CMSの主要機能は?目的に合わせた要件定義や選定のコツも|Webサイト制作 / CMS・MAツール|LeadGrid(リードグリッド)

CMSの主要機能は?目的に合わせた要件定義や選定のコツも

目次

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「CMSを使ってWebサイトを構築したいが、どんな機能があるかわからない」

「自社に必要な機能を知り、CMS選定に役立てたい」

このようにお考えではありませんか?

CMSにはさまざまな機能が搭載されており、どの機能を使うべきかは制作するWebサイトの種類や目的によって異なります。

そこで本記事では、CMSの主要機能と目的に合わせた要件定義について解説します。

CMS選定のコツについても紹介していますので、CMSの導入を検討中の方はぜひ最後までご覧ください。

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CMS(コンテンツマネジメントシステム)とは

CMS(コンテンツマネジメントシステム)とは、Webコンテンツを簡単に作成・管理できるシステムのことです。HTML・CSSの知識がなくてもコンテンツを作成できるため、Webサイト運用にかかる手間や時間を削減できます。

CMSを使わずに制作されたWebサイトはプログラミングのスキルがなければ管理できず、社内にスキルを持つ人材がいなければ、専門の部署や外部の制作会社に管理を依頼するしかありませんでした。定期的かつこまめなコンテンツ更新が必要なWebマーケティングにおいて、更新や内容の修正に時間がかかってしまうのは大きなデメリットです。

CMSを導入すれば、Officeソフトのような直感的な操作でコンテンツを投稿・編集できるため、制作会社に依頼することなく自社だけでWebサイト運用を行えるようになるでしょう。

関連記事:CMSとは?機能や導入するメリット、選び方のポイントと事例を解説

CMSの種類

CMSの種類には大きく分けて次の3種類があります。

種類特徴
クラウド型インターネットを経由して使う
パッケージ型インストールして使う
オープンソース型ソースコードが開示されていて誰でも使える

ここからは、それぞれの種類について解説します。

オープンソース型

オープンソース型は、Web上にソースコードが公開されているCMSのことです。代表的なサービスとしては、WordPressやDrupal、Joomlaなどが挙げられます。

CMSのプログラム本体を構築するコードが無償で公開されているため、ライセンス料がかからないCMSです。

オープンソース型で利用できるテンプレートの種類が多く、カスタマイズ方法などの情報が多いという特徴があります。

オリジナリティのあるデザインを制作したい場合も、費用を抑えやすいという点がメリットです。一方で、公式のサポート窓口は用意されていないので、不具合やセキュリティ面の脆弱性に懸念点があるという点はデメリットと言えます。

パッケージ型

パッケージ型は、ベンダーが商品として販売するCMSです。

企業の商用利用を前提として開発されており、中〜大規模のWebサイトに対応できる製品がパッケージとして揃っています。

ベンダーによる公式サポートが充実していることや、不具合や脆弱性などに対する保証があり、セキュリティ対策を強化できるという点が大きなメリットです。

ただし、ライセンス費用がかかり、Webサイトの規模によってコストが大きくなるため、オープンソース型に比べて費用が高額になります。

場合によっては、ベンダーとやり取りする工数が増えるケースもあるでしょう。

フルスクラッチ型

フルスクラッチ型の場合は、自社サイトの仕様や特性などに合わせて開発するオリジナルCMSのことです。

自社で開発する場合と、ベンダーに開発を外注する場合はいずれもフルスクラッチCMSに該当します。

各企業の要望に合わせて独自に開発したり、自社システムとの特殊な連携を行ったりできるため、大規模なWebサイトを構築する場合に向いています。

ただし、完全オリジナルで1から開発を行うことになるため、オープンソースやパッケージに比べてコストや開発期間がかかることはネックと言えるでしょう。

関連記事:おすすめのCMS41選|CMSの種類・制作したいサイト別に紹介

CMSを導入する5つのメリット

Webサイトの構築にCMSを導入するメリットとして、次の5つを紹介します。

  • 専門的な知識がなくても扱いやすい

  • コスト削減に役立つ

  • スピーディーに修正や更新作業ができる

  • マーケティング機能でユーザーの動向を分析しやすい

  • マルチデバイスにも簡単に対応できる

1. 専門的な知識がなくても扱いやすい

通常Webサイトを構築するためには、HTMLやCSSなどを使ってコーディングを行う必要があります。すなわち、スキルを持つ限られた人しかWebサイト制作に関わることができないのです。

