オウンドメディア運営で活躍するツールを紹介|CMSや効果測定ツールなど
オウンドメディア運営で活躍するツールを紹介|CMSや効果測定ツールなど
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オウンドメディア運営の効率化に活躍する「ツール」には、有償・無償問わずさまざまな種類が存在します。
本記事では、オウンドメディアの運営を「構築」「コンテンツ制作」「効果測定」の3工程に分け、各工程で活躍するおすすめツールを紹介します。ぜひツール選定にお役立てください。
なお、オウンドメディアの基本や立ち上げの流れを知りたい方は、以下の記事もご参照ください。
関連記事:オウンドメディアとは|作り方や運用のコツを解説【事例についても】
さらに、ツールを活用し、自社でオウンドメディアを運営しようと検討している担当者向けに無料配布資料「オウンドメディア運用インハウス化マニュアル」もご用意しております。オウンドメディアは成果が出るまでに時間がかかることもあり、インハウス運用には時間と手間がかかり、頓挫することも珍しくないことで知られています。この資料では社内のオウンドメディア担当者に対して指針を提示できるよう、社内体制の整え方や実践フローを紹介しております。ぜひ下記より無料でダウンロードして貴社の施策実行にお役立てください。
オウンドメディアの作り方
オウンドメディアを作る際に重要なのは、ターゲットとするユーザーにとって価値を感じてもらえる情報を発信すること。ニーズを捉えた情報を発信できるオウンドメディアを作成するには、次のようなフローを辿ることが重要です。
- 企画・準備:目的・目標やコンセプト、運営体制を整えるフェーズ
- サイト制作:メディアに必要な機能を理解し、制作方法やサイトマップ、利用ツールなどを決めるフェーズ
- コンテンツ制作:オウンドメディアの肝となるコンテンツを作成するフェーズ
- 公開作業:デバイスごとの見え方やツールの動きを確認する最終フェーズ
このように、オウンドメディアを持つ具体的な目的・目標をベースにメディアの詳細を検討していくことで、ブレのないニーズを捉えたサイト構築ができます。
関連記事:オウンドメディアの作り方5ステップ|立ち上げから運営まで徹底解説
オウンドメディア制作・運用に必要なツールとは
オウンドメディアで使用するツールは、以下の3つに大別されます。
- オウンドメディアの構築ツール(CMS)
- コンテンツ制作支援ツール
- 効果測定ツール
このうち、オウンドメディア構築で使うのがCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)です。CMSは一般的なWebサイト構築でも使用されるツールであり、ほぼ導入は必須と考えてください。
一方、残りの2つはオウンドメディアを運営する際に使用するツールです。
高機能のツールがあればオウンドメディアが必ず成功する……というわけではありませんが、 効率的にオウンドメディアを育てていくにはツール選びが重要です。
オウンドメディアの構築ツール(CMS)4つ
オウンドメディア構築で使用するツールは、CMSを使用するのが一般的です。
といっても、CMSはWebサイト制作を効率化するシステムの総称であり、世界中でさまざまなCMSがリリースされています。
CMSの種類には、以下の3つがあります。
- オープンソース型:ソースコードが公開されており、誰でも無償で利用できるCMS
- クラウド型:ベンダーが管理するサーバーを利用し、ブラウザ上で使用できるCMS
- パッケージ型:ソフトウェアベンダーによって提供されるCMS
これらに加え、大枠ではブログサービスもCMSに入ります。
CMSはオウンドメディア全体の作業効率に直結する非常に重要なツールです。
また、一度CMSを導入してサイト構築まで進んでしまうと簡単には変更できません。よって無償・有償にこだわらず、複数のCMSを試して慎重に選ぶことをおすすめします。
とはいえ、冒頭でお伝えした通りCMSにはたくさんの種類があるため、どれを試せばいいか調べるのも大変ですよね。
LeadGridでは「オウンドメディアに適したCMSをざっくりチェックしたい!」という方向けに無料配布資料「BtoB企業向けCMSカオスマップ」をご用意しております。サイト種別に制作を得意とするCMSをマッピングしました。
さらに、オウンドメディアに搭載したい機能別で詳細にCMSを比較検討したい場合は無料配布資料「BtoB企業向けCMS比較一覧表」が便利です。いずれの資料も無料でダウンロードできるのでぜひお役立てください。
1. WordPress(オープンソース型)
料金:無料
世界中で圧倒的なシェアを誇るオープンソース型CMS『WordPress』。無償で誰でも利用でき、カスタマイズ性が高い点が魅力です。
