オウンドメディア運用で成果を出すためのポイントや業務フローを解説|Webサイト制作・CMS開発|LeadGrid

オウンドメディア運用で成果を出すためのポイントや業務フローを解説

目次

最近ではマーケティングや採用活動の手段として、オウンドメディア運用に取り組む企業が増えています。

一方でオウンドメディアの運用について、よくわからないという方もいるのではないでしょうか。

本記事ではオウンドメディア運用の目的や成果を出すためのポイント、成功事例まで徹底的に解説します。

「そもそもオウンドメディアって?」という方はこちらの記事をご覧ください。

関連記事:オウンドメディアとは|作り方や運用のコツを解説【事例についても】

なお、社内でオウンドメディアの運用を進める場合は無料配布資料「オウンドメディア運用インハウス化マニュアル」もお役立てください。インハウスの運用をこれから始める企業向けに、社内で準備すべきことや定常業務の考え方をまとめております。下記より無料でダウンロードできます。


オウンドメディア運用インハウス化マニュアル|Webサイト制作・CMS開発|LeadGrid

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運用前に知るべきオウンドメディアの本質

オウンドメディアの本質は事業や経営課題の解決です。つまり、課題解決のために目的を明確にし、正しく方向性を設定しなければいけません。

オウンドメディアは幅広い窓口となりユーザーとの接点が増えやすくなるため、自社をアピールするのに有効な手段です。一方、訪問数のみに意識が集中してゴールを明確にしないまま運用すると、コストをかけたのに事業成長や問題の解消につながらなくなってしまいがち。

最初に自社サービスにおける課題を洗い出し、目標に準じてオウンドメディアを設計することが重要なのです。

オウンドメディアを運用する4つの目的

オウンドメディアを運用する目的は、大きく4 つあります。

  • 潜在層への認知拡大
  • リードナーチャリング
  • 採用活動
  • ブランディング

1. 潜在層への認知拡大

オウンドメディア内で顧客に対して有益な情報発信をすることで、自社を知らない潜在層に商品やサービスを知ってもらえるようになります。

オウンドメディアでは自社の商品やサービスだけではなく、想定顧客にとって有益な情報を発信していくことが多いです。有益な情報の発信は、SEO評価を上げることにもつながり、潜在層へリーチしやすくなります。

つまり、有益な情報発信により検索上位表示されたオウンドメディアは、能動的に検索をおこなう潜在層の流入を獲得できます。そして、メディア内のコンテンツを通して商品やサービスを知ってもらう機会が増え、営業の効率化も図れます。

このような潜在層への認知拡大が、オウンドメディア運用目的の一つ目となります。

2. リードナーチャリング

リードナーチャリングとは、潜在顧客を顕在顧客に育成していくことをいいます。顕在顧客にすることで、最終的に商品やサービスを利用してもらいます。

検索からオウンドメディアにたどり着いた潜在顧客は、会社や商品、サービスについてほとんど知らない状態です。リードナーチャリングでは、継続的な情報発信を通じて、そのような顧客にファンになってもらうことが狙いになります。

オウンドメディアで潜在顧客を育成するためには、潜在顧客が求める情報を分析して、コンテンツを充実させる必要があります。たとえ自社商品やサービスに関係なくても、ニーズを満たしていくことで、顧客育成へつながります。

なお、そもそものリード(潜在顧客)を獲得するための流れを理解したい方は無料配布資料「リード獲得ロードマップ【全体像を3ステップで紹介】」もご活用ください。リードナーチャリングをするためにはまず集客が必須になります。資料ではオウンドメディア集客にも共通する考え方が解説されているため、これから運用に力を入れていくのであれば必読です。下記より無料でダウンロードできます。


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3. 採用活動

掲載できる情報が限られている求人サイトとは違い、オウンドメディアでは自由に情報を発信できる点が魅力です。

会社とのミスマッチを減らした上で優秀な人材を獲得するための採用広報と、オウンドメディアの相性は良いです。社員インタビューや会社の魅力、社内行事など会社のリアルな姿の発信が効果的です。