一方、 CMSなら専門的な知識がなくても、見たままの操作性で簡単にWebサイトを作成できます。使い方さえ覚えれば、誰でもWebサイトを制作したり管理したりが可能です。

このように、誰でも簡単に操作できるCMSを導入すれば、各部署で分業してWebサイトを運用することもできるでしょう。

2. コスト削減に役立つ

WebサイトをCMSを使わず編集する場合、専門的な知識が必要です。このとき自社にリソースがなければ、Web制作会社などに外注しなければならず、余計なコストが生じる場合も

 CMSを活用すればコードに詳しくないWeb担当者でもサイトの編集が可能になります。

3. スピーディーに修正や更新作業ができる

修正や更新を外部の業者に依頼する場合、依頼や確認などの業務が発生します。それに加え、「依頼→修正→確認」といったフローも必要となり時間もかかります。

CMSを活用すれば 社内で確認や承認のフローを制作できるため、余計な業務が発生せず、スピーディーな対応ができます

4. マーケティング機能でユーザーの動向を分析しやすい

マーケティング機能とは、アクセス状況の解析やリードの管理など、売上向上のために必要な分析を行う機能を指します。

関連記事:Webサイト制作を軸にはじめるマーケティング手法について|よくある課題やポイントについても

マーケティング機能からユーザーの動向を確認することで、Webサイトの見直しができます。改善点を修正し素早くユーザーニーズに対応させることで、より高品質なWebサイトを作ることが可能となります。自社に必要な機能が実装されているかどうか、という目線でCMSを選びましょう。

5.デバイスの種類にも簡単に対応できる

Webサイトは、PCやタブレット、スマートフォンなどさまざまなデバイスで閲覧されます。

PC用に作られたWebサイトをスマートフォンで開くと、画面が見にくかったり操作しにくかったりするため、ユーザーがそのページを離れてしまうことも考えられます。

このようなユーザーの離脱を防ぐためには、Webサイトをマルチデバイスに対応させることが大切です。

通常、デバイスに合わせて表示させるためには、プログラミングの構築が必要になります。しかし CMSを使えば、専門知識なしでマルチデバイスに対応させることが可能です。

関連記事:ホームページをスマホ対応にする方法は?6つの方法を解説!

CMSの主要機能一覧

CMSの主要機能は大きく分けて「コンテンツ作成・編集機能」「ユーザー管理機能」「マーケティング機能」の3つです。ここでは各機能の詳細を解説します。

CMSの基本機能

機能の内訳

コンテンツ作成・編集機能

  • コンテンツ管理

  • 見たまま編集

  • テンプレート

  • ブログ機能

  • ページ複製

  • 公開日・更新日の管理

ユーザー管理機能

  • 操作履歴の記録

  • 権限設定

  • グループごとの管理

マーケティング機能

  • アクセス解析

  • LPO機能

  • メールマガジン配信

  • SNS連携

  • フォーム作成・管理

  • ホワイトペーパー

  • セミナー・イベント予約

  • 顧客管理

  • 外部ツール連携

コンテンツ作成・編集機能

コンテンツ作成・編集機能は、その名の通りWebサイトのコンテンツを作成したり、編集したりする機能です。ここでは代表的な7つの機能を紹介します。

  • コンテンツ管理

  • 見たまま編集

  • テンプレート

  • ブログ機能

  • ニュース作成

  • ページ複製

  • 公開日・更新日の管理

コンテンツ管理

テキストや画像、動画など、CMS上にアップロードしたコンテンツを管理できる機能です。画像・動画などのコンテンツはCMSのデータベースに保管されているため、同じものを何度もアップする必要はありません。

パワーポイントやエクセル、mxfファイル(3D画像ファイルの一つ)、dwgファイル(CADソフトのファイル形式の一つ)など、CMSによって対応しているファイルは異なるため、導入前に希望のファイル形式をリストアップしておきましょう。

見たまま編集

見たまま編集機能が搭載されているCMSは、編集画面の見た目が公開画面に近く、実際の見え方を確認しながらコンテンツを編集できます。

HTML・CSSといったコードの記述が不要で、単純なマウス操作とキーワード入力で編集を行えるため、Webの専門知識がない人でも簡単に操作を行えるでしょう。

テンプレート

CMSはWebコンテンツ作成を簡易化するツールですが、それでもコンテンツを一から作成するにはそれなりの工数がかかるもの。そこで、あらかじめブロックが組まれているテンプレートを活用することで、ブロックにテキストや画像を流し込むだけで新規コンテンツを作成できます。