プラグインやデザインテンプレートが豊富で、自社にカスタマイズのスキルがあれば、レンタルサーバー代とドメイン代のみでオウンドメディアを構築することも可能です。
ただし、ベンダーサポートはなく、トラブル発生時は自社での対応になります。セキュリティ面を含めてすべて自己責任になる点には留意してください。
さらに、「利用者が多いなら自社でもWordPressをとりあえず導入しよう」と判断するのは早計です。WordPressにも当然弱点が複数あります。無料配布資料「WordPressの得意vs不得意」で詳細を解説しております。下記より無料でダウンロードし、弱点な部分を踏まえてもWordPressを導入する恩恵の方が大きいと判断できたら導入するようにしましょう。
2. LeadGrid(クラウド型)
料金:要問い合わせ
『LeadGrid』はリード獲得に特化したクラウド型(SaaS型)CMSです。
外部MAツールとの連携はもちろん、LP制作や各コンテンツのフォーム設置、資料ダウンロードページの作成など、企業のオウンドメディアに必要な機能をあらかじめ備えています。
なお、LeadGridで制作したオウンドメディアを予算別にまとめた無料配布資料「予算別オウンドメディア制作事例集」もご用意しております。
ぜひ下記よりダウンロードし、貴社の予算感で具体的にどのようなオウンドメディアを構築できるかイメージするのにお役立てください。
担当者ベースでさまざまリード獲得施策を展開できる拡張性の高さが特徴。オウンドメディアをマーケティングツールの1つとして運営していきたい企業におすすめのCMSです。14日間無料で操作感を試せる無料デモも提供中。他のCMSとの比較検討で悩んでいる時はぜひご利用ください。
サービス概要はサービスページをご覧ください。
3. Movable Type(パッケージ型)
料金:99,000円(税込)〜
パッケージ型CMSとして高いシェアを誇る『Movable Type』。国内の企業や教育機関などに多くの導入実績があります。
オウンドメディアの規模や運営目的に合わせて選べるラインナップとなっており、クラウド型もリリースされています。
WordPressと比べてセキュリティが高く、また国産CMSのため問い合わせが日本語でサポートが受けられる安心感も魅力です。
4. note pro(ブログサービス)
料金:月額55,000円(税込)
『note pro』は、クリエイター向けの情報発信プラットフォーム『note』の企業向けサービスです。
基本料金+オプション(課金)というシンプルな料金形態ながら、導入後に個別サポートや企業向け勉強会といった手厚いサポートが受けられるのが特徴。
またnoteコミュニティ内でコンテンツを公開できるため、オウンドメディア立ち上げ直後から集客が期待できます。
カスタマイズ性は低いものの、ブランディング重視でオウンドメディアを運営したい企業におすすめです。
関連記事:オウンドメディアでnoteを使うのはアリ?メリット/デメリットを解説
【CMSを一枚のカオスマップにしました!】 42のCMSを分析し、分類したカオスマップを公開しています。 貴社にピッタリのCMS選びの参考にしてください。 資料ダウンロードはこちらから。 |
コンテンツ制作支援ツール4つ
コンテンツ制作支援ツールとは、コンテンツを企画・制作したり、外部の制作会社やフリーランスとやり取りするときに便利なツールです。
ここで紹介するツールをすべて活用する必要はありませんが、いずれも無料プランまたは無料キャンペーンでお試しができます。状況に応じて利用を検討してみてください。
1. キーワードプランナー(検索キーワード抽出)
Google広告を出す際に、キーワードの検索ボリュームや広告掲載に必要な入札単価が調べられるGoogleの公式ツールです。指定したキーワードの月間平均検索数や過去1年間の検索需要の変化、競合性などが確認できます。
SEOコンテンツを制作する場合、どの検索キーワードでコンテンツの上位表示を狙うか検討する必要がありますよね。その際に『キーワードプランナー』を利用します。
ちなみに無料でも利用できますが、検索ボリュームが概数になるなど機能に制限がつきます。きちんと調べたい場合は少額でも広告出稿が必要です。
なお「キーワードの検索ボリュームをどうやってコンテンツ制作に活かすか」はこちらの記事で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
関連記事:オウンドメディアのSEO対策|制作から運用まで徹底解説
2. CopyContentDetector(盗用・剽窃チェック)
料金:無料〜
入力したテキストがWeb上の既存記事を盗用・剽窃していないかチェックするツールです。文章の類似度や一致率などが調べられます。