採用オウンドメディアで継続的な情報発信をすることで、潜在的な転職希望者への認知拡大も可能です。このような潜在層へリーチすることで、すぐには転職をしなくても、転職時に選ばれやすい会社になります。

4. ブランディング

会社や商品、サービスのイメージを印象付けるブランディングにも、オウンドメディアは利用されます。この場合、ユーザーに「〇〇といえば、この会社」と認知してもらうことが狙いとなります。

会社の理念や商品の独自性、利用するメリットを一貫して発信し、ブランディングすることで競合他社と差別化がしやすくなるため価格競争をしなくても優位性を確立できます。

さらにオウンドメディアでは、顧客目線の記事を作っていくため、顧客の信頼を得やすいです。その結果、顧客を通じたSNS拡散や口コミで、さらなるブランドの強化へとつなげられます。

オウンドメディア運用を成功させる4つのポイント

オウンドメディアを運用するためには、何よりもまず実行体制を整える必要があります。ただし実行体制があいまいではメディア運用が失敗することもあるため、しっかりと検討しましょう。

実行体制を整えるときは、次の4点を意識すると成功しやすくなります。

  • オウンドメディアを運用する目的や認識が共有できている
  • 目的の達成度を適切に測る定量的な指標を設定している
  • オウンドメディア運用の専任チームや予算を組んでいる
  • ユーザーが情報を見つけやすいメディア構造にしている

1. オウンドメディアを運用する目的や認識が共有できている

オウンドメディア運用で最も重要なことが、目的の明確化です。「なぜメディア運用をするのか」について答えられるように、しっかりと言語化をすることが大切です。

先述のように、オウンドメディアの運用目的はさまざまです。現状の課題から目的をブラッシュアップさせておきましょう。

また目的が明確化されたら、社内でしっかりと共有しましょう。オウンドメディア運用は複数人でおこなうことが多いです。メディアの方向性が人によってブレないようにするために、マニュアルを作成することもおすすめです。

目的設定は、後述する指標設定や予算設定にも影響が出ます。そのためオウンドメディアを通じて、会社のどんな課題が解決するかなどを考え、設定しましょう。

2. 目的の達成度を適切に測る定量的な指標を設定している

指標は数字で分かる定量的なものにすることで、明確化されます。設定した指標に対して数字で測ることで、達成度の可視化が可能となります。

オウンドメディアの目的によって指標は異なりますが、よく使われるのは「リード獲得数」や「商品購入数」です。ほかにも、「検索順位」や「新規ユーザー数」なども用いられます。これらの指標を定点観測し、改善することで目的達成に影響を与えます。

意識してほしいことは、指標と目的がリンクしているかどうかです。指標をクリアした先で目的が達成されるか、よく確認しましょう。

3. オウンドメディア運用の専任チームや予算を組んでいる

オウンドメディア運用では、業務が多岐にわたるため、専任チームを組みましょう。具体的には、「メディア責任者」「ディレクター」「ライター」「Webデザイナー」などが必要になります。

オウンドメディアの規模感や運用フェーズによって、必要な人数は変わってきます。たとえば運用の初期では、大量のコンテンツが必要になるため、ライターを厚めにする傾向があります。社内だけの完結が難しいのであれば、外部委託も有効な手段です。

また専任チームにあわせて、予算も組みましょう。社内で完結させるのか、社外にも頼るかで、予算の規模感は異なります。

オウンドメディアを立ち上げる前に予算を決めておけば、実行体制やフローを決めやすくなります。また運用を開始してからも、残りの予算と相談しながら施策を進められるため、円滑に運営が可能です。

詳細は無料配布資料「オウンドメディア運用インハウス化マニュアル」にまとめました。専任チーム以外に事前に設定すべき事項まで解説しているのでぜひお役立てください。下記より無料でダウンロードできます。


