・CMS開発|LeadGrid

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コーポレートサイト制作

コーポレートサイトとは、会社概要や企業理念、商品・サービスなどを紹介するWebサイトのことです。

関連記事:コーポレートサイトとは|目的や構成要素、事例と制作ポイントも解説

コーポレートサイトは作りたい内容によって、費用は大きく異なります。中小企業向けの必要な情報を掲載するサイトなら20万円〜50万円程度が目安です。デザインや内容にこだわりがあり、ページ数を100ページ以上で作りたい場合などは300万円以上かかることもあります。

費用目安

Webサイトの特徴

10万円以下

  • デザインはテンプレートを使用
  • 原稿、素材は自社で用意
  • クオリティにこだわらない方向け

10万〜50万円

  • 会社によってはデザインにテンプレートを使うところも
  • 10万円以下のWebサイトよりもページ数が増える
  • 原稿、素材は自社で用意

50万〜100万円

  • デザインはオリジナルのところが多い
  • 原稿、素材は制作会社が用意してくれるところも
  • 制作会社から改善の提案を受けられる

100万円以上

  • 集客に力を入れたい方向け
  • ブランディング重視で、こだわったデザインが可能
  • SEO、アクセス解析にも対応

オウンドメディア制作

 オウンドメディアとは、自社が保有するメディアのことです。一般的にはブログやWebマガジンを指しますが、広義ではホームページやパンフレットなども含まれます。

関連記事:オウンドメディアとは|運用する目的や活用事例、作り方とコツも解説

 費用を安く済ませたいなら、サーバー・ドメイン費用だけでも始められます。費用の目安は数万円〜300万円程度です。オウンドメディアはページ数が多く、費用の幅も広くなっています。

運用を制作会社に任せる場合は、さらに月20万円程度の運用費がかかることもあります。

費用目安

Webサイトの特徴

〜20万円以下

  • 無料のCMSを使うことが多い
  • デザインはテンプレートを使用
  • コンテンツの内容は自社で用意

20万〜100万円

  • オリジナルのデザインが使える制作会社も
  • CMSの簡単なカスタマイズが可能
  • 戦略や企画は自社で対応

100万〜300万円

  • オリジナルのオウンドメディアが作成可能
  • サイト設計や戦略設計は制作会社にお任せ
  • サイトの改善提案やシステムの導入が可能

採用サイト制作

採用サイトとは名前のとおり、採用情報に特化したサイトのことです。

 採用サイトの費用目安は数万円〜150万円以上。中小企業向けのシンプルなデザインの採用サイトなら、30万〜50万円程度が目安です。デザインにこだわるほど価格は上がります。

費用目安

Webサイトの特徴

10万円以下

  • 原稿・素材等は自社で用意
  • デザインはテンプレートを使用
  • 採用サイトツールを使うことが多い

10万〜50万円

  • 原稿・素材は自社で用意
  • オリジナルデザインで作れる

50万〜150万円以上

  • 制作会社から戦略の提案を受けられる
  • 原稿・素材は制作会社にお任せ可能
  • 制作会社から採用コンサルを受けられる

ランディングページ制作

ランディングページとは商品やサービスの販売において、ユーザーのアクションへつなげることを目的としたWebサイトのことです。

関連記事:ランディングページ(LP)とは?作る目的やメリット・デメリットを解説!

