Web社内報の成功事例5選|目的・役割やネタの例、ツールも解説|Webサイト制作・CMS開発|LeadGrid

Web社内報の成功事例5選|目的・役割やネタの例、ツールも解説

目次

デジタル技術の発達により注目を集めているWeb社内報。従来の紙媒体からWeb社内報へ移行する動きにともない、「自社でもWeb社内報を導入したい」とお考えの方は多いのではないでしょうか。

しかし目的がはっきりしないままWeb社内報を導入すると、誰にも読まれなくなってしまう可能性も。そのためWeb社内報の目的やメリット、活用方法などをあらかじめ把握しておくことが大切です。

本記事では社内報の目的・役割やWeb社内報のメリット、成功事例を解説。Web社内報のネタ・アイデアやツールも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。

社内報の目的・役割4つ

社内報の目的・役割は次の4つです。

  1. 経営理念・ビジョンの浸透
  2. 社内モチベーションの向上
  3. 社内コミュニケーションの活性化
  4. 情報共有・社員教育

1. 経営理念・ビジョンの浸透

社内報で経営層からのメッセージを発信することで、 経営層と関わる機会がない社員に対しても経営理念やビジョンを伝えられます。定期的に発信し続ければ、社内全体に経営理念やビジョンを浸透させることができるでしょう。

「定期総会が開催されているから問題ないだろう」と考えている会社であっても、総会の厳粛な雰囲気では経営層から伝えられるメッセージが限られてしまいます。社内報であれば内容の成約なく自由にコンテンツを発信できるため、経営理念やビジョンが社員の心により届きやすくなるでしょう。

なお企業の理念やビジョンを浸透させる取り組みをインナーブランディングと呼びます。インナーブランディングについては以下の記事で詳しく解説しているため、ぜひあわせてご覧ください。

関連記事:インナーブランディングとは?目的や方法、効果を最大化するポイントを解説

2. 社内モチベーションの向上

社内報にて商品やサービスのリリース状況や売上などを発信することで、 日々の業務がきちんと会社の役に立っていると社員に気づかせるきっかけになるでしょう。また業務紹介や社員へのインタビューなどを発信した場合は、「自分ももっと頑張ろう」と業務への意欲が向上するケースもあります。

さらに社内報でさまざまな部署の業務改善や工夫などを特集することで、他部署における業務改善のヒントになる可能性も。作業を効率化できれば社員の負担やストレスが減り、モチベーション向上につながるでしょう。

3. 社内コミュニケーションの活性化

社内報での情報発信により、 社員同士におけるコミュニケーションのきっかけ作りができます。たとえば新しい社内制度の紹介記事であれば、その良し悪しについて他の社員と議論したくなる方もいるでしょう。またインタビュー記事であれば、特集されている社員に話しかけるきっかけになります。

社内コミュニケーションが活性化すれば、社員満足度や帰属意識の向上につながります。さらに社員同士の会話には、業務改善や新しい施策のアイデアが隠れている可能性も。社内コミュニケーションの活性化にはさまざまなメリットがあるため、「コミュニケーションのきっかけ作り」にできるポイントはないか意識して社内報を作成するのがおすすめです。

4. 情報共有・社員教育

社内報は情報共有や社員教育にも活用できます。社内のニュースや各部署からのお知らせ、表彰、イベント、新しく参画した社員の紹介、今月の社員食堂のメニューなど、社内全体で共有しておきたい情報を効率よく発信できるのが社内報のメリットです。

また社員が知っておくべき知識やスキルを発信することで、社員教育にも活用できます。たとえば関連技術の最新情報やおすすめのWebサイト、本、ツールの発信が有効です。とくに新人以外の社員は研修や勉強の機会が少なくなる傾向があるため、社内報でインプットを促進しましょう。