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4. ユーザーが情報を見つけやすいメディア構造にしている

オウンドメディアは、ユーザーの求める内容が分かりやすく見つけやすいサイト構成となっているかも重要。できる限り多くのユーザーに見てもらうために情報を取り出しやすくする工夫が必要です。

サイト内コンテンツを探しやすくするには、内部リンクの設置やカテゴリ分け、タグ付けなどの施策があります。リンクの設置はSEOに対しても有効な策だと言われており、サイトの評価向上につながることも。また、カテゴリやタグを使い分けることで読者が気になるキーワードで検索しやすくなります。関連ワードとして適切であるかの判断にも役立つでしょう。

SEOを活用した流入も大切ですが、情報を見つけやすくすることでメディアそのものに価値を感じてもらうことで、結果としてユーザー育成のきっかけを作ることが出来るのです。デザインや構成などユーザー目線のメディア設計を心がけましょう。

成果が出るオウンドメディアの作り方6ステップ

実際にオウンドメディアを運用する際は、次の6ステップに従って行うと、成果が出やすいです。

  1. 【準備】目的・目標の明確化
  2. 【準備】ペルソナの設定
  3. 【準備】運用体制の整備
  4. 【サイト構築】メディア名やドメイン、CMSの決定
  5. 【記事制作】キーワード選定や記事構成、記事公開
  6. 【効果測定】ツールを使って分析

1. 【準備】目的・目標の明確化

オウンドメディアの目的の明確化は、運営方針の基盤となるためとても重要です。

先述のようにオウンドメディアの運用目的は、認知度拡大やブランディング、採用強化などさまざまです。現状の課題を分析し、目的を明確化しましょう。注意点として、オウンドメディアでは効果が出るまで早くて半年、遅くて1年以上かかります。そのため、目的についても長期的な視点が大事になります。

目的が明確化されたら、それを達成するための目標を定めましょう。目標は数字で測れる定量的なものがおすすめです。目標を短期的、中期的、長期的に分けると運用がしやすくなります。

2. 【準備】ペルソナの設定

そのメディアに訪れてほしい人物像、ペルソナを設定しましょう。作るべきコンテンツを明瞭にするため、ペルソナは詳細に設定します。

ペルソナとして一般的に設定される項目は、氏名や居住地、家族構成、仕事などです。できるだけ具体的に、その人物が何を思ってどんな行動をするかまで説明できるようにしましょう。本当に実在しているレベルまで掘り下げることで、マーケティングがしやすくなります。

またペルソナの設計で偏りが生まれないようにするため、アンケートやインタビューも有効です。現状商品やサービスを利用しているユーザーに直接聞くことで、よりペルソナの具体化が図れます。

実際に社内でペルソナを設定する際は無料配布資料「ペルソナ設計入門ガイド」をご活用ください。大手企業までスタートアップまで、数多くのサイト制作・運用支援の実績があるLeadGridチームがクライアント向けに提供しているワークショップの手法を紹介しております。下記より無料でダウンロードできます。


ペルソナ設計入門ガイド|Webサイト制作・CMS開発|LeadGrid

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3. 【準備】運用体制の整備

先述のように、オウンドメディアは複数名で運用していきます。予算や運用規模を見て、運用体制を整備しましょう。

オウンドメディア運用時に必須のポジションは、メディア責任者、ディレクター、ライター、Webデザイナーです。立ち上げの時期は多くのコンテンツが必要になるため、ディレクターやライター層を厚めにすると良いでしょう。

また必要に応じて、外注化もおすすめです。外注化は効率化へとつながります。完全外注や部分外注など、外注もさまざまですので、自社の状況に応じて活用しましょう。

関連記事:オウンドメディア運用代行を利用すべき?おすすめのサービスを紹介

4.  【サイト構築】メディア名やドメイン、CMSの決定

準備が終わったら、いよいよサイトの構築です。

まずはメディア名を決定します。紹介する商品やサービスを連想しやすい、わかりやすいメディア名がおすすめです。このとき商標権の侵害になっていないか、念のため確認しましょう。