制作会社やライターにコンテンツ制作を依頼した際の検収や、公開前のチェックツールとして利用します。
無料プランでは4,000字までチェック可能。有料プランにすると最大8,000字までチェックできます。
ただし、書籍や動画などはチェック対象外である点に注意してください。
3. Figma(デザインツール)
料金:無料〜
『Figma』はブラウザ上でデザイン制作ができるWebデザインツールです。コンテンツのアイキャッチ画像や図解などの作成で活用できます。
1つのデザインを複数人で共有・同時編集できるため、チームで相談しながら制作を進められます。デザインだけでなく、オンラインのホワイトボードのような使い方もできるのも魅力。
基本は英語での操作になりますが、操作がシンプルなので困ることは少ないでしょう。
なおLeadGridの制作チームもクライアントとのデザインの確認やチーム内でのミーティングにFigmaを活用し、Web制作を進めています。
4. AutoMemo(文字起こしサービス)
料金:300円/時間の従量課金制(無料キャンペーンあり)
取材やインタビューの音声・動画の文字起こしをしてくれるサービスです。テキスト化したい音源をブラウザからアップすると、AIが自動で文字起こししてテキストデータを専用アプリに送信してくれます。
動画チャンネルの既存コンテンツを記事化したり、インタビュー記事の制作を内製化したいときに役立ちます。
文字起こしツールはいくつかありますが、精度がイマイチのものも少なくありません。かといって文字起こしを外注するとなると、安くないコストがかかってしまいます。
その点、『AutoMemo』はバランスのよいツールです。
効果測定ツール7つ
効果測定ツールとは、オウンドメディア全体や各コンテンツのパフォーマンスを測定するためのツールです。
「アクセス解析・分析ツール」「SEOツール」などの種類があります。
多くは有料のツールになりますが、 トライアルや機能を制限した無料版もあります。
また、Google提供サービスである『Google Analytics』と『Google Search Console』は無料ですので、「どれを入れればいいかわからない!」というときは、まずこの2つを導入するとよいでしょう。
1. Google Analytics(アクセス解析・分析)
料金:無料
『Google Analytics』は、Googleが無料で提供しているアクセス解析ツールです。
- オウンドメディアのアクセス数
- ユーザーの滞在時間や直帰率
- ユーザーがオウンドメディア閲覧に使用しているデバイス など
サイト内でのユーザーの行動に関する情報が取得でき、オウンドメディアの改善に役立てられます。
多機能のため直感では操作し難いですが、ぜひ使いこなしたいツールです。
2. Google Search Console(アクセス解析・分析)
料金:無料
『Google Search Console』もGoogleが無料で提供している分析ツールです。
- 各ページのGoogle検索順位
- Google検索での表示回数
- 検索結果からのクリック率 など
オウンドメディアの各コンテンツが「どのキーワードの検索結果に、何位で表示されているか」がわかるため、SEOコンテンツの成果を測る際に役立ちます。また、新しく追加したコンテンツがGoogleにインデックス登録をされたかもサーチコンソールで確認できます。
『Google Analytics』とセットで導入されることが多いツールです。
3. User Insight(ヒートマップ)
料金:要問い合わせ(PV数で異なる)
『User Insight』は、通常のアクセス解析に加えて、ページを閲覧したユーザーのマウスの動きをヒートマップ化するツールです。
- ユーザーの熟読エリア
- よくクリックしている箇所
- マウスを頻繁にう誤解している箇所 など
上記が可視化できます。「LPへ流入はあるのにCVしない」などの課題が見つかった際に、離脱ポイントなどの改善点を洗い出すのに便利です。
ちなみに「少しヒートマップを試してみたい」という状況であれば、無料版の『User Heat』もおすすめです。登録するだけで簡単に使用できます。
4. GRC(検索順位チェック)
料金:495円(税込)/月〜
『GRC』は、検索エンジン(Google・Yahoo・Bing)での検索順位と変動をチェックするツールです。
- 検索キーワードの現在の順位
- 直近の順位変動の情報
- 過去の順位変化の記録
前述の『Google Search Console』と違い、他の検索エンジンでの順位も同時にチェックできます。また過去の順位が記録されるため、SEOの成果やアップデートの影響が一目瞭然になるのも便利です。