 おおまかな費用の目安としては数万円〜数十万円程度。LPは縦長の1ページのサイトなので、大量のページを必要とするコーポレートサイトよりも安価です。

費用目安

Webサイトの特徴

10万円以下

  • デザインはテンプレート使用
  • 原稿は自社で用意
  • サポートは、ほぼなし

10万〜30万円

  • 全体の構成を任せられる
  • 独自デザインで作成可能

30万〜50万円

  • 競合調査や顧客調査
  • 原稿は制作会社が用意
  • 必要な作業は制作会社にほぼお任せ

50万円以上

  • 改善のサポートが充実
  • コンサルも対応
  • 大手Web制作会社が多い

ECサイト制作

ECサイトは電子商取引するWebサイトのことです。狭義ではネットショッピングを指しますが、広義ではネットオークションやオンライントレードなども含まれます。

ECサイトの費用目安は数万〜500万円程度。システム開発機能によって価格が大きく変わります。

費用目安

Webサイトの特徴

10万円以下

  • テンプレートのデザインを使用
  • 楽天などのモール型やBASEなどのASP型を使ったサイト構築
  • 原稿・素材は自社で用意

10万〜100万円

  • EC-CUBEなどのオープンソース型やASP型を使ったサイト構築
  • テンプレートのデザインを使用
  • 原稿・素材は自社で用意

100万〜500万円

  • 独自ECサイトの構築が可能
  • 原稿・素材は制作会社が用意してくれることも
  • 自社に合わせた機能が追加できる

500万円以上

  • 自社システム連携したECサイトの構築ができる
  • サイト公開後のサポートも充実
  • サイトのカスタマイズが可能

Webサイト制作依頼の5つの注意点

 Webサイト制作依頼の際に気をつけたいポイントは次のとおりです。

  • RFPをもとに相見積もりを取る
  • 見積もりの金額だけで判断しない
  • 同業種のWebサイト制作実績があるかどうか確認する
  • リリース後のサポートを確認する
  • 社内の協力体制を整えておく

RFPをもとに相見積もりを取る

冒頭でも解説しましたが、Webサイト制作では依頼前にRFPを作成することが推奨されています。

RFPを事前に作成することで、Webサイトを制作するに至った背景やサイト制作の目的、ターゲットが整理されるきっかけになります。また予算やスケジュールについても見積もりの際に制作会社に提示できるので、制作会社側としても、より正確な見積もりを提示できるというメリットも。発注したあとで追加料金、となるようなケースは避けやすくなるでしょう。

作成したRFPは、複数の会社に提示して見積もりを取ることで、同条件で提案を比較できます。ただあまり多すぎても依頼や比較が大変になるので、多くても5社程度にしましょう。

見積もりの金額だけで判断しない

制作会社の見積もりを比較するとき、金額の安さだけで選ばないようにしましょう。

企画から並走してくれる会社である、制作実績のデザインがイメージとあっているなど、金額だけではない部分も多々あります

本記事の後半にもWebサイトの種類別費用相場を掲載していますが、あくまで目安にとどめ、Webサイト制作の目的が達成されそうかどうかの基準で制作会社を比較しましょう。

同業種のWebサイト制作実績があるかどうか確認する

同業種のWebサイト制作実績があるかどうかも、比較の基準になります。

制作会社のサイトの事例ページを確認するか、担当者に直接聞いてみましょう。社内に事例の共有がなされていれば、答えてもらえるはずです。

同業種でなくとも、目的(ブランディングや集客など)が同じWeb制作事例について尋ねるのもおすすめ

リリース後のサポートを確認する

Webサイトはリリースがゴールではありません。

CMSの操作マニュアルや勉強会の実施はあるか、トラブル時でもチャットや電話にてすぐに対応できる体制があるか、(希望する場合)アクセス解析や改善などを任せられるかなど、リリース後のサポート体制が充実度合いについても確認しましょう。

社内の協力体制を整えておく

Webサイト制作は、依頼先だけでなく社内の協力体制もプロジェクトの成否を左右します。

特にコンテンツの原稿作成や素材の提供、各部署からの情報収集などは、制作担当者だけでは対応しきれない業務です。社内での原稿や素材の準備が遅れることがスケジュール遅延の原となるケースも多いため、早い段階から関係部署や責任者に協力を依頼し、全社的なバックアップ体制を築くことが大切です。

事前に協力者を明確にし、タスクや納期を共有することで、スムーズな進行と高品質なWebサイトの実現につながります。

Webサイト制作では依頼前の準備が重要

Webサイト制作は、依頼して終わりではありません。その後の運用や改善も含めて長期的なプロジェクトとなるため、最初の準備段階でしっかりとした土台を築くことが、満足度の高い成果物につながります。

依頼前の準備を丁寧に行い、社内外での認識合わせや情報整理を徹底することで、理想のWebサイトを実現する第一歩となるでしょう。

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 Webサイト制作を依頼する際、RFPをはじめに作っておくとあとのスムーズさが大きく変わります。そこでLeadGridでは「RFPの書き方とは」というお役立ち資料を用意しました。

RFPに記載すべき事項や項目ごとの補足、具体例について解説しているので、Webサイト制作の際はぜひご確認ください。

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記事を書いた人

LeadGrid BLOG編集部
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LeadGrid BLOG編集部は、Web制作とデジタルマーケティングの最前線で活躍するプロフェッショナル集団です。Webの専門知識がない企業の担当者にも分かりやすく、実践的な情報を発信いたします。

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