参考:特許情報プラットフォーム

メディア名を決めたら、ドメインを決めます。ドメインとは「https://〇〇.com」の〇〇の部分です。ドメインは長すぎす、メディア名に近いものがおすすめです。また既にメインのサイトがある場合は、サブドメイン等の利用も有効です。

関連記事:ドメインの選び方とは?決められない場合のポイントも紹介

最後に使うCMSを決定します。CMSとは、コンテンツをわかりやすく管理できるツールです。CMSを利用することで、複数人のメディア運用をかんたんに行えるようになります。「まずはオウンドメディアに適したCMSを知りたい」という方は無料配布資料「BtoB企業向けCMSカオスマップ」を参考にしてください。オウンドメディアの更新・管理において必要な機能や仕様などの詳細が決まっており、比較検討を行いたい場合は無料配布資料「BtoB企業向けCMS比較一覧表」が便利です。いずれも下記より無料でダウンロードできます。


BtoB企業向け CMSカオスマップ|Webサイト制作・CMS開発|LeadGrid

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BtoB企業向けCMS比較一覧表|Webサイト制作・CMS開発|LeadGrid

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5. 【記事制作】キーワード選定や記事構成、記事公開

記事制作については、最初にキーワード選定から始めます。準備の時点で、設定したペルソナがどういうキーワードで検索するかを考えましょう。

キーワード選定の際は、記事のカテゴリごとに選定することをおすすめします。オウンドメディアの記事では、お悩み解決系やhow to系、権威性を示す記事などのカテゴリに分類されます。それぞれの記事の性質に合わせて、キーワードを選びましょう。

また記事を執筆する前は、構成が重要になります。h2見出し、h3見出しをあらかじめ設定し、目次を見ただけで内容が理解できるような構成にしましょう。

「構成書を作りたいけど、どんなフォーマットで書けばいいんだろう……」という方向けに無料配布資料「SEO記事構成案 穴埋めシート」をご用意しました。SEOに強い記事を制作したい時の構成書フォーマットとなっており、必要事項を穴埋め形式で記入するだけなのですぐに活用できます。下記より無料でダウンロードできます。


SEO記事構成案 穴埋めシート|Webサイト制作・CMS開発|LeadGrid

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構成作成が完了したら、記事を執筆します。その後、ディレクターが確認して、記事を公開しましょう。

記事を確認する時は誰がチェックしても質が担保されるように、あらかじめ表記上のルールやチェック事項をリストにまとめておくことをおすすめします。しかし、社内にノウハウがなく、作り方がわからない場合は株式会社GIGが運営するメディアで実際に活用している無料配布資料「オウンドメディア表記ガイドライン」や「メディア担当者向け記事クオリティチェックリスト40」などを参考にすると便利です。資料の内容をベースに、自社のメディアに合わせてチェック項目をアレンジすることで円滑な編集作業を実現するでしょう。下記より無料でダウンロードできます。


オウンドメディア表記ガイドライン制作事例|Webサイト制作・CMS開発|LeadGrid

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メディア担当者向け記事クオリティチェックリスト40|Webサイト制作・CMS開発|LeadGrid

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6. 【効果測定】ツールを使って分析

記事を公開して一定期間が経過したら、ツールを使って分析を行います。よく利用されるツールは、Google AnalyticsやGoogle Search Consoleです。

効果測定として確認すべき項目は、アクセスユーザーや流入キーワード、滞在時間などです。商品やサービスを紹介しているページの場合は、ユーザーの行動も確認しましょう。

それぞれの項目について確認すべきことは、アクセスユーザーとペルソナのギャップ、流入キーワードと選定キーワードのズレ、滞在時間が極端に少なくないかです。これらを確認して問題がある場合は、適宜リライトを行いましょう。