近年ではプロのデザイナーが作成したテンプレートを備えているCMSも多く、おしゃれなコンテンツを短時間で作成できることも魅力の一つです。

ブログ機能

ブログ機能は、おもに企業が運営するオウンドメディアとして活用されます。

オウンドメディアとは情報発信を行う自社メディアのこと。ユーザーの悩みを解決するお役立ち情報を発信することで、検索エンジン経由でWebサイトを訪れる人に自社の製品・サービスをアピールします。

オウンドメディアを活用したWebマーケティングの手法は、いまやリード獲得や認知拡大に欠かせないものとなっています。オウンドメディアについて、詳しくは下記の記事もご覧ください。

関連記事:オウンドメディアとは|運用する目的や活用事例、作り方とコツも解説

ニュース作成

新商品・サービスの情報や、割引・キャンペーンなどのお得な情報、展示会などのイベント情報など、ユーザーに広く知らせたいニュースを更新できる機能です。

新しいニュースを投稿すると、RSSとの連動機能、古いニュースがアーカイブされる機能など、他のページとは異なる仕様が多くあります。

ページ複製

Webコンテンツを作成する際、たとえば「このページのテキストだけを変更したい」といったときもあるでしょう。CMSにはページ複製機能が搭載されているため、既存のページをコピーすれば新たなコンテンツを簡単に作成できます。

ページ複製を使えば、わざわざページを作り直す手間がなくなるうえに、Webサイトに統一感を与えられるメリットもあります。

公開日・更新日の管理

コンテンツの公開日時を設定しておくことで予約投稿を行える機能です。

とくにキャンペーンやセール情報は、特定の日時に公開することが求められます。休業日や担当者不在の日であってもミスなく投稿できるよう、公開日・更新日を管理する必要があるのです。

ユーザー管理機能

CMSでは、コンテンツの管理だけでなく、コンテンツを作成・投稿するユーザーの管理も行えます。代表的な機能である下記の3つを紹介します。

  • 操作履歴の記録

  • 権限設定

  • グループごとの管理

操作履歴の記録

操作履歴を記録することで「誰が何を編集したか」がわかるようになり、責任の所在が明確になります。また誤ってコンテンツ内のテキストや画像を消してしまった場合でも、変更前のデータから復旧が可能になります。

権限設定

ユーザー権限を設定することで、コンテンツの操作範囲を限定できます。重要度の高いコンテンツは限られたユーザーにのみ編集権限を与えることで、データを消してしまうトラブルを防止できるでしょう。

グループごとの管理

ユーザーをグルーピングすることで、グループごとの権限設定を行えます。たとえば部署ごとに権限を設定すれば、他部署のコンテンツを保護することも可能です。

マーケティング機能

近年ではマーケティングに強みを持つCMSツールも登場しています。CMSに搭載されているマーケティング機能を紹介します。

  • アクセス解析

  • SEO機能

  • LPO機能

  • メールマガジン配信

  • SNS連携

  • フォーム作成・管理

  • ホワイトペーパー

  • セミナー・イベント予約

  • 顧客管理

  • 外部ツール連携

アクセス解析

CMSにはアクセス解析機能が搭載されているツールもあります。Googleアナリティクスとの連携を行えるものも多く、より効率的にWebサイトの効果測定を行えるようになるでしょう。

SEO機能

CMSで構築したWebサイトに集客するには、SEO対策は欠かせません。GoogleやYahoo!などの検索エンジンからアクセス数を集めるためのSEO機能があるといいでしょう。

たとえば、titleやmeta description、keyword、h1などSEO対策を行う上で必要なタグを、編集画面上で簡単に設定できる機能です。

SEO機能があれば、初心者でも簡単にSEOに最適化することができます。

また、SEOに効果的なページ階層の最適化などもCMSは得意としているため、CMSを導入することでSEOを強化しやすくなるでしょう。

LPO機能

LPOとは「ランディングページ最適化」のこと。CMSのLPO機能は、たとえば新規ランディングページの簡易作成やA/Bテスト、外部ツールとの連携などが該当します。

LPOについては下記の記事で詳しく解説しています。

関連記事:ランディングページ最適化(LPO)とは?手順や成功事例、注意点も解説

メールマガジン配信

CMS上でメールマガジンを作成して配信できる機能です。メールソフトを別で使う必要がないため、ツールの管理が容易になります。

SNS連携

WebサイトとSNSの連携を行う機能です。

SNS連携機能は記事内に設置する「シェアボタン」、記事の更新のお知らせが自動でSNSに投稿される「SNS投稿」、コンテンツ内にSNSの発信内容を埋め込むことができる「埋め込み機能」の3つが主にあります。

