SEO外部対策とは?必要性や具体的な15の施策についても|Webサイト制作・CMS開発|LeadGrid

SEO外部対策とは?必要性や具体的な15の施策についても

目次

WebサイトのSEOはオンラインビジネスにおいて欠かせません。SEOはWebサイトの内部対策と外部対策、コンテンツ対策に分かれ、そのすべてをしっかりと行うことが求められます。

この記事ではSEOの外部対策にフォーカスし、SEO外部対策の概要や内部対策との違い、必要性についても触れながら、具体的な外部対策について15個紹介します。SEOを行いたい方、SEOの知識を深めたい方は、ぜひご覧ください。

関連記事:SEOとは何か? メリットやすぐにできる対策方法を初心者向けにわかりやすく解説!

SEOの外部対策とは被リンク対策とサイテーション対策のこと

SEOにおける外部対策とは、被リンク(外部リンク)を獲得するための「被リンク施策」と、SNS上などでの言及であるサイテーションを獲得するための「サイテーション施策」を指します。

Googleをはじめとする検索エンジンは、Webサイトの外部ユーザーからのサイトに対する評価をSEOの重要な要因としています。ユーザーに好かれるサイトを検索結果に表示する検索エンジンの方が、ユーザーに好かれないサイトを検索結果に表示する検索エンジンよりもユーザーに好かれるので、結果として検索エンジンのユーザー(検索ユーザー)が増え広告収入を獲得しやすいからです。

そのため、外部サイトからの「紹介」である被リンクや、外部からの「評判」であるサイテーションを獲得することで、WebサイトのSEOにポジティブな影響を与えることができます。

SEOの外部対策と内部対策との違い

SEOの外部対策と内部対策の違いは以下の通りです。

  • 外部対策:サイト外部からの評価を検索エンジンにアピールするための施策

  • 内部対策:サイト自体の使いやすさを検索エンジンにアピールするための施策

外部対策の中にも「インフォグラフィックをアップロードする」「拡散したくなる記事を作成する」などサイト内部で行う施策があるものの、全ての外部施策はサイト外部からの良い評価を獲得するために行われます。

対して内部対策はサイト自体の使いやすさを向上し、ユーザーが実際に滞りなくWebサイトを利用できているシグナルを検索エンジンに送ることが目的です。

関連記事:SEOの内部施策ですべき16のこと|目的とやり方を合わせて解説

なおLeadGridでは、サイト公開前にチェックするべき内部SEOの対策項目についてまとめたチェックシートを公開しています。内部対策の項目について概要を知りたい方はこちらをどうぞ。


初期段階の内部SEO|40の対策項目チェックシート|Webサイト制作・CMS開発|LeadGrid

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SEOの外部対策とコンテンツ対策との違い

SEOの外部対策とコンテンツ対策は同じ「記事を作成する」要素が含まれるものの、以下の点が違います。

  • 外部対策:被リンクやサイテーションを獲得するために記事を作る

  • コンテンツ対策:トラフィック(流入)を獲得することで「役に立つサイト」であることを検索エンジンにアピールするために記事を作る

コンテンツ対策は記事を通じて検索結果からWebサイトに集客し、ページやサイト全体で検索ユーザーの検索目的が達成される実績を作ることで、検索エンジンからの評価向上を目的とします。よってWebサイトへの集客の窓口となる記事数は多い方がSEOに好影響ですし、直接成約に結びつかない記事でも作成するべき、と言われるのです。

対して 外部対策はユーザーの検索目的達成ではなく、ユーザーからの被リンクやサイテーションを獲得するために行われます。

SEO外部対策の必要性

SEO外部対策は、上記の通りGoogleをはじめとする検索エンジンの評価項目として重めのウェイトを占めるので、必要性は高いと言えます。

SEO外部施策において獲得する被リンクは、量と質が重要です。ここでいう被リンクの量は文字通り被リンクの数であり、質は以下の3つが高い水準であることを指します。

  • E-E-A-T:経験と専門性と権威性と信頼性から構成される評価基準

  • 関連性:非リンク元のサイトとのジャンルの一致具合

  • トラフィック:クリックされやすいこと

つまり、専門性や信頼性を検索エンジンが認識していないサイトからのリンクや関連性の薄いサイトからのリンク、ほとんどクリックされないリンクは、あまり意味がないと言えます。もちろん被リンクの購入を含む、自作自演のリンクもNGです。