関連記事:すぐ使えるWebマーケティングツール17選!目的・課題別に紹介

オウンドメディア運用に重要なコンテンツ制作の考え方

コンテンツの質はオウンドメディアそのもの評価につながります。価値を感じてもらえる内容とするには、自社が発信するからこそ信頼を得られるようなユーザーの求める情報を含めることがポイントです。

その上でオーガニック検索からの流入を目指すSEOコンテンツを充実させることで、コストを最小限とする長期的に安定した集客経路を作り出せます。

ここでは、オウンドメディア運用において大切なSEOコンテンツの制作における考え方をご紹介します。

オウンドメディアの戦略をフェーズごとに検討する

オウンドメディア運用の目的は、一つとは限りません。たとえば、「資料請求や問い合わせでリードを獲得したい」「ブランディングで知名度を上げたい」「オウンドメディアを直接収益化したい」といったように、複数の目的を持つ場合もあるでしょう。

目的がいくつかある場合は、同時進行するのではなく、目的ごとに区切り、フェーズに分けて戦略を立てるのが効果的です。

リード獲得やブランディングは、どちらを優先するかによって施策の順番が異なります。

また、オウンドメディアを直接収益化したい場合は、オウンドメディアをある程度の期間運用し、成長した段階で注力すべき戦略です。

SEOコンテンツの制作ポイントは適切なキーワード選定

コンテンツ制作において適切なキーワード選定を行うことが重要です。適切なキーワードとは、基本的には自社が上位を獲得できそうで将来的に自社のCV獲得につながりそうな検索ワードのこと。ターゲットとするユーザーが求めている情報を調査し、自社が発信するからこそ信頼を得られる内容を選ぶのがポイントです。

SEOのキーワード選定について詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。

関連記事:SEOキーワード選定の方法6ステップ|おすすめツールや注意点も

また、適切なキーワード選定にカスタマージャーニーマップやペルソナを活用すると良いでしょう。マップやペルソナの設計方法など、詳細は次の記事をご覧ください。

関連記事:Web制作でのペルソナ設計とは?ペルソナの作り方やコツを解説

関連記事:BtoBカスタマージャーニーとは?メリットや作成方法を詳しく解説

コンテンツ公開後は定期的なリライトで改善を重ねる

オウンドメディア運用においてコンテンツ公開後のリライト作業は必須の工程です。もちろんコンテンツ制作時の質を上げることは重要ですが、効果測定をしない状態でのクオリティ向上には限界があります。

公開後の計測を行うことで、効率的に上位表示を目指すための情報収集ができます。Googleサーチコンソールなどのツールを用いて獲得キーワードを調査すると良いでしょう。

リライトのやり方やコツを知りたい方は、お役立ち資料「リライトの手順と見るべき12のポイント」をご覧ください。


リライトの手順と見るべき12のポイント|Webサイト制作・CMS開発|LeadGrid

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目的別に見るオウンドメディア成功事例4選

既に成功したオウンドメディアの事例から、設計を学ぶことも重要です。今回はオウンドメディアの目的ごとに、成功した事例を4つ紹介します。

  • 【認知拡大】株式会社BAKE|THE BAKE MAGAZINE
  • 【リードナーチャリング】SO Technologies株式会社|LISKUL
  • 【採用】株式会社メルカリ|メルカン
  • 【ブランディング】株式会社クラシコム|北欧、暮らしの道具店

1. 【認知拡大】株式会社BAKE|THE BAKE MAGAZINE

THE BAKE MAGAZINE▲出典:THE BAKE MAGAZINE

 株式会社BAKEが運営している「THE BAKE MAGAZINE」は、「おいしいは、しあわせにBAKE(バケ)る。そこには、ストーリーがある。」をコンセプトに発信をしているメディアです。お菓子の情報以外にも、つくる人、材料にフォーカスしたコンテンツ制作をしています。

