CMSの選び方5つのポイント|種類の分類軸から目的別の比較まで|Webサイト制作 / CMS・MAツール|LeadGrid(リードグリッド)

CMSの選び方5つのポイント|種類の分類軸から目的別の比較まで

目次

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「CMSを導入したくても、種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない」
「選び方の基準がそもそもわからない」

CMSの導入を検討している企業の担当者から、上記のような声をよく耳にします。

CMSにはそれぞれ得意・不得意があります。自社の目的や運用体制に合わないものを選ぶと、使わない機能に高額なコストを払い続けたり、必要な機能が足りず外部ツールに頼ることになったりする可能性もあるでしょう。CMS選びで失敗しないためには、検討フェーズに入る前に「選び方の軸」を理解しておくことが重要です。

本記事ではCMSの種類や特徴を整理したうえで、選び方の5つのポイントと選定基準を解説。サイトの目的別に適したCMSの選び方やよくある失敗パターンも紹介しますので、CMS選定の判断材料としてお役立てください。

なおLeadGridチームでは、60以上のCMSから厳選し比較した資料をご用意しています。CMS検討時にお役立ていただけますので、ぜひ無料でダウンロードしてご活用ください。


BtoB企業向けCMS比較一覧表|Webサイト制作・CMS開発|LeadGrid

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CMSとは

CMS(Content Management System)とはWeb制作の専門知識がなくても、Webサイトを管理・運用できるシステムです。CMSの管理画面からテキストや画像などを一元管理できるため、HTMLやCSSを直接編集する必要なくコンテンツの追加・更新が行えます。

CMSを導入する主なメリットは次の3つです。

  • 運用効率の向上:制作会社への外注なしで、社内で即座にコンテンツ更新が可能に
  • コスト削減:外注費の削減に加え、運用にかかる工数も軽減される
  • SEO施策の強化:メタ情報の設定や構造化データの出力など、SEOに必要な機能が標準搭載されているCMSも多い

CMSを選ぶ際は、目的・運用体制・必要機能・セキュリティ・TCO(総保有コスト)の5つを軸に比較することが重要です。

CMSは種類や機能が多いため、知名度や初期費用だけで選ぶと、運用開始後に「更新しづらい」「必要な機能が足りない」「保守費用が想定以上にかかる」といった課題が生じる可能性があります。

とくに企業サイトでCMSを導入する場合は、単にWebページを更新できるかだけでなく、社内の担当者が無理なく運用できるか、リード獲得や採用強化などの目的達成につながる機能が備わっているかまで確認しておきましょう。

関連記事:CMSとは?機能や導入するメリット、選び方のポイントと事例を解説

関連記事:CMSの必要性とは?導入すべき企業の特徴やメリット・デメリットを解説

CMSの種類と特徴|4つの分類軸で理解する

CMSは「オープンソース・パッケージ・クラウド」の3タイプで語られることが多いですが、実際にはこの分類だけでは自社に合うCMSを見極めるのに十分とはいえません。 CMSは「ソースコードの公開有無」「インフラの形態」「フロントエンドとバックエンドの関係」「ページ生成の仕組み」という4つの軸で分類すると、それぞれの強み・弱みが立体的に理解できます

分類軸①:ソースコードの公開有無(オープンソース型 vs 商用型)

1つ目の軸は、CMSのソースコードが公開されているかどうかです。

オープンソース型CMSはソースコードが無償で公開されており、CMS自体は無料で利用できます。WordPressやDrupalが代表例です。プラグインやテーマが豊富でカスタマイズの自由度が高い一方、公式サポートが存在せず、セキュリティ対策やバージョン更新を自社(または外注先)で行う必要があります。「無料」なのはCMS自体だけで、サーバー構築費や保守運用費は別途かかる点に注意しましょう。