反対に 高いEEATを認められているサイトや関連性の強いサイトからのリンク、よくクリックされるリンクはとてもSEO効果が期待できるもので、積極的に狙っていきましょう。

関連記事:E-E-A-Tとは?E-A-Tからの変更点や対策についても

またSEOに信頼性が重要視されるようになった、SNSの利用者数の増加などの背景から、SNS上での評価つまりサイテーションについてもSEOに影響を与えると言われています。まったく素性のわからないサービスを取り扱っているサイトよりも、ある程度SNSで定評のあるサービスのサイトの方が検索エンジンとしても取り扱いやすい、ということでしょうか。

サイテーションは被リンクほどの効果を実感しづらいもの(Googleからも公式にランキング要因としているなどの発表はない)ですが、サイテーションを意識したWebサイトの運営を心がけることで、結果的にSEOに好影響を与えることができるでしょう。

SEO外部対策の具体的な施策15選

ここからは被リンクを獲得するための施策を9つ、サイテーションを獲得するための施策を6つ紹介します。

被リンク施策9選

おすすめの被リンク施策は次の9つです。

  • プレスリリースを打つ

  • サービスの事例紹介をする

  • インフォグラフィックを作成する

  • テンプレートを公開する

  • セミナーを開催する

  • 統計情報を作成する

  • 独自性の高い記事を作成する

  • 寄稿を行う

  • 執筆者・監修者・取材からのリンク

1. プレスリリースを打つ

プレスリリースを打つことで、様々な媒体にプレス情報が直接配信されるため、被リンク獲得に効果的です。プレス情報に興味をもたれると、各媒体で紹介してもらえる可能性があります。

またプレスリリース配信サービスがある程度SEOに強いので、プレスのページ自体が上位表示することも。ただプレスリリース配信サービスからのリンク自体は「No Follow(被リンク効果をもたないリンク)」であることもあるので、引用の際はプレスのページではなく自社サイトのページにリンクを送るよう、リリース内に記載するようにしましょう。

ちなみにプレスリリースを打つネタがない場合は、ホワイトペーパーのリリースごとにプレスを配信するようにしましょう。ホワイトペーパーはリード獲得に有効であり、プレスリリースと高相性です。実際LeadGridBlogチームでもホワイトペーパーのリリースごとにプレスリリースを配信しています。

関連記事:リード獲得とは?12のリード獲得方法や効率的に増やすポイントを解説

2. サービスの事例紹介をする

サービスの事例紹介をWebサイトに掲載することで、クライアントのWebサイトから被リンクを獲得できる可能性があります。コーポレートサイトやサービスサイトの場合はクライアントがいるはずなので、積極的に打診してみましょう。

もちろん作成する事例紹介自体に、サービスの成約へも好影響が期待できます。

3. インフォグラフィックを作成する

記事の内容理解を助ける目的でイラストや図(インフォグラフィック)を作成することで、被リンクの可能性があります。

通常インフォグラフィックの作成は手間やスキルが必要となるため、他のサイトで記事作成をする際に、工数削減のため利用してもらいやすいのです。

4. テンプレートを公開する

サイトで取り扱うジャンルによって、実生活や実務で使えるようなテンプレートを公開するのも有効な被リンク施策となります。日常や業務の中で便利な道具を作成し配布することで「このサイトからダウンロードしたこのテンプレート、便利だったよ」といったように紹介してもらいやすい状況が作り出せるのです。

もちろん、テンプレート自体がリードマグネット(リード獲得のためのお役立ち資料)として機能します。実際LeadGridBlogでも下記のように、いくつかのテンプレートを用意しています。

 5. セミナーを開催する

セミナーの開催も被リンク効果があります。SNSやメルマガ、プレスリリースなどを利用してセミナーを告知しましょう。

また他の企業と共同開催であればお互いのWebサイトで被リンクを送り合うことも可能です。

6. 統計情報を作成する

統計情報もインフォグラフィック同様に、作成には一定の工数がかかるため作成すると引用されやすく被リンク対策となります。

ただ最新の統計情報が求められており引用されやすくなるため、新たに作る際は市場に出回っているものの、古くなっている統計情報が狙い目です。また自社で統計情報を作った際は、長期間引用されやすいように定期的に更新する必要があります。