紙媒体と比べたWeb社内報のメリット4つ

紙媒体と比べたWeb社内報のメリットは次の4つです。

  1. 速報性・発行スピード
  2. 利便性
  3. コスト
  4. 読者からのリアクション

1. 速報性・発行スピード

Web社内報は速報性や発行スピードが紙媒体よりも優れています。紙媒体は執筆後に編集や印刷、配布、郵送などの時間が生じますが、Web社内報であれば執筆後は投稿ボタンを押すだけで発行可能。

たとえば提携しているスポーツチームの試合結果など、速報性の高い情報も配信可能です。またイベントの情報をリアルタイムで発信することもできるため、読者にイベントの臨場感を与えられるでしょう。Web社内報であれば発信だけでなく、内容の修正もリアルタイムで対応できます。

2. 利便性

Web社内報はパソコンやスマホなど、 インターネット(イントラネット)に接続できる機器と環境があればどこでも閲覧可能です。また最新版だけでなく過去のWeb社内報についても、すぐに閲覧できるのがメリットとなります。

一方で紙媒体の場合は、社内報自体が手元になければ閲覧できません。また紙の保管が必要となるため、社内報がある程度たまったら過去のものは捨ててしまう方もいるでしょう。Web社内報であれば持ち運びや保管、廃棄が不要なため、紙媒体よりも利便性が高いといえます。

3. コスト

紙社内報を運用すると、印刷費や郵送費などのコストが発生します。冊子にまとめる場合は外部業者への依頼が必要となり、さらにコストが増大する可能性も。

一方 Web社内報であればブラウザやアプリをとおして配信できるため、印刷費や郵送費などが不要です。ただし紙媒体と比較すると、Web社内報ツールの費用が発生するケースがあるため考慮に入れておきましょう。

関連記事:コンテンツマーケティングの費用対効果の考え方&効果最大化のコツ

4. 読者からのリアクション

Web社内報では「いいね」やコメント機能などを用い、 読者からのリアクションを手軽に得ることが可能です。リアクションが得られれば、どんなコンテンツに読者が魅力を感じるのかを把握できます。

さらにWeb社内報ツールを用いれば、閲覧された数や時間などの詳細なデータを取得可能。データ分析することでコンテンツの検証・改善や読者のニーズの把握などが容易になるため、Web社内報の効果を大きく高めることにつながるでしょう。

なおWeb社内報ツールを検討している方には、株式会社GIGLeadGridがおすすめです。LeadGridは集客や分析を得意としており、Web社内報の運用には最適なツールとなっています。また株式会社GIGはホームページの制作や運用、Webマーケティングの実績が豊富であるため、多角的な目線からWeb社内報の効果を最大化するサポートが可能です。魅力的かつ効果の高いWeb社内報を運用したい方は、ぜひ以下からサービス紹介をご確認ください。


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Web社内報の成功事例5選

Web社内報の成功事例5選を紹介します。

  1. 株式会社マクロミル
  2. カルビー株式会社
  3. エン・ジャパン株式会社
  4. 株式会社ベーシック
  5. 株式会社SmartHR

1. 株式会社マクロミル

▲出典:株式会社マクロミル

株式会社マクロミルはWeb社内報『NOW』を発行しています。『NOW』は「マクロミルの今を伝える」をコンセプトに、社内ニュースや社員の取り組みなどを毎日更新。コミュニケーションにつながるネタも配信されており、社員のエンゲージメント向上に貢献しています。閲覧環境は社内イントラネットのみですが、産休・育休中の社員も閲覧できるように希望者へiPadを無料支給しているのも特徴です。

マクロミルは紙/Webマガジン版の社内報『ミルコミ』も発行しています。2020年以降は社外にも公開されているため、コンテンツ作りの参考にしてみてください。

2. カルビー株式会社

▲出典:カルビー株式会社

カルビー株式会社はイントラネットで閲覧できる『Loop plus Web(ループラ・ウェブ)』を運営。『Loop plus Web(ループラ・ウェブ)』は「いいね」や「がんばれ」ボタンやコメント機能により、読者からのリアクションがわかる仕組みを採用。一方的に発信するだけでなく、双方コミュニケーションできるように工夫されています。