商用(プロプライエタリ)型CMSはベンダーが独自に開発した有料のCMSです。NORENやa-blog cms、LeadGridなどが該当します。ライセンス料が発生する代わりに、ベンダーによるセキュリティ対応・サポート体制が整っており、企業運用に必要な機能(承認フロー、権限管理など)が標準搭載されている製品が多いのが特徴です。

関連記事:CMSのセキュリティは大丈夫?種類ごとの脆弱性や選び方、対策方法を解説

関連記事:CMSとWordPressの違い|他CMS6つとの比較や選び方を解説

分類軸②:インフラの形態(クラウド型 vs オンプレミス型)

2つ目の軸は、CMSが稼働するインフラ環境がどこにあるかです。

クラウド型(SaaS型)CMSはベンダーが提供するクラウド環境上で動作するCMSです。自社でサーバーを用意する必要がなく、ブラウザさえあれば利用開始できるため導入スピードが速いのが最大の利点。サーバー管理やCMSのアップデートもベンダー側で行われるため、運用工数を大幅に削減できます。月額費用にサーバー代が含まれるため、トータルコストの見通しも立てやすいでしょう。リード獲得に特化したLeadGridやShareWithなどが代表例です。

オンプレミス型CMSは自社サーバーやデータセンターにCMSをインストールして利用する形態です。データを自社で完全にコントロールできるため、セキュリティポリシーが厳格な金融機関や官公庁、個人情報を大量に扱う企業に適しています。一方で、サーバーの構築・保守・障害対応がすべて自社責任となるため、運用負荷とコストは高くなりがちです。

なお同じ商用CMSでも、クラウド型とオンプレミス型の両方に対応している製品もあれば、いずれか一方のみの製品もあります。自社のセキュリティ要件やIT体制に応じて、どちらの形態が適しているかをまず判断することが重要です。

関連記事:オンプレミス型CMSとは?クラウド型CMSとの違いや選び方を解説

関連記事:CMSにおけるサーバーとは?役割や種類・選定のポイントについて解説

分類軸③:フロントエンドとバックエンドの関係(従来型 vs ヘッドレス型)

3つ目の軸は、コンテンツの管理(バックエンド)と表示(フロントエンド)が一体か分離しているかです。

従来型(カップルド)CMSはバックエンドとフロントエンドが一体化しているCMSです。管理画面で入力した内容がそのまま表示に反映されるため、操作が直感的で、Web制作スキルがなくても運用しやすいのが強みです。WordPress、NOREN、LeadGridなど、ほとんどのCMSがこの形態に該当します。

ヘッドレスCMSはバックエンド(コンテンツ管理)のみを提供し、フロントエンド(表示)はAPIを介して自由に構築するCMSです。ContentfulやStrapi、microCMSなどが代表例。Webサイトだけでなくモバイルアプリやデジタルサイネージなど、複数チャネルへの同時配信が可能なのが最大の強みです。ただしフロントエンドの開発に技術力が必要なため、エンジニアリソースが確保できる企業向けといえます。

関連記事:CMSの仕組みとは?基本構造から動的・静的の違い、主要CMSの比較も解説

分類軸④:ページ生成の仕組み(静的CMS vs 動的CMS)

4つ目の軸は、Webページをどのように生成・表示するかです。CMSはページ生成の仕組みによって、静的CMSと動的CMSに分けられます。

静的CMSは、あらかじめHTMLファイルを生成し、ユーザーがアクセスした際にそのHTMLページを表示する仕組みです。アクセスのたびにデータベースへ問い合わせる必要が少ないため、表示速度が速く、サーバー負荷を抑えやすいのが特徴です。また、CMSサーバーと公開サーバーを分離しやすいため、セキュリティを重視するサイトにも向いています。

一方、動的CMSは、ユーザーがアクセスするたびにデータベースから必要な情報を取得し、HTMLを生成してページを表示する仕組みです。ユーザーの属性や行動に応じた表示の出し分け、検索条件に応じた一覧表示、会員限定コンテンツなどに対応しやすい点が強みです。

