ランディングページ(LP)はCMSで作れる?作成方法やメリットを紹介|Webサイト制作 / CMS・MAツール|LeadGrid(リードグリッド)

ランディングページ(LP)はCMSで作れる?作成方法やメリットを紹介

目次

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ランディングページ(LP)は、新規見込み客の獲得やコンバージョン率の向上に欠かせないWebマーケティングの要です。しかしLPを一から制作するとなると、専門的なスキルやリソースが必要になり、ハードルが高いと感じる方も多いのではないでしょうか。実はLPの制作にはCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)を活用することで、制作工程の効率化や運用面での負荷軽減が図れます。

本記事ではCMSを使ったLPの制作方法やメリット、注意点などを詳しく解説します。

ランディングページ(LP)とは?

ランディングページ(LP)は、リスティング広告やバナー広告などの各種広告をクリックした訪問者が最初に到達するWebページのことを指します。商品やサービスの詳細情報を提供し、問い合わせやユーザー登録、カートへの遷移などの具体的なアクションを促すことで、コンバージョンを獲得する重要な役割を担っています。

関連記事:ランディングページ(LP)とは?作る目的やメリット・デメリットを解説!

LPの目的

LPの主な目的としては以下が挙げられます。

  • 訪問者の興味関心を引き、ページ内に滞在してもらう
  • 商品やサービスのメリットや魅力を訴求する
  • 問い合わせやユーザー登録などのコンバージョンにつなげる

これらの目的を達成するためLPは一般的なトップページとは異なり、基本的には求めるアクション以外のクリック可能なボタンがない、といった特徴があります。

LPの主な構成要素

LPの主な構成要素としては、以下のような項目が挙げられます。

  • メインビジュアル
  • キャッチコピー
  • 課題提起
  • 商品・サービスの特徴・メリット
  • ユーザーの声・導入事例
  • 料金テーブル
  • 問い合わせ・申込みフォーム
  • FAQなど補足情報

こうしたパーツを適切に配置し、一つのストーリー仕立てにすることで、ユーザーを最終目標に向けてスムーズに導くことができます。

関連記事:ランディングページ(LP)の構成要素は?成果を生み出す制作のコツも紹介

CMSを使ったLPのメリット

では、LPをCMSで制作するとは具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。

ノーコード(ローコード)で誰でも作成可能

CMSの大きな特徴は、プログラミングの知識がなくても直感的な操作でLPを作れる、もしくは編集可能な点にあります。テンプレートを編集するだけで、見栄えの良いページが簡単に作成できます。

たとえば「WordPress」にはLP制作に最適化されたテーマやプラグインも数多く用意されていますし、LPが制作できるツールも販売されているので、手軽に始められるでしょう。

関連記事:ランディングページのおすすめテンプレート15選

デザインのカスタマイズが容易

CMSを使ったLPのもう一つの利点が、デザインの柔軟なカスタマイズ性の高さです。用意されたテーマやテンプレートをベースとしながらも、レイアウトやカラー、フォントなどを自在にアレンジできます。

プログラミングのスキルがなくても、直感的な操作でオリジナリティのあるLPデザインを実現できるのは大きな魅力といえるでしょう。CMS側が提供する豊富なウィジェットを組み合わせたりCSS を調整したりと、クリエイティビティを発揮する余地は十分にあります。

更新や改善を機動的に実施可能

LPは一度公開したらそれで完結、というわけではありません。様々な仮説検証を通じて「より効果の高いページ」を目指す必要があります。

また商品やサービス内容に変更があれば、タイムリーにLP側にも反映させる必要があります。キャンペーンや季節に合わせた内容の入れ替えなども求められるでしょう。

そこでLP制作にCMSを使うことで、LP運用開始後の編集が簡単になり、スピーディな運用改善に役立てられます専門業者に都度依頼するようなコストや時間は必要ありません。

