CMSを用いたWebサイト設計のポイント|CMSのメリット・デメリットも|Webサイト制作・CMS開発|LeadGrid

CMSを用いたWebサイト設計のポイント|CMSのメリット・デメリットも

目次

専門知識がなくともWebサイトの制作・運用ができるCMS(コンテンツマネジメントシステム)。

いまや多くの企業で導入されているCMSですが、設計のポイントを理解せずに導入を開始すると、完成したWebサイトのコンセプトやターゲットにズレが生じてしまいます。

そこで本記事では、CMSを用いたWebサイト設計のポイントやCMSでWebサイト構築をするメリット・デメリットを解説します。

CMSを用いたWebサイト制作の流れも紹介しているので、CMS導入を検討している担当者の方はぜひ最後までご覧ください。

CMSを用いたWebサイト設計のポイント3つ

CMSを用いたWebサイト設計のポイントは下記3点です。

  • Webサイトの目的や現状の課題を洗い出す

  • サイトのテーマとCMSの機能が合致しているか確認する

  • ターゲットに合わせたデザインを考案する

1. Webサイトの目的や現状の課題を洗い出す

CMSを用いたWebサイト設計では、サイト制作の目的や原状の課題の洗い出し(=要件定義)が最重要ポイントとなります。Webサイトの要件定義で定めるのは以下の10項目です。

  • 背景・目的

  • サイトの構成

  • プロジェクトの体制

  • 概算スケジュール

  • システム要件

  • 技術要件

  • インフラ要件

  • セキュリティ要件

  • 品質管理の要件

  • 運用保守方法

Webサイトの要件定義が固まっていないとサイト制作が滞ったり、そもそも導入するべきCMSを判断できなかったりと制作から運用まで何かとトラブルが発生します。

まずは「なぜWebサイトを制作(リニューアル)したいのか?」「どんな課題を解決したいのか?」を明確に定義するようにしましょう。

関連記事:Webサイト制作に必要な「要件定義」とは?必要項目や進め方についても

2. サイトのテーマとCMSの機能が合致しているか確認する

CMSはツールによって搭載されている機能が異なります。Webサイトを通して実現したいことと、CMSの機能が合致しているか確認しましょう。

たとえばWebサイトでBtoBマーケティングを加速させたいなら、リード獲得のための顧客管理機能やフォーム作成機能、資料ダウンロード機能などは必須といえます。CMSにCRMなど外部ツールを連携させるのも一策ではありますが、ツールが増えれば増えるほど担当者のフローも増えます。

よって効率的な運用を目指すのなら、はじめから必要十分な機能が搭載されている多機能CMSを選ぶべきでしょう。

まずは要件定義で必要な機能を洗い出し、自社に合うCMSを選定してからWebサイト設計に移ることをおすすめします。

3. ターゲットに合わせたデザインを選定する

CMSでWebサイトを制作する場合、デザインテンプレートを使うこともあります。使用するテンプレートがターゲットに合致しているか、サイト設計時に必ず確認しておきましょう。

CMSベンダーは複数のテンプレートを保有していますが、女性向けのデザイン、官公庁や士業向けのデザイン、先進的なデザインなど、得意なデザインは各社で異なります。事前に綿密なペルソナ設定を行い、ターゲットに合致するテンプレートデザインを選ぶようにしましょう。

ペルソナ設計については下記の記事で解説しています。

関連記事:Webサイト制作で重要なペルソナ・カスタマージャーニーマップとは

Webサイト構築でCMSを利用するメリット3つ

Webサイト構築でCMSを利用するメリットは下記3点です。

  • 新規ページの作成にHTML記述不要

  • 分担での更新作業が可能

  • コンテンツマーケティングがスムーズ

1. 新規ページの作成にHTML記述不要

Webサイト構築でCMSを利用していれば、新規ページの作成時でもHTMLの記述が不要です。専門知識がなくても新規ページを作成できるため、社員のWebスキルが高くない場合でも自社でWebサイトを制作・運用できるでしょう。

またCMSを利用すれば、新規投稿はもちろん既存記事の編集も簡単に行えます。定期的にリライトを繰り返し、コンテンツの精度を高めていくことも可能です。

2. 分担での更新作業が可能

CMSはユーザーに対して権限を付与できるため、更新作業の分業が可能です。さらにワークフロー機能があれば上長の承認を自動化でき、効率的なコンテンツ投稿につながります。

また外注先にアクセス権限を与えることにより、不用意なコンテンツ公開を避けられるなどのメリットもあります。

3. コンテンツマーケティングがスムーズ

CMSを用いれば専門知識がなくてもコンテンツを制作できるうえに、外注もしやすくなります。結果的にコンテンツマーケティングをしやすい環境になり、スムーズに施策を実行できるようになるでしょう。