フォーム作成・管理

問い合わせや資料請求などのフォームを作成できる機能です。

フォーム内容も自由に設定できるため、項目を減らしたり自動入力を取り入れたりすることで、ユーザーのフォーム通過率向上を見込めるでしょう。

ホワイトペーパー

ホワイトペーパーとは、企業が見込み顧客や潜在顧客に向けて作成するお役立ち情報(ダウンロード資料)のこと。Webサイトにホワイトペーパーを設置し、無料で提供する代わりに個人情報を入力してもらうことでリードを獲得します。

CMSにホワイトペーパーの保存や自動ダウンロードに対応する機能があれば、都度Web制作会社に依頼することなく自社で資料の設置が可能です。資料に修正箇所が発生した際も対応しやすくなるため、施策を実行するには必須の機能といえます。

ホワイトペーパーについては下記の記事もご覧ください。

関連記事:ホワイトペーパーとは?種類や作り方、リード獲得につながる活用方法を紹介

顧客管理

問い合わせやホワイトペーパーで獲得した顧客を管理する機能です。顧客の企業名や住所、担当者名などをデータ化し、管理することで適切にアプローチする材料とします。

セミナー・イベント予約

セミナーやイベントの予約申し込みや、予約者の管理を行える機能です。参加者の出席確認やお礼メール送信などができるツールもあり、セミナー・イベントを開催する企業は導入のメリットが大きいといえます。

外部ツール連携

外部のMAツールと連携を行える機能です。

MAツールとは、新規顧客の獲得から育成まで、マーケティング活動を自動化できるツールのこと。CMSと連携させることで、より効率よくWebマーケティングを実施できるようになります。

その他機能

他にも、PIM機能やCXM機能など、マーケティングに役立つ機能もあります。

PIM機能とは、製品情報を一元化して管理する機能です。ECサイトの場合は、製品情報をまとめるデータベースがあると便利でしょう。

CXM機能は、カスタマー・エクスペリエンス・マネジメントのことで、ターゲティングやヒートマップ分析を通じて、読者の満足度を高めるための施策に役立つものです。

このようにCMSによってさまざまな機能があるため、自社の課題や目的に応じて機能を選ぶことをおすすめします。

【制作サイト別】CMSの機能要件

CMSの機能要件は、制作するサイトによって大きく異なります。ここからは制作サイト別のCMSの機能要件を紹介しますので、制作にお役立てください。

ただし、下記はどのWebサイトにも共通して最低限必要な機能ですので、ここでは取り上げておりません。

■Webサイト運営において最低限必要なCMS機能

  • コンテンツ管理

  • 見たまま更新

  • テンプレート

  • 公開日時の設定

  • サイトマップ機能

  • SEO関連機能

  • 検索機能

  • スマホ対応

  • RSS配信

  • フォーム作成・管理

  • 独自ドメイン

  • セキュリティ

  • アクセス解析

  • サポート

コーポレートサイト

コーポレートサイトに必要なCMSの機能要件は下記の通りです。

  • お問い合わせ

  • 資料請求

  • SNS連携

  • ブログ機能

コーポレートサイトの役割は、企業の信頼獲得や商品・サービスの紹介です。

自社に興味を持ったユーザーとの接点を作るため、お問い合わせと資料請求フォームの設置は必要不可欠となります。

さらに近年ではコーポレートサイトでブログ投稿を行う企業も増えています。有名企業でない限り、Googleの指名検索だけでアクセスを増やすのは至難の業。ブログを活用することで、検索流入からのアクセスも見込めます。

コーポレートサイトの詳しい説明や目的、構成要素は下記の記事もご覧ください。

関連記事:コーポレートサイトとは|目的や構成要素、事例と制作ポイントも解説

オウンドメディア

オウンドメディアに必要なCMSの機能要件は下記の通りです。

  • ブログ機能

  • 問い合わせ

  • 資料請求

  • ホワイトペーパー

  • SNS連携

  • セミナー・イベント予約

  • 顧客管理

  • 外部ツール連携

ユーザーとの接点に問い合わせ・資料請求フォームを使う点は先ほどのコーポレートサイトと同じですが、オウンドメディアの場合、さらにホワイトペーパーを活用するケースが多く見られます。セミナー・イベントの告知を行うことも多いため、予約フォーム機能を備えておくと便利でしょう。

