SEOキーワード選定の方法6ステップ|おすすめツールや注意点も
SEOキーワード選定の方法6ステップ|おすすめツールや注意点も
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効果的なSEOを行う上で「キーワード選定」は欠かせません。しかしキーワード選定が初めての方やSEOに詳しくない方にとって、どのような方法で選定すべきか迷ってしまうこともあるでしょう。
この記事では、SEOキーワード選定の概要から、具体的な選定方法を6つのステップで解説します。またおすすめのキーワード選定ツールを無料・有料ともに紹介し、効率的なキーワード選定ができるようサポートします。
さらに選定の際に気を付けるべき注意点も合わせて解説。これからキーワード選定を始める方はもちろん、すでに取り組んでいる方もぜひ参考にしてください。
キーワード選定を含むSEOに取り組みたい方は無料配布資料「SEOに強いサイトにするための制作・運用チェックシート36項目」もあわせてご活用ください。サイトの制作〜運用までの各フローにおいて必要なSEO施策を、漏れなく実行できているか確認できるチェックシートになります。下記より無料でダウンロードできます。
SEOキーワード選定とは
キーワードとは、検索する人(検索ユーザー)がGoogleやYahoo!などの検索エンジンの検索窓に打ち込む単語群です。つまりキーワード選定とは貴社の運営するWebサイトやコンテンツが、特定のキーワードでの検索結果に上位表示されるように、適切なキーワードを選ぶ作業のことを指します。
たとえば国産CMSであるLeadGridを開発、運営している弊社GIGは、LeadGridのサービスサイト上にて、「国産のCMSを探している」という方に向けて「国産 CMS」というキーワードを対策(具体的には記事を作成)し、上位表示させています(2023年4月現在)。このように、国産CMSを探している人をWebサイトに集め、国産CMSであるLeadGridの販売促進を行う、といったフローの中で『「国産 CMS」というキーワードを選ぶこと』がキーワード選定にあたります。
また記事を作成するごとに都度キーワードを選ぶのではなく、サイト制作初期段階でまとめて複数のキーワードを選定することもキーワード選定と呼びます。複数のキーワードを一気に選定する時は「キーワード設計」「SEO設計」など様々な呼ばれ方をすることも覚えておきましょう。
SEOとキーワード選定の関係
キーワード選定はSEO施策の一部です。
キーワードは検索ユーザーが「検索行為の結果、得たい情報や得たい未来」を示すひとつの指標であり、Webサイト運営者が検索ユーザーの検索キーワードを知ることで、検索ユーザーのニーズへの理解が深まります。
つまり「Webサイトで売りたい商品やサービスのターゲット」が検索するであろうキーワードを選定することで、Webサイト運営側が集客したい人々を呼ぶことができます。
その結果、スムーズにその後のリード獲得や販促に繋げることが可能です。
SEOキーワードの種類と特徴
キーワードにはいくつかの種類に分類されます。
まずは月毎の検索ボリュームにより、以下のように分類されます。
ビッグワード:月間検索ボリュームが1万以上
ミドルワード:月間検索ボリュームが1万未満、1,000以上
スモールワード(ロングテールワード):月間検索ボリュームが1,000未満
上記のビッグワードとミドルワード、ミドルワードとスモールワードの境目は商材の対象(toB or toC)やジャンルによってまちまちなので、あくまで数値は目安としましょう。
SEOキーワードの分類
キーワードは検索ユーザーの検索意図(検索したいと思った理由)によっても次の4つに分類が可能です。
Knowクエリ
「知りたい」から検索されるキーワード(「ふと気になったから検索した」を含む)
例:SEO 歴史、Web広告 費用
Goクエリ
「行きたい」から検索されるキーワード
例:焼き鳥 中央区、ランチ 港区
Doクエリ
「やってみたい」から検索されるキーワード
例:キーワード選定、オウンドメディア 作り方
Buyクエリ
「買いたい」から検索されるキーワード
例:国産 CMS、MAツール 比較
検索意図はキーワードによっては複数の意図がある場合もありますが(「広告」「SEO」のように、単一ワードでの検索キーワードは検索する人が多い分、検索ニーズも多岐にわたる)、すべての検索が少なくともいずれかの検索意図に当てはまります。
初心者の場合は、DoクエリやBuyクエリを優先するのがおすすめです。
SEOキーワード選定の重要性