Web担当者ベースでLP改善に取り組める体制が整うのもCMS活用の大きなメリットです。

CMSを使ったLPのデメリット

一方で、CMSを使ったLPにはデメリットもいくつか存在します。メリットだけでなく、留意点も理解した上で制作に臨むことが大切です。

機能やデザインに一定の制限がある

CMSでは、あくまでもプラットフォーム側で用意された機能やデザインの範囲内での制作が基本となります。オリジナリティを追求するあまり、大幅なカスタマイズを加えようとすると、思ったような表現ができなかったり、制作費用が膨らむ可能性もあります。

CMS任せにせず、LPとして備えるべき要件を明確に設計しておきましょう。

独自ドメインの設定などは別途必要

LPを公開するにあたっては、独自ドメインの取得と設定が必要不可欠です。CMSの中にはドメインの提供も行っているサービスもありますが、基本的には別途用意する必要があります。

加えて、独自ドメインとCMS側のサーバーとの紐付け設定や、SSLなどセキュリティ面の適切な設定など、一定の専門知識が求められます。これらの手順をきちんと押さえた上で、LP制作に臨むことが大切です。

カスタマイズには一定のスキルが必要

CMSの設定変更や、デザインのカスタマイズには、一定のWeb制作スキルが必要なケースもあります。HTMLやCSSに関する基礎知識は最低限押さえておくと、作業がスムーズに進められるでしょう。

ただ、本格的なカスタマイズになると、必要な知識やスキルも高度になってきます。場合によっては、思い通りの結果が得られなかったり、逆に手間や時間がかかってしまう恐れもあります。

そんな時は無理に自社で対応するよりも、専門の制作会社に依頼するのが賢明です。LPの制作実績が豊富で、CMS活用にも精通している会社なら、的確にニーズを汲み取り、スムーズに作業を進めてくれるはずです。

特にLP制作の経験が少ない企業やWeb担当者の場合、先に挙げたドメインやサーバーの段階でつまづいてしまう可能性もあるので、戦略立案から運用まで総合的にサポートしてくれる会社を選ぶと安心です。費用対効果を見極めつつ、適切なパートナー選びも重要になってきます。

LPを制作する場合のCMSの種類

LPの制作によく用いられるCMSは主に次の3種類です。

  • オープンソースCMS
  • LP特化型CMS
  • 商業用CMS

オープンソースCMS

オープンソースとは、誰でも無償で利用できるソフトウェアのことを指します。その代表格が、世界的にも圧倒的なシェアを誇る「WordPress」です。

WordPressには、LPに最適化されたテーマやプラグインが豊富に用意されており、本格的なLPを低コストで制作できます。

ただLP制作に最適化したテーマやプラグインは往々にして挙動が重い、オープンソースのプラグインがセキュリティ上のリスクになるといったデメリットは踏まえておく必要があります。

とはいっても初めてLPに取り組む方にも比較的扱いやすいため、学習コストとのバランスを考慮しながら導入を検討してみるのも良いでしょう。

LP特化型のCMSツール

昨今は「LP特化型」を謳ったCMSツールも登場しています。ランディングページの制作と運用に特化した機能を提供し、初心者でも直感的に扱えるのが特徴です。

データ分析やA/Bテスト、CRO(コンバージョン最適化)などの機能も充実しているため、運用面での効率化も期待できます。料金はサービスによって異なりますが、機能や使い勝手とのバランスを見極めることが重要です。

関連記事:【無料あり】LP制作ツール13選|選定・比較ポイントも解説

商業用CMS

「LeadGrid」や「Movable Type」など商用ライセンスで提供されるCMSもあります。オープンソースのCMSと比べ、初期費用やランニングコストは高めですが、手厚いサポート体制や、セキュリティ面での安定感は魅力です。企業サイトの中で展開するLPなど、信頼性と安全性が求められる用途に適しているといえるでしょう。

また商業CMSの場合には、制作自体は委託することになります。そのためプロによる戦略設計と制作で質の高いLPを実現しつつ、リリース後の更新や改善を社内でスピーディに回す効率的な体制を作りやすいメリットがあります。