ただし、アクセスのたびにページを生成するため、静的CMSと比べるとサーバー負荷が高くなりやすく、パフォーマンスやセキュリティ対策を適切に行う必要があります。

4つの分類軸で見るCMS比較表

分類軸

タイプ

代表例

メリット

デメリット

向いている企業

ソースコード

オープンソース型

WordPress、Drupal

CMS自体は無料、プラグインが豊富、情報が多い

セキュリティ・保守は自己責任、公式サポートが限定的

技術力がある企業、初期コストを抑えたい企業

ソースコード

商用型

LeadGrid、NOREN、a-blog cms

サポートが充実、企業向け機能が標準搭載されている

ライセンス料・月額費用が発生する

安定運用を求める企業、Web担当者のスキルが限定的な企業

インフラ

クラウド型

LeadGrid、ShareWith、ferret One

導入が速い、サーバー管理不要、自動アップデートに対応しやすい

製品によってはカスタマイズに制限がある

運用工数を抑えたい企業、素早く立ち上げたい企業

インフラ

オンプレミス型

NOREN、Sitecore

データを自社管理しやすい、高度なカスタマイズが可能

サーバー構築・運用コストが高い

セキュリティ要件が厳しい企業、大規模かつ独自要件が多い企業

構成

従来型

WordPress、LeadGrid、NOREN

管理画面と表示画面が一体で直感的に運用しやすい

マルチチャネル配信には不向きな場合がある

非エンジニアが運用する企業、Webサイト中心の企業

構成

ヘッドレス型

Contentful、microCMS、Strapi

アプリや複数チャネルへの配信に強い

フロントエンド開発が別途必要

アプリ連携が必要な企業、エンジニアリソースが豊富な企業

ページ生成

静的CMS

NORENなど

表示速度が速い、セキュリティを高めやすい

検索・会員機能など動的な表示には不向き

コーポレートサイト、官公庁サイト、情報発信中心のサイト

ページ生成

動的CMS

WordPress、Drupalなど

検索・会員機能・表示出し分けに対応しやすい

サーバー負荷やセキュリティ対策に注意が必要

ECサイト、会員サイト、検索機能が重要なサイト

ポイントは、これらの軸は独立しているため、実際のCMSは複数の軸を組み合わせた特性をもつという点です。たとえばLeadGridは「商用 × クラウド × 従来型」のCMSであり、Web制作スキルがない担当者でも運用しやすい設計になっています。一方でWordPressは「オープンソース × 従来型 × 動的CMS」として使われることが多く、自由度は高いものの、保守・セキュリティ対策の体制が重要になります。

自社の要件に照らして、各軸のどちら側が適しているかを判断すると、候補を効率的に絞り込めるでしょう。

関連記事:CMSの導入費用の相場はいくら?内訳や費用を抑えるコツを解説

CMSの選び方5つのポイント

ここからがCMS選定の核心です。CMSを選ぶ際には以下の5つのポイントを押さえておきましょう。

ポイント1. 導入目的と用途を明確にする

CMS選びで最初に行うべきは、導入の目的と用途の明確化です。CMSにはそれぞれ得意分野があるため、「何のためにCMSを入れるのか」が定まっていないと、的外れな選定になりかねません。

たとえばリード獲得を目的としたサービスサイトであれば、フォーム作成やリード管理機能が充実したCMSが候補になります。一方で社内広報が主な目的のコーポレートサイトなら、更新の手軽さやデザイン統一性を重視すべきでしょう。

まずは以下の観点で導入目的を整理してみてください。

  • Webサイトの種類(コーポレートサイト、サービスサイト、オウンドメディアなど)
  • CMSで達成したいこと(リード獲得、情報発信、ブランド構築など)
  • 現在のサイト運用で感じている課題

ポイント2. 運用体制とスキルレベルを確認する

CMSの運用に関わる人のスキルや体制は、CMS選定に大きく影響する要素です。社内にWeb制作のスキルをもつ人材がいるのか、運用にどれくらいの工数をかけられるのかを事前に把握しておきましょう。