SEOのキーワード選定が重要な理由は、対策キーワードによって自社のSEOの成果に大きく影響するためです。
通常は広告出稿を通じて自分のホームページに集客するという流れが必要ですが、SEO対策によって広告費をかけずに検索エンジンからの集客が可能になります。
なんとなく「こんなキーワードにしてみよう」と、思い浮かんだキーワードで記事を書いていると、ブログの方向性や必要なテーマが分からなくなってしまう可能性が高いです。
Googleをはじめとする検索エンジンは、読者の疑問や悩みに対して網羅的に応え、有益な情報を発信しているサイトを高く評価します。
自社に関連するテーマをもとにキーワードを選定することは、獲得したいターゲット層の幅広いニーズに応えるという意味でも非常に重要です。
SEOキーワード選定の方法6ステップ
上記を踏まえて、キーワード選定の方法について紹介します。キーワード選定は以下の6ステップで進めましょう。
サイトの目的やテーマを明確にする
ターゲット像となるユーザー像を明確にする
メインキーワードを決定する
メインキーワードに関連するキーワードを調査する
キーワードの取捨選択
キーワードのカテゴリ分け
キーワードの優先度付け
1. サイトの目的やテーマを明確にする
SEOで成果を上げるキーワードを選定するには、商品やサービスにまつわるテーマを明確化することが大切です。
サイトのテーマにそぐわないキーワードで記事を書いてしまっては、ユーザーが違和感を覚えることになります。
また、とあるキーワードで上位表示されたものの、「そもそも自社が獲得したいターゲット層ではなかった」というケースも珍しくありません。これは、ブログ記事の目的がはっきりしてないからです。
サービスの問い合わせや申し込みを増やしたい、認知を広めたい、購入してもらいたいなど、目的によって選定すべきキーワードは変わります。
サイトの目的を明確にしたうえで、目的を達成するために必要なキーワード選定とコンテンツの制作が必要です。
2. ターゲットとなるユーザー像を明確にする
まずは運営するWebサイトを通して販売しようとしている商品・サービスのターゲットユーザーを明確にしましょう。ターゲットユーザーがどのような悩みをもっているのか、どのような言葉を使って悩みについて考え調べているのかを考えることが大切です。
ここではYahoo!知恵袋やGoogleトレンドが便利です。また会社に届く問い合わせやクレームなども、ターゲットユーザーが実際に使っている言葉を知るにはいいツールとなります。もちろんサービスや商品の利用者に直接ヒアリングを行うことでも、ユーザー像のイメージがしやすくなりおすすめです。
なおここでいうターゲットユーザー像をひとり〜数人の架空の人物像にまで詳細に落とし込んだものを「ペルソナ」といいます。LeadGridでは「ペルソナ」の設計方法について、LeadGridチームが実際にクライアント向けに開催しているワークショップの内容をベースにまとめた無料配布資料「ペルソナ設計入門ガイド」を無料で公開しております。ぜひ下記よりダウンロードしてペルソナを実際に設計してみましょう。
3. メインキーワードを決定する
メインキーワードとは、サイトを通じて対策をしていきたい「主軸」となるキーワードです。メインキーワードがメインキーワードたり得る条件には次の2点があります。
ビッグワードであること
Buyクエリであること
まずメインキーワードは検索ボリュームがある程度大きいビッグワードである必要があるので(でないと検索結果で上位表示しても売り上げに繋がりづらい)、Webサイトで取り扱うテーマの中で比較的ボリュームが大きいものを選びましょう。
またメインキーワードは検索意図の分類でいう「Buyクエリ」である必要があります。Buyクエリは商品やサービスの検討度合いが高い、いわゆる成約が近いキーワードとなるので競合も多く、上位表示は容易ではありません。
ただ上位表示ができた際には一定数の成約が見込まれるので、しっかり設計していきましょう。
ちなみにメインキーワードの探し方はいくつかあります。次の二つのパターンに分けて紹介します。
ターゲットユーザーの使う言葉がある程度わかっていて、ビッグキーワードがいくつか挙げられる場合
ターゲットユーザーが使っている言葉があやふやでビッグワードがはっきりしない場合
ビッグキーワードがいくつか挙げられる場合
ターゲットユーザーの使う言葉がある程度わかっていて、ビッグキーワードがいくつか挙げられる場合のメインキーワードの探し方の例としては、次の2つが挙げられます。
