被リンクとは?SEOへの効果や調べ方、獲得方法についても
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被リンクは他のWebサイトから自社サイトへ向けられたリンクのことを指し、SEO(検索エンジン最適化)において重要な役割を果たします。しかしなぜSEOに重要なのかについてわかっていないと、かえってマイナスになるような施策をしてしまうことも。
この記事では被リンクの基本的な概念からSEOへの効果、調べ方、そして被リンクを増やす方法について、初心者の方でも理解できるようわかりやすく解説します。ぜひより多くのユーザーに自社のWebサイトを訪れてもらうための参考にしましょう。
関連記事:SEOとは何か? メリットやすぐにできる対策方法を初心者向けにわかりやすく解説!
被リンクとは?初心者にもわかりやすく解説
被リンクとは、外部サイトから自サイトへのリンクを指します。例えば、あるブログ記事であなたのWebサイトの記事を引用し、引用元であるあなたのサイトのページへリンクを張った場合、あなたの記事はそのブログから「被リンク」されたといえます。
関連記事:SEOの内部施策ですべき16のこと|目的とやり方を合わせて解説
ここでは被リンクの検索エンジンとの関連性やSEOへの効果、注意点について解説します。
被リンクのSEO効果や関連性
被リンクはSEOにとって重要な要素となります。というのも、Googleなどの検索エンジンは被リンクを「ユーザーからの投票」と位置付けており、被リンクの数や質をWebサイトの評価基準の一部として使用しているからです。
言い換えると、多くのWebサイトから質の高い被リンクを得ることができれば、そのWebサイトは検索エンジンからの評価が上がり、検索結果の上位に表示されやすくなるというメカニズムです。
ちなみにリンクは「ただ獲得できれば良い」というわけではありません。リンク元のドメインが検索エンジンから評価されていることや、ページの関連が高いなどの特徴があると、検索エンジンから評価されやすくなります。
検索エンジンに評価される被リンクの特徴は以下のとおりです。
- 検索エンジンからの評価が高いサイトからの被リンク:MozのDA(ドメインオーソリティ)や、AhrefsのDR(ドメインレート)が高いサイトは、検索エンジンからの評価が高い可能性あり
- WebサイトやWebページの関連性が高い被リンク:同一テーマを扱っているWebサイトからのリンクは評価が高い
- アンカーテキストにリンク先に関連性のあるキーワードが含まれているリンク:過度に含みすぎないこと
- dofollowでのリンク:nofollowのリンクは評価を受けづらい
- 多くのサイトからの被リンク:一つのサイトから大量に被リンクをもらうより、多くの良質なサイトから一つずつリンクを受ける方が効果的
これらの検索エンジンに評価されやすい被リンク獲得を目指しましょう。
またGoogleは、リンクを新しいWebサイトやWebページを発見する際にも利用しています。すでにGoogleが認識しているサイトやページからのリンクは、新規で公開したサイトやページをGoogleにアピールするには、十分な効果を発揮するでしょう。
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質の低い被リンクはSEO上ペナルティになる場合も
検索エンジンに評価されやすい被リンクとは反対に、ペナルティになりやすい被リンクもあります。ペナルティになりやすい被リンクには、SEOへの効果のみを目的とした自作自演のリンクや相互リンクなどが該当します。
他にも検索エンジンから「質が低い」と評価される被リンクの例として、以下のようなものがあります。
- 自社サイトに無関係なWebサイトからのリンク
- 有料リンク(お金を払って被リンクしてもらうこと)
- 相互リンク
- アンカーテキストとして大量のキーワードが詰め込まれたリンク
- 掲示板サイトや口コミサイトに投稿される人為的なリンク
つまり被リンクは「質」と「量」の両方が重要となります。
検索エンジンに評価されやすい被リンクをなるべく多く、獲得していきましょう。
被リンクの調べ方
被リンクの調べ方は、大きく分けて次の2つです。
- Googleサーチコンソール
- 被リンクチェックツール
ここではGoogleサーチコンソールや、その他ツールでの被リンクの確認方法について紹介します。
Googleサーチコンソールで被リンクを調べる
Googleサーチコンソールは無料で利用できるGoogle純正ツールで、自サイトの検索エンジン最適化(SEO)のパフォーマンスを分析するためのツールです。
サイトへのリンクを表示する「リンク」画面を提供しており、他のWebサイトがどのページにリンクしているか、どのテキストを使用してリンクしているかなど、被リンクに関する詳細な情報を確認することができます。
サイドバーの「リンク」をクリックするとリンク画面を確認が可能です。
被リンクチェックツールで被リンクを調べる
被リンクチェックツールは大きくふたつに分けられ、「被リンクを確認する専用のツール」と「被リンクチェック機能の搭載されたSEOツール」です。
被リンクの専用ツールでは手軽に被リンクの確認ができる反面、ツールにサイトを登録し継続的な計測ができないツールが多い傾向があります。
対してSEOツールの場合は有料である場合が多いものの、被リンク元のサイトのドメイン評価や競合分析やキーワード調査、検索順位チェックツールなど他のツールと合わせてSEOを総合的にバックアップが可能です。
ここでは専用ツールとして「hanasakigani.jp」、SEOツールとして「Ahrefs」と「SEMRush」について紹介します。
hanasakigani.jp
hanasakigani.jpは被リンクをチェックできるWebツールで、URL欄に自社サイトや競合サイトのURLを入力し「チェックする」をクリックすることで、簡単に被リンクのチェックが可能です。