効果的なLPの制作と運用を行いたい場合は商業用CMSでLPを作成しましょう。

ちなみにデザイン性に優れたLPを考えている場合には、商業用CMSの一つであるLeadGridがおすすめです。

LeadGridは高いデザイン性をもちながら、リリース後はプレビュー画面を見ながら直接文言を編集できる「見たまま編集」に対応したCMSで、質の高いLPとスピーディな改善の両立が可能です。

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CMSを使ったLP作成の手順(自社制作する場合)

自社でLPを制作する場合の手順は以下のとおりです。

  1. ゴールの設定
  2. ターゲットを明確にする
  3. ワイヤーフレームの作成
  4. デザイン・コピーライティング
  5. 実装
  6. 公開

それぞれ見ていきましょう。

関連記事:LP制作の流れと手順ごとのポイントを徹底解説

なおLeadGrid Blogではランディングページの制作方法や気をつけるべきポイント、リリース後の最適化(LPO)までまとめたホワイトペーパーを公開しています。無料なのでぜひチェックしておきましょう。


ランディングページ制作・最適化マニュアル|Webサイト制作 / CMS・MAツール|LeadGrid(リードグリッド)

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ゴールの設定

まずはLPの設置目的を明確にし、達成すべきゴールを定めましょう。漠然と「問い合わせを増やしたい」では、施策の方向性が定まりません。

サービス申込数や販売本数、CV率など数値指標(KPI)を具体的に設定することで、LPに求められる要件が明確になります。予算や期間など、LPを取り巻く条件も整理しておくことが大切です。

関連記事:WebマーケティングのKPIとは?考え方や施策別のKPI例を解説

ペルソナ像を明確にする

LPで誰に何を伝えるのか。ターゲットとなるペルソナ像を具体的にイメージしておく必要があります。

ペルソナの属性や課題意識、サイト訪問シナリオなどを分析し、共感を得られるコンテンツ設計を心がけましょう。ユーザー視点の欠如は、LPの説得力を大きく損ねる要因にもなります。

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ワイヤーフレームの作成

ペルソナ像を念頭に置きながら、LPのストーリー構成を練っていきます。訴求ポイントを整理し、適切な情報の優先順位を検討します。

ワイヤーフレームの作成は、情報設計を見える化するのに役立ちます。図解を通じて関係者間の意識を揃え、改善ポイントを早期に発見することができるでしょう。

関連記事:Webサイトのワイヤーフレームの作り方|無料テンプレートも紹介

デザイン・コピーライティング

ワイヤーフレーム作成と並行して、より詳細なデザイン・コピーライティングに入ります。サービスの魅力を最大限訴求できるキャッチコピー、読者を引き込む巧みな文章表現、ゴールへの行動を促すCTAボタンなど、細部まで読者目線で精査しましょう。

デザインとコピーは両輪です。言葉とビジュアルが相乗効果を発揮し、LPの説得力を格段に高めることができます。

関連記事:LPデザインに欠かせない8つのコツと参考にしたいまとめサイト

CMS上での実装

いよいよCMS上でのLP実装フェーズです。サイト全体のテンプレートを整えた上で、各パーツをレイアウトしていきます。

この際SEO対策の観点から、キーワードを適切に盛り込んだメタ情報、見出しの設計、モバイルフレンドリーな表示など、検索エンジン対策も忘れずに行いましょう。

公開後のPDCAサイクル

LPは公開後も継続的な改善が欠かせません。アクセス解析ツールを使って、ユーザーの行動を詳細に分析します。離脱率の高いページの特定、読了率の改善、コンバージョン率の向上など、仮説検証を繰り返しながら最適化を図っていきましょう。

CMS管理画面から簡単にA/Bテストを実行できるのは、公開後の運用面でも非常に役立ちます。PDCAサイクルを高速で回し、日々改善につなげていくことが成果の鍵を握ります。

CMSを使ったLP作成の手順(依頼する場合)