自社サイトの競合他社でベンチマークとなるような、すでに集客できて制約もある程度しているであろうWebサイトが数社ある場合:そのベンチマークサイトをAhrefsやsemrushなどのSEOツールなどで分析し、流入が確保されているキーワードをピックアップ、上記二つの「メインキーワードの条件」を満たすキーワードを探す
ベンチマークになるような競合他社がない場合:自社サイトで取り扱うテーマのビッグワードで上位表示しているサイトを数社〜数十社ピックアップし、SEOツールで流入が確保されているキーワードを分析しメインキーワードを探す
ビッグワードがはっきりしない場合
ターゲットユーザーが使っている言葉があやふやでビッグワードがはっきりしない場合のメインキーワードの探し方は、次の2つが挙げられます。
Yahoo!知恵袋などでユーザーが使っていた言葉を実際にGoogle検索をかけてみて、検索結果からキーワードをピックアップすることを繰り返して「メインキーワードの条件」を満たすキーワードを探す
ruri-coを利用すると、ユーザーのあやふやなキーワードで上位表示している記事が、同じく上位表示している他のキーワード(より明確で正確なキーワード)のピックアップが可能
3. サブキーワードを調査する
メインキーワードの確定後、メインキーワードに関連するサブキーワードを調査します。メインキーワード以外にサブキーワードを探す理由は、メインキーワードは上記の通り上位表示の難易度が高く、ひと記事で対策するのが困難である場合が多いからです。
サブキーワードで記事を複数作成しメインキーワードの周辺情報を充実させ、Googleをはじめとする検索エンジンにEEATでいう専門性を認めてもらい、メインキーワードの対策記事の評価を底上げしてもらうイメージです。
関連記事:E-E-A-Tとは?E-A-Tからの変更点や対策についても
サブキーワードは、ラッコキーワードやKeywordToolを利用することで簡単にピックアップできます。また「2. メインキーワードを決定する」パートで競合他社が獲得しているキーワードを分析している場合は、そのキーワードもサブキーワードの対象となる可能性があります。
ちなみにサブキーワードでも、売り上げに繋げることは可能です。たとえ成約から遠そうなサブキーワードで集客した場合でも、流入したユーザーに対し無料のお役立ち資料をオファーするなどしてリードを獲得することで、サイトへの流入を無駄なく売り上げに繋げることも可能なのです。この仕組み作りを「導線設計」といいます。
導線設計についてはこちらの記事で解説しているので、流入を無駄にしたくない方はぜひご確認ください。
関連記事:Webサイトの導線設計とは?動線との違いや作り方、改善施策を解説
4. サブキーワードを取捨選択する
「3. サブキーワードを調査」でピックアップしたサブキーワードがすべて記事として対策できるわけではありません。というよりすごい数のキーワードになってしまい対策のしようがなくなってしまうので、取捨選択をする必要があります。
サブキーワードは次の3つを基準に記事化するかどうかを検討しましょう。
記事コンテンツで上位表示できるのか
他のキーワードでの対策記事で上位表示できないか
他の上位記事が最大手や行政機関のサイトばかりで、上位表示の難易度が高くないか
記事コンテンツで上位表示できるのか
まず「記事コンテンツで上位表示できるか」はかなり重要な指標です。もし検索結果の上位ページがサービスページばかりであれば、そのキーワードは「記事コンテンツではなくサービスページで対策するべきページ」です。記事コンテンツでの対策は諦め、自社に該当するサービスがあればサービスページを作成した上で、他の記事コンテンツによるサイトの評価底上げにより、サービスページが上位表示されるのを待ちましょう。
他のキーワードでの対策記事で上位表示できないか
大量のキーワードでGoogle検索をかけていると「他のキーワードでこの検索結果を見たな」「〇〇の検索結果とよく似ているな」というキーワードが見つかることがあります。この時、その二つのキーワードはひとつの記事で対策が可能な場合があります。
記事のかぶりはSEO上マイナスです。ふたつのキーワードの月間検索数を見比べて、多い方のキーワードについて記事を作成することにしましょう。
他の上位記事が最大手や行政機関のサイトばかりで、上位表示の難易度が高くないか
Google検索の上位ページが国や県によるホームページばかり、最大手の誰もが知っている企業のサイトばかり、というキーワードも要検討の対象です。サイト設計段階の立ち上げたばかりのWebサイトでこれらのサイトと競合するのは、SEOとしてはかなり無謀といえます。
