採用サイトにおけるSEOの重要性は?対策のポイントやおすすめのコンテンツを解説|Webサイト制作・CMS開発|LeadGrid

採用サイトにおけるSEOの重要性は?対策のポイントやおすすめのコンテンツを解説

目次

採用サイトを運営している担当者のなかには、採用サイトでもSEOに取り組むべきかお悩みの方も多いのではないでしょうか。

結論からいうと、採用サイトで成果を出すならSEOは不可欠です。適切なSEOを施せば、採用サイトは強力な採用ツールになるでしょう。

そこで本記事では、採用サイトにおけるSEOの重要性や具体的な施策について解説します。SEOのポイントも紹介しているので、ぜひ最後までご覧ください。

なおこれから採用サイトを構築する企業様に向けて、LeadGridでは無料資料「採用サイトのつくりかた」を公開中です。自社と相性が良い求職者からの応募が集まる採用サイトのつくりかたのポイントと制作事例を紹介していますので、こちらもぜひご活用ください。


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採用サイトにおけるSEOの重要性

採用サイトにSEOが必要な理由は、自社に関心を持つ求職者に情報を届け、最終的に企業の一員になってもらうためです。

そもそもSEO(Search Engine Optimization)とは、Googleをはじめとする検索エンジンにおいて、特定のキーワードで上位表示させるように対策を行うことを意味します。

求職者が自社の社名を知っているなら「○○株式会社 求人」のように指名検索してくれますが、企業の知名度が低い場合はなかなかそうもいきません。そのため「Webデザイナー 求人 未経験」「マーケティング 求人 30代」などのキーワードで上位表示されるよう対策を行うことで、自社を知らない求職者にも情報を届けられるのです。

また上記のようなキーワードを対策すれば「未経験」や「30代」のように求職者の属性を絞ることができます。ピンポイントな層に情報を届けられるため、見込み度の高い求職者を集められる利点もあります。

このような対策をサイト制作の初期段階ですることで、多くのユーザーに自社を認知して貰える窓口や機会が広がります。

その他の詳細な対策項目をチェックしたい方はぜひ無料配布資料「初期段階の内部SEO」を活用してください。自社に不足しているSEO項目を洗い出し、抜け漏れのない初期対策に寄与します。下記より無料でダウンロード可能です。


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関連記事:SEOとは何か? メリットやすぐにできる対策方法を初心者向けにわかりやすく解説!

採用サイトでSEOに取り組むメリット3つ

採用サイトでSEOに取り組めば、下記3つのメリットを享受できます。

  • かけたコストが資産になる

  • 求職者からの信頼獲得につながる

  • 求人サイトに掲載できない情報を発信できる

1. かけたコストが資産になる

SEOは広告費用が発生しない集客施策です。そのため、広告費をかけずに求職者を集められます。

株式会社マイナビの「マイナビ 中途採⽤状況調査2020年版」によると、2019年の求⼈広告の中途採⽤の予算は平均221.4万円、実績は平均144.4万円とされています。つまり、仮に採用サイトだけで求職者を集めることができれば、約150万円の採用広告費用が浮くということです。

実際にはSEOにもコンテンツの作成費用やサイトの維持費がかかるものの、広告費と違い予算を減らしても検索上位に表示されている記事が変わらず集客を続けてくれる点で『積み上げた記事は資産』といえます。コストをかけてでも取り組む価値はあるといえるでしょう。

2. 求職者からの信頼獲得につながる

検索結果の上位に表示されるにあたり、Googleなどの検索エンジンから情報の信頼性や正確性は厳格に評価されます。「上位表示されているサイト=Googleから評価されたサイト」であり、読者からの信頼獲得にもつながるでしょう。

またSEOでは継続的なコンテンツ発信が求められるため、発信を行うことで求職者から「採用に積極的な企業」と認知してもらえます。

3. 求人サイトに掲載できない情報を発信できる

文字数や掲載情報、掲載フォーマットが限定される求人サイト・求人広告と違い、自社サイトであれば自社の魅力を自由に発信できます。

たとえば自社独自の文化・カルチャーや社員の一日の過ごし方などは、求人サイト(求人広告)ではあまり触れられていないものの、求職者が気になるコンテンツの一つです。このように採用サイトで幅広い情報を発信することによって求職者の企業理解度が深まり、採用のミスマッチが起こりにくくなる点もメリットです。

採用サイトでSEOに取り組むデメリット2つ

採用サイトでSEOに取り組むことには、デメリットも存在します。

  • 成果が出るのに時間がかかる

  • コンテンツを作成する必要がある

1. 成果が出るのに時間がかかる

SEOは成果が出るまでに時間がかかる施策です。そのため、今すぐに社員を採用したい場合には不向きであると理解しましょう。

一般的に、SEOの成果が出るまでには4ヶ月~1年の期間が必要といわれていますが、すべての企業がこの期間中に結果を出せるとは限りません。正しい知識を持って運用を行わなければ、1年経っても効果が出ないケースもあり得るのです。