7. 独自性の高い記事を作成する

独自性の高い記事は引用されやすい傾向があり、有用な被リンク施策となります。

もちろんSEOとしては検索上位記事にある程度傾向を合わせる必要はあるものの、自社の経験やノウハウに基づいた情報を記載するなど独自性を加えることで、多くの人に言及されるようなコンテンツとなります。

8. 寄稿

他のWebサイトに寄稿することで、そのサイトから被リンクを得ることができます。寄稿先のサイトとしてEATの高いサイト、関連性の深いサイトとすることで、効果的にSEOへの効果を狙えます。

独自のノウハウや経験の提供、もしくは相互リンクを条件に交渉をしましょう。

9. 執筆者・監修者・取材からのリンク

SEOコンテンツのE-E-A-Tを向上させるために、専門家による執筆や監修を受ける際は、ぜひ執筆者や監修者からのリンクをもらうようにしましょう。記事の内容との関連性は抜群なので、SEOへの効果が期待できます。

関連記事:E-E-A-Tとは?E-A-Tからの変更点や対策についても

また被リンク効果を狙って取材コンテンツを作成する方法もあります。Webサイトのテーマに関連のあるサービスなどを取材することで、取材先のサイトで「〜から取材を受けました」とリンクをもらえるケースが多いです。この方法はオウンドメディアなどのメディアサイトでも有効です。

サイテーション施策6選

おすすめのサイテーション施策は次の6つです。

  • 覚えやすいサービス名や社名にする

  • Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)へ登録

  • NAP情報を各所で統一する

  • まとめサイトに登録

  • 拡散したくなるようなコンテンツを発信する

  • 広告を活用する

1. 覚えやすいサービス名や社名にする

SNS上で言及してもらいやすくなるよう、覚えやすいサービス名や社名にしましょう。もし既にサービス名や社名が決まっていて変更が不可能な場合は、略称を別途決めて自社のサイト内で名乗ってしまうことで、SNS上での言及と自社が紐付きやすくなります。

2. Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)へ登録

実店舗が存在する場合、Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)への登録も欠かさず行うようにしましょう。直接口コミを獲得できるプラットフォームとなりますし、GoogleMAPからの集客も期待できます。

3. NAP情報を各所で統一する

NAP情報を各所で統一するようにしましょう。NAPとそれぞれ名前(Name)、住所(Adress)、電話番号(Phone)のことで、検索エンジンはNAP情報でインターネット上の情報とサイテーションを紐付けていると言われています。

NAPをバラバラに記載してせっかくのサイテーションが自社の評価に結びつかない、といったことのないようにしましょう。

4. まとめサイトに登録する

自社関連のあるまとめサイトに登録するようにすると、サイテーション獲得の場が広がります。ホワイトペーパーのまとめサイトやデザインのまとめサイト、口コミサイトや業種別の予約サイトなど、登録できるサイトはさまざまです。

できるだけ多くのサイトに(NAPを統一した上で)登録しましょう。

5. 拡散したくなるようなコンテンツを発信する

拡散したくなるようなコンテンツもサイテーション獲得に有効です。拡散したくなるコンテンツの例としては検索流入を目的としない「おもしろ系記事」と呼ばれるもので、SNSなどで記事がバズると多くのサイテーションを獲得できます。

またバズが起こるとWebサイトのトラフィックも増えるため、SEOにも好影響が期待できるでしょう。

6. 広告を活用する

広告を活用し、サイテーションを獲得するのも一つの方法です。バナーひとつで物議を醸す方法もありますが、動画広告を利用してサービスの価値観を伝える方法がおすすめ。ある程度の予算がかかるものの、動画は見られやすく認知の獲得には一定の効果が見込めます。

また価値観に共感してくれた人が商品・サービスを購入することもあるので、売り上げへの影響も期待できるのです。

関連記事:Web広告運用は何をする?具体的な運用方法や成果を出すコツを紹介

外部施策は内部施策やコンテンツ施策とバランスよく進めよう

SEO外部対策はWebサイトの評価を上げるために欠かせません。ここで紹介した被リンク施策やサイテーション施策を参考に、WebサイトのSEOを高めていきましょう。

またSEOはこの記事で紹介した通り、外部施策だけでなく内部施策やコンテンツ施策を並行して進めることで、効果的に検索流入増加が狙えます。

「今のサイトはリリースしてから結構時間が経っているから、ユーザーが使いづらいかもしれない」「今のサイトは管理画面が使いにくいから、あまり記事を書く気にならない」という場合は、CMSの見直しを含めたサイトのリニューアル行いましょう。

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