ただ必ず回避するべきというわけではなく、検索エンジンから見た時にサイトの専門性向上に一役買う記事になる可能性もあるのです。そのキーワードのサイトに占める重要性から記事コンテンツを作成するかどうかを検討しましょう。
5. キーワードのカテゴリ分けをおこなう
記事コンテンツとして対策するキーワードがピックアップできれば、キーワードを特定のテーマでカテゴリわけしましょう。
カテゴリ分けを行うことでブログトップページが整理されやすい、知りたいカテゴリを選択して記事を探しやすいなどユーザビリティが向上します。
キーワードをグルーピングして、共通でカテゴライズしましょう。
カテゴリ分けについては次の記事で解説しているので、詳細を知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
関連記事:ブログのカテゴリ分けの方法とは?SEOに重要な理由とコツについても
6. キーワードの優先順位を付ける
最後はキーワードごとの、記事制作の優先度を決定していくパートです。
優先度の検討方法には主に二つの考え方があります。
カテゴリごとに優先度を割り振る
カテゴリ内で、成約や集客への影響が大きいキーワードから制作する
カテゴリごとに優先度を割り振る理由は、サイトの専門性を手早く高めるためです。カテゴリが5つあったとして、5つのカテゴリをバランスよく記事作成すると、検索エンジンからすると「何をテーマに取り扱っているサイトなのか」の理解に時間がかかってしまい、サイト全体が評価されるタイミングが遅れてしまいます。
そこでカテゴリごとに記事作成を行い、検索エンジンに専門性を認識してもらいやすくしようというわけです。
SEOキーワード選定のコツ
SEOで成果を上げるキーワードを選定するには、3つのコツを意識しましょう。
サジェストワードや関連ワードを利用する
競合サイトから重要なキーワードを見つける
定期的にキーワードの見直しを行う
それぞれのコツについて解説します。また、継続的に結果を出すためのコツも合わせて紹介します。
サジェストワードや関連ワードを利用する
SEOのキーワード選定では、サジェストワードや関連キーワードの情報を参考にすることもおすすめです。
サジェストワードとは、Googleの検索窓にキーワードを入力すると表示されるキーワードの候補のことを指します。
関連キーワードは、特定のキーワードで検索したときに検索エンジンの下部に表示されるキーワード群のことです。
それぞれユーザーからの人気や需要が高いキーワードや、自社に関連する業界で頻出するキーワードが表示されています。キーワードを膨らませて量を確保したい場合は、これらのキーワードもリストアップするといいでしょう。
競合サイトから重要なキーワードを見つける
検索結果で上位表示されている記事のタイトルや、記事のメタディスクリプションからも重要なキーワードを見つけられることがあります。
検索上位の記事は、ユーザーからのニーズに応えている記事として評価されています。そのため、参考にすべき記事と言えるでしょう。
また、記事の本文や見出しから選定すべきキーワードが見つかることもあります。競合サイトのオウンドメディアを調査し、キーワード選定に役立てたり、差別化できるポイントはあるかを分析するのもおすすめです。
定期的にキーワードの見直しを行う
キーワード選定は一度行って終わりではなく、定期的に見直すことも大切です。
記事の公開後、1つの記事に対して複数のキーワードで上位表示を獲得したり、現状のキーワードより良いキーワードが出てくる可能性などが考えられるためです。
設定したキーワードや検索ボリューム、記事公開日、検索順位などをまとめて記録しておくと、管理しやすくなります。
順位が上がっていないキーワードや、対策を優先すべきキーワードなどを見つけやすいため、これらの管理や見直しは必ず行いましょう。
また、定期的に検索順位も合わせて確認することもおすすめします。検索順位の傾向を見て、リライトや追記を行い、SEO効果をさらに高める対策を行うことが大切です。
おすすめのキーワード選定ツール11選【無料・有料】
おすすめのキーワード選定ツールを以下5つ、紹介します。
ruri-co
semrush
Ubersuggest
ラッコキーワード
KeywordTool
1. ruri-co
ruri-coは無料で使える、競合の獲得KWを調べるツールです。
ruri-coにキーワードを入力すると、そのキーワードで上位表示している記事が、他に上位表示をしているキーワードをピックアップしてくれます。メインキーワード候補やサブキーワードのピックアップに便利に使用できます。
料金プラン | 無料のみ |