5. Ahrefs(分析・効果測定ツール)
料金:13,750円/月〜
Ahrefsは世界中の個人や企業が導入している分析・効果測定ツールです。自社だけでなく、競合他社のサイトについても分析できます。
- 対象サイトが検索上位を獲得しているキーワード
- 対象サイトの被リンク動向
- 対象サイトの検索順位動向
- 指定キーワードの検索ボリュームや競合性
- SNSで人気の記事の調査 など
無料トライアルはないものの、アップグレードやダウングレードは可能です。オウンドメディアのSEOを本格的に行っていきたい場合は導入を検討してみてください。
6. semrush(分析・効果測定ツール)
料金:119.95$/月〜
『semrush』も自社サイト・競合サイトに関するさまざまな分析ができるツールです。
- 対象サイトが検索上位を獲得しているキーワード調査
- 対象サイトの被リンクや検索順位動向
- WebサイトのSEO監視
- 指定キーワードの検索ボリュームや競合性
- 競合のSNSや広告の分析 など
『Ahrefs』と似ていますが、『semrush』のほうがSEO以外でも競合を分析できる機能が多く、ややマーケティングツール寄りです。
また日本語サポートにも対応しています。
7. MIERUCA(SEO)
料金:要問い合わせ
『MIERUCA』は、自社サイトを自動で分析し、課題と必要な施策を提案してくれるSEOツールです。
- 競合の流入キーワード調査
- SEO施策の提案
- 指定キーワードの分析
- コンテンツの盗用チェック
- ヒートマップ分析
- 順位と流入数の調査・追跡 など
「社内メンバーでSEOの改善を図りたいが、何からしていいかわからない」「インハウス体制を作りたい」といったときに利用を検討したいツールです。
オウンドメディアで使用するツール選びのポイント
オウンドメディアで使用するツールを選定する際のポイントは、以下の3つです。
- ツールで何を達成したいのか
- ツールに拡張性があるか
- 費用は予算内か
たとえばCMSで考えてみましょう。
スピーディーなオウンドメディアを立ち上げが最優先ならば、ブログサービスを利用するのが一番簡単です。
しかし「オウンドメディアでリードを獲得し、売上につなげたい」というならば、機能の追加や拡張が難しいブログサービスでは不安が残ります。その場合は、カスタマイズ性が高いオープンソース型や、最初から必要な機能が付いているクラウド型を検討したほうがよいでしょう。
ツールに求める機能をあらかじめリストアップし、それを満たすツールを予算内から選択すると、無駄なく最適なツールが選択できます。
適切なツール選びでオウンドメディア運営を効率化しよう
オウンドメディアの運営に利用できるツールを紹介しました。
オウンドメディア構築に利用するCMSは必須ツールですが、コンテンツ制作支援ツールや効果測定ツールは、導入しなくても運営は可能です。とはいえ、無料で利用できるツールも多いため、気になったものがあったら試してみることをおすすめします。
自社にあったツールを導入し、オウンドメディア運営を効率化しましょう。
オウンドメディアでリード獲得施策がしやすいCMSをお探しなら、ぜひ『LeadGrid』をご検討ください。
『LeadGrid』は企業のオウンドメディア運用に必要な機能を備えたSaaS型CMSです。
- ドラッグ&ドロップの簡単操作で記事の作成や編集が可能
- SNS連携も簡単
- 企業サイトに求められるセキュリティ基準に対応
- ランディングページや問い合わせフォームの作成も担当者ベースで可能
- マーケティングコンサルや施策実行サポートも充実しています。
なお、LeadGridで制作したオウンドメディアを予算別にまとめた無料配布資料「予算別オウンドメディア制作事例集」もご用意しております。ぜひ下記よりダウンロードし、貴社の予算感で具体的にどのようなオウンドメディアを構築できるかイメージするのにお役立てください。
また、「オウンドメディアをできる限りの低コスト・ハイクオリティで制作したい」とお悩みの方へご紹介したいのが、LeadGridの「最短1週間 15万円〜でメディアを立ち上げられるプラン」。さまざまな運用ツールとの連携設定も可能なため、目標を見据えた効率的な運用が出来るでしょう。
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LeadGrid BLOG編集部は、Web制作とデジタルマーケティングの最前線で活躍するプロフェッショナル集団です。Webの専門知識がない企業の担当者にも分かりやすく、実践的な情報を発信いたします。
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