中長期的な運用を視野に入れ、費用の調達と体制整備を行うことが大切です。

2. コンテンツを作成する必要がある

SEOではコンテンツを作成し、更新し続ける必要があります。

記事コンテンツの作成には時間やリソースがかかるため、外注を利用する企業も多く見受けられます。記事の作成費用は依頼するライターによって異なりますが「記事数×1~10万円」が相場と心得ておきましょう。一ヶ月に15記事更新する場合、外注費だけで15~150万円、さらにサイトの維持費で1~3万円のコストがかかります。事前にかかるコストを計算し、予算を確保しておくことが重要となります。

関連記事:Webライターの単価相場は? 報酬形式や記事タイプごとの相場と依頼方法を解説

また外注費用を抑えたい場合、コンテンツ作成を社内で内製化する方法もあります。リソースを確保できる場合や、文章を書くのが得意な社員がいる場合、SEOの知見がある場合は、内製化を検討してもよいでしょう。

無料配布資料「オウンドメディア運用インハウス化マニュアル」では、コンテンツマーケティングの一環として、オウンドメディア運用をインハウス化するまでのステップを紹介しています。「今は運用を外注しているが、少しずつインハウス化を進めていきたい」「自社メディアの運用を任されたばかりで何をすればいいか分からない」とお悩みの担当者はぜひご活用ください。下記より無料でダウンロードできます。


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採用サイトに必要なSEO施策

ここからは、採用サイトに求められる代表的なSEO施策を解説します。

  • 戦略的なキーワード選定

  • 魅力的なタイトル付け

  • 見出しタグの設定

  • メタディスクリプションの設定

  • 内部リンクの最適化

  • レスポンシブ対応

  • Googleしごと検索への対応

戦略的なキーワード選定

SEOでは、戦略的にキーワードを選定することが非常に重要になります。

「検索ボリュームが大きいから」と安易にキーワードを決めてしまうと、結局上位表示できずPV数を増やせない可能性も。またボリュームが小さいキーワードは上位表示の難易度は下がるものの、多くの流入は見込めないでしょう。

Google広告のキーワードプランナーやラッコキーワードなどのツールを使い、ある程度の流入を見込め、かつ上位表示の難易度が低い、いわゆる「お宝キーワード」を探すことが重要となります。

魅力的なタイトル付け

どれだけコンテンツの質が高くても、記事タイトルが魅力的でなければユーザーに訪問してもらえません。記事コンテンツには、ユーザーが思わずクリックしたくなるような魅力的なタイトルを付けることを心がけましょう。下記は魅力的な記事タイトルに必要な要素です。

  • キーワードを盛り込む

  • 一目で記事の内容がわかる

  • キャッチーな表現を使う

  • 権威性や信頼性をアピールする

  • 28~40字程度に収める

  • 具体的な数字を入れる

見出しタグの設定

記事コンテンツでは、見出しタグ(hタグ)を正しく設定しましょう。

  • h1:記事のタイトル・テーマ

  • h2:大見出し

  • h3:中見出し

  • h4~h6:小見出し

hタグはコンテンツの階層に応じて使い分けます。たとえばh2(大見出し)の中にh3(中見出し)が3つあるというように、タグを入れ子構造にすることでGoogleに記事の構成や内容を正しく認識してもらえるようになります。

メタディスクリプションの設定

メタディスクリプションとは、検索結果画面に表示される、記事の概要を紹介する文章のこと。


画像内の赤線で囲った部分がメタディスクリプションです。魅力的なメタディスクリプションを設定することで、クリック率を上げることができるでしょう。

内部リンクの最適化

SEOでは内部リンクの最適化も重要な施策となります。Googleのクローラーはリンクを辿ってサイト内を巡回するため、正しく内部リンクを張り巡らせることで、サイトの構造や重要なコンテンツをGoogleに認識してもらえるのです。

具体的には関連記事へのリンクやパンくずリストの設置、HTMLサイトマップの活用などを行う必要があります。

関連記事:内部リンクはSEOに必要?リンクの貼り方や注意点についても

レスポンシブ対応

スマートフォンが普及した現代では、多くの人がスマートフォンを使ってWebサイトを閲覧しています。採用サイトをレスポンシブ対応させ、各デバイスに対応させることで、スマートフォンでサイトを閲覧している人にも情報を届けられるでしょう。