2. semrush
semrushはSEO、PPC、SNSなどコンテンツマーケティングの広い分野において利用可能なオールインワン分析ツールです。
キーワードリサーチ機能により検索ボリュームや競合度を調査し、集客に貢献できるキーワードを見つけることができます。また競合分析機能を使って、競合他社のSEO戦略や広告戦略を分析し、自社の戦略に応用も可能です。
キーワード選定においては競合リサーチやメイン・サブキーワードの選定に利用でき、Webサイト運営が走り出した後は対策キーワードを登録しておき順位変動を追跡することも可能です。
料金プラン | 価格 |
Proプラン | 119.95ドル/月 |
Guruプラン | 229.95ドル/月 ※14日間無料トライアルあり |
Businessプラン | 449.95ドル/月 |
3. Ubersuggest
Ubersuggestは無料から使えるSEOツールです。無料から使用可能でありながら、キーワードリサーチや競合調査、キーワードの登録・追跡などできること自体はsemrushとあまり変わりません(精度や情報量が違う印象ではあります)。
Ubersuggestのメリットは検索結果をパワーアップさせることです。UbersuggestのChrome拡張機能をインストールすることで、普段のGoogle検索結果に以下のSEO関連の情報を表示させることができます。
検索したキーワードの検索ボリューム
関連キーワードとその検索ボリューム
上位表示ページのサイトがGoogleから受けているであろう評価の推定値(Domein Authrity)と流入見込み、流入キーワード
この拡張機能により、キーワードの取捨選択が手軽になります。
なおこの拡張機能は無料で利用可能です(40回まで/日)。
料金プラン | 価格(それぞれ別に買い切りプランあり) |
パーソナル | 2,999円/月 |
ビジネス | 4,999円/月 |
エンタープライズ | 9,999円/月 |
4. ラッコキーワード
ラッコキーワードは無料から使えるキーワード分析ツールです。
キーワードを拡張できる他、共起語や上位表示記事の見出しの抽出、Googleトレンドの分析など様々な機能が利用できます。サブキーワードの調査では力強い味方となるでしょう。
また有料プラン限定にはなりますが、AIによる記事タイトルなどの提案も受けられます。
料金プラン | 価格(年払い時の月額価格) |
エントリー | 400円/月 |
ライト | 990円/月 |
スタンダード | 2,475円/月 |
プロ | 4,950円/月 |
エンタープライズ | 9,990円/月 |
5. KeywordTool
KeywordToolも検索キーワードを拡張する無料から使えるツールです。ラッコキーワード同様にGoogleやYouTube、Bingなどからサジェストワード(検索窓にキーワードを打ち込んだ時に表示されるキーワードリスト)をピックアップする点は同じですが、KeywordToolはさらにInstagramやTwitter、Googleトレンドなど別のプラットフォームからキーワードをピックアップするので、知っておいて損はないでしょう。
料金プラン | 価格(年払い時の月額価格) |
Pro Basic | 69ドル/月 |
Pro Plus | 79ドル/月 |
Pro Business | 159ドル/月 |
6. Googleトレンド
Googleトレンドは、調査したいキーワードの検索回数やトレンドワードを調査できるツールです。最新の情報を取得でき、現在のトレンドや過去のトレンドを把握することができます。
また、地域や年齢別のトレンドワードを調べることもできるので、自社に近い地域やターゲットに応じてキーワード選定を行うことにも役立ちます。
登録したメールアドレス宛にキーワードの情報を通知する機能もあり、素早くチェックできることもポイントです。
■料金
無料
7. Google Search Console
Google Search Consoleは、Webサイトの検索順位や検索結果画面の表示回数、どのようなキーワードで流入があるかを調べられるツールです。
過去数ヶ月分の流入キーワードを抽出することもできるので、サイトに流入したユーザーのニーズを発見することにつながります。
■料金
無料
8. Googleキーワードプランナー
Gooleキーワードプランナーは、Google広告を掲載する際に検索ボリュームや入札単価を調査するために利用するツールです。一部の機能は誰でも無料で利用できるので、SEOのキーワード選定にも活用することができます。