またオウンドメディアでは効果測定と改善が成功の鍵となります。よって外部MAツールの連携も必須の機能といえます。

オウンドメディアについて、下記の記事もご覧ください。

関連記事:オウンドメディアの作り方5ステップ|立ち上げから運営まで徹底解説

関連記事:オウンドメディアの構築で使うCMSとは?おすすめ5選や選び方

ECサイト

ECサイトに必要なCMSの機能要件は下記の通りです。

  • ショッピング機能

  • FAQ

  • SNS連携

  • ブログ機能

ECサイトはお客様と直接製品の売買を行うため、会員登録や決済を行うショッピング機能が必要です。またFAQを設置しておけばお客様の不安を解消でき、安心して購入してもらえるでしょう。

ECサイトでブログを活用するケースも多く、集客に効果的です。

ランディングページ

ランディングページに必要なCMSの機能要件は下記の通りです。

  • 申し込みフォーム

  • FAQ

  • 資料請求

  • 問い合わせ

ランディングページは商品の訴求に特化しており、他サイトへのリンクが少ない特徴を持ちます。訴求に必要な要素さえあれば良いので、他サイトと比較して少なめです。

ランディングページは構成要素がシンプルな分、テキストや画像の質、コンテンツの順番、サイトデザインなどによって成約率が大きく左右されます。ランディングページのより詳しい構成要素や、制作のコツについては下記の記事もご覧ください。

関連記事:ランディングページの構成要素は?成果を生み出す制作のコツも紹介

CMS比較のポイントと4つの選定のコツ

最後に、CMS比較のポイントと選定のコツを紹介します。CMSを導入する際は、最低限下記の4点を押さえておきましょう。

  • CMSの種類は目的に合わせて決める

  • 操作性が高いCMSを選ぶ

  • CMSベンダーの事業持続性を確認する

  • 自社のマーケティング施策と連携できるCMSを選ぶ

より詳しい選定のポイントについては下記で解説しています。

関連記事:Webサイト作成は「CMS」から!CMS選びの10のポイントを解説

1. CMSの種類は目的に合わせて決める

CMSには「オープンソース型」「クラウド型」「パッケージ型」の3種類が存在します。それぞれ細かな違いはあるものの、大まかな選び方は下記のような考え方でOKです。

  • 運用コストを抑えたい・自由にカスタマイズしたい:オープンソース型

  • 簡単に導入したい・ランニングコストを抑えたい:クラウド型

  • セキュリティやサポートを重視したい:パッケージ型

それぞれの詳しい特徴は下記表をご覧ください。


オープンソース型

クラウド型

パッケージ型

コスト

拡張性

×

カスタマイズ性

×

セキュリティ

×

サポート体制

×

メリット

  • 無料で利用できる

  • 拡張性が高い

  • 初期費用が不要

  • ランニングコストが安い

  • 導入が簡単

  • セキュリティ対策が充実している

  • サポート体制が充実している

デメリット

  • サポート体制がない

  • セキュリティが脆弱

  • 運用コストがかかる

  • カスタマイズがしにくい

  • トラブル時はベンダーの対応に依存する

  • 初期費用とライセンス費用がかかる

代表的なCMS

WordPress、Drupal、Joomla!

LeadGrid、ShareWith、BlueMonkey

Movable Type、ecbeing、Commerce21

2. 操作性が高いCMSを選ぶ

Webサイトでの集客を成功させるには、定期的な更新が必要不可欠。そのためには操作性が高いCMSを選ぶことが重要です。

見たまま更新機能を備えたCMSなら、プログラミング言語の知識がない社員でも簡単にコンテンツを投稿・編集できます。また操作方法でわからないことがある際に参考にできる使い方ガイドや、サポートがあるかもポイントです。その点では海外製CMSよりも国産CMSのほうが使い勝手は良いといえます。

3. CMSベンダーの事業持続性を確認する

CMSを導入する際は、CMSベンダーの事業継続性を確認しましょう。

せっかく作ったWebサイトも、CMSベンダーが提供を終了してしまえば運用を行えなくなってしまいます。サイトを移行すれば別のCMSでも利用できますが、移行には手間がかかるうえに、データが消えてしまう可能性も……