オウンドメディアを立ち上げる前、BAKEは認知度の低さが課題でした。そのため自社商品の思い入れや社内の出来事、さらには他社のお菓子の情報まで発信をして、潜在顧客にまでリーチできるように工夫しました。

結果として、菓子業界で情報を発信するメディアとして注目され、幅広い層の集客に成功しました。数値としても、月間平均70,000PV以上を獲得するメディアに成長し、認知度の強化や採用の強化へとつながりました。

参考:THE BAKE MAGAZINE

2. 【リードナーチャリング】SO Technologies株式会社|LISKUL

LISKUL▲出典:LISKUL

 SO Technologies株式会社が運営している「LISKUL」は、「日本のすみずみまでWebマーケティングの力を」をコンセプトに運営されているオウンドメディアです。

LISKULは中小企業やベンチャー企業へ、Webマーケティングの知識を届けている会社です。Instagramの運用方法や動画マーケティングなど、最先端のマーケティングについて発信をしています。

同社の課題は、リード獲得数の低さと自社サービスの利用者が少ないことでした。そこで取り組んだことが、今まで蓄積してきたWebマーケティング情報の無料提供です。質の高いWebマーケティング情報をホワイトペーパーという形で提供することにより、リード獲得を目指しました。

その結果、月間PV数は800,000PVに達し、1ヶ月の資料ダウンロード数は1,000件以上を突破しました。

参考:LISKUL

3. 【採用】株式会社メルカリ|メルカン

メルカン▲出典:メルカン

 株式会社メルカリが運営する「メルカン」は、「メルカリの人を伝える」をコンセプトに運営されているオウンドメディアです。メルカンは、メルカリメンバー全員が発信できる点が特徴です。

同社の課題は、採用後のミスマッチでした。メディア等により注目を受けていた一方で、自社が求める人材を上手に伝えられていない点が問題でした。

そのためメルカンでは、社員インタビューやオフィスの紹介、会社内行事を伝えることに重点を置きました。また社員のバックグラウンドや社内の活躍を記事内に書くことで、どういった人材が働いているか、一目でわかるような工夫も施されました。

結果的にメルカンは月間平均30,000PV以上を獲得するようになり、入社後のミスマッチを減らすだけではなく、採用エントリー数の増加にもつながりました。

参考:メルカン

4. 【ブランディング】株式会社クラシコム|北欧、暮らしの道具店

北欧、暮らしの道具店▲出典:北欧、暮らしの道具店

ブランディングとして成功させた代表例が、株式会社クラシコムが運営している「北欧、暮らしの道具店」です。

こちらのサイトは、メディアとECサイトが合わさったものです。 サイト内では、「読みもの」と「お買いもの」に記事が分かれており、商品の紹介だけではなく、暮らしにフォーカスした記事も多数投稿されています。

同社の課題は、集客でした。購買するユーザーが少ないにも関わらず、広告費が売上の15%を占めていたため、利益率が著しく低い状態でした。そこで広告の出稿ではなく、自社のメディアで集客をすることにより、利益率の改善とともにブランディングを目指しました。

サイトの方針としても、買い物をする気がない人もターゲットにして、読者が読みたいコンテンツを充実させるようにしました。その結果、月間最大16,000,000PVを獲得し、売上高も35億円を達成することができました。

参考:北欧、暮らしの道具店

オウンドメディアの運用で注意すべきこと2つ

オウンドメディアはやみくもに運営しても効果につながりません。

運用するときには、以下の2点に注意をしましょう。

  1. 成果が出るまでに時間がかかるため継続的な施策が必要
  2. 成果を出すためにはノウハウを必要とする

1. 成果が出るまでに時間がかかるため継続的な施策が必要

オウンドメディア運用では、成果が出るまでに早くても数週間~数ヶ月もの時間がかかります。オウンドメディアの認知度を上げるためには、SEO対策をして地道にコンテンツを蓄積していくことが重要です。