キーワードプランナーは、新たなキーワード選定や、検索ボリュームと予測データを確認する機能があります。
これらの機能を活用すれば、検索ボリュームやキーワード候補、競合性を調査することが可能です。
■料金
無料
9. Ahrefs
Ahrefsは、自社だけでなく、競合サイトのキーワードを調査できるツールです。
また、アクセス数の概算や被リンク数をチェックしたり、キーワードの月間検索数などさまざまな要素を調べることができます。
自社や競合の情報を丸ごと分析できるツールなので、SEO施策には欠かせないツールとも言えるでしょう。
■料金
ライト | 12,500円 |
スタンダード | 25,000円 |
アドバンスド | 50,000円 |
エンタープライズ | 125,000円 |
10. SEOチェキ!
SEOチェキ!は、競合サイトの対策キーワードを簡単に調査できるツールです。
ホーム画面に競合サイトのURLを貼ると、サイトで使用されているキーワードの出現頻度が多い順にリストアップされます。
無料で気軽に利用できるので、SEO初心者の方にもおすすめです。
■料金
無料
11. Yahoo!知恵袋
Yahoo!知恵袋は、ユーザーのさまざまな疑問に回答するサービスです。
SEOツールではないものの、自社で想定していなかったニーズを発見できるため、キーワード選定に役立てられるという特徴があります。
具体的な悩みやニーズをイメージできるので、ペルソナ設定にも役立ちます。
■料金
無料
SEOキーワード選定の注意点
SEOキーワードを選定していく上での注意点は、主に次の3つです。
ツールに囚われすぎない
ロングテールワードばかり選ばない
記事同士のつながりを重要視する
ツールに囚われすぎない
この記事でもツールを多数紹介しましたが、あまりツールに囚われてはいけません。無料で誰でも見られるGoogleの検索結果から、ユーザーが必要としている記事のテーマや情報量、競合サイトの情報などかなりの情報量が取得できます。
ツールはあくまで「リサーチの時間を短縮するもの」程度の認識でいるのがおすすめです。ツール上の情報だけでキーワードを決めず、キーワード選定時は全てのキーワード候補で実際に検索を行い、上位の検索結果画面を目視しましょう。
スモールキーワードばかり選ばない
運用を始めたばかりのサイトで多いのが、始めたばかりでも検索上位を取りやすいスモールワードばかりで記事を書いてしまうことです。
サイトの専門性を高めることが検索エンジンから評価されることには必須となりますが、スモールワードで記事を書いていても、サイト全体でそのテーマを体系的に網羅することができません。またスモールワードは集客できる数も少ないので、ユーザーの行動データも溜まりづらく、ますます検索エンジンからの評価を受けづらくなってしまいます。
このような理由から、スモールワードばかり狙わずビッグワードやミドルワードも含めてバランスよく記事を作成していくのがおすすめです。
記事同士のつながりを重要視する
記事同士のつながりを重視しましょう。記事同士をリンクで繋ぐことを「内部リンク」といいますが、関連する記事同士を内部リンクで繋ぐことで「この情報が知りたかった!」と感じたユーザーが記事同士を行き来するので、ポジティブなユーザーデータを検索エンジンに送ることができます。
関連記事:内部リンクはSEOに必要?リンクの貼り方や注意点についても
また検索エンジン自身がサイトを巡回してサイトの情報を持ち帰る「クローリング」を行う際にも、関連する記事同士でリンクを繋いでいると記事同士の関係性がわかりやすいので、専門性向上に一役買ってくれます。
関連記事:クローラーとは?仕組みやSEOにおけるインデックス対策について
このように内部リンクはSEOに重要な役割をもちます。内部リンクは記事を書きながら適宜挿入する方向性でもいいのですが、確実なのはサイト設計段階で最低限の内部リンクを想定しておくことです。記事作成の際に指示書として最低限どの記事への内部リンクが必要なのかを記載することで、記事公開後スムーズに検索エンジンにサイトの専門性を伝えることができるでしょう。
キーワード選定もLeadGridにお任せ
この記事ではキーワード選定の方法やツール、注意点について解説しました。実際にキーワード選定の際に使えるツールについても紹介しているので、この記事を参考にキーワードを設計していきましょう。
またこの記事を読んで「キーワード選定って案外難しいかもしれない」と思った方は、LeadGridチームまでご相談ください。綿密なヒアリングの元、貴社のサイトに適切なキーワードをご提案します。
またLeadGridは株式会社GIGがWebサイト制作の際に使用する、ブログ機能の使い勝手の良さが評判のCMSです。「ブログサービスのような使い勝手でわかりやすい」と導入の企業様からお声をいただくことも多く、良質なコンテンツの制作に集中しやすいCMSと言えます。
キーワード選定はSEOの重要な役割を占めますが、もちろん記事コンテンツそのものの質も、とても重要です。使いやすいCMSで、貴社の知見やノウハウを読者にとってわかりやすく発信するサポートをいたします。
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