定期的なコンテンツ投稿はSEOにも良い影響を及ぼすため、CMSを利用することはSEO対策にも一役買っているといえます。

Webサイト構築でCMSを利用するデメリット2つ

Webサイト構築でCMSを利用するデメリットは下記2点です。

  • デザインの自由度が制限される

  • 既存サイトのデータ移行が難しい場合がある

1. デザインの自由度が制限される

CMSは基本的にデザインテンプレートを利用するため、デザインの自由度が制限されますそのため、オリジナリティ溢れるWebサイトを制作したい企業には不向きです。

ただし多くのCMSではテンプレートが充実しており、こだわらなければ自社に合うデザインを見つけられるでしょう。またブランディングとしてデザインにもこだわりたい場合にも、LeadGridといった自由にデザインができることに定評のあるCMSもあります。

CMSのデザインは導入実績ページを見れば確認できるため、導入前にチェックしておきましょう。

関連ページ:LeadGrid|Webサイト制作事例

2. 既存サイトのデータ移行が難しい場合がある

既存サイトからCMSを利用したWebサイトに移行する際、移行作業が難しい場合があります。

移行作業には手間や負担が生じるうえに、最悪の場合データが消失してしまう危険性も。移行機能やサポートを行うCMSもあるため、安全かつスムーズに移行作業を実施したいならベンダーの対応を確認しましょう。

CMSを用いる場合と用いない場合の違い

CMSを導入すればコンテンツの投稿や管理が容易になるため、自社でのWebサイト制作・運用が可能となります。そのため、社内の人材でWebサイトを制作・管理していきたい企業はメリットが大きいでしょう。

CMSを用いない場合はCMSの導入コストをカットできるため、公開までの費用を抑えられます。ただしコンテンツの投稿やリライトなどに手間がかかることから、Webサイトの更新頻度が低い企業ならメリットを享受できると考えられます。

そのほかの違いは下記の一覧表でご覧ください。


CMSを用いる場合

CMSを用いない場合

メリット

  • 新規ページの作成にHTML記述不要

  • 分担での更新作業が可能

  • コンテンツマーケティングがスムーズ

  • 公開までの費用を抑えられる

  • デザインに制限がない

デメリット

  • デザインの自由度が制限される

  • 既存サイトのデータ移行が難しい場合がある

  • 専門知識が必要

  • 更新作業に手間がかかる

  • 更新作業の度に内容の引継ぎや外注先との金額交渉が必要

向いている企業

  • 社内でWebサイト制作の経験者を育てたい

  • サイト制作やデザインなどを外注したい

  • 専門知識を持つ人員が在籍している

  • Webサイトの更新頻度が低い

  • 短期限定のWebサイトを作る

CMSの種類3つ

CMSには「オープンソース型」「クラウド型」「パッケージ型」の3種類が存在します。ここでは各CMSの種類やメリット・デメリットを解説します。

1. オープンソース型CMS

オープンソース型CMSとは、無償でソースコードが公開されているCMSのことです。

無償で利用できるためコストを抑えられるメリットがある一方、サポートがない点やセキュリティ対策を自社で行う必要がある点がデメリットとして挙げられます。

拡張性・カスタマイズ性に富んでいるものの、専門知識が必要で制作難易度はやや高めといえます。

代表的なCMS

WordPress、Drupal、Joomla!

メリット

  • 無償で利用できる

  • デザインや機能のカスタマイズ性が高い

  • テンプレートやプラグインが豊富

デメリット

  • ベンダーサポートがない

  • 脆弱性を狙われやすい

  • 専門知識が必要

2. クラウド型CMS

クラウド型CMSはクラウド上でWebサイトを制作・運用できるCMSのこと。自社でサーバーを用意することなく利用でき、ネット環境とブラウザさえあればWebサイト運営を開始できます。

デメリットとしてはデザイン・機能のカスタマイズ性が低い点や、サイトのトラブル対応がベンダーに依存する点が挙げられます。

代表的なCMS

LeadGrid、ShareWith、BlueMonkey

メリット

  • ベンダーの用意したサーバーでサイト構築できる

  • ベンダーサポートが受けられる

  • 初期費用が安い

デメリット

  • デザインや機能のカスタマイズ性が低い

  • サイトのトラブル対応スピードはベンダーに依存する

3. パッケージ型CMS

パッケージ型CMSはオンプレミス型とも呼ばれ、ベンダーが独自に開発した商用CMSを指します。オープンソース型同様に自社でサーバーを用意する必要があります。

パッケージ型CMSはセキュリティやサポートの体制が万全な一方、初期費用やライセンス費用が高額なデメリットも。万全なセキュリティ対策や迅速なトラブル対応を望む企業に向いています。