Web制作スキルがないチームが運用する場合、操作性の高さやベンダーサポートの手厚さが重要な選定基準となります。たとえばLeadGridはブログ記事だけでなく固定ページも「見たまま編集」機能で直感的に編集でき、Web制作スキルがない方でも安心して運用できるのが特徴です。

関連記事:CMS運用のポイント8つ|ツールの選定基準や運用までの流れも解説

ポイント3. 必要な機能と拡張性を見極める

「多機能であるほどよい」という考えは、CMS選定においては誤りです。使わない機能にまでコストが発生するため、必要十分な機能を備えたCMSを選ぶことがコスト最適化の観点からも重要になります。

まず現時点で必須の機能を洗い出し、「あれば便利」な機能との優先度を分けましょう。そのうえで将来的に必要になりそうな機能が標準搭載されているか、またはプラグインやAPI連携で追加できるかを確認しておくと、事業拡大時にCMS移行を余儀なくされるリスクを軽減できます。

とくにBtoB企業がサービスサイトやオウンドメディアを運用する場合は、以下の機能を確認しておくとよいでしょう。

  • 問い合わせフォームや資料請求フォームを簡単に作成・設置できるか
  • ホワイトペーパーやサービス資料のアップロード・ダウンロード管理ができるか
  • フォームから獲得したリード情報をCMS上で管理できるか
  • MAツールやCRM、SFAなど外部ツールと連携できるか
  • LPやキャンペーンページを社内で作成・更新できるか
  • タイトルタグ、メタディスクリプション、OGP、canonicalなどSEO設定をページごとに行えるか
  • ブログ記事や固定ページを非エンジニアでも更新できるか
  • 承認フローや権限管理に対応しているか

BtoBサイトでは、単にページを更新できるだけでは不十分です。資料ダウンロードや問い合わせを通じてリードを獲得し、その後のナーチャリングや商談化につなげられるかまで見据えてCMSを選ぶ必要があります。

関連記事:CMSの主要機能は?目的に合わせた要件定義や選定のコツも

関連記事:CMSにおける要件定義の5つのポイント|主要機能一覧とCMS選定項目も解説

ポイント4. セキュリティ対応とサポート体制を比較する

セキュリティ対応とサポート体制は、CMS選定で見落とされがちですが極めて重要なポイントです。特にオープンソース型CMSを検討している場合は、脆弱性への対応フローやその対応スピードを必ず確認しておきましょう。

またCMS導入後は運用フェーズでの問い合わせ対応が発生します。ベンダーのサポート範囲(電話・メール・チャット対応の有無、対応時間帯、導入時のオンボーディング支援など)を具体的に把握しておくことで、運用開始後のトラブルを未然に防げます。

関連記事:Webサイト制作のセキュリティ対策一覧|基本の対策から技術的対策まで

ポイント5. 導入コストだけでなくTCO(総保有コスト)で比較する

CMS選定では導入時の初期費用だけでなく、運用期間全体でかかるTCO(Total Cost of Ownership:総保有コスト)で比較することが不可欠です。

TCOには以下のような費用が含まれます。

  • CMS自体の利用料(初期費用・月額費用)
  • サーバー・ドメインの維持費用
  • デザインや機能のカスタマイズ費用
  • 運用担当者の人件費・学習コスト
  • セキュリティ対策や保守にかかる費用

たとえばオープンソース型CMSはCMS自体が無料でも、サーバー管理やセキュリティ対策を外注すれば月額数万円〜十数万円のコストが発生します。一方クラウド型CMSは月額費用にサーバー代やセキュリティ対策が含まれているため、3〜5年の運用期間で試算するとトータルコストが安くなるケースも少なくありません。

関連記事:CMSの月額料金比較20選|選び方のポイントについても解説

【目的別】自社に合うCMSの選び方チェックリスト

CMS選びで最も迷いやすいのが「結局うちの場合はどれがいいのか」という判断です。ここではサイトの種類と目的ごとに、CMSに求めるべき要件と推奨タイプを具体的に整理します。