前述の内容は主に自社でLPを制作するケースを想定したものでしたが、LPの制作を外部の制作会社やフリーランスに依頼するケースも多いでしょう。

その場合、制作の手順は以下のようになります。

  1. 制作会社選定
  2. 要件定義
  3. 都度制作状況を確認
  4. リリース

ポイントを見ていきます。

制作会社選定

何よりも、自社のニーズに合ったパートナー選びが重要です。LPの制作実績や、運用面でのサポート体制の充実さなど、会社のスキルセットを見極めましょう。

コミュニケーションの密度や、相性の良さも大切な判断材料です。相見積もりを取るなどして、費用対効果の高い会社を選定します。

なお相見積もりを取る際は「RFP(提案依頼書)」を用意すると条件が揃いやすく見積もりが簡単です。RFPの書き方については下記の資料でまとめていますので、ぜひご活用ください。


BtoB企業向け RFPの書き方とは|Webサイト制作 / CMS・MAツール|LeadGrid(リードグリッド)

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要件定義

選定した制作会社とともに、LPの要件定義とゴール設定を行います。目的や課題、ターゲットなど認識のずれがないよう意識合わせを図ります。

期間やコスト感など、プロジェクトを進める上での条件整理も大切なフェーズです。細かい部分まで共有し、プロジェクトを固めます。

関連記事:CMSにおける要件定義の5つのポイント|主要機能一覧とCMS選定項目も解説

制作状況の確認

LPの制作に入ったら、適切な制作ディレクションを心がけましょう。定期的な進捗確認の場を設け、微修正を重ねながらブラッシュアップしていきます。

この際、社内の関係者の意見も広く吸い上げ、改善につなげることが大切です。

リリース・運用開始

LPの完成後は、成果物の引き渡しと公開作業を行います。その後の運用もスムーズに移行できるよう、管理・運営マニュアルなどを整備しておくことも重要です。

制作会社とは引き渡し後も継続的なパートナーシップを築いていきましょう。何かあるたびに都度会社の選定からしていては工数ばかりかかり大変です。運用面での細かいサポートや、別の案件など、相談役・実行役として制作会社を活用していきましょう。

CMSでLPを作成する際の注意点

最後に、CMSを使ったLPの制作における注意点を押さえておきましょう。

ページ表示速度を意識する

SEO対策の観点からも、LPの表示速度は重要な要素の一つです。CMS側の設定や、画像の最適化など、表示速度を高める工夫が求められます。

プラグインの使い過ぎにも注意が必要です。機能は最小限に絞り、軽量化を心がけることが重要といえるでしょう。

フォームなどの機能の挙動を確認する

LPでは問い合わせフォームやユーザー登録フォームなど、各種の入力フォームを設置するケースが多くあります。ボタンの挙動や入力エラー時の表示など、細部まで検証しておく必要があります。

できれば第三者に実際の操作をしてもらい、客観的な視点からチェックしてもらうのも良いでしょう。

アクセス解析タグの設置

LP運用に不可欠なのがアクセス解析です。GoogleアナリティクスやGoogleタグマネージャーなどのタグを適切に設置し、効果検証ができる環境を整える必要があります。

サイト内のユーザーの行動を詳細に分析し、数値に基づいた改善PDCAを回していきましょう。解析ツールの使い方も含め、専門性の高い分野だけに、勉強と実践を重ねることが求められます。

LP制作はLeadGridまでご相談ください

CMSを活用したランディングページ(LP)の制作は、専門的なスキルを持たないWeb担当者でも取り組みやすい領域です。ただし略立案から制作、運用まで全てを内製化するのは、かえって効率が悪くなるケースも。

LP制作の理想的なスタイルは戦略や設計、制作はプロの力を借りつつ、リリース後の更新や改善は自社で機動的に行える体制を整えること。

そこでLP制作はLeadGridまでご相談ください。

これまで様々な企業のWeb制作を行ってきたGIGによる質の高いLPを土台に社内で運用できるLeadGridこそ、LP制作に最適なソリューションといえるでしょう。

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記事を書いた人

LeadGrid BLOG編集部
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LeadGrid BLOG編集部は、Web制作とデジタルマーケティングの最前線で活躍するプロフェッショナル集団です。Webの専門知識がない企業の担当者にも分かりやすく、実践的な情報を発信いたします。

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