被リンクが同じドメインから集中的に来ているかどうかの確認ができる「危険度チェック」もあり、手軽に被リンクを確認するのであれば十分な機能を備えたツールと言えるでしょう。
Ahrefs
AhrefsはSEOに必要なデータを提供するWebツールの一つで、被リンクチェックにおいても強力な機能を持っています。
具体的にはAhrefsでは、どのWebサイトがあなたのWebサイトにリンクしているか、それぞれのリンクがどのページを指しているか、リンクの種類はdofollowかnofollowか、などの詳細情報の確認が可能です。さらにリンク元サイトのDR値も表示できるので、被リンクの質の評価に活用できます。
Ahrefsで被リンクについての情報は、サイドバーの「概要2.0」からタブを「被リンクプロフィール」に切り替えることで確認できます。
ページごとの情報を確認したい場合はサイドバーの「被リンク」を確認しましょう。
semrush
semrushは、SEOやオンラインマーケティングのための包括的なツールとして知られています。被リンク分析、キーワードリサーチ、競合分析、サイト診断など、様々な機能を備えています。
被リンクチェック機能では自社サイトにリンクを張っている他のWebサイトやそのリンクの種類、テキストなど詳細な情報の取得が可能です。これにより被リンクの数だけでなく質も評価し、SEOの戦略を立てるのに役立ちます。
なおsemrushではサイドバーの「バックリンク分析」から被リンクの概要が確認できます。この画面からは被リンク元サイトのカテゴリやドメインの評価も確認が可能です。
被リンクを増やす5つの方法
被リンクを増やす具体的な方法について、5つ紹介します。
- ニュースを配信する
- 独自性の高い情報を発信する
- 利便性の高い情報を発信する
- 外部の力を借りる
- サービス自体をブラッシュアップする
なお被リンクを増やす方法については下記の記事でも詳しく紹介しているので、あわせてご覧ください。
関連記事:SEO外部対策とは?必要性や具体的な15の施策についても
ニュースを配信する
新しいサービスや商品の公開、ホワイトペーパーのリリース、社外向けのセミナーなど、対外的な情報はニュースリリースとして配信しましょう。プレスの内容に興味をもたれると、関連する各媒体で紹介してもらえる可能性があります。
またセミナーを他の企業と行う場合はお互いにリンクを送り合うことができる、サービスの事例紹介であればクライアントのWebサイトからリンクをもらうことができるなど、ニュースを配信するまでの過程においても被リンク効果を狙うことも可能です。
独自性の高い情報を発信する
他のWebサイトにはない独自性の高い情報を提供することも、被リンクの獲得につながります。専門的としての知見を踏まえた深い分析や独自の視点を盛り込んだ記事などは、他のWebサイトから引用やリンクを得やすいといえます。
またインフォグラフィックや統計情報など作成に手間がかかるもの、他のサイトで利用してもらいやすいでしょう。
ただインフォグラフィックや統計情報はリンクなしで引用されることもあるため、定期的に画像で検索を行い、リンクのないサイトにはリンクを送るよう問い合わせを行うことが重要です。
利便性の高い情報を発信する
実業務に使えるテンプレートやチェックリストのPDF、便利なWebツールなど、ユーザーの問題や不便さを解決するための情報を提供することも被リンク獲得には有効です。実際LeadGridBlogでも下記のように、いくつかのテンプレートを用意しています。
外部の力を借りる
被リンクを増やすためには、外部の力を借りることも有効です。業界の専門家やインフルエンサーに記事を書いてもらう、共同リサーチやイベントなどを開催するといった施策を打てば、彼ら自身や彼らのフォロワー、関連サイトからの被リンクが期待できます。
また反対に、あなた自身が業界の専門家としてのナレッジを活用して寄稿を行う方法もあります。寄稿の条件に自社や自社サービスの告知を条件にすることによって、スムーズに被リンクを獲得できるでしょう。
サービス自体をブラッシュアップする
自社の製品やサービス自体を質の高いものにすることが、結果として被リンクを増やすことにつながります。高品質な製品やサービスは使い勝手や得られた効果が自然と口コミが広がり、それがWebサイトへのリンクとなるのです。
むしろ被リンク獲得施策がスムーズにいってSEOへの効果を得られたとしても、サービス自体の質が悪ければ、結果的に成約しづらい、継続率が悪いなど行き詰まってしまいます。
被リンク効果にもなると考えて、SEOと並行してサービス自体の質の担保も行っていきましょう。
被リンク獲得には継続的なコンテンツ公開が重要
被リンクの獲得は一度や二度の試みで成功するものではありません。継続的に高品質なコンテンツを公開し、色々な方向性から情報やサービスの価値を広く伝えることが重要です。
また継続的なコンテンツ公開はコンテンツSEOの文脈でも効果を発揮します。高品質なコンテンツがWebサイト内に増えるとともにサイト自体の信頼性と権威性が上がり、検索結果への露出が増え、結果的に被リンクも自然と増えていくのです。
継続的なコンテンツ公開に重要なことは、操作が簡単で使用がストレスにならないCMSを選ぶことです。またPDFの自動ダウンロードやフォームの作成・編集機能・セミナー管理などの機能がCMSにあると、被リンク獲得施策を行いやすくなります。
LeadGridは株式会社GIGがWebサイト制作の際に利用するCMSで、使い勝手の良さが評判です。「ブログサービスのように使えて記事作成が楽になった」というお声を実際のお客様からいただいています。
またLeadGridは被リンク獲得施策についても対応可能で、フォームの作成・編集機能やPDFの自動ダウンロード機能、セミナー管理機能など、被リンク獲得施策を強力にバックアップします。
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