コーポレートサイト(企業の信頼性向上が目的)

重視すべき要件:デザインの自由度、セキュリティの高さ、承認フロー・権限管理

コーポレートサイトは企業の顔であり、ブランドイメージを正確に伝えるデザイン品質が求められます。更新頻度は比較的低いものの、お知らせやIR情報の更新は非エンジニアが行うケースが大半のため、「デザインが崩れない仕組み」のなかで簡単に更新できる操作性も重要です。

推奨タイプ:商用 × クラウド型 × 従来型、またはセキュリティ要件が厳しい場合はオンプレミス型

関連記事:コーポレートサイト構築におすすめのCMS27選|導入メリットや選び方も

サービスサイト・リード獲得サイト(BtoB企業の見込み顧客獲得が目的)

重視すべき要件:フォーム作成、CTA設置、資料DL機能、リード管理、MAツール連携、LP量産のしやすさ

BtoB企業のサービスサイトでは、リード獲得に直結する機能がどれだけ標準搭載されているかが選定の最重要ポイントです。フォームから取得したリード情報を管理・活用できるか、資料ダウンロードを起点に見込み顧客との接点を作れるか、デザイン性の高いLPを社内で量産できるかといった観点でCMSを評価しましょう。 

推奨タイプ:商用 × クラウド型 × 従来型(マーケティング機能搭載のもの)

なおリード獲得を目的としたWebサイト構築にはLeadGridがおすすめです。LeadGridは、問い合わせフォームの設置、資料のアップロード・ダウンロード、見込み顧客の管理など、BtoBサイトのリード獲得に必要な機能が標準搭載されています。

さらにMAツールとの連携にも対応しているため、獲得したリードをその後のナーチャリングや商談創出につなげやすい点も強みです。

Web専任者がいない企業でも、固定ページを含めてノーコードで更新できるため、キャンペーンページやサービスページの改善を社内でスピーディーに進められます。

関連記事:CMSとMAツールの違いは?連携できるCMSのメリットについても

オウンドメディア(コンテンツマーケティングでの集客が目的)

重視すべき要件:記事作成・編集のしやすさ、SEO機能、カテゴリ・タグ管理、複数人での同時運用

オウンドメディアは記事の更新頻度が高いため、コンテンツ入稿の使いやすさがダイレクトに運用効率に影響します。メタ情報やOGPの設定、パンくずリストの自動生成、構造化データの出力などSEO機能の充実度も必ず確認してください。また複数のライターやディレクターが同時に運用するケースが多いため、ユーザー管理や編集権限の設定が柔軟にできることも重視すべき要件です。

推奨タイプ:オープンソース型(WordPress)または商用 × クラウド型。ヘッドレス型も選択肢に入る

関連記事:オウンドメディアの構築で使うCMSとは?おすすめ5選や選び方

採用サイト(採用候補者への訴求が目的)

重視すべき要件:デザインの表現力、社員インタビュー等の更新しやすさ、応募フォーム連携

採用サイトでは企業の魅力やカルチャーを視覚的に伝えるデザイン力が鍵になります。社員インタビューや募集要項、社内イベントレポートなど、採用候補者が知りたい情報を人事担当者や現場メンバーが自社で更新できるかどうかも重要な判断基準です。応募フォームからのエントリー情報をATS(採用管理システム)に連携できるかも確認しておきましょう。 

採用サイトは、公開して終わりではなく、採用ターゲットに合わせて継続的に情報発信していく必要があります。そのためCMS選定では、デザインの自由度だけでなく、更新性や運用のしやすさも重視すべきです。

実際に、株式会社ボルテックス様の採用サイトリニューアル事例では、自社サイトからの直接応募を増やすため、デザイン性だけでなく更新しやすさも重視されました。CMS導入により固定ページ・コンテンツ・テキスト・ボタンなどを社内で更新できる範囲が広がり、採用広報を継続的に強化しやすい体制を整えています。