CMSベンダーの事業継続性については、ベンダーの資本金や企業規模などをチェックし、信用できる企業かどうか判断することをおすすめします。

4. 自社のマーケティング施策と連携できるCMSを選ぶ

CMSは自社のマーケティング施策と連携できるものを選べば効果をより高められます。

たとえばSNS運用やウェビナーに力を入れているのなら、SNS連携機能やイベント・ウェビナー予約機能が備わっているCMSを選べば、より多くの集客と業務効率化を期待できるでしょう。

そのためCMS導入前は、自社がすでに実施しているマーケティング施策をリストアップし、どのような機能があれば施策と掛け合わせできるのか考えるステップが必要です。

CMSのマーケティング活用事例

リード獲得に特化したCMS「LeadGrid」のマーケティング活用事例についてご紹介します。そのほか、LeadGridの制作事例が知りたい方は、無料配布資料「LeadGridサイト制作事例集」もあわせてご覧ください。


LeadGridサイト制作事例集|Webサイト制作・CMS開発|LeadGrid

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1. 株式会社ショーケース様

▲出典:株式会社ショーケース

株式会社ショーケース様は、広告運用・Webマーケティング支援などのナレッジを活かしたCV改善ツールや、顧客情報管理のセキュリティツールといったSaaSの開発を手掛ける企業です。

この度LeadGridでは、A・有人チャット機能と、ローコードフォーム作成機能を有したWeb接客ツール『おもてなしSuite』のサービスサイト制作プロジェクト(リニューアル)を担当しました。

チャット機能、フォーム機能の両方を搭載。ページトップにおいて一目で伝わるレイアウトとすることで、情報を取り出しやすい導線設計にしています。また、プロジェクト管理など包括的なサポートを行っています。

このように、CMSの活用でユーザーにとって使いやすいデザインを実現し、包括的なサポートによって作るだけでは終わらない、成果に繋げるサイト作りができます。

事例の詳細についてはこちら

2. 株式会社タイミー様

▲出典:株式会社タイミー株式会社タイミー様は、マッチングするスキマバイトサービスを展開する企業です。サービス展開の最新情報を発信するオウンドメィア「ターミーラボ」の制作でLeadGridが活用されています。

課題として、いかに"タイミーらしさ"をデザインやコンテンツで表現しながら、「ポジティブな世論形成」をメディアのミッションとして達成するかが挙げられました。

そこで数値で示す「ポジティブな世論形成」とコンテンツ企画で表現するタイミーらしさについて試行錯誤し、2つの属性の違うペルソナを用いたメディアコンテンツに対して粒度の高いジャンル分けを実施。

このように、狙うユーザーに合わせたデザイン設計を施すことで、PV数を9倍に伸ばしています。

事例の詳細についてはこちら

CMSの機能を理解して、自社に最適なツールを選ぼう

CMSには大きく分けて「コンテンツ作成・編集機能」「ユーザー管理機能」「マーケティング機能」の3つの主要機能があります。しかし搭載されている機能はツールによって異なるため、自社にどのような機能が必要なのかをあらかじめ洗い出し、希望に沿うツールを検討することが重要です。

「マーケティングに強いCMSを探している」

「操作が簡単なCMSを導入し、自社での運用をめざしたい」

このようにお考えなら、GIGが開発・運用しているCMS「LeadGrid」がおすすめです。

LeadGridはマーケティングに強みを持つクラウド型CMSです。顧客管理機能や資料ダウンロード機能、イベント管理機能など、リード獲得のための機能が余すことなく搭載されています。

さらに見たまま編集に対応しており、直感的な操作でコンテンツ作成・編集が可能。Webの専門知識がない担当者様でも簡単に運用を行えるため、将来的なインハウス化も視野に入れられます。

また、CMS導入・リプレイスのよくある質問と解決案一覧も配布中です。それぞれの質問に対し、リード獲得に特化した国産CMS「LeadGrid」ではどのような回答になるのかまとめております。CMSの比較検討にお役立てください。

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記事を書いた人

LeadGrid BLOG編集部
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LeadGrid BLOG編集部は、Web制作とデジタルマーケティングの最前線で活躍するプロフェッショナル集団です。Webの専門知識がない企業の担当者にも分かりやすく、実践的な情報を発信いたします。

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