コンテンツとしてはニュースや社員紹介、経営層によるブログなどを主に配信。なかでも経営層ブログは人気コンテンツとなっており、風とおしの良い環境作りに貢献しています。読者アンケートを定期的に実施することで、ユーザビリティを改善し続ける体制を整えているのも特徴です。

3. エン・ジャパン株式会社

▲出典:エン・ジャパン株式会社

エン・ジャパン株式会社の『en soku!』は、社内だけでなく社外にも一般公開されているWeb社内報。社内報担当者や専属ライターを配置せず、社員一人ひとりが記事を更新しているのが大きな特徴です。社員が社内報に参加することで、社員の飾らないリアルな生活を社内外に届けられるようになっています。

記事の更新は毎日行われており、リアルタイムで閲覧できるように更新通知機能も搭載。導線設計やサイトデザインにもこだわっており、社風がよく伝わるWeb社内報となっています。

関連記事:Webサイトの導線設計とは?動線との違いや作り方、改善施策を解説

4. 株式会社ベーシック

▲出典:株式会社ベーシック

株式会社ベーシックはWeb社内報『b-ridge』を発行しています。ベーシックでは社内報を経営戦略の重要な施策の一つとしており、経営課題にもとづいたゴールを明確化したうえで企画・設計・運用を行っているのが特徴です。

2019年のリニューアルから半年で9割の社員に読まれるメディアへと成長した実績があり、その後も閲覧率をキープ。ベーシックでは社内報担当者が他業務と兼任しているのもあり、記事の型を作成するなどで運用を効率化しています。担当者の負担にならない体制作りをすることで、クオリティや更新数を保てるように工夫していることも参考にしたいポイントです。

5. 株式会社SmartHR

▲出典:note

株式会社SmartHRはnoteにて『SmartHRオープン社内報』を運営。(※2023年11月現在休刊中。)SmartHRはオープンな社風が特徴であり、面接で使用している資料や昇給実績などが公開されているほどです。オープンな社風にあわせて、Web社内報も公開し透明性を上げています。

社内の雰囲気や状況を社内外へ発信することで、採用力の強化や従業員のエンゲージメント向上に貢献しているWeb社内報です。

Web社内報のネタ・アイデア4つ

Web社内報のネタ・アイデアは次の4つです。

  1. 取材・アンケート
  2. 社内制度・業務紹介
  3. 経営層のメッセージ
  4. 季節・時事ネタ

1. 取材・アンケート

1つ目は取材・アンケートです。経営層や若手、注目されている社員などに取材することで、社員の業務内容や人柄を社内に伝えられます。部署間連携やキャリア形成の参考にもなるため、幅広い役職の方に有益な情報となるでしょう。

また社員へのアンケートもおすすめです。アンケートをもとにランキングを公開することで、日々の業務に追われている社員でも一目で楽しめるコンテンツを作成できます。分析しやすい形式でアンケートを収集すれば、Web社内報作成の工数削減にもつながるでしょう。

2. 社内制度・業務紹介

2つ目は社内制度・業務紹介です。福利厚生があまり活用されていない会社であれば、社内制度の紹介はとくに有効なネタとなります。Web社内報にて社内制度を紹介し利用を促すことで、社員のエンゲージメント向上につなげられるでしょう。

また業務紹介もおすすめのコンテンツとなります。なぜなら会社の規模が大きくなるほど、他部署や他拠点の取り組みを知る機会が減少してしまうためです。会社によってはそもそも部署間の関係が薄く、すぐ近くの席に座っている人が何をしているか知らないケースも。Web社内報で業務紹介すれば、社内理解や部署間連携を促進可能です。

3. 経営層のメッセージ

3つ目は経営層のメッセージです。経営層のメッセージを発信することで、社員の一体感や帰属意識の向上が期待できます。とくに経営層と接する機会がない方であれば、経営層の考えや想い、人柄などを知ることでモチベーションの向上にもつながるでしょう。