代表的なCMS

Movable Type、ecbeing、Commerce21

メリット

  • セキュリティ対策が充実

  • ベンダーサポートが受けられる

  • 法人向けの機能がそろっているものが多い

デメリット

  • 初期費用やライセンス費用がかさみやすい

  • 機能追加は有償になる

CMSを用いたサイト制作の流れ7ステップ

CMSを用いたサイト制作は下記の7ステップで進行します。

  1. 要件定義

  2. サイト設計

  3. デザイン作成

  4. コーディング

  5. システム開発

  6. テスト運用

  7. リリース

なお、Webサイト構築の手順は下記の記事でも詳しく解説しています。

関連記事:Webサイト構築とは|提案依頼書から運用までの全手順を徹底解説

1. 要件定義

まずはWebサイトの要件定義を行います。Webサイト制作を外注する際は提案依頼書(RFP)の作成から始めましょう。

提案依頼書(RFP)とはWeb構築の根幹となる資料です。おもに以下の内容を記載します。

  • サイト制作の目的

  • プロジェクト名

  • 新規制作、リニューアルに至った理由

  • 現状の問題や課題

  • プロジェクトのゴール

  • メインターゲット

  • 自社(商品)の強み

  • 競合サイト

  • 予算

  • 公開希望日など

提案依頼書(RFP)を作成し要件定義を行うことで、Webサイト制作の目標やゴールを設定できます。これらの内容を制作会社や社内メンバーと共有すれば、コンセプトやターゲットにズレのないWebサイトを制作できるでしょう。

提案依頼書(RFP)の書き方について、無料の資料を用意しております。ぜひ下記からダウンロードください。

関連資料:BtoB企業向け RFPの書き方とは

2. サイト設計

サイト設計では、サイトマップとワイヤーフレームを使用してコンテンツの内容や設置場所を決めていきます。

  • サイトマップ:
    サイト全体のページ構造を表す構成図のこと

  • ワイヤーフレーム:
    Webページのレイアウトを定める設計図

サイトマップはサイトの全体像を表し、ワイヤーフレームはページ単位のレイアウトを表します。

サイトマップ・ワイヤーフレームを作成することで、メンバーと認識を合致させることができます。また制作後に「この要素が足りない」「使い勝手が悪い」といった事態に陥らないよう、あらかじめ設計図を作る必要があるのです。

情報設計、画面設計(ワイヤーフレーム)については下記の記事でも解説しています。

関連記事:Webサイト制作で必要な情報設計・画面設計とは

3. デザイン作成

作成したワイヤーフレームをベースにデザインを作成します。サイトカラーを決定し、自社のコンセプトに合うWebサイトを制作していきましょう。

ホームページカラーの配色については下記の記事でも解説しています。

関連記事:ホームページカラーの配色決定の方法とコツ|HTMLでの表現と便利ツールも解説

4. コーディング

ここまでに決めた内容をコーディングで形にしていきます。

コーディングとは、プログラミング言語を使用してソースコードを記述することです。使用する言語はWebサイトによって異なるため、どの言語が必要となるかは1~3で決めた内容から判断しましょう。

5. システム開発

デザイン作成・コーディングと並行して、Webサイトに必要な機能のシステム開発を行います。

  • ショッピング機能

  • 決済機能

  • 申し込みフォーム

  • 問い合わせフォーム

  • 顧客管理システム

CMSによってはこれらの機能がすでに搭載されているツールもあります。

6. テスト運用

Webサイトの動作のチェックのため、テスト運用を行います。チェック項目は下記3点です。

  • 動作環境(OS環境、ブラウザ環境)に左右されず正常に表示されているか

  • デザインや文字の表示が崩れていないか

  •  レスポンシブ対応に問題はないか

7. リリース

テスト運用で正常にWebサイトが動作すれば制作は完了です。

リリース当日にトラブルが発生しても対応できるよう、担当デザイナーやエンジニアのスケジュールも確認しておきましょう。

CMSを用いたWebサイト設計では目的に合わせた機能実装がカギ

CMSを用いたWebサイト設計では、サイトの目的に合わせてCMS機能を活用することが重要です。Webサイトを通して解決したい課題を明確にし、課題解決を実現できる機能を搭載していきましょう。

ただしオープンソース型のCMSでは、機能の追加には専門知識が必要となる場合があります。効率的なWebサイト運営を目指すのなら、はじめから必要十分な機能が搭載されている商用CMSの導入を検討しましょう。

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記事を書いた人

LeadGrid BLOG編集部

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