レスポンシブ対応については下記の記事でも解説しています。

関連記事:レスポンシブ対応とは? 5つの対応方法や注意点をWeb制作会社が解説

関連記事:レスポンシブデザインの作り方を解説! 初心者向けにテンプレートも紹介

Googleしごと検索への対応

Googleしごと検索とは、Googleで求人や採用関係のキーワードを検索した際にページ上部に表示される求人検索機能のこと。

▲出典:Google

Googleしごと検索への掲載料は無料です。Googleしごと検索に対応した求人サイトに広告を掲載するか、自社の採用ページに構造化データを設置するかの2通りの方法があります。検索結果の上部に表示されるため目につきやすく、なにより掲載料がかからないことから注目されている手法です。採用サイトを運営しているなら活用すべきサービスといえるでしょう。

採用サイトにおすすめのコンテンツ

「採用サイトにおけるSEOの重要性や、具体的な施策は理解したものの、肝心のコンテンツに悩んでいる」という方もいらっしゃるでしょう。採用サイトでは、下記のコンテンツを作成することをおすすめします。

  • 社員インタビュー

  • キャリア紹介

  • オフィスの内観や様子

  • 企業のカルチャーや文化

  • 社員の1日の過ごし方

上記のように「社員しか知り得ない情報」は求職者にとって非常に有益であり、注目度が高いコンテンツです。まずはこれらのコンテンツを作成し、自社をアピールしていきましょう。

関連記事:採用サイトの応募者数を爆上げする3つの戦略

採用サイトのSEOのポイント3つ

採用サイトのSEOで成果を出すには、下記の3つを意識しましょう。

  • 常に最新の情報を掲載する

  • コンテンツは量よりも質にこだわる

  • エントリーフォームへの導線を作り込む

常に最新の情報を掲載する

採用サイトでは、常に最新の情報を掲載しましょう。

情報が古いと求職者に不信感を与えるうえに、採用に積極的でない企業と思われてしまいます。SEOにも悪い影響を与えるため、過去の募集要項やウェビナーの要項は削除する、昨年の情報は新しいものに書き換えるなどの対応を行う必要があります。

コンテンツは量よりも質にこだわる

採用サイトのコンテンツは量よりも質にこだわりましょう。コンテンツの質はメディアの信頼に関わるため、外注・内製に関わらずクオリティ担保を図るために、メディア担当者の定期的なチェックが必要です。

SNSやネット記事の中には「月に30記事以上はコンテンツを発信するべき」などの意見も見られますが、SEOで成果が出るための記事数には明確な指標はありません。読者に有益な記事を公開して初めてGoogleに評価されるため、記事の品質を高めることを第一に心がけましょう。

とはいえコンテンツのチェックにはリソースが必要ですし、社内にコンテンツ編集のノウハウがない場合はどのようにチェックすべきか分からなくて不安ですよね。そこでLeadGridでは無料配布資料「メディア担当者向け記事クオリティチェックリスト40」をご用意しております。月間100万PVの自社メディアを運用している株式会社GIG(当メディア運用会社)が実際に使用しているチェックリストを公開しております。ぜひ下記より無料でダウンロードして参考にしてください。


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エントリーフォームへの導線を作り込む

集客も上手くいきつつ、せっかく自社に興味を持ってもらっても「どこから応募すればいいのかわからない」と思わせてしまっては機会損失につながってしまいます。

たとえばエントリー完了をCVとする場合、エントリーフォームへのボタンをわかりやすい位置に設置し、求職者がスムーズにエントリーを行えるよう工夫するなどの施策を行うことで、CVRの改善に繋がる可能性があります。

無料配布資料「CVR改善チェックシート」ではCVに繋がらない原因を洗い出す時に使えるチェックシートと改善案がまとまっています。CVR改善に取り組む担当者の方はぜひご活用ください。下記より無料でダウンロードできます。


CVR改善チェックシート - BtoBサイトの改善項目が5分でわかる-|Webサイト制作・CMS開発|LeadGrid

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またエントリーフォームは入力項目を最適化することで離脱を防げます。フォーム最適化について、詳しくは下記の記事にて解説しています。

関連記事:EFOとは?入力フォーム最適化の重要性や具体的な10の施策を解説

採用サイトはSEOに取り組むことで強力な採用ツールに育成できる

採用サイトのSEOについて解説しました。採用サイトでSEOに取り組むことで、広告費をかけずに求職者を集められます。また発信したコンテンツは資産になるため、コンテンツを積み上げるほど強力な採用サイトを作ることができます。

「現在運用している採用サイトの効果が出ない」「新しく採用サイトのリリースを検討している」とお考えなら、SEOに強いCMS「LeadGrid」の導入をおすすめします。

LeadGridは内部SEOに必要な機能を標準搭載しており、SEOに強い採用サイトの作成が可能です。記事コンテンツの編集や公開などはもちろん、一部ページの画像やテキスト差し替えも、エンジニアいらずで管理ができるため、募集要項の更新も担当者ベースで行えます。セミナー・ウェビナーの管理機能を有しており、自社サイト内でイベントを管理できる点も採用サイトにおすすめの理由です。まずはこちらから採用サイトの制作事例をご確認ください。

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