Web社内報によってはブログで経営層の日常を発信することで、経営層と一般社員間の風とおしを良くしているケースもあるので参考にしてみてください。

4. 季節・時事ネタ

4つ目は季節・時事ネタです。新年度やゴールデンウィーク、お盆、ハロウィン、クリスマスなど季節にあわせたテーマを取り上げることで、有益かつ鮮度の高い情報を発信できます。

また業界のニュースやトレンドなどの時事ネタもおすすめです。時事ネタであれば社員のコミュニケーションのきっかけ作りだけでなく、ふだんの業務にも活用できるでしょう。

Web社内報ツール3選

Web社内報ツール3選を紹介します。

  1. LeadGrid
  2. ザ社内報
  3. ourly

1. LeadGrid

LeadGridはWebマーケティングで豊富な実績をもつ株式会社GIGのツール。他のツールと比較して 拡張性やデザイン性が高いため、各企業の目的にあわせて最適なWeb社内報が作成可能です。

とくに優れているのが「デザイン性」で、Web社内報の目的や企業の価値観などを丁寧にヒアリングしたうえでデザインを作り込むのが特徴です。デザインは閲覧率や読者満足度にも影響するため、Web社内報の効果を高めたい方はLeadGridの利用をおすすめします。

関連記事:ブログデザインが成果に関わる?知っておくべき4つのコツと8の事例

またLeadGridは操作性も高いため、Webの専門知識がない方でも直感的に編集可能。閲覧数などのデータ分析も簡単にできるため、効果測定が容易にできるのも魅力の一つです。

効果の高いWeb社内報を作りたい方は、下記資料からLeadGridのサービス内容をご確認ください。


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2. ザ社内報

▲出典:ザ社内報

ザ社内報はWeb社内報に特化したサービスです。導入実績は約750サイト以上であり、スタートアップから大企業まで多くの企業のインナーブランディングに利用されています。

「いいね」ボタンやコメント投稿、アンケート、反響分析などの機能が搭載されており、Web社内報に必要な機能がスムーズに利用可能。記事の作成も簡単にできるため、社内報担当者以外の社員がコンテンツ作成に参画する会社にもおすすめです。

関連記事:Webサイトの分析方法|分析の種類やツール、ポイントについても

3. ourly

▲出典:ourly

ourlyは社員のエンゲージメント向上を目指すWeb社内報ツール。ourlyの運営会社自体がエンゲージメントで悩んだ経験から誕生したサービスであるため、利用者目線での機能作りが行われています。

独自の分析機能が充実しているのが特徴であり、記事ごとのPV数・閲覧率・読了率・リアクション率などが取得可能。部署や役職などのセグメントごとにデータ管理できるため、さまざまな角度からデータ分析できます。

関連記事:Webサイト分析・解析のおすすめツール15選|見るべきデータとわかること

LeadGridでインハウス運用を実現させよう


Web社内報を検討している方には、Webマーケティングにて豊富な実績をもつ  株式会社GIG  の  LeadGrid  がおすすめです。LeadGridであれば魅力的なホームページの制作や効果的な運用が可能なため、インハウス運用がスムーズに実現できます。社内報を社外に公開して運用することもできるため、目的にあわせた最適な運用をしたい方にはぜひご活用いただきたいツールとなります。

LeadGridは管理画面の操作性が高く、Webに関する専門知識がなくても運用可能です。そのためWebツールの導入で問題となる、担当者の学習コストを削減可能。各記事の閲覧数などのデータ分析も簡単にできるため、Web社内報の検証・改善も容易です。

また閲覧率や読者満足度の向上のためには、「デザイン」が重要な要素となります。LeadGridはデザイン性にも優れており、プロのデザイナーが企業の価値観やWeb社内報の目的などを丁寧にヒアリングしたうえでデザインに落とし込みます。そのため各企業に適した高クオリティなWeb社内報を作成可能です。

Web社内報を成功させたい方は、下記資料からLeadGridのサービス内容をご確認ください。


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記事を書いた人

LeadGrid BLOG編集部

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