目的の設定によっては達成まで1年以上の時間がかかるケースもあるので、そのつもりで予算や人員などの準備をしましょう。

2. 成果を出すためにはノウハウを必要とする

オウンドメディア運用で成果を出すためには、SEOやWebマーケティングに関するノウハウが必要です。正しい知識なしに運用を続けても、アクセス数を伸ばすことはできません。

SEOやWebに関する正しい知識を習得することで、効率的に効果の出る運用が行えるようになります。そのため成果を出すためには、担当者の学習コストや教育コストがかかることも理解しておきましょう。

オウンドメディア運用を外注すべき理由

オウンドメディアを立ち上げたいものの、社内にノウハウが少ない場合や、実際に運用しているものの成果が生まれない場合は、外注化することをおすすめします。

ここからは、オウンドメディア運用を外注すべき理由を解説します。

社内のリソースや負担を軽減できる

オウンドメディア運用は、準備期間を含めて多くのリソースが必要です。

企画立案からキーワード選定、構成作成、コンテンツの執筆、校閲・編集、公開作業、データ分析など、さまざまな作業が発生します。

また、メディアそのものの構築や細かなタスクも生じるため、新たなチームを発足できるような環境でない場合は、外注が必須と言えるでしょう。

プロの専門知識をもとに運用できる

オウンドメディアは中長期的に継続して運用することが重要です。とはいえ、継続すれば必ず成果が出るというわけではありません。

多くの人的リソースやコストを投じても、専門知識や運用のノウハウが不足していれば、結果が出ずに失敗してしまうケースもあります。

専門知識を持つプロに依頼してオウンドメディアを運用すれば、自社の運用目的に合わせて最適な運用を行ってくれるため、効果を最大化できるでしょう。

客観的な視点でアドバイスをもらえる

自社の商材やサービスについて、客観的にアドバイスしてもらえることもメリットです。

オウンドメディア運用を外注する場合は、はじめに外注先と自社商材やサービスの情報を共有します。

客観的な視点で自社の商材を判断してもらえるため、プロの目線で強みを生かしたり、見せ方を工夫してもらえるでしょう。

オウンドメディア運用の外注によって、自社とは異なる切り口の強みが見つかる可能性があるという点も特徴です。

多様なマーケティング施策を展開しやすい

ある程度オウンドメディア運用が形になれば、広告運用などと連携したマーケティング施策を展開することも可能になります。

また、コンテンツやカテゴリーの増加、アクセス数の向上などの理由でオウンドメディアの改修やリニューアルが必要な場合も任せることができます。

オウンドメディア運用とWeb広告の知識や実績のある会社に依頼すれば、集客から自社の目標達成までの戦略を検討してもらえるでしょう。

オウンドメディア運用の外注先の選び方

オウンドメディア運用を成功させるには、どの運用先を選ぶかによって大きく左右します。

まずは、外注先にどのような実績があるか、オウンドメディア運用に関するノウハウは十分にあるかをチェックします。

外注先のホームページを見て、掲載されている実績や実際に運営しているメディアがあれば必ず確認するようにしましょう。

どこまでの作業範囲に対応しているかを確認することも大切です。自社で賄える業務と外注したい業務を明確にしたうえで、外注範囲を柔軟に対応してもらえる会社を選ぶことをおすすめします。

また、どのような施策内容をどれくらいの頻度で実施するかを明確に回答してくれる会社を選ぶと安心です。

まとめ

オウンドメディアの運用に成功すれば、広告費の削減やコンテンツの資産化、潜在顧客へのアプローチ、見込み顧客との関係性の構築など、様々なメリットが受けられます。

一方でオウンドメディアの運用は、成果が出るまでに時間がかかったり、運用体制の構築が必要だったり、といった注意点があることも理解しておきましょう。

オウンドメディア運用によって成果を出すためには、まずは継続することが重要です。そのためには中長期的な運用計画を立て、しっかりと運用体制を構築することから始めましょう。

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