推奨タイプ:商用 × クラウド型 × 従来型(デザイン自由度が高く、更新しやすいもの)

会員サイト・コミュニティサイト(会員限定コンテンツの提供が目的)

重視すべき要件:会員登録・ログイン機能、マイページ、アクセス制御、決済連携

会員サイトでは認証機能やマイページ機能などが不可欠です。これらの機能が標準搭載されているCMSを選ぶとカスタマイズ工数を大幅に削減できます。有料コンテンツの提供を想定している場合は、決済システムとの連携可否も選定基準に加えましょう。

推奨タイプ:商用 × オンプレミス型またはクラウド型。要件が複雑な場合はヘッドレス型も検討

関連記事:CMSで会員サイトを構築するメリット|おすすめのCMSも紹介

大規模サイト・グローバルサイト(多言語・複数ドメインの管理が目的)

重視すべき要件:マルチサイト管理、多言語対応、パフォーマンス、高度な権限管理

数百〜数千ページ規模のサイトや多言語展開するグローバルサイトでは、複数のサイトやドメインを一元管理できるCMSが必要です。大量のコンテンツを扱っても表示速度が低下しないパフォーマンスや、国・地域ごとの運用チームに異なる権限を割り当てられる柔軟な管理機能も重要になります。

推奨タイプ:商用 × オンプレミス型(エンタープライズCMS)、またはヘッドレス型

関連記事:大規模Webサイトに適したCMS6選|選び方についても

目的別の推奨CMSタイプ早見表

サイトの目的

最も重視すべき要件

推奨CMSタイプ

代表的な候補CMS

コーポレートサイト

デザイン品質、セキュリティ

商用×クラウド×従来型

LeadGrid、ShareWith、NOREN

サービスサイト(リード獲得)

フォーム、MA連携、LP量産

商用×クラウド×従来型

LeadGrid、ferret One

オウンドメディア

記事入稿の効率、SEO機能

OSS or 商用×クラウド

WordPress、LeadGrid、はてなブログMedia

採用サイト

デザイン表現力、更新の手軽さ

商用×クラウド×従来型

LeadGrid

会員サイト

認証機能、マイページ、決済

商用×オンプレ or ヘッドレス

RCMS、kuroco、Strapi、Sitecore

大規模・グローバル

マルチサイト、多言語、性能

商用×オンプレ or ヘッドレス

Adobe Experience Manager、Sitecore

CMS選びでよくある3つの失敗パターン

CMS選定でありがちな失敗を事前に知っておくことで、同じ轍を踏まずに済みます。

失敗1. 「無料だから」でWordPressを選んでしまう

WordPressは世界的に高いシェアを誇るオープンソース型CMSですが、「無料だから」という理由だけで選ぶと、想定外のコストが発生するケースが少なくありません

企業サイトとして運用するには、セキュリティ対策の実施、プラグインの管理・更新、サーバーの保守運用などが必要になり、これらを外注すると月額数万円以上のコストがかかります。またWordPressはサイバー攻撃の標的になりやすいCMSでもあるため、とくにBtoB企業では慎重な検討が求められます。

関連記事:大企業がWeb制作でWordPressを使わない理由|使わない方が良い企業の特徴も解説

関連記事:CMSとWordPressの違い|他CMS6つとの比較や選び方を解説

失敗2. 機能の多さだけで比較してしまう

機能が多いCMS=優れたCMSとは限りません。自社で使わない機能が多いと管理画面が複雑になり、運用担当者の学習コストが増大します。結果としてCMSが社内に浸透せず、導入したのに使われないという事態に陥ることもあります。

CMSの比較検討時は「機能の多さ」ではなく「自社の目的達成に必要な機能が揃っているか」を基準にしましょう。たとえば、コーポレートサイトであればブランドメッセージを正しく伝えられるデザイン性や更新性、BtoBのサービスサイトであればフォーム・資料DL・リード管理・MA連携など、目的に応じて必要な機能は異なります。

実際に、SAAFホールディングス株式会社様のコーポレートサイトリニューアル事例では、リブランディングにより企業のビジョンを社内外へ明確に伝えることに加え、情報発信のしやすさも重視されました。専門知識がなくても直感的に更新できるCMSを導入したことで、ニュース掲載などを部署内で完結できる体制を整えています。

CMS選びでは、自社が実現したい成果から逆算し、「誰が」「どのページを」「どの頻度で」「どのように更新するのか」まで具体化したうえで、必要な機能を見極めることが大切です。

失敗3. 導入時のコストだけで判断してしまう

前述のとおり、CMSの費用は初期費用だけでは測れません。運用フェーズでかかるサーバー費、保守費、人件費なども含めたTCOで比較しないと、結果的に割高なCMSを選んでしまうリスクがあります。

CMS選びの際はCMS利用料だけでなく、少なくとも3年間の運用コストを試算したうえで比較検討することをおすすめします。

関連記事:CMSの導入事例10選|メリット・デメリットや選定基準について解説

種類別のおすすめCMS

ここでは種類別におすすめのCMSを紹介します。CMS選定では、個別製品の特徴だけでなく、種類ごとの違いを一覧で比較することで、自社に合うCMSを判断しやすくなります。

CMS

種類

特徴

向いている企業

LeadGrid
クラウド型CMS
CMS・CRM・メール配信などを備えたオールインワン設計
フォーム、資料DL、リード管理などBtoBのリード獲得に必要な機能が標準搭載
リード獲得を強化したいBtoB企業、Web専任者がいない中小企業
ShareWith
クラウド型CMS
直感的に利用できる編集環境と運用サポートが特徴コーポレートサイトを効率的に運用したい企業

WordPress

オープンソース型CMS

プラグインやテーマが豊富でカスタマイズ性が高い

技術力があり、自由度を重視したい企業

Drupal

オープンソース型CMS

大規模サイトや複雑な要件に対応しやすい

エンジニア体制があり、大規模サイトを構築したい企業

a-blog cms

パッケージ型CMS

国産CMSでマニュアルやサポートが充実

国産CMSを使いたい企業、制作会社と連携して運用したい企業

NOREN

パッケージ型CMS

静的ベースで安定性・セキュリティを重視しやすい

大規模サイトやセキュリティ重視の企業

なお下記の記事では上記以外のCMSも含めた詳細な比較を行っていますので、より多くの選択肢から検討したい方はぜひあわせてご覧ください。

関連記事:CMS15種類を比較|30以上の機能を調査した比較表も用意

クラウド型CMS

LeadGrid

LeadGridはWebマーケティングが得意な株式会社GIGのCMSリード獲得に強い機能が標準搭載されているため、BtoB企業のサービスサイトやオウンドメディアに最適です。

「見たまま編集」機能で固定ページを直感的に編集でき、Web制作スキルがない方でも安心して運用可能。デザイン面でもプロのデザイナーが企業の価値観や理念に合わせてデザインを作り込むため、 テンプレートに頼らない完全オリジナルの高品質なWebサイトが制作可能です。


ShareWith

▲出典:ShareWith

ShareWithはマニュアル不要で直感的に利用できる編集環境が特徴のCMSです。サーバーメンテナンスやバージョンアップが無償で提供されるため、運用工数の削減とWeb環境の高水準維持を両立できます。導入前の操作研修や年1回の無料研修も魅力です。

関連記事:ShareWithとは?特徴や評判、料金と導入がおすすめなケースを解説

なお下記の記事では上記以外のCMSも含めた詳細な比較を行っていますので、より多くの選択肢から検討したい方はぜひあわせてご覧ください。

関連記事:CMS15種類を比較|30以上の機能を調査した比較表も用意


オープンソース型CMS

WordPress

▲出典:WordPress

WordPressは全CMSのなかでも圧倒的なシェアを誇るオープンソース型CMS。プラグインやデザインテーマの数が豊富で、カスタマイズがしやすいのが特徴です。利用者が多いためWeb上の情報も充実しており、トラブル発生時に解決策が見つかりやすいメリットもあります。

ただし前述のとおりサイバー攻撃の標的になりやすいこと、運用保守に専門知識が求められることがデメリットとして挙げられます。企業サイトでの利用にあたっては、セキュリティ対策の計画を立てたうえで導入を判断しましょう。

関連記事:WordPressを導入するメリットは?デメリットの対処方法も紹介


WordPressの得意vs不得意|Webサイト制作・CMS開発|LeadGrid

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Drupal

▲出典:Drupal

Drupalは大規模サイト向けのオープンソース型CMS。ホワイトハウスやNASAでの採用実績があるほど安全性の高いCMSです(現在はいずれもWordPress移行済み)。拡張性にも優れているため、複雑な要件をもつWebサイトの構築に適しています。

ただし日本語の情報が限られていることや、導入・開発の難易度が高い点がデメリットです。Web制作スキルがないチームが運用するには、制作会社のサポートが不可欠でしょう。

関連記事:Drupalとは?メリット・デメリットや導入に適したサイトも解説

パッケージ型CMS

a-blog cms

▲出典:a-blog cms

a-blog cmsは公開事例226件(非公開事例5,000件以上)の制作実績をもつ国産CMSです。ベンダーのマニュアルやサポートが充実しており、比較的スムーズに導入・運用できるのが特徴。プランが複数用意されているため、小規模から大規模まで幅広いサイトに対応可能です。

関連記事:本当におすすめできる国産CMS10選|国産のメリットと比較のポイント

NOREN

▲出典:NOREN

NORENは国内トップクラスの導入実績をもつ国産パッケージ型CMSです。連携性や拡張性に優れ、シンプルでわかりやすい管理画面が特徴。静的ベースのCMSであるため運用の安定性が高く、セキュリティを重視する企業にもおすすめです。

関連記事:NORENはどんなCMS?特徴や評判、料金と導入がおすすめのケースを解説

リード獲得に強いCMSならLeadGrid


CMS選びで迷っている方、とくにリード獲得を目的としたWebサイトの構築をお考えの方にはLeadGridがおすすめです。

LeadGridはWeb制作スキルのない方でも直感的に操作できるわかりやすい管理画面が特徴で、導入時の学習コスト削減と日常の運用効率化を両立できます。Web専任者がいない中小企業でも、サイト公開後に迷わず運用できることを目指して開発されており、CMS・CRM・メール配信などをひとつにまとめたオールインワン設計のため、複数ツールを個別契約するコストを抑えられる点も魅力です。

またWebマーケティングの実績豊富な株式会社GIGが開発しているため、リード獲得に必要な機能が標準で充実しているのも大きな特長。具体的には以下のような機能が備わっています。

  • 見込み顧客の管理機能
  • 資料のアップロード・ダウンロード機能
  • 問い合わせなどのフォーム設置機能
  • ブログ記事だけでなく固定ページも「見たまま編集」可能

デザイン性にも優れているのが特徴で、専門のスタッフが企業の価値観をヒアリングしたうえでデザインに落とし込みます。テンプレートに頼らないオリジナルの高品質なWebサイトを制作可能です。

さらに1,500社以上の支援実績をもとにプロが伴走し、年間継続率98.2%(2025年度実績)と高水準を維持しているため、属人化せず「成果につながる運用」を長く続けられます。

以下の資料ではLeadGridのサイト制作事例が確認できますので、CMS選びの参考にご覧ください。


LeadGridサイト制作事例集|Webサイト制作・CMS開発|LeadGrid

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LeadGrid BLOG編集部
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LeadGrid BLOG編集部は、Web制作とデジタルマーケティングの最前線で活躍するプロフェッショナル集団です。Webの専門知識がない企業の担当者にも分かりやすく、実践的な